こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、1歳6ヶ月検診で
注意されることとは?
というお話です。
掛け替えのない愛おしい我が子の
知的レベルはどのくらい?
そんなことを考えたことは
ありませんか?
育児に追われる毎日ですから
そんなことまで考える余裕がない?
ありませんよね。
そんな忙しいママ達のために
定期健診があるのです。
ここからは1歳6ヶ月健診で
どのようなチェックが行われるか
をご紹介します。
定期健診、正しくは
「乳幼児健康診査」といい、
赤ちゃんが健やかに育っている
かどうかを確認するために、
自治体ごとに行われる健診のことです。
上記の表のように3歳までに6回の
健診が予定されています。
どのようなところを診るのかを
簡単に説明します。
■新生児期
脊髄・廷髄のレベルで原始反射、
咳、くしゃみ、あくびなどの
自然発生的自発運動ができる。
■3~4ヶ月
橋、脳幹のレベルとなり、
足を突張ったり、視聴の両ききが
できるようになる。
■9~10ヶ月
中脳のレベルで排便・排尿は
いきみができ、
足を交互に出して腹這いをしたり、
手を出してつまんだり
できるようになる。
■1歳6か月(18ヶ月)
初期大脳皮質レベルとなり、
歩行と発語さらには視覚融像、
立体聴音という人間のみにしか
できない水準に達する。
1歳6か月健診において
発達遅滞児では、
ことばが出ない、
歩行ができないなど
明確な微候が出るため
発達スクリーニングとしては
重要な定期健診となります。
1歳6か月児では脳幹支配から
大脳支配が優位となります。
すなわち「動物」が「人間」となった
最初のチェックです。
運動、言語、生活習慣、
社会性においても、
人間らしい最低のことを
やっていなければならない。
すなわち、歩行と意味のある単語と、
排尿・排便のしつけの開始と、
他の子 どもに興味を示したり、
養育者と一緒に遊ぶなど
が出来ているかどうかを診ます。
様々なチェック項目がありますが
指さし、言語理解、動き、などが
高頻度につまずいていると
要チェックとして引っかかります。
例えば、担当する保健師などが
「わんわん(にゃんにゃん)はどれ?」
などと尋ねると
子供が指さしして答えるかどうか。
この項目は重要です。
なぜならば
意味を理解している言葉がなくても、
問われている内容を理解し、
問われているものを指でさせ、
大人との双方向のコミュニケーションが
基本的に成立していることを
意味するからです。
自分⇒物⇒他者の三項関係のもと、
自己と他者間の伝達の機能を
有していることの確認です。
三項関係とは、例えば母親が
「あそこにわんわんがいるよ」
と指さした場合には、
子供はそちらの方向をみます。
このときに母親、子供、わんわんの
三項目が互いに関連しあった
ということを意味します。
「わんわんはどれ?」
「おめめはどこかな?」
「電車はどれかな?」
などで少なくとも、1つ2つは
わかっていることが必要です。
出来ない場合は要注意として
経過観察することになります。
この三項関係は
生後10ヶ月頃には
成立します。
生後12ヶ月には、
子供自らが何かを見つけ、
親に「あれみて」と言わんばかりに、
指を指して「あー」などと
表現するようになります。
生後14ヶ月には、
あっちにいきたい、あれとって、
という意味を含む指さしを行います。
生後18ヶ月(1歳6ヶ月)には、
基本的なコミュニケーションが成立し、
親と子供の双方向の
コミュニケーションが成立します。
これらの指さしが出来ない場合、
精神発達での遅れが考えられます。
難聴の有無、精神遅滞、
自閉症スペクトラム障害などの
存在が疑われます。
また養育環境も問題になります。
親子の会話が少ない、
テレビ・ビデオ・DVDの長時間視聴
などを質問されます。
保健師さんからは、
それらメディアの長時間視聴の抑制や
食事時のテレビは消す
などを指導されます。
その他には
「おもちゃもってきて」
「新聞もってきて」
「絵本をもってきて」
さらに遊びが終わったとき、
「おもちゃないないしようね」
と言われておもちゃをしまう
ことなどができれば合格です。
うまく出来ない場合は、
知的にも聴力的にも正常であるが、
落ち着かなく多動な子供の場合には、
健診場面では課題に集中できずに
不合格とされることがある。
この場合には、よく慣れた家庭場面で、
かつ、子供がゆったりしているときに
おもちゃ、絵本、食物などを
「もってきて」
と指示を与えて、それに応じられれば
合格となります。
軽度~中程度の精神遅滞になる
可能性のあるハイリスク児の場合は、
この項目を理解できない。
この場合は発語や指さしも遅れ、
さらに、動きの問題(動作緩慢、多動)
が見られる。
次に自閉症スペクトラム障害と
難聴の場合も不合格となる。
以上は健診担当者のための手引きから
引用させて頂きました。
健診で指摘されるとイヤなものです。
今までの育児が否定された
と感じてしまいます。
そうならないように
日頃から赤ちゃんの体調だけでなく
脳の発達にも焦点を当てた
育児を心掛けたいですね。
ママへ。
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今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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