子供を潰すネガティブ言葉 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

子どもを感情的に叱る親

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、子供を潰すネガティブ言葉

というお話です。

 

 

厚生労働省は2021年8月27日、

令和2年度の児童相談所による

児童虐待相談対応件数(速報値)

を公表しました。

 

 

件数は20万5029件で、

前年度より1万1249件(5.8%)増え、

過去最多を更新しました。



相談の内容別件数は、多い順に、

心理的虐待12万1325件(59.2%)、

身体的虐待5万33件(24.4%)、

ネグレクト3万1420件(15.3%)、

性的虐待2251件(1.1%)

となっています。

 

 

前年度の件数で比べると、

ネグレクトのみ1925件のマイナス、

他は多い順に、

心理的虐待が12207件、

身体的虐待が793件、

性的虐待が174件

とそれぞれが増加しています。

 

 

幼児虐待がなくなりません。

なくならないと言うより

増えているのです。

 

 

2017年に埼玉県で4歳の娘に

食事を与えないなどの虐待を加えて

死亡させた罪に問われた両親の裁判で、

さいたま地裁は懲役7年の判決

を言い渡しました。

 

 

生まれてから4年間虐待を繰り返した

両親に対してたった7年の懲役です。

 

 

その7年間も三食昼寝付きです。

「虐待と同じ事をしろよ」

と思うのは僕だけでしょうか?

 

 

同じように我が子を

虐待し続けている

本当に酷い親がいます。

 

 

それも大勢です。

表に見えているだけでも

20万5千人です。

 

 

虐待を受けている子供は

抵抗の出来ない幼い子供達です。

 

 

どうしてそんなことが出来るのか

理解出来ない自分がいます。

 

 

あなたも同じですよね。

そんな親にはなりたくないし

なることは不可能です。

 

 

でもね。

 

 

そこまで酷い虐待は

していなくても

それに紙一重の虐待を

していませんか?

 

 

我が子が頑張っているのに

その姿を見て

 

「ダメねえ」

「へただねえ」

「馬鹿だねえ」

「あんたには無理」

「無駄、無駄」

「何度言ったらわかるの」

「前も言ったでしょう」
 

なんて言っていませんか?

 

 

兄弟やお友達と

比較していませんか?

 

「お兄ちゃんなのに出来ないの?」

「お姉ちゃんなのに出来ないの?

「◯◯ちゃんはできるのに」

 

 

ママ友との話の中で

 

「うちの子には無理」

「できっこない」

「何をやってもドジなのよね」

 

なんて言葉が出ていませんか?

 

 

最悪の言葉

 

「生まなきゃよかった」

 

その言葉で子供は

潰れてしまいます。

 

 

それらの言葉は、

言葉の虐待です。

 

 

親というのは子供に対して

生殺与奪権(せいさつよだつけん)

を握っていることを

忘れてはいけません。

 

 

生殺与奪権とは

生かすも殺すも、

与えることも奪うことも、

思いのままであること。

絶対的な支配力や権力

を持っていること。

 

 

子供は親に逆らうことは

出来ません。

 

 

思春期になれば別ですが

幼い子供にとって

親は全てなのです。

 

 

幼い子供にとって

親の言葉は時には

凶器となるのです。

 

 

イラついて言ってしまった言葉が

子供の心に深い傷を残しているのです。

 

 

謝って済むものではありません。

 

 

その傷は一生消えないのです。

 

 

例えば会社で上司に

怒られるというのは

イヤな物ですよね。

 

 

それが社員の目の前で

大声で感情的に怒られる。

 

 

怒られた原因が

理不尽な事だった場合

一生上司を恨みますよね。

 

 

それと同じです。

 

 

会社であれば

その上司に近寄らないという

手段を執ることが出来ます。

 

 

あるいは、お家に帰って

妻や夫に愚痴を吐き出して

慰めて貰うことも出来ます。

 

 

しかし、子供は親から離れられません。

そして、誰かに愚痴を言うことも

出来ませんし、そんな相手もいません。

 

 

結局は親に許しを請う

しかないのです。

 

 

そして、親の機嫌を取って

怒られないように生きていく

というしかないのです。

 

 

そんな生き方をした子供は

自己肯定感の低い大人に育ち

社会に出ても

恵まれた人生を歩む事は

難しいでしょう。

 

 

我が子に幸せな人生を

歩ませたいと願うなら

ネガティブ言葉を

絶対に子供にぶつけないことです。

 

 

イラついてついつい言葉に出る

というのなら

イライラしない方法や生活を

考えて下さい。

 

 

愚痴を言える相手を探して下さい。

 

 

もちろん、その相手はパートナー

であることが一番です。

 

 

それが無理ならば

専門家を探して下さい。

 

 

もちろん、柴田もその1人です。

 

 

昨日で締め切った無料コンサルでも

こんな愚痴から始まったママもいます。

 

 

 

無料相談窓口の開設、ありがとうございます。


このコロナ禍で子育て支援センターも閉まり、子供と過ごせる施設は軒並み閉館。


人との接触が減り、遊びに行ける所も公園しかなく、少し悲しい気持ちになっていました。


こんな時こそ孤立しないように助けてくれるのが行政だと思っていましたが…日本の行政は違うのだなと感じています。


子供をバイ菌扱いしているような対応が本当に悲しいです。


すみません、愚痴になってしまいました。

 

 

育児相談後のメールです。

 

 

愚痴も受け止めて下さり恐縮です。


最近は本音を話す場所も機会もどんどん減り、孤独を感じていました。


柴田さんにお話しして少し心が軽くなりました。


ありがとうございます。

 

 

女性は愚痴を吐き出す

相手がいるだけで

溜まったストレスを

発散できます。

 

 

離婚の原因の一つに

パートナーが妻の話を

聞いてくれない

と言うことが上げられます。

 

 

ストレスが溜まって

弱い子供に感情を

ぶつけてしまわないように

愚痴を聞いてくれる

相手が必要です。

 

 

そして、育児の悩みを

解決してくれる人も

必要です。

 

 

育児はとても楽しい仕事です。

 

 

だって、こんなに可愛い天使の

お世話を一日中出来るのですからね。

 

 

それを楽しいと感じるためにも

ストレスを溜めずに発散する

と言うことが必要になります。

 

 

そんな相手を探し出して

二度と味わえない育児を

思う存分、堪能しましょう!

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

ありがとうございます。

 

 

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