こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は「子育て」から「子育ち」へ
意識改革というお話です。
育児ってママやパパが赤ちゃんを育てる
ということですよね。
当たり前と言えば当たり前です。
しかし、赤ちゃんって自分で育っている
と言うことも事実です。
生まれてからしばらくは
ママやパパが「上げ膳据え膳」
しなければ生きてはいけません。
その時でも、生後2~3ヶ月になると
自分の手を見つめるようになります。
ハンドリガードというのですが、
赤ちゃんは、それまで自分に
手があることを知りませんでした。
それがあるとき目の前に
なんだか変なモノがあることに
気がつくのです。
「これはなんだ?」
と自分の手を見つめます。
そして、なんだか意識して
動かしてみると
動く事に気がつきます。
初めてこれが自分の手だと
気づくのです。
自分で見て学んでいるのです。
生後3ヶ月を過ぎる頃になると
今度は「寝返り」に挑戦します。
生後6ヶ月頃になると
ハイハイにチャレンジします。
生後1年を過ぎると
ヨチヨチ歩きを始めます。
いずれもママやパパが
「そろそろ○ヶ月だから○○しようね」
などと教えている訳ではありません。
そうです。
赤ちゃんは親が育てるのではなく
赤ちゃん自身が育っていくのです。
「子育て」というと親が主役です。
でも、それは間違いで実は
赤ちゃん自身が主役なんですね。
赤ちゃんが育っていくのを
サポートするのが子育てなんです。
ですので「子育て」ではなく
「子育ち」を応援するのが親の務め
ということなんです。
犬に芸を教えるには
アメとムチが有効です。
でも、人間はそうではありません。
先ほど挙げたように
人間は成長に必要な
「次にやるべき行動」を
自ら学び、習得していくのです。
ママやパパの行動を観察し
なにをすればどうなるのかを
学び自分のモノにしていくのです。
それが非常によく分かるのが
おままごとです。
おままごとは、
ママやパパの日常を
鏡に映したかのように
再現してくれます。
それだけママやパパの行動を
逐一観察し、自分のモノに
しているのです。
ですので、子供を育てようと
考えるのではなく、
子供の育ちを応援し
サポートするのが
子育てなんですね。
「子供は親の言う通りには育たない、
親のする通りに育つ」
と言う言葉もあります。
自立した“正しい大人”に育てるためには
親が“正しい大人”になることです。
正しい大人とは一般的には
次のような人間です。
- 精神的に自立している
- 経済的に自立している
- 責任感がある
- 気遣いができる
- 良識、常識を持っている
親が正しい大人であれば
子供は親が口うるさく言わなくても
正しい大人に育っていきます。
親が口うるさく言うのは
親自身が正しい大人ではない
ということです。
具体例を挙げると
天皇家と秋篠宮家です。
ご存じのように秋篠宮眞子さまの
結婚をめぐる話題には、
様々な問題がありました。
国民の大半がお二人のご結婚に
反対されていました。
しかし、眞子さまは
天皇家を離れたいと言う気持ちが強く
まだ正社員にもなっていない上に
借金だらけの男を選んだのです。
皇族を支える周囲の気遣いは
並大抵ではありません。
秋篠宮家は皇族に与えられた特権を
当たり前のように享受し、
権力を振り回していました。
一方、現在の天皇家は、
それらの特権に感謝して、
国民のために立場をふまえて
行動されているように思います。
まだ皇太子の頃に元皇族が
愛子さまのことを
このように語っておられます。
「天皇家の愛子さまは
学業が大変優秀で、
通信簿はほぼオール5。
常に学年でトップクラスの成績。
特に国語がお好きで、
放っておいてもご自分で本を読み、
読めない漢字は漢和辞典を引いて
勉強されています。
ややもすると、午前0時を回っても
本を読んでいることがあって、
皇太子殿下が苦笑しながら
早く寝るよう促すこともある
とおっしゃっていました」
愛子さまは東大に合格するほどの
知能を持ちながら
学習院大学に進まれました。
愛子さまを育てた天皇陛下と皇后様。
片や眞子さまを育てた秋篠宮家。
「子育て」と「子育ち」の違いが
浮き彫りになりましたね。
天皇家を参考にして
子供の成長を応援する
「子育ち」に意識改革してみませんか?
今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
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