赤ちゃんはママのヘルプも必要ですが、赤ちゃん自身も頑張っているのです。 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。突然ですが、あなたは赤ちゃんを「育てている」と考えていますか?

 

 

「えっ、当たり前じゃない、バッカじゃない」


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いてて(> <) 

 

 

赤ちゃんなんだから親が育てているのは当たり前ですよね。でも、本当にそうでしょうか?

 

 

妊娠中は、おなかの中の赤ちゃんは、自分で様々なことを学びながら「成長」していきます。多くのお母さんは、食べて寝ておれば、それだけでお腹の赤ちゃんは育っていくと考えます。(もちろんお腹の赤ちゃんのことを考えて食べるものを選んだりお酒を我慢したりタバコも辞めたりと努力はしています)

 

 

そして、生まれてくると、今度は、赤ちゃんは自分では生きていけないから、お母さんが「育て」なければいけないと考えます。

 

  • おっぱいちゃんと飲んでいるかな?足りているかな?
  • うんちが出なくなったから体の具合が悪いのかな?
  • 泣いてばかりで大丈夫かな?
  • こんな時には、どうしてあげたらいいのかな?

 

などと、様々なことを心配しながら「育て」ようとします。

 

 

また、頭を良くするには、素直な良い子に育てるには、あれをして、これをして…などと、親の希望を押しつけようとします。

 

 

でも、一生懸命やっているのに、親の思い通りにならないときに、不安を感じ、ストレスを感じてしまうのです。

 

 

そうすると、今度は、

 

  • 「どうして泣いてばかりなの!」
  • 「どうして、寝てくれないの!」
  • 「ママが一生懸命作った離乳食なのにどうして食べてくれないの!」

 

などと、自分の「理想」通りに育ってくれない赤ちゃんに、怒りをぶつけるようになってしまうのです。

 

 

赤ちゃんは、お腹の中にいるときも、生まれてきてからも、自分で成長しようと頑張っているのです。

 

 

  • 生まれてすぐの頃、上手におっぱいを飲めなかったのが、いつの間にか、ごくごく飲むようになっている。
  • おむつが濡れたら、泣いて知らせてくれるようになった。 
  • お腹が減ったら、今度は、泣き声を変えて訴えるようになった。
  • 24時間、寝る間もなく、お世話して疲れてきていた時、突然、赤ちゃんが笑顔を向けてくれた。あたかも、頑張っているあなたに、「ありがとう」というメッセージを伝えるかのように。


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そうです。あなたの赤ちゃんは、自分でも頑張って「育って」いるのです。あなたが「育てなければならない」と考えるよりも、はるかに赤ちゃんは、自分で「育って」いるのです。

 

 

親となったあなたのお仕事は、あなたの「理想」通りに育てるのではなく、赤ちゃんを見守り、出来ないことを「ヘルプ」してあげ、赤ちゃんが示す好奇心を伸ばしてあげることなのです。

 

 

赤ちゃんは自分に備わった機能を、毎日確認し、訓練しています。そして、ある程度までは自分で出来るようになっています。

 

 

でも、その先、もう少し高度な機能を身につけるためには、あなたの力(サポート)が必要になるのです。

 

 

生まれてすぐ、ぼんやりとしか見えなかった視力が、次第に発達してきます。その視力を伸ばすお手伝いをしてあげることがあなたの仕事なのです。

 

 

自分に手があるということを認識した時に、今度は、指と手を練習するために必要なおもちゃを与えてあげることもあなたの仕事なのです。


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「なんだか、下の方にも手のようなものがあるぞ」と足の存在に気づいた時に、その足をもっと認識させるように鈴をつけたり、風船をつけたりすることがあなたの仕事なのです。

 

 

赤ちゃんが成長に伴って、自分備わった様々な機能を使いこなすことが出来るように「ヘルプ」するのがあなたの仕事なのです。

 

 

赤ちゃんは、自分の機能をより早く習得出来るようになれば、もっと良くなろうという意欲が出てくるのです。

 

 

その意欲を、上手に引き出し、伸ばしてあげることで赤ちゃんは、平均以上の発達を遂げていくのです。

 

 

あなたの「理想」を押しつけることは、あなたをイライラさせると同時に、赤ちゃんにもストレスを植え付けることになるのです。

 

 

赤ちゃんは、何も出来ないと考えるのではなく、自分で成長し、発達しようとしている存在として「認め」、赤ちゃんの力を「信じ」、その力を伸ばしてあげるように「ヘルプ」することがあなたの仕事なのです。

 

 

そして、そのときに最も大切なあなたの仕事は、スキンシップを忘れないと言うことです。


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赤ちゃんの皮膚は露出した脳とも言われています。赤ちゃんのお世話をする時には、必ず、肌を直接触ってあげることなのです。

 

 

そうすることによって、赤ちゃんは安心しあなたを信頼出来るようになるのです。

 

 

そして、その露出した脳である肌を刺激することによって、赤ちゃんの成長、発達に影響を与えることになるのです。

 

 

もし、あなたが育児にイライラしているのなら、それはもしかしたら自分の理想を押し付けているかもしれないと赤ちゃんへの働きかけを振り返ってみて下さい。

 

 

そして、赤ちゃんは、しっかりと自分で育っている、頑張っていると考え直してくださいね。

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間を楽しんで頂きたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 


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