今日も当ブログに
お越しいただきありがとうございます。
彼女は先日ブログで
発達障害だった
と、カミングアウトしましたが、
決して同情を買いたいわけでもなく
これまでの失態や失礼を
なかったことにしたいわけでも
ありません。
そもそも顔を出さず
実名も持ち出さず
ブログを書いているのは
反響もクレームも気にせずに
自身の心のデトックス作業に
専念できるから
です
そして
まるで「新型うつ」の方々のように
発達障害持ちであることを盾にして
我儘勝手に振る舞いたいわけでも
ありません。
むしろ
人々が最も簡単にできていることが
なぜ私にはできないのか?
なぜ私ってこうダメな人間なんだろう・・・と自責の念にかられ
自暴自棄になってきたことに対し
ストン
と
落ちたというか
とても
納得できたし、
むしろ楽になれたのです
なんていうか
欲しかった資格試験にでも受かった時のように
みなさんに言って回りたいわ
そんな清々しい気分なんですね。
ただ
自慢ができるような立派な資格ではないので
言う場所も言う相手も限られてしまいますが。
発達障害にかかわらず
氾濫している
情報を正しく分析できる人間や、
「障害」という言葉に偏見を持たずに
接することができる人を選んで
伝えてゆくつもりです。
そうそう
そういう私も「新型うつ」などと行って
偏見丸出しの扱いをしてしまっていますよね・・・
どうやら発達障害はうつ病の発症にも
関係する場合が多くあるんだとか・・・
連日紹介してきた
「死刑でいいです」にもありました、
この書籍は
発達障害が原因で
社会からドロップアウトしてしまうまでの流れを
話にしているので彼女流でご紹介します・・・
例えば
パートで入った
工場などのルーチンワークではとても勤勉で優秀
(アスペルガーは反復的な作業などにも飽きずむしろ得意とする)
同じ部署の年長者などにも可愛がられ評判もいい
めでたく社員登用されることに。
・・・・
会社も
社員ともなれば成長を期待するわけで
末端でルーチンワークばかりをさせていては会社も損出でもあり
責任あるポジションも任せようとなる。
当然会社は
本人も喜んで受け入れると思って任せるし
実際本人も期待に応えようとはりきる
・・・
しかし、皮肉なことに
会社が良かれと思って与えたポジションは
逆に発達障害もちを追い詰めてしまう。
発達障害の場合
優先順位を決めたりの状況判断は苦手だし
相手の気持ちを慮るなどができなかったりだし
うっかり忘れも多く、
一つのことの集中しすぎてしまうことからの見落としなどもある。
トラブルやミスが起きた時は
まず、上司にほう・れん・そう
すべきところを
相談や報告が苦手ゆえに周りがミスのフォローをすることもできず
深刻なミスに発展
そこで起きたことに対し謝罪するのも苦手だし
起きた失態を人のせいにする
しかもルーチンワークの時にはとても優秀だったので
わざと手抜きをしているのではないかと思われる。
可愛がってくれていた年長者たちともギクシャクし始め
孤立
頑張ってきたのに評価されず
もはや
どのように頑張ったらいいのかもわからず
挙げ句の果てには鬱になる・・・
そういったことが
近代の第三次産業が増えた社会で起きていたことなのだとか。
極悪な犯罪少年が発達障害を抱えている場合は多くあるらしく、
少年院の中はルーチンワークばかりなので
とても勤勉に勤め上げ
院内では「更生した」と思われてしまうが
社会に出た途端
指示を出す人もなく
空気を読めず
自分勝手な印象を与えるものだから仕事にもつけず
居場所もなくなる
そして
再犯
に至るケースが多いのだとか・・・
ここ数年はブームのように取りざたされている発達障害なので
雨後のタケノコのように
発達障害をテーマにしたものがメデイアでも商売でも林立していて
彼女自身もそれに乗ったサーファーみたいに思われるのは心外なので
誤解されないように補足すると
発達障害を持った人間は彼方の昔からいっぱいいたんです。
でも炭鉱で岩場を掘って運んだり
土を耕したりの反復的な労働力が大方を占めてきた時代には
表面化しなかっただけなのだとか・・・
第三次産業は
コミュニケーション能力があってなんぼの仕事が主流ゆえに
発達障害にとっては生きづらい世界で表面化しただけ
(するしかなかったんだと思います)
らしいです
これまでは
ただの「できない人」ってレッテルで処理されていたんだから
生きづらいのも納得ですね。
鬱って
心がヘタレで怠け者で弱虫の逃げ口上だと思っていました。
鬱の人
ごめんね・・・
でも新型うつは・・やっぱり理解しきれないけれど・・・
そして発達障害にとって
もっとも苦手なものの職業として言えるのは
「母親」じゃないか?
母親は職業じゃないかもしれないけれど
母親ってかなりの複合的要素を含んだ一大事業だと思うが??
長くなるのでその話はまた今度。
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