日光からこんにちわ
先日、今勤めている知的障害者施設で
アートセラピー活動を行いました。
アート活動として
本格的に関わるようになって、
約3か月
変化がみられている方もいるのと
施設でのアートセラピーについて
他の施設でも
アートセラピーを取り入れたいという方がいましたら
参考になればと思い、
過去の日記から
活動記録をまとめていこうと思います。
アートセラピーは
障害を持つ方々が自分らしい方法で
自分自身を表現する手段として
とても有効です。
アートセラピーは
一般的な絵画教室とは違って
絵を教えることはしません。
その人が
その人らしく
自己表現をできる場所の提供と
サポート、見守りが一番大切なポイントです。
アートセラピーを行うことで
自由に自分の思った通りに表現することができます
自分の「やりたい」を叶えることも可能であり、
自己決定(意思決定)や
本人主体の活動を行うことで
自己肯定感を高め、
日常生活への安定や
精神的安定にもつながっていきます
そのためにも
ただ絵を描かせているのではなく、
ちゃんと、観察をして
その人の様子をよく見て
何に反応し、何に止まってしまうのか、
変化に気づき、
基本的には介入はしません。
その人を信頼し、
その人の持つ力を発揮できるように
豊かな生活を送ることが出来るように
サポートすることが
大切なことなのです。
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アートセラピー活動記録の日記より
11月ごろから、
定期的に関わるようになって
少しづつ変化が出ています
昨日は
泣くほどうれしかったことがありました。
以前は、暗い色を使っていた方が
毎回色々を色を使うようになっていき
今では、最初から明るい色で
描き始め、
それだけでも
うれしいことなのに
最後に、自分の名前をサインしてたこと
そして、
あるモチーフを作ってもらったときに
今まで見たことのないような
満面の笑みを見せてたこと
あまり表情の出ない方ですが、
一瞬ですが
とても楽しそうに笑って
作品を作っていました。
その笑顔が
あまりにも素敵で
普段無表情な方なので
こんな素敵な笑顔が
出たことが、本当にうれしくて
泣きそうになりました。
アート=自己表現
アートを通して
その人らしく生きるお手伝いができることが
とてもうれしかったです
高齢者施設でのアートセラピーも
みなさんの心の開放や
笑顔になるお手伝いをしてきましたが、
高齢者でも
障がい者でも、
外国にルーツがある方でも
みんな同じ
自己表現することは
beingなのです
自分一人で表現することが難しい時は
ぜひ、アートセラピストの力を
借りてみてくださいね
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