舞台写真その3
みなさま、こんばんは。
今朝は窓の外を見て「おおっ」と声が出ました。
雪が屋根や木々が白くなっている…
すぐに止みましたが、寒さが一段階上がったような気がしました。
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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その3】
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【振り返り】
・「上山雅輔(かみやまがすけ)」から「上山正祐(うえやままさすけ)」へバトンタッチ。
二人でセリフを言うところが好きでした。
※ 「上山雅輔」はペンネームで、東京で劇作家として活躍し劇団若草を立ち上げました。
「正祐」は幼いころに「金子家」から「上山家」へ養子に出されました。
「テル」「堅助」とは実の兄弟だと知らずに出会い、文学や音楽について
2人から大きな刺激を受けます。
そんな中「テル」に対して尊敬と憧れ、そして淡い恋心を抱くようになります…。
・M子さんからのエピソード
「今回の女性陣の衣装について。みすゞの着物は義理の母の嫁入り衣装の一つ(70年前)、
ミチの羽織っていた薄い綿入れは義理の母の手縫い、みすゞが書店で着ていた活動着は母の手縫い。
女性陣の羽織っていた羽織、装置に使われた帯は劇団のもので、それぞれ古いもの」
歴史や想いがつながれていく…着物の魅力の一つですね。
・「正祐」の徴兵の通知書が届いたシーン。養父であることをついに知られてしまうとなり、
「正祐」を溺愛していた「松蔵」は、妻の「ミチ」に通知書を押し付けてまさかの逃亡。
お客様から笑いが起きました!意外と弱気な「松蔵」の姿が人間らしいですね。
「正祐」が振り向くタイミングに合わせて、「ミチ」はそっとうつむいていました。
※妻「ミチ」は「松蔵」の後妻であり、「堅助」「テル」「正祐」の実の母です。
・「正祐」と「川本」が顔を合わせるのは、とある1シーンの一瞬のやり取りだけ。
険悪さが出るようN氏と睨み合いました!
※「私」と「川本」の2人のみ、脚本のふじたあさやさんが実在の人物とは名前を変えています。
・我らが「前田リン」再登場!「花井正」も男性ならではのエピソードを語ってくれるので貴重です。
・M貴ちゃんからのエピソード①
「正祐&松蔵がお互いの顔にツボってしまった事件は、強く印象に残っております。」
※正祐「川本さん!?」(目見開き) → 松蔵ツボる
松蔵「こんなこと、冗談でいえるか」(必殺流し目) → 正祐ツボる
・M貴ちゃんからのエピソード②
「『敏腕マネージャーSなちゃん』をぜひご紹介ください!
反対側の袖にハケた松蔵を迎えに来たり、N氏のボタンと襟を管理したり…。
役者をやりながら、楽屋ではY子さん&C子さんに次ぐレベルで大活躍してくれました」
・三上山の麓でのシーンで、「みすゞ」が実の姉だと知ります。
ここは「雅輔」と二人で「みすゞ」を見ていたことを知り、少しうれしくなりました。
「みすゞ」が「黒い着物を着て、長い鎌を持った人が好き」といった時、
「正祐」は「お百姓さん?」と返すのですが、「この人は天然なのだろうか?」
「ここは笑いを取るところなのだろうか?」と一瞬悩みました。
・H恵さんの歌う『積もった雪』が心に沁みました。
【舞台写真その4】へ続きます。
それではみなさま、今夜もあたたかくしてお過ごしください
(くまはち)
舞台写真その2
みなさま、こんばんは
先週の水曜日から仕込みが始まり、あっという間に1週間が経ちました。
舞台画像を見ているうちにウトウト…を繰り返すくまはちです
「さつまいもを潰しながら寝ていた」というどんちょうメンバーもいたようです
それぞれの日常、いかがお過ごしですか?
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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その2】
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【振り返り】
・今回は舞台にいくつかのお立ち台があります。段差も多いです。
着物のM貴ちゃん達が上り下りしやすいよう、仕込みの際に高さを細かく調整していました
・M香ちゃんの数あるキャラクターのうち、人気の一人が
9つ年上の従姉妹「前田リン」(88歳)でした。
味のあるキャラでマネしたくなるセリフも多く、 「私」とのやり取りが微笑ましかったです
・かわいらしい12歳の「みすゞ」を見守る「3人の同級生」(79歳)。
M香ちゃんは衣装チームの手を借り、「前田リン」から「同級生」に早着替え!
戦いの場である下手側の袖は緊張感がありました。
私も袖から自分の座る位置までいくつかの山(お立ち台)を越えねばならず、
最短距離をシミュレーションしていました。遠かった…。
・私も「同級生」の一人でしたが、眼鏡&帽子をかぶった自分の姿は
過去に演じたとある絵描きのキャラクター(男性)を彷彿とさせ大笑いしました。
・「星とたんぽぽ」、歌詞もメロディーもキラキラしていて好きでした
・お芝居の前半は、歌や詩を織り交ぜながら「私」と「上山雅輔」によって、
「金子テル」(金子みすゞの本名)の生い立ちがテンポよく語られます。
詩人としての「金子みすゞ」が完成されていく片鱗が、所々に見えます。
・上山文英堂の商品館支店のシーン。回想しながら語る「お客」に、
店番の「テル」が優しく手招きをするところが好きだった…と
打ち上げの席で誰かが言っていました。
・写真をご覧になられて分かる通り、今回のお芝居はスクリーンに写真や詩、
登場人物の名前やみすゞとの関係性などが投影されます。
お客様にもアンケートで好評だったことの一つです。
(役者にとっては「絶対間違えられないゾ」というプレッシャー!?)
・N氏が演じた役の一人である「西条八十(やそ)」は「みすゞ」が最も影響を受けた詩人です。
(「イマジネーションの飛躍がある」という言い回しが好きなお方)
お芝居の後半に登場するあの役と八十をN氏が演じる…面白いなと思いました。
・朗読チームのSなちゃん&K花ちゃんは、お芝居の前半ずっと舞台の両端のベンチに座り、
お芝居が進んでいくのを見守っていました。
私はベンチに座っている時が一番緊張し、心臓の音が聞こえるほどでした。
二人はどんな気持ちだったのでしょう…。
【舞台写真その3】へ続きます。
それではみなさま、あたたかくしてお過ごしください
(くまはち)
舞台写真その1
みなさま、おはようございます
公演から3日が経ちました。
頭の中にふとセリフや詩が浮かび、まだ余韻の中にいます
改めまして…
ご来場いただいたみなさま、支えてくださったみなさま、
本当にありがとうございました!
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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その1】
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【振り返り】
・今回の舞台写真、演出のK則さんが撮影してくれました
・小ホールに現れた『みすゞ凛々』の世界。
今回は家や草木もなく、いくつかのお立ち台と色鮮やかな着物の帯とスクリーンによる
シンプルな舞台装置です。
照明と音響と舞台装置が共鳴し、衣装や小道具を身に付けた役者がそこで呼吸する…。
それぞれ温めてきたことが一つに実を結ぶ瞬間です。
お客様がいらっしゃることで、さらに化学反応を起こします
・お芝居冒頭の、とある本屋さんのシーンが好きです。
奥に店番をしながら詩を書くみすゞがいるので、
西乃端の商品館にある上山文永堂の支店でしょう。
・金子みすゞの生涯をある部分はドキュメント、ある部分はドラマ、ある部分は朗読、
そして歌を織り交ぜながら描いていきます。
・金子みすゞの詩に、吉岡しげ美さんが作曲された数々の歌も劇中で登場します。
舘内先生のピアノ伴奏がお芝居の世界に優しく寄り添い、彩りを与えてくださいました。
「歌や詩もお芝居の大切な一部」を合言葉に、H恵さんが発声練習や稽古、
フォーメーションを考えたりと様々な面で引っ張ってくれました。
M貴ちゃん&H恵さんが心を込めて歌った『こころ』が好きでした。
Sなちゃん&K花ちゃんの朗読も、みすゞの言葉を一つ一つ丁寧に表現していました。
・歌い手チームは、小冊子を手に詩を朗読したり歌っています。
それぞれの小冊子には、どんな風に書き込まれているのか…?後日、チラリとご紹介します!
・「私」役のN也さんはお芝居の間、ストーリーテーラーとしてほぼ舞台上にいます。
膨大なセリフ量でしたが、稽古の早い段階から入れて来ていたのでさすがでした。
どんな時も手放さなかった「私」の取材手帳も、後日チラリとご紹介します!
・「上山雅輔」役のN元さん。N也さんと同じく膨大なセリフ量でしたが、
お互いサポートしながらお芝居を引っ張ってくれました。
・今後、M香ちゃん&N氏が役を変えて次々と登場しますので、お楽しみに
長くなってしまったので、ここで終わります。
【舞台写真その2】以降でご紹介していきますね。
それではみなさま、良い一日をお過ごしください
(くまはち)
ご来場いただき、ありがとうございました!
みなさま、おはようございます
第70回公演『みすゞ凛々』は、昨日11月25日(土)
無事に千穐楽を迎えることができました!
ご来場いただいたみなさま、
行けなかったけど応援していたよというみなさま、
支えてくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
1公演目の後。
Yっちんさん&K子さん&E子さん&H夢くん達が
受付スタッフとして参戦してくれました
2公演目の後。
どんちょう準メンバー、K一くんが
受付スタッフとして参戦してくれました
ピアノ伴奏にご協力いただいた舘内先生と、
どんちょう準メンバーでもあるA美さんがご来場くださいました
舘内先生、初めてお会いしましたが、とても気さくで魅力あふれる方でした
先生のピアノ伴奏と共に、金子みすゞの世界をお客様にお届けできたことを
光栄に思います。
千穐楽後。
前回公演『もやしの唄』でチラシの美しいイラストを描いてくださった
S原さんがご来場くださいました
お芝居の世界に深く感情移入してくださり、
「川本」というキャラクターに「本当にキライ」と怒りが収まらない様子でした
(N氏よ、最高の誉め言葉だ)
金子みすゞ&朗読チーム
家族写真 その1(金子家&上山家)。
家系図がないとややこしいです。
家族写真 その2(金子家&上山家&川本家)。
複雑な人間関係です
舞台写真、仕込み風景など
後日改めてご紹介させていただきますので
よろしくお付き合いください
それではみなさま、良い一日をお過ごしください
(くまはち)
『みすゞ凛々』本日千穐楽です。ぜひご来場ください!
みなさま、おはようございます
昨日6月24日(金)、初日を迎えることができました。
お足元の悪い中ご来場いただいたみなさま、
本当にありがとうございました!
アンケートへのご協力もありがとうございました。
みんなで大切に読ませていただきます
劇団どんちょうの会 第70回記念公演
『みすゞ凛々』
矢崎節夫「童謡詩人金子みすゞの生涯」による
脚本 /ふじたあさや
音楽 /吉岡しげ美
演出 /三浦勝則
◆公演日程
2023年11月24日(金)①19:00終演
11月25日(土)②14:00完売
11月25日(土)③19:00
②14:00の回は完売いたしましたが、
③19:00の回ならば直接会場へご来場いただいても大丈夫です!
◆入場料金
一般/2,000円 中高校生1,000円 小学生以下/500円
◆会場
登米祝祭劇場 小ホール
◆お問合せ
劇団事務局0220-34-2338(三浦方)
メール donchonokai@gmail.com
※本公演のチケットはCoRich舞台芸術!からチケットを予約していただくか、
メール(donchonokai@gmail.com)でご予約くださいますようお願いいたします。
本日、千穐楽を迎えます。
みなさまのご来場をお待ちしております
(くまはち)