他人は変えられないけど自分は変えられる | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

泣き叫ぶ双子

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。

 

 

今日は、他人は変えられないけど

自分は変えられるというお話です。

 

 

「他人は変えられない」

当たり前ですよね。

 

 

他人を自分の思い通りに変えられる

なんて絶対にできないですよね。

 

 

そんなことができたら

この世はバラ色に染まるでしょう。

 

 

他人は変えられないから

苦労が出てくるのです。

 

 

お互いにエゴをぶつけ合うと

喧嘩に発展します。

 

 

喧嘩にならないためには

お互いに自分のエゴを

抑えながら相手のエゴとの

折り合う点を見つけ出すような

努力を重ねるのですよね。

 

 

あるいは自分のエゴを抑えて

相手のエゴを受け入れる場合もあります。

 

 

これが「恋」なんでしょう。

 

 

この「恋」には期限がついています。

 

 

期限が来ると

今まで受け入れられた相手のエゴが

受け入れられなくなります。

 

 

その時に訪れるのが

「恋の終わり」です。

 

 

この期限が過ぎても相手のエゴを

受け入れ続けることができると

それは「愛情」に変わるのです。

 

 

何故こんなことを取り上げたのか

といいますと、子育てにも

同じ事が言えるからです。

 

 

多くの親は赤ちゃんを

自分の思い通りな子供に

育てようと考えています。

 

  • 夜泣きはしないで欲しい
  • いつも笑顔でいて欲しい
  • ママのいうことを素直に聞いて欲しい
  • イヤといわないで欲しい
  • 一生懸命作った離乳食を食べて欲しい

などなど

 

 

これは全て親のエゴですよね。

 

 

生後1年を過ぎた当たりから

赤ちゃんにもエゴが出てきます。

 

 

その時になっても親のエゴを

押しつけようとしても

簡単には受け入れてくれません。

 

 

ママはそんな赤ちゃんを見て

イライラしたり

感情的になったり

してしまうのです。

 

 

ここで思い出して頂きたいのは

今日のテーマである

「他人は変えられないけど

自分は変えられる」

と言う言葉です。

 

 

赤ちゃんも一つの人格を持った人間です。

そして、自分とは違う「他人」なんですね。

 

 

親と同じであればクローンです。

 

 

赤ちゃんはママとパパの遺伝子を

組み合わせた全く別の人間なのです。

 

 

姿形は少しは似ていますが

性格や考え方などは

全く違います。

 

 

そんな「他人」を親の思い通りに

育てようとするのは間違いです。

 

 

親のエゴを押しつけようとしても

反発されるだけです。

 

 

変えられるのは自分です。

であれば変わるのは親なんです。

 

 

赤ちゃんに親のエゴを受け入れろ

といっても無駄なことです。

 

 

親が赤ちゃんのエゴを受け入れることで

赤ちゃんの才能が伸びていくのです。

 

 

エゴには2つの意味があります。

 

 

1つは心理学で使われる用語で、

自我・自尊心を意味します。

 

 

もう1つは、自分本位の考え方や態度。

 

 

イヤイヤ期というのは

エゴ(自我)が出てきた証拠です。

 

 

イヤイヤ期を押さえつけて育てると

その不満が鬱積し、健全な成長を妨げ

いつか爆発する時が来ます。

 

 

ですので、赤ちゃんのエゴを上手に

親が受け入れることが必要です。

 

 

今まで溜めてきた、あるいは

赤ちゃんがなんとなく感じてきた

エゴ(自我)の芽生えが爆発しているのを

やさしく見守ることが

この時期には大切なことなのです。

 

 

イヤイヤ期を乗り越えると

一人の人格を尊重した

子育てに切り替えることです。

 

 

もう一つのエゴである

「自分本位の考え方や態度」

というのも尊重してあげることです。

 

 

このブログでも何度も取り上げていますが

子供の「自己中心性」です。

 

 

 

自分自身の視点を中心にして周囲の世界を見ること。

 

ピアジェはこれを子どもの思考の特徴として指摘した。

 

自分以外の視点に立てないため、たとえば、自分の左右がわかっても他人の左右がわからないように、ものの客観的関係を理解することができない。

 

さらに自分自身を客観的に見ることができないため、自分の考えを意識したり、活動を反省したりすることもない。

 

※世界大百科事典

 

 

 

自己中心性とは子供が成長していく中で

避けては通れない一つの段階なのです。

 

 

これを学んでいると

子供の言動をやさしく見守ることが

出来るようになります。

 

 

つまり、子供のエゴを受け入れる

と言うことができるのです。

 

 

子供は自分の左右と他人の左右が

いつまでも理解出来ない

ということはありませんよね。

 

 

いつか、理解出来るときが来ます。

 

 

それを知らないと

子供に対して感情的に怒ってしまう

ということになるのです。

 

 

他人は変えられないけど

自分は変えられる。

 

 

これは大人になっても言えることです。

 

 

子供もいつかは

他人のエゴを受け入れる

ことを理解するときが来ます。

 

 

それは親が

自分のエゴを受け入れてくれた

という経験があればこそです。

 

 

他人は変えられないけど

自分は変えられる。

 

 

この言葉を肝に銘じて

子育てを楽しんで下さいね。

 

 

今日も最後まで読んで頂いて

ありがとうございます。

 

 

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