立ち稽古⑥~脚本を手離しています~
みなさま、こんにちは
カラッと晴れたいいお天気が続きますね。
白鳥の鳴き声が聞こえると、季節の変わり目を感じます。
今日は小池都知事が長沼ボート場を視察されますね。
登米市がオリンピック会場に選ばれたらいいな!
* * * * * * *
さてさて、水曜日の稽古場の様子をお伝えしますね。
(立ち稽古⑤は私がお休みしたため、ブログもお休みしました)
H夢(む)くんからの差し入れ
ごちそうさまです。
衣装・小道具のM子さんによる最新作です

立ち稽古6回目です。
脚本を手離していますっ。
そしてN氏
に続き…
カツラを装着しているのは…
N也さんです。(漫才コンビではありません)
演出の都合上、N也さんの頭から離れたカツラ。
それをかぶったH夢くん。(コメディーではありません)
公演まであと1ヶ月…!
装置作りも始まりました。
もらったダメ出しをしっかり消化して、
役として生きるど―!
私自身、まだまだもどかしい時期です
「あの人」はどんな声で、どんな話し方で、
毎日何を楽しみに生きているのか…
もう一度見つめ直します。
T則くんも参戦。
H夢くんのお土産に手を伸ばすC聖ちゃん。
小腹のすく時間なんですよねー。

とあるキャラクターの持ち物。渋い。
膨大なセリフ量のH夢くんが脚本を手離している…
ひそかに感動しました。
ちゃんと眠れているのだろうか…。
そんな苦労を微塵も出さず、稽古に臨むH夢くんの姿に、
「わたしもがんばるぞー」とやる気をもらっています。
細かい動きや、くるくる変わる3人の表情など、
見逃せない瞬間が多いシーンです。
ロビーで熱血稽古中のH紀さん&助演出のH恵さん
もうまもなく始まる通し稽古。
それぞれの場面がどのようにつながるのか楽しみです。
(くまはち)
劇団三カ年計画さん公演『言語とチャッカマん』
みなさま、こんばんは
朝晩の冷え込みが日一日と増していますね。
ストーブをもうそろそろ出してもいいかな…
まだ早いかな・・・と揺れています。
みなさまはもう出しましたか?
* * * * * * *
さてさて、公演の知らせです
栗原市を拠点に活動されている劇団三カ年計画さんが
今週土曜日、一迫ふれあいホールにて『言語とチャッッカマん』を上演されます。
劇団三ヵ年計画さん 第4回公演
『言語とチャッカマん』
作・演出 なかじょうのぶ
少年が描いた遊具の絵がモニュメントとなり波の到達地点に建立される。
何よりもまずその場に行く。現状を伝え再び行く。
あの町に行って来て再び行って、行く。
日時 : 10月 15日(土) 13:00/16:00(開場は開演の30分前)
M香ちゃんも出演しています。
ガンバレー
みなさまもご都合がつけばぜひ。
(くまはち)
雨ニモマケズ公演題材研修②~羅須地人協会&林風舎へ~
みなさま、おはようございます
日の出の時間もだんだん遅くなり、
気温が下がるのと共に
朝起きるのがつらくなってきました。
* * * * * * *
さてさて、10月8日(土)行ってきました!
毎公演恒例の「公演題材研修」
今回の行き先は、岩手県花巻市。
雨の降る中、宮沢賢治ゆかりの地をあちこち巡りました。
「雨ニモマケズ公演題材研修①~岩手県花巻市へ~」の続きです。
一行が次にやって来たのは、羅須地人協会。
奥に見える建物は「宮沢賢治の家」です。
【羅須地人協会】
大正15年(1926年)、農学校を退職した賢治が、
農民たちを集めて農業技術や農業芸術論などを
講義するために設立。
昭和3年(1928)年に病気になるまで、
賢治はこの建物で自炊生活をしていました。
昭和44年(1969年)、現在地(県立花巻農業高等学校地内)に
移築復元されました。
(「宮沢賢治イベントカレンダー2016秋冬号」より)
説明書きの看板があります。
「賢治先生の家」は元々、花巻市下根子桜にあったそうです。
賢治の祖父が明治4年(1904年)に隠居所として建てた
別宅だったとか。
「ほんとうに、みなさんに喜ばれる、すがすがしい気持ちよいところになりました。」
看板の最後の一文がとてもいいなぁと思いました。
インターホンを押すと、説明のアナウンスが流れます。
入り口近くの黒板には
「下ノ畑二居リマス 賢治」の文字が…
さ、探しに行くどー!
黒板前でパチリ。
(K則さんとK田さんはきっと畑に賢治を探しに行ったのでしょう)
1階の8畳の和室には裸電球が下がっていました。
賢治の妹トシが結核を患い
大正11年(1922年)7月から亡くなる直前の11月まで
別宅のこの和室で過ごしていたそうです。
賢治は2階に同居したとのこと。
実際に生活していた建物がまだ残っていて
しかも中に入って見学することができる…
とても貴重でありがたいことだと思います。
(管理は、県立花巻農業高等学校同窓会の方々がされているそうです)
火鉢を囲んで木の丸椅子が置かれた洋室には
賢治が実際に弾いていたというオルガンもありました。
昼には周囲の田畑で農作業、
夜には農業技術や、エスペラント語の講義を行ったそうです。
宮沢賢治記念館にあったチェロの練習もこの部屋でしたのかな?
「先生ー、寒いです。」
「うん、すっかり秋だねぇ。」
「先生ー、外に誰か見学者がいます。」
「うん、N也くんだねぇ。」
「先生ー、このオルガンもすてきですねぇ。」
悲しい思い出や楽しい思い出がきっとたくさん詰まった場所…。
「宮沢賢治」という一人の人間を
少し身近に感じることができた気がします。
という女性陣の希望でやってきたのは…
賢治の弟のお孫さんが経営しているお店です。
1階は宮沢賢治のグッズや小物雑貨を扱っているお店で、
2階はカフェになっています。
(許可を得て撮影させていただきました)
「注文の多い料理店」の世界観をイメージしたそうです。
大きな暖炉もありました!
毎週日曜日15時から、クラシックやジャズのミニコンサートも
開催されているとのこと。
※オリザとは賢治の作品「グスコーブドリの伝記」に出てくる
稲の学名です。
「チーズケーキ・プレーン」
バウムクーヘン。
柚茶。
珈琲。
カップのふくろうがかわいいです。
(賢治の手描き?)
全部のメニューを食べてみたいです。
「よだかの星・かりんとう」も気になりました。
お店の1階と2階に公演チラシを置いて下さいました。
ありがとうございます!なんだか感動…。
「雨ニモマケズ」を歌っていらっしゃる方ですね。
そして帰路についた一行。
3連休や岩手国体開催期間中ということで
道路や研修先の混雑が予想されましたが、
雨のおかげで?それほどの混雑もありませんでした。
運転手のN也さん&N元さん、お疲れ様でした!
解散後、向かったのは…登米市佐沼の「ラーメン厨房 丈や」!
(今回食べてばかりデス)
どんちょうのメンバーと来るなんて新鮮でした。
今回研修に参加できなかったK子さんも駆けつけました!
研修話に花が咲きます。
9月中旬、一足先に花巻へ足を運んでいたK子さん。
そのアドバイスのおかげで、有意義な花巻研修ができたと思います
以上、「公演題材研修」レポートでした
お付き合い下さりありがとうございました。
稽古に活かすど―!
(くまはち)
雨ニモマケズ公演題材研修①~岩手県花巻市へ~
みなさま、こんにちは
3連休いかがお過ごしですか?
気温がグッと下がり、一気に寒くなりましたね。
こたつのスイッチを入れてしまったくまはちです。
* * * * * * *
さてさて、10月8日(土)行ってきました!
毎公演恒例の「公演題材研修」
今回の行き先は、岩手県花巻市。
宮沢賢治ゆかりの地をあちこち巡りました。
あいにくの曇り空。
行って来まーす!
N也さん号には、K則さん、K田さん、H夢(む)くん、
C聖(さと)ちゃん、くまはち。
N元さん号には、M子さん、H恵さん、ITOさん。
前沢SAで一休み。
団子ではありません、玉こんです
花巻南ICで下ります。あらら土砂降り
まずやって来たのは、
賢治の菩提寺である身照寺です。
静かな境内に入り、本堂の裏手に回ります。
案内板が導いてくれます。
みんなで心静かにお参りしました。
お墓には賢治の名も無ければ戒名さえありません。
(賢治の遺言だそうです)
球体は宇宙を表現しているとのこと。
賢治のお墓の右側、「骨堂」とだけ書かれているのが
宮沢家のお墓です。
父の政治郎さんも、こちらで眠っておられると思うと
感慨深いです。
身照寺への上り階段で、フクロウさんも一緒にパチリ。
2009年にもどんちょうの会で訪ねていたのでした。
そして次にやって来たのが、
宮沢賢治記念館駐車場内にあります
WILDCAT HOUSE 山猫軒。
「壺の中のクリームを顔や手足にすっかり塗ってください。」
「どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさんよくもみ込んでください。」
なんとまあ注文の多い料理店だー。
ちゃんとクリームと塩がありました。
ギャーネコのコックさんだ―。
ネコが隠れている看板発見。
(許可を得て撮影させていただきました)
こちらにも賢治の世界が
山猫すいとんセット
すいとん。
白金豚のカツカレー。(男性陣のほとんどが注文)
いただきまーす。
身体があったまります。
山猫に食べられず無事に料理店を後にした一行。
手描きのかわいい傘を借りて次に向かいますのは…
宮沢賢治記念館です。
「猫の事務所」の猫さん達がお出迎え
残念ながら館内は撮影禁止。
平成27年にリニューアルされたとのこと。
作品原稿、賢治や妹のトシ愛用のチェロなどが展示されていて
夢中になって見て回りました。
賢治ゆかりの石もたくさん展示されており、
短編童話にもある「貝の火」とは
蛋白石(オパール)のことだったのかと勉強になりました。
次に訪れたのは、宮沢賢治童話村です。
「風の又三郎」や「月夜のでんしんばしら」がお出迎えする
妖精の小径。
雨のためかもやがかかっていて幻想的でした。
「銀河鉄道の夜」や「どんぐりと山猫」をイメージしたという
高さ1~3メートルほどのオブジェがあちらこちらに。
ライトアップされている様子も見てみたいです。
賢治の山野草園へ続く道がステキでした。
「銀河鉄道の夜」で幼い姉弟が下車していった
サウザンクロスを想いました
「賢治の学校」アプローチ。
どんどん進んでいくと自分がのっぽになって行くという
不思議なゲートです。
「賢治の学校」に入るとすぐにある背の高いオブジェ。
「注文の多い料理店 序」全文が記されていました。
「ファンタジックホール」。
賢治の世界へ向かうプロローグの場として
設定されているそうです。
我らが「賢治」を囲んでパチリ。
まるで銀河の中をお散歩しているような気持ちになれる
「宇宙の部屋」。
「天空の部屋」では…
床面に花巻の空からの映像が映されていて
まるで空を飛んでいるかのような気持ちになれます。
ミニチュア人形による「セロ弾きのゴーシュ」を堪能。
「石の教室」を始めとした「賢治の教室」、
そしてお土産屋さんから出てみると、
男性陣は屋台のすいとんを食べてあったまっていました。
宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村に
どんちょうの会のチラシを置かせていただきました。
ありがとうございます。
そして一行が次に向かうは羅須地人協会です!
雨ニモマケズ公演題材研修②へ続きます。
※写真提供してくれたC聖ちゃん、ありがとう!
後ろから5枚前の「天空の部屋では…」がお気に入りです。
(くまはち)
立ち稽古④~DM発送いたしました~
みなさま、こんばんは
すっかり秋めいてきましたね。
稲刈りが終わった方も佳境だという方もこれからという方も
本当にお疲れ様です。
* * * * * * *
さてさて、水曜日の稽古場の様子をお伝えしますね。
小道具や衣装など、続々と登場しています。
大正~昭和初期…この時代の世界観、大好きです。
衣装&小道具のM子さん、制作作業もこなす
縁の下の力持ち
照明担当のYさんも封詰め作業に加わります。
そして昨日投函されたとのこと!
既にお手元に届いた頃かと思います
立ち稽古、4回目です。
演出のK則さんからは3度目の装置図案が!
「ここは揃えずにデコボコで…」など、細部にまでこだわりが満載です。
私の好きなシーンのひとつ…。
「賢治」に近付こうと、本稽古日以外に
特訓稽古でも奮闘中のH夢(む)くん。
台詞を覚え、理解し、自分のものにする…。
とても大変な作業なのに、
一つ一つの瞬間を楽しんでいるからスゴイと思います。
先輩方もグイグイ引っ張ります。
来週からは脚本を手離すとのこと
2週間後には通し稽古が始まります。
歌の練習もがんばるどー。
1人で台詞をつぶやいたり笑ったり歌ったり…
対向車の方に怪しまれていそう
明日は公演題材研修の決行日。
宮沢賢治ゆかりの地へ赴いてきます
(くまはち)