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マテリアル

AutoCAD Civil 3D は、AutoCADの機能も含んでいます。3Dモデルを作成したり、オブジェクトをレンダリングしたりすることができます。


今日は、3Dモデルにマテリアルを割り当ててレンダリングすることで質感の違いを確認してみようと思います。
サンプルモデルとして、うちの会社のロゴを3Dに押し出して作成します。3Dモデルの作成は、ポリラインでオブジェクトを作成し、押し出し機能を使って高さ方向に押し出すと簡単に作成できます。

次に、オブジェクトを選択し、マテリアルを割り当てます。
マテリアルとは、質感を表現するための素材と考えて下さい。


単純にカラーマテリアルを割り当てた場合


土木と僕-color

コンクリートのマテリアルを割り当てた場合


土木と僕-concrete

木のマテリアルを割り当てた場合


土木と僕-wood

芝のマテリアルを割り当てた場合


土木と僕-shiba

このように簡単に質感を変えることでレンダリングした時の見え方を変えることができます。
これを応用していくと、リアルなCGが作成できるようになります。
ただし、時間軸を持つようなものは、AutoCADでは作成できません。
例えば、自動車が走っているようなCGなどです。
そのような場合には、3dsMAXを使うと実現できます。夢は広がりますね。

サブアセンブリ組立キット

今日は、Autodesk Labs に登場した新たなツールをご紹介します。
テクノロジープレビューなので、好評なら製品に取り込まれるかもしれませんし、その前にサブスクリプション特典ツールになるかもしれません。いずれにしても、熱い意見(フィードバック)がAutodeskを動かすと思いますので、とりあえずご紹介します。


Subassembly Composer for AutoCAD Civil 3D は、Civil 3Dの特徴でもあるコリドーを構成するサブアセンブリを自作するツールです。


土木と僕-サブアセンブリコンポーザー


Civil 3D初心者の方へ少しだけ補足します。
アセンブリと呼ばれる標準横断を構成する部品群(道路舗装、街渠、法面など)をサブアセンブリと呼んでます。標準横断を計画線形と計画縦断に沿って、指定した間隔で並べ、間をつないだものがコリドーです。要するに、同じような横断面が続くような道路やトンネルでコリドーモデルが活躍します。私はよく「金太郎あめ」に例えて説明するのですが、イメージは理解して頂けますか?


さて、これまでサブアセンブリを自作するには、ポリラインで形状を作成し、ポイントコード、リンクコード、などなどを1つずつ割り当てていく作業が必要で、とても面倒だったのですが、このツールを使うとビジュアルにフローチャートを組立てるだけなので、簡単にできそうです。


余談ですが、Composerって、作曲家とかいう意味もあるらしく、自動翻訳すると「サブアセンブリ作曲家」になっちゃって意味不明なことになってしまいます。勝手に当て訳して、「サブアセンブリ組立キット」と呼んでみます。最初に思いついたのは、「サブアセンブリ梱包さん」でしたが、イマイチなので却下します。


使い方は、サイトに上げてある4つのYoutube動画を見ると、おおよそ分かると思います。また、ブログでも紹介されています。

ポイントを配置し、リンクでつなぎ、それぞれに名前をつけ、配置し、パラメータを変更し、コリドーを再作成します。

このツールのお勧めポイントは、Cut and Fill(切土と盛土)の判断を選択できることですね。
従来のやり方では、プログラムの知識が必要でしたが、フローチャートを作るだけで済むのは、とてもいいと思います。
そして、ドラッグ アンド ドロップでフローチャートに配置できるのもいいですね。
もちろん、コリドー横断編集も可能ですし、ドライブシュミレーションでも確認できます。
作成したサブアセンブリは、PKTファイルとして保存でき、ツールパレットに取り込むことが可能です。

このように、自作のサブアセンブリが必要な方には、待望のツールではないでしょうか?


もしよかったら、プロジェクトチームまでフィードバックしてみて下さい。
なお、Autodesk Labsで提供されているツールは、自己責任で試用してくださいね。


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土木と僕-クマモトナビキャプチャ


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