雨ニモマケズ公演題材研修①~岩手県花巻市へ~
みなさま、こんにちは
3連休いかがお過ごしですか?
気温がグッと下がり、一気に寒くなりましたね。
こたつのスイッチを入れてしまったくまはちです。
* * * * * * *
さてさて、10月8日(土)行ってきました!
毎公演恒例の「公演題材研修」
今回の行き先は、岩手県花巻市。
宮沢賢治ゆかりの地をあちこち巡りました。
あいにくの曇り空。
行って来まーす!
N也さん号には、K則さん、K田さん、H夢(む)くん、
C聖(さと)ちゃん、くまはち。
N元さん号には、M子さん、H恵さん、ITOさん。
前沢SAで一休み。
団子ではありません、玉こんです
花巻南ICで下ります。あらら土砂降り
まずやって来たのは、
賢治の菩提寺である身照寺です。
静かな境内に入り、本堂の裏手に回ります。
案内板が導いてくれます。
みんなで心静かにお参りしました。
お墓には賢治の名も無ければ戒名さえありません。
(賢治の遺言だそうです)
球体は宇宙を表現しているとのこと。
賢治のお墓の右側、「骨堂」とだけ書かれているのが
宮沢家のお墓です。
父の政治郎さんも、こちらで眠っておられると思うと
感慨深いです。
身照寺への上り階段で、フクロウさんも一緒にパチリ。
2009年にもどんちょうの会で訪ねていたのでした。
そして次にやって来たのが、
宮沢賢治記念館駐車場内にあります
WILDCAT HOUSE 山猫軒。
「壺の中のクリームを顔や手足にすっかり塗ってください。」
「どうかからだ中に、壺の中の塩をたくさんよくもみ込んでください。」
なんとまあ注文の多い料理店だー。
ちゃんとクリームと塩がありました。
ギャーネコのコックさんだ―。
ネコが隠れている看板発見。
(許可を得て撮影させていただきました)
こちらにも賢治の世界が
山猫すいとんセット
すいとん。
白金豚のカツカレー。(男性陣のほとんどが注文)
いただきまーす。
身体があったまります。
山猫に食べられず無事に料理店を後にした一行。
手描きのかわいい傘を借りて次に向かいますのは…
宮沢賢治記念館です。
「猫の事務所」の猫さん達がお出迎え
残念ながら館内は撮影禁止。
平成27年にリニューアルされたとのこと。
作品原稿、賢治や妹のトシ愛用のチェロなどが展示されていて
夢中になって見て回りました。
賢治ゆかりの石もたくさん展示されており、
短編童話にもある「貝の火」とは
蛋白石(オパール)のことだったのかと勉強になりました。
次に訪れたのは、宮沢賢治童話村です。
「風の又三郎」や「月夜のでんしんばしら」がお出迎えする
妖精の小径。
雨のためかもやがかかっていて幻想的でした。
「銀河鉄道の夜」や「どんぐりと山猫」をイメージしたという
高さ1~3メートルほどのオブジェがあちらこちらに。
ライトアップされている様子も見てみたいです。
賢治の山野草園へ続く道がステキでした。
「銀河鉄道の夜」で幼い姉弟が下車していった
サウザンクロスを想いました
「賢治の学校」アプローチ。
どんどん進んでいくと自分がのっぽになって行くという
不思議なゲートです。
「賢治の学校」に入るとすぐにある背の高いオブジェ。
「注文の多い料理店 序」全文が記されていました。
「ファンタジックホール」。
賢治の世界へ向かうプロローグの場として
設定されているそうです。
我らが「賢治」を囲んでパチリ。
まるで銀河の中をお散歩しているような気持ちになれる
「宇宙の部屋」。
「天空の部屋」では…
床面に花巻の空からの映像が映されていて
まるで空を飛んでいるかのような気持ちになれます。
ミニチュア人形による「セロ弾きのゴーシュ」を堪能。
「石の教室」を始めとした「賢治の教室」、
そしてお土産屋さんから出てみると、
男性陣は屋台のすいとんを食べてあったまっていました。
宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村に
どんちょうの会のチラシを置かせていただきました。
ありがとうございます。
そして一行が次に向かうは羅須地人協会です!
雨ニモマケズ公演題材研修②へ続きます。
※写真提供してくれたC聖ちゃん、ありがとう!
後ろから5枚前の「天空の部屋では…」がお気に入りです。
(くまはち)