こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、左利きを右利きに
矯正した方が良いの?
というお話です。
昔は左利きは矯正するのが
当たり前だと言われていました。
実は、柴田も矯正された
右利きです。
矯正された
という記憶はありませんが
子供の時には左手の方が
力が強かったり
器用だったり
と言う思いはありました。
中学の時に剣道部に入ると
それが生きてきましたね。
ご存じのように竹刀は
左手で操ります。
ですので左手の握力が強かったり
器用だったりしたので
ちょっとは強くなりました。
今でも潜在的に
「左利きは不利」
という思いが
残っていますね。
先日終了した
無料コンサルの中でも
こんなご相談を頂きました。
ご相談者はそれほど
気にはしていないのですが
ご主人は矯正したいと
強く願っているようです。
お嬢さんですから
母親としては娘の個性を
大事にしたいと思っているのですが
父親としては娘が
社会で苦労するかもしれない
と心配しているのでしょう。
発達面から見ると
聞き手が決まるのは
4歳頃と言われています。
それまでは右手や左手
両方を使い分けます。
というのは親と面と向かって
字や絵を描くときに
親が右手を使うのを見て
対象となる手、
つまり子供は左手
を使うからです。
脳科学面から見ると
子供の脳はまず右脳から成長し、
あとから言語能力を持つ左脳が
発達していきます。
手は左脳は右手
右脳は左手と
対照的な働きをしています。
先に発達するのが右脳
ですので、左手を使う
というのが自然なのです。
右手を使うと左脳の発達が
促されます。
左脳というのは
言葉を話したり、
物事を筋道立てて考えたり
するときに働きます。
社会的にはそちらを
優先するほうが
生きやすいですね。
でも、親はそんなことは考えていません。
社会が右利き優先だからです。
はさみも右利き用に作られています。
文字を書くのも右利きが
書きやすくなっています。
ですので、子供が苦労しないように
あるいは余計な出費(左利き用の器具)
をしなくても良いようにと
矯正していたのです。
それとは逆に
左利きは右脳が働きます。
右脳というのは音楽を聞いたり
直感的に何かを決めたりと
イメージやひらめきが
優位になります。
つまり、芸術的な才能が
伸びていくのです。
日本の教育は"サラリーマン養成工場"
ですので、芸術的な才能は
必要とはされません。
国語、算数、理科、社会の
成績が良ければ社会的に
認められるのです。
でも、これからの社会では
イメージやひらめきが
重要な要素となります。
新しい事を始めるためには
論理的な思考ではなく
芸術的な思考が
とても大切な要素となります。
さて、ご相談に対する
柴田の答えです。
左利きも個性です。
赤ちゃんは
- 寝返り
- ハイハイ
- 立っち
- 二足歩行
- 言葉
と言う順番で発達します。
上手に喋るという機能は
一番最後なのです。
ですので、
お話しが上手になろうとする段階で
矯正をすると脳の発達の導線に
混乱が引き起こされるのです。
その結果、酷い場合は
言葉を話さなくなったり
吃音になったり
と言う障害が起こります。
子供の個性を大切にして
その才能をぐんぐんと
引き延ばす子育てを
お願いしたいですね。
今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
フォロアー7000人突破記念無料コンサルは終了しました。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
※ご注文確認メールが、いつまで経っても届かない場合は、こちらをご覧ください。