舞台裏 -32ページ目

舞台写真その3

みなさま、こんばんは。

 

今朝は窓の外を見て「おおっ」と声が出ました。

雪が屋根や木々が白くなっている…雪の結晶

すぐに止みましたが、寒さが一段階上がったような気がしました。

 

 

 

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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。

 

みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

それではどうぞ!

 

 

 

【舞台写真その3】

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】

 

 

・「上山雅輔(かみやまがすけ)」から「上山正祐(うえやままさすけ)」へバトンタッチ。

 二人でセリフを言うところが好きでした。

 ※ 「上山雅輔」はペンネームで、東京で劇作家として活躍し劇団若草を立ち上げました。

   「正祐」は幼いころに「金子家」から「上山家」へ養子に出されました。

   「テル」「堅助」とは実の兄弟だと知らずに出会い、文学や音楽について

   2人から大きな刺激を受けます。

   そんな中「テル」に対して尊敬と憧れ、そして淡い恋心を抱くようになります…。

 

・M子さんからのエピソード

  「今回の女性陣の衣装について。みすゞの着物は義理の母の嫁入り衣装の一つ(70年前)、

  ミチの羽織っていた薄い綿入れは義理の母の手縫い、みすゞが書店で着ていた活動着は母の手縫い。

  女性陣の羽織っていた羽織、装置に使われた帯は劇団のもので、それぞれ古いもの」

  歴史や想いがつながれていく…着物の魅力の一つですね。

  

・「正祐」の徴兵の通知書が届いたシーン。養父であることをついに知られてしまうとなり、

 「正祐」を溺愛していた「松蔵」は、妻の「ミチ」に通知書を押し付けてまさかの逃亡。

 お客様から笑いが起きました!意外と弱気な「松蔵」の姿が人間らしいですね。

 「正祐」が振り向くタイミングに合わせて、「ミチ」はそっとうつむいていました。

 ※妻「ミチ」は「松蔵」の後妻であり、「堅助」「テル」「正祐」の実の母です。

 

・「正祐」と「川本」が顔を合わせるのは、とある1シーンの一瞬のやり取りだけ。

 険悪さが出るようN氏と睨み合いました!

 ※「私」と「川本」の2人のみ、脚本のふじたあさやさんが実在の人物とは名前を変えています。

 

・我らが「前田リン」再登場!「花井正」も男性ならではのエピソードを語ってくれるので貴重です。

 

・M貴ちゃんからのエピソード①

 「正祐&松蔵がお互いの顔にツボってしまった事件は、強く印象に残っております。」

 ※正祐「川本さん!?ポーン」(目見開き) → 松蔵ツボる

  松蔵「こんなこと、冗談でいえるかキメてる」(必殺流し目) →  正祐ツボる

 

・M貴ちゃんからのエピソード②

 「『敏腕マネージャーSなちゃん』をぜひご紹介ください!

  反対側の袖にハケた松蔵を迎えに来たり、N氏のボタンと襟を管理したり…。

  役者をやりながら、楽屋ではY子さん&C子さんに次ぐレベルで大活躍してくれました」

 

・三上山の麓でのシーンで、「みすゞ」が実の姉だと知ります。

 ここは「雅輔」と二人で「みすゞ」を見ていたことを知り、少しうれしくなりました。

 「みすゞ」が「黒い着物を着て、長い鎌を持った人が好き」といった時、

 「正祐」は「お百姓さん?」と返すのですが、「この人は天然なのだろうか?」

 「ここは笑いを取るところなのだろうか?」と一瞬悩みました。

 

・H恵さんの歌う『積もった雪』が心に沁みました。

 

 

 

【舞台写真その4】へ続きます。

 

 

 

それではみなさま、今夜もあたたかくしてお過ごしくださいニコニココーヒー

 

 

 

(くまはち)

舞台写真その2

みなさま、こんばんはニコニコ

 

先週の水曜日から仕込みが始まり、あっという間に1週間が経ちました。

舞台画像を見ているうちにウトウト…を繰り返すくまはちです大あくび

「さつまいもを潰しながら寝ていた」というどんちょうメンバーもいたようです焼き芋

 

それぞれの日常、いかがお過ごしですか?

 

 

 

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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。

 

みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

それではどうぞ!

 

 

 

【舞台写真その2】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】

 

 

・今回は舞台にいくつかのお立ち台があります。段差も多いです。

 着物のM貴ちゃん達が上り下りしやすいよう、仕込みの際に高さを細かく調整していました注意

 

・M香ちゃんの数あるキャラクターのうち、人気の一人が

 9つ年上の従姉妹「前田リン」(88歳)でした。

 味のあるキャラでマネしたくなるセリフも多く、 「私」とのやり取りが微笑ましかったですニコニコ

 

・かわいらしい12歳の「みすゞ」を見守る「3人の同級生」(79歳)。

 M香ちゃんは衣装チームの手を借り、「前田リン」から「同級生」に早着替え!フラッグ

 戦いの場である下手側の袖は緊張感がありました。

 私も袖から自分の座る位置までいくつかの山(お立ち台)を越えねばならず、

 最短距離をシミュレーションしていました。遠かった…。

 

・私も「同級生」の一人でしたが、眼鏡&帽子をかぶった自分の姿は

 過去に演じたとある絵描きのキャラクター(男性)を彷彿とさせ大笑いしました。

 

・「星とたんぽぽ」、歌詞もメロディーもキラキラしていて好きでした星

 

・お芝居の前半は、歌や詩を織り交ぜながら「私」と「上山雅輔」によって、

 「金子テル」(金子みすゞの本名)の生い立ちがテンポよく語られます。

 詩人としての「金子みすゞ」が完成されていく片鱗が、所々に見えます。

 

・上山文英堂の商品館支店のシーン。回想しながら語る「お客」に、

 店番の「テル」が優しく手招きをするところが好きだった…と

 打ち上げの席で誰かが言っていました。

 

・写真をご覧になられて分かる通り、今回のお芝居はスクリーンに写真や詩、

 登場人物の名前やみすゞとの関係性などが投影されます。

 お客様にもアンケートで好評だったことの一つです。

 (役者にとっては「絶対間違えられないゾ」というプレッシャー!?)

 

・N氏が演じた役の一人である「西条八十(やそ)」は「みすゞ」が最も影響を受けた詩人です。

 (「イマジネーションの飛躍がある」という言い回しが好きなお方)

 お芝居の後半に登場するあの役と八十をN氏が演じる…面白いなと思いました。

 

・朗読チームのSなちゃん&K花ちゃんは、お芝居の前半ずっと舞台の両端のベンチに座り、

 お芝居が進んでいくのを見守っていました。

 私はベンチに座っている時が一番緊張し、心臓の音が聞こえるほどでした。

 二人はどんな気持ちだったのでしょう…。

 

 

 

【舞台写真その3】へ続きます。

 

 

それではみなさま、あたたかくしてお過ごしくださいニコニコ花

 

 

 

(くまはち)

舞台写真その1

みなさま、おはようございますニコニコ

 

公演から3日が経ちました。

頭の中にふとセリフや詩が浮かび、まだ余韻の中にいます

 

改めまして…

ご来場いただいたみなさま、支えてくださったみなさま、

本当にありがとうございました!

 

 

 

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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。

 

みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

それではどうぞ!

 

 

 

【舞台写真その1】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】



 

・今回の舞台写真、演出のK則さんが撮影してくれましたキラキラ


・小ホールに現れた『みすゞ凛々』の世界。

 今回は家や草木もなく、いくつかのお立ち台と色鮮やかな着物の帯とスクリーンによる

 シンプルな舞台装置です。

 照明と音響と舞台装置が共鳴し、衣装や小道具を身に付けた役者がそこで呼吸する…。

 それぞれ温めてきたことが一つに実を結ぶ瞬間です。

 お客様がいらっしゃることで、さらに化学反応を起こしますキラキラ

 

・お芝居冒頭の、とある本屋さんのシーンが好きです。

 奥に店番をしながら詩を書くみすゞがいるので、

 西乃端の商品館にある上山文永堂の支店でしょう。

 

・金子みすゞの生涯をある部分はドキュメント、ある部分はドラマ、ある部分は朗読、

 そして歌を織り交ぜながら描いていきます。

 

・金子みすゞの詩に、吉岡しげ美さんが作曲された数々の歌も劇中で登場します。

  舘内先生のピアノ伴奏がお芝居の世界に優しく寄り添い、彩りを与えてくださいました。

 「歌や詩もお芝居の大切な一部」を合言葉に、H恵さんが発声練習や稽古、

 フォーメーションを考えたりと様々な面で引っ張ってくれました。

 M貴ちゃん&H恵さんが心を込めて歌った『こころ』が好きでした。

 Sなちゃん&K花ちゃんの朗読も、みすゞの言葉を一つ一つ丁寧に表現していました。

 

・歌い手チームは、小冊子を手に詩を朗読したり歌っています。

 それぞれの小冊子には、どんな風に書き込まれているのか…?後日、チラリとご紹介します!

 

・「私」役のN也さんはお芝居の間、ストーリーテーラーとしてほぼ舞台上にいます。

 膨大なセリフ量でしたが、稽古の早い段階から入れて来ていたのでさすがでした。

 どんな時も手放さなかった「私」の取材手帳も、後日チラリとご紹介します!

 

・「上山雅輔」役のN元さん。N也さんと同じく膨大なセリフ量でしたが、

 お互いサポートしながらお芝居を引っ張ってくれました。

 

・今後、M香ちゃん&N氏が役を変えて次々と登場しますので、お楽しみに虹

 

 

 

長くなってしまったので、ここで終わります。

【舞台写真その2】以降でご紹介していきますね。

 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしくださいニコニコ花

 

 

 

(くまはち)

ご来場いただき、ありがとうございました!

みなさま、おはようございますニコニコ


 

 

第70回公演『みすゞ凛々』は、昨日11月25日(土)

無事に千穐楽を迎えることができました!

 

ご来場いただいたみなさま、

行けなかったけど応援していたよというみなさま、

支えてくださったみなさま、

本当にありがとうございました。

 

 

 

1公演目の後。

 

Yっちんさん&K子さん&E子さん&H夢くん達が

受付スタッフとして参戦してくれました花

 

 

 

2公演目の後。

 

どんちょう準メンバー、K一くんが

受付スタッフとして参戦してくれました花

 

 

ピアノ伴奏にご協力いただいた舘内先生と、

どんちょう準メンバーでもあるA美さんがご来場くださいましたブルー音符

 

舘内先生、初めてお会いしましたが、とても気さくで魅力あふれる方でしたキラキラ

先生のピアノ伴奏と共に、金子みすゞの世界をお客様にお届けできたことを

光栄に思います。

 

 

 

千穐楽後。

 

前回公演『もやしの唄』でチラシの美しいイラストを描いてくださった

S原さんがご来場くださいましたぽってりフラワー

 

 

 

お芝居の世界に深く感情移入してくださり、

「川本」というキャラクターに「本当にキライ」と怒りが収まらない様子でしたむかつきDASH!

(N氏よ、最高の誉め言葉だ)

 

 

 

金子みすゞ&朗読チームスター

 

 

 

家族写真 その1(金子家&上山家)。

家系図がないとややこしいです。

 

 

 

 

家族写真 その2(金子家&上山家&川本家)。

複雑な人間関係です真顔

 

 

 

舞台写真、仕込み風景など

後日改めてご紹介させていただきますので

よろしくお付き合いくださいピンク薔薇

 

 

それではみなさま、良い一日をお過ごしください虹

 

 

(くまはち)

『みすゞ凛々』本日千穐楽です。ぜひご来場ください!

みなさま、おはようございますニコニコ

 

 

昨日6月24日(金)、初日を迎えることができました。

 

お足元の悪い中ご来場いただいたみなさま、

本当にありがとうございました!

 

 

アンケートへのご協力もありがとうございました。

みんなで大切に読ませていただきますハート

 

 

 

 

劇団どんちょうの会 第70回記念公演
 『みすゞ凛々』

矢崎節夫「童謡詩人金子みすゞの生涯」による

 

脚本  /ふじたあさや
音楽 /吉岡しげ美
演出 /三浦勝則


◆公演日程
 2023年11月24日(金)①19:00終演
       11月25日(土)②14:00完売
       11月25日(土)③19:00

②14:00の回は完売いたしましたが、

③19:00の回ならば直接会場へご来場いただいても大丈夫です!

 

◆入場料金
 一般/2,000円 中高校生1,000円 小学生以下/500円
◆会場
 登米祝祭劇場 小ホール
◆お問合せ
 劇団事務局0220-34-2338(三浦方)
 メール donchonokai@gmail.com
 

※本公演のチケットはCoRich舞台芸術!からチケットを予約していただくか、

   メール(donchonokai@gmail.com)でご予約くださいますようお願いいたします。

 

本日、千穐楽を迎えます。

みなさまのご来場をお待ちしております虹

 

 

(くまはち)