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7日目2008.1.23

朝、トランク×2をロッカーにあずける。2ユーロ×2枚が必要だが無い。嫁が両替に走る。ひともんちゃくあったようで、ちょっと不機嫌。何とかあずけて、バスに飛び乗る。




ベルサイユ宮殿へ。


土木と僕-F07-1_ベルサイユ1




対称形の建物に庭。線対称、左右対称を基調とした細部までこだわった作りになっている。

建物と石畳が修復中だったが、ルイ14世秘蔵の品々が展示されていた。


王宮とは、まさにこういう建物のことだ。


土木と僕-F07-2_ベルサイユ2



鏡の間。ダンスホール。


土木と僕-F07-3_ベルサイユ3




庭園は、幾何学模様にあふれている。ハウステンボスとは、スケールが全然違う。


土木と僕-F07-4_ベルサイユ4



天井の装飾も幾何学模様。植物や動物がモチーフになっている。


土木と僕-F07-5_ベルサイユ5



サインも控えめ。


土木と僕-F07-6_ベルサイユ6



裏庭から宮殿を望む。対称形。


土木と僕-F07-7_ベルサイユ7



中央の噴水からどこまでもつづいているような庭園と風景。


土木と僕-F07-8_ベルサイユ8



全体がつかみたいので、案内看板を写真に撮る。


土木と僕-F07-9_ベルサイユ9



なるほど、こういう形になっていたのね。




宮殿を後にし、エッフェル塔が見える丘へ。


バスもエッフェル塔仕様に。(このバスには乗ってない。)


土木と僕-F07-10_bus



あいにく曇りだったが、エッフェル塔は、きれいに見えた。


土木と僕-F07-11_エッフェル塔



シャンゼリゼ大通りへ。

凱旋門をバスから見学。


土木と僕-F07-12_凱旋門



オベリスクも見学。


土木と僕-F07-13_オベリスク



パリ・エジプト化計画は、昔から興味があって、憧れでもあった。

某ふしぎ発見を毎週必ず見て育った世代なので、すりこまれてる。

凱旋門、オベリスク、ルーブル美術館の位置関係は、エジプトのルクソール神殿の配置とほぼ一致するとどこかで聞いたような。しかも一直線でなく、途中から少しだけ角度が付いているのだが、その角度も含めて位置関係が一致するとか。縮尺は違ったような?でもエジプトには、いつか行ってみたい。




昼食は、エスカルゴ料理と豚肉。


土木と僕-F07-14_エスカルゴ



エスカルゴが意外にうまかったからパクパクと食べれた。




ルーブル美術館では、3つに絞って見学。ミロのビーナス、ニケ像、モナリザ。

他にもスフィンクスやドラクロワなども見所だった。

正面のピラミッド地下エントランス。


土木と僕-F07-15_ルーブル1



小学生の絵画の授業だとか。本物志向は、うらやましい。


土木と僕-F07-16_ルーブル2



ミロのビーナス。


土木と僕-F07-17_ミロのビーナス



ニケ像。


土木と僕-F07-18_ニケ像



モナリザ。


土木と僕-F07-19_モナリザ



美術館を後にし、街を散策。


ポン・ヌフはバスから見学。「新しい橋」は、パリで最も古い橋。写真を撮れてないのが残念。

季節は真冬。ソルドという売りつくし大バーゲンの季節。どこの店にも大安売りの張り紙が。


土木と僕-F07-20_ソルド



ノートルダム寺院へ。


土木と僕-F07-21_ノートルダム1



ゴシック様式の建築は、外側に支柱を出して、空間を広くする工夫がされている。


土木と僕-F07-23_ノートルダム3



巨大なステンドグラスを見る。


土木と僕-F07-24_ノートルダム4



東西でちょっとずつ違う形。


土木と僕-F07-25_ノートルダム5



パリの中心原点は、ノートルダム寺院のすぐ前にひっそりとあった。


土木と僕-F07-22_ノートルダム2



某研究室では、有名な場所。原点回帰するところだ。


土木と僕-F07-26_ノートルダム6



ツアーのみなさんと一旦お別れし、オペラ座から2人でシャルトルへ向かう。勝手にオプショナルツアーになる。

ツアーコンダクターの方にとてもとても心配される。本人たちは怖いもの知らずでルンルン。新婚ボケに何を言っても無駄だ。

地下鉄でも国鉄でも何とかチケットを買い、一生懸命(命からがら?)何とかシャルトルへたどり着く。


土木と僕-F07-27_シャルトル駅



義姉さんの手料理を堪能し、みんなでゆっくりとワインを飲み、夜は更けていくのであった。

フランス猫のミミちゃんは、ちょっとご機嫌ななめでお外にいっちゃいました。


シャルトルの義兄さんの家 14500歩



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6日目2008.1.22

トゥールを出て、モン・サン・ミッシェルへ。




土木と僕-F06-1_出発




今日もAMはひたすらバスで走る。

広大な麦畑が広がり、羊や牛が放牧されている。

家の造りもモン・サン・ミッシェル近くになると石を積んだ壁の造りの家が増えてくる。

遠くにピラミッドのように小さくモン・サン・ミッシェルが見えてくる。だんだんはっきりと大きくなってくる。



土木と僕-F06-2_麦畑MSM



100年戦争でも守り抜いた要塞は、島全体が城壁におおわれていて、自然の地形を生かした建築技術のすべてを注いである。

周囲の海は、有明海のような遠浅の干潟になっており、ちょっと臭い。ムツゴロウはいないようだ。




昼食は、マリーおばさんのオムレツ。イマイチおいしくなかったが、クッキーはおいしかった。




土木と僕-F06-3_オムレツ



城壁の内部に小さな街がある。迷路のようになっている。




土木と僕-F06-4_MSM街



空が狭く都会にいるみたい。




土木と僕-F06-5_MSM街2



城内をひたすら登る。




土木と僕-F06-6_MSM街3



テラスに出て周囲を見渡す。




土木と僕-F06-9_MSMテラス3



堤防道路をバスで移動してきたが、橋梁が施工中だったので、もう完成しているかもしれない。




土木と僕-F06-7_MSMテラス1




完成後は、堤防が撤去され島になるのかなぁ。




土木と僕-F06-8_MSMテラス2



城の建築は3階を軽くするために柱を細くし、ジグザグに組んだ形にしたりと工夫がされている。

回廊(コリドー)は、このような中庭の周りをぐるりと回る廊下のこと。




土木と僕-F06-10_MSM回廊1




Civil 3Dのコリドー機能とは、ちょっとイメージが違うなぁ。


装飾も大変細かい。




土木と僕-F06-11_MSM回廊2



わざわざ違う幾何学模様で作られたステンドグラス。手が込んでいる。




土木と僕-F06-12_MSM内1



奇跡の建築と言われていたが、各所に技術者の知恵と技が組み込まれている。

親切に模型も置いてあった。とんがり屋根。




土木と僕-F06-13_MSM内2



天井は、尖塔アーチが組み合わさっている。規則正しくてきれい。




土木と僕-F06-14_MSM内3



1階は、直径2m近い柱が何本も立っている。柱の周囲は、5mはあるだろうか。太い。とにかく太い柱が並んでいる。




土木と僕-F06-15_MSM内4



1階と2階の真ん中は自然の岩山だから、本当にうまく造っているなぁと感心する。また、ある時期は監獄として利用されていたと言うから驚きだ。外に出るのも難しい。飛び降りたら命は無いな。病院の隣が葬式場でその隣が墓場なのは、合理的だが無常なり。




土木と僕-F06-16_MSM外



城壁内の街を散策。


絵ハガキは1枚0.4ユーロ、12枚で4ユーロを買う。ちょっとお得。


La Poste(郵便局?)で両替してもらう。1万円が55ユーロくらい。5ユーロを手数料として取られるが、とりあえず安心。1ユーロ162円は、まあまあOK。(3年後の現在、106円とかだから、OKじゃないが、旅行中はOKと思っていた。)




パリについて義兄さんと電話する。向こうからホテルにかかってきた。すごい。


シャルトルへの行き方を電話で教えてもらう。地下鉄攻略だ。




嫁のスーツケースがやっと届く。ツアー御一行のうち、ほとんどが届いた。しかし、あと2人分がまだ届かない。なんだかなぁ。

パリは、大渋滞。




CAMPANILE BAGNOLET 6000歩




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5日目2008.1.21

午前中は、移動。ロワール地方へ向け、ひたすらバスは走る。

土木と僕-F05-1_跨道橋


ほとんど寝る。

ロワール地方に着いたのは、14時くらいか。

昼食は、メイドインカフェにて。


土木と僕-F05-2_MadeInCafe


2品出てきた。メインディッシュが大きな肉塊を煮込んだもので見た目はどす黒くてちょっと食欲をそそるとは言い難かったが、味はGOOD! 嫁はうまそうに見えたと言う。やわらかくてしっかり塩味が効いていた。


土木と僕-F05-3_車窓から石橋


シュノンソー城に入る。


土木と僕-F05-4_シュノンソー城1


庭園は上から見ないと広さだけしかわからないがとても美しくとにかく広い。野生のリスを発見。耳が長い。


土木と僕-F05-5_シュノンソー城2



土木と僕-F05-6_シュノンソー城3


城内には、壁にタペストリーが飾られ、装飾と暖房の両方を兼ねている。ステンドグラスも美しい。


土木と僕-F05-7_シュノンソー城4


また、肖像画は、とてもリアルで生きているようだった。

黒の部屋は、気味が悪く、嫁が途中で「早く出たい!」と言う。

動物の彫刻や幾何学模様の装飾がたくさんあり、とても手がかかっているのがわかる。


土木と僕-F05-8_シュノンソー城5

土木と僕-F05-9_シュノンソー城6

ワインのテイスティングは、辛口だったので口に合わず。最近やっと自分の好みのワインがわかってきたようだ。


土木と僕-F05-10_シュノンソー城7


バスに乗り移動。

バスから古城をいくつか望む。写真には撮れなかったけどこの地方には多数のお城が今も残っているそうだ。
バスを乗り換え、シャンポール城へ。(バスの運転手さんの労働時間が、一日何時間までと決まっているそうで。)

もうあたりは暗くなってきている。イマイチ写らないが写真だけ撮る。

(真っ黒な写真をなんとか見れるように、自動修正してあります。)


土木と僕-F05-11_シャンポール城


シャンポール城は、山手線内回りと同じくらいの敷地があるらしい。広いよ。森の中にひっそりとある感じ。城の形が塔やらがあって、城らしい美しい形だった。ライトアップしてあればなぁ。


ホテルでの夕食は、もう21時。トマトとモッツアレラチーズは、何とか食べれた。


BRIT HOTEL L'ESCURIAL ホテル 6000歩


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