こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。
今日は、良い叱り方と悪い叱り方
というお話です。
子育てにおいて、
必ずといっていいほど悩むのが、
子供への叱り方ですね。
「叱る」と「怒る」をごちゃ混ぜに
考えている親がいます。
「叱る」とは道を外しそうになった時に
正しい道を教えてあげることです。
それに対して「怒る」というのは、
ただ単に親の思い通りにならない時に
感情をぶつけるということです。
主体は「子供」か「親」の
違いがあります。
また、「叱る」は論理的、
「怒る」は感情的
であるとも言えます。
★あなたは論理的に叱っていますか?
「叱る」ことは、
「褒める」ことと同様に
とても大切です。
叱る時は、感情的になるのではなく、
冷静に子供に
- 「なにがいけないのか」
- 「なぜそれが間違っているのか」
- 「どうすれば良いのか」
ということを論理的に説明する事が
大切になってきます。
「親の目線」で見ると
どうしても感情的になってしまいます。
そうならないためには
「社会の目線」で見ることです。
★「社会の目線」とは?
「社会の目線」とは、社会に出た時に
尊敬されるような仕草や行動を
身に付けさせるということです。
例えば、
お箸の持ち方がひどい人がいます。
そんな箸使いの人は、
尊敬はされません。
グローバル社会の中で日本人としても
正しい日本人という姿では有りません。
子供が間違ったお箸の
持ち方をしている時に
- 「そうじゃないでしょ」
- 「こう持つのよ」
というのは怒っているのです。
では、「叱る」というのは
どのようなものでしょうか?
- 「なかなか上手にお箸を持ててるね」
- 「ここをこういうふうに持つともっと上手になるわ」
- 「ママとパパのお箸の使い方を見てごらんなさい」
- 「こうやって持つとこんな小さなお豆さんも上手につかめるでしょ」
と、先ずは見本を見せましょう。
次に具体的なお箸の持ち方を
レクチャーしてください。
- 「先ずは、下の箸を親指の付け根に挟むのよ」
- 「そして、薬指の第一関節で支えるの」
- 「そうそう、上手よ」
- 「今度は上のお箸ね」
- 「 上の箸は親指、人差し指、中指の3本の指で持つのよ」
- 「さあ、やってごらん」
- 「あら、初めてにしては上手に出来たね」
- 「さすが◯◯ちゃんだわ」
- 「少し練習すれば、すぐに上手にお箸も使えるようになるわね」
こんな感じで優しく、丁寧に、
そして、褒めながら教えてあげること。
これが「叱る」ということです。
つまり、
論理的に教えてあげるということが
「叱る」ということなのです。
「叱る」というと、なんだか大きな声で
しつけるというイメージがありますが、
本当の「叱る」というのは
子供が同じ失敗をしないように
正しい方法を教えるということなのです。
多くの親は、先ずダメ出しから入ります。
- 「ダメダメ」
- 「そんな持ち方ではダメ」
- 「ほらほら、ご飯がこぼれたでしょ」
- 「何度言ったらわかるの」
こんなことを何度も言われたら
子供はお箸を持つのが
嫌になってしまいます。
何時まで経っても
上手にお箸を持てないのは
教えていないからなのです。
子供は親の真似をして育ちます。
親を見本としているのです。
一生懸命親に近づこうと
毎日、頑張っているのです。
ですので、
本来ならば「叱る」必要はありません。
親が正しい姿を見せていれば
子供は自然に正しい姿を学びます。
そして、わからないときには
「ここはどうすればいいの?」
と聞いてきます。
その時に優しく正しい方法を
教えてあげれば良いのです。
それなのに、多くの親は、
お箸ぐらいは直ぐにできるはず
と考えて「出来ない子供」
に腹を立ててしまうのです。
お箸に限らずどんなことでも
同じです。
親の目線で見れば、
「こんな事がどうしてできないの」
と写ってしまうのです。
★「嫌な経験」と「楽しい経験」
最初が肝心です。
子供は何事もすべて
「初めての経験」です。
その初めての経験を
「嫌な経験」にするのか
「楽しい経験」にするのか
それは親次第でする
「嫌な経験」を繰り返せば
子供は自信をなくしてしまいます。
「楽しい経験」を繰り返せば
子供は自信を深めていきます。
自己肯定感が育つというのは
そういう経験を繰り返している
子供だということです。
一生懸命取り組んで
わからないことは素直に聞く。
そして、聞かれた親は
丁寧に説明してあげる。
それを繰り返すことで、
子供の知的好奇心は
ぐんぐんと広がっていくのです。
「ダメ」という言葉が出そうになったら
自分のお口にチャックをしてください。
「ダメ」という否定後は禁句です。
ダメなところを見るのではなく
出来ているところを見て褒めてあげる。
そこから始めてくださいね。
★いかがでしたか?
叱り方ひとつで、子供に大きな影響を
与えるのがわかりますよね。
ここぞという時、効果的な叱り方で
お子様に接したいものですね。
今日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
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