井川線旧線2 (静岡県/川根市代-堂平) その3
今回、その3では流れ通り、この先の「奥大井湖上駅」周辺の廃線跡探索を行います。
しかしまだ残っていたものがありました・・・それは「風」。10数メートルもの風が
「レインボーブリッジ」を渡る私に容赦無く襲い掛かって来ました。元々「高所恐怖症」の私、
それに加えてこの強風、恐ろしいなんてレベルでは・・・ま、とにかくご覧下さい。。。

やって来た目的は、前回訪問の際に見つけた「ひらんだ駅」近くの
「湖面へと続く廃道」を間近で見るため。この廃道からアプローチします。

廃道を更に下ります。すると前方に「旧ひらんだ駅」があったと思われる
場所が見えてきました。地上か水中かは調べたものの分かりませんでした。

うゎ。湖面がスグそこまで迫って来ました。大丈夫とは思いつつ、

でも「恐いもの見たさ」という言葉もあるように前進は止まりません。^^;
ここですよ、ココ。前に列車から見えたのは。幻想的な景色に感動です♪
平地らしいのですが、生憎大雨が降ったばかりで今は水面下。残念です。
ちなみに「ひらんだ駅」は漢字で書くと「平田駅」と書きます。
これでは誰がどう見ても「ひらた」なので「ひらんだ」としたそうです。

さ、次はあそこへ行きます。井川線の見所の一つ「奥大井湖上駅」です。
このショットはネットで良く見ましたが、まさか自分も撮ることになるとは。

アプローチポイントはここから。しかし予想はしておりましたが、
整備されているとはいうものの、道のりは険しく疲れました^^;

では現地へ着く前に長島ダム完成後、「水」を貯める前と後の
「奥大井湖上駅」周辺を空撮で確認してみましょう。

「山」をひとつ超えてようやく「レインボーブリッジ」が見えて来ました。
またこの下りの階段が急でして・・・風も激強くてガチで恐ろしかったです。。。

そしてようやく橋入口に到着しましたが、本当に凄い風でした。一瞬本気で

でも渡りましたよ。何て言うんでしたっけ、この風の強さを見るヤツ?
真横っスよ、真横! 本当にこの強さを伝えられないのが残念です。

渡り終わりました。ようやく「奥大井湖上駅」に到着しましたが・・・
やはり誰もおらず。というか、この時は列車は動いていたのでしょうか?

この強風で列車がこの橋を渡るのは相当に危険だと感じましたが、
はたして動いていたのか否か、今となっては知る由もありません。

さぁ、本業に戻りましょう。正面には素晴らしい廃線跡でございます♪
こちらは「奥大井湖上駅」ホームからほぼ正面に位置する廃線跡です。

こちらは南西方向に見える廃線跡です。す、素晴らしい・・・。
しかししつこいようですが、湖面の波が風の強さを物語ってます。

こちらは西に見えるロックシェードの付いた廃線跡です。
土砂に埋もれているようです。それにしても、近付いてみたいなぁ。

ここは埋もれることなく現存しているようです。た、タマりません(笑)。
ということで「奥大井湖上駅」周辺の「廃線跡探索」でした。
井川線旧線2 (静岡県/川根市代-堂平) 最終回
最終回となります。最終回では終点「井川駅」へ到着し更にその先、

「いつか行ったるで!」と誓って約10ヶ月、再び終点

今思えば、ちょっとだけでも覗かせてもらえば良かったな。
と、ここで遅い昼メシ(15:00頃だったかな?)を取ることに。
え?こんなトコに食べるトコなんかあるのかって?
ありますとも♪ この井川駅を少々下ったところ(井川湖方面)に、
お土産屋さんがあるのです。そのお店の半分は実は「お食事処」。
で、食事を済ませた後は「堂平駅」までの廃線跡を目指します。

「井川駅」を出て「旧 堂平駅」を目指し「井川湖」をパチリ。
実はこの時、知らずに廃線跡上から撮影しておりました。

「井川-堂平」間の廃線跡です。残念ながら舗装化されていました。だから気付かな

出ました。これは間違い無く廃線トンネルですね。
さて何番トンネルなんでしょう?恐らく「63」のハズですが。

それにしても不思議です。全く残っていないとわ。ということで無念ですが、
しっかりとこの目で確認をしました。ただ、入口にシャッター(白いフツーの
また、トンネルポータルも上からシャッターが覆い被さるように
設置されていたために隠れていて確認は出来ませんでした。
それにしても・・・この「写真喪失事件」はショックでしたわ、、、号泣

実は廃線跡が舗装化されているとは知らなかったのでこちらもショックでした。
左には綺麗な石積みが。残念なので線路跡を入れちゃいました。

「堂平駅」と思われる部分へ到着です。線路がお出迎えをしてくれました。
しかもポイントまで付いています。素晴らしいですねぇ。

逆方向より撮影します。しかしレールを発見出来たのはここだけでした。

ところで「堂平駅」はというと・・・ぶっちゃけ発見できませんでした。
恐らくこのポイントの向こうの盛り土の部分だと思うのですが・・・。
最後に一番行きたいポイントが残ってるんです。それは「奥大井湖上駅」周辺から
ということで「堂平駅」周辺の探索を終え、場面は「奥大井湖上駅」近くの

近くの脇道へ車を停め、ある程度まで歩いて下ってきました。

この先険しい廃道が続きますが、実はここまで来る過程の方が険しいもの

目的地のすぐ近くまで来ました。と、アレは? 廃線跡ですね。
何処にあるか分かりますか? 答えは こちら です。これは前回訪問した時の

遂に目的地到着です。もう水面が目の前です。正直、風も激強くて恐いです。
で、逆から見た画像がその3でご紹介した こちら の写真です。

こちらはその目的地です。この時は本当に嬉しかったです。
目の前の藪なんかもう全然気になりません。それだけ夢中でした(笑)。

そしてトンネル内へ入ります。非常に短いトンネルで、既に先の出口が見えています。

こんなところに砂利が。出口の上にはロックシェードでしょうか?赤い屋根が。

ところでこのトンネルは何番なんだ?と先ほどから探しているのですが、反対側には

先ほど撮った廃線跡です。「旧21番トンネルは」水没し、僅かに上の部分だけを
これだけ水嵩が増えちゃいました。ハァ、この時にここから見たかったなぁ。
それにしても凄い水面の荒れ方でしょ?しつこいようですがそれだけ強風だったんです。
以上、過去最長 4部に及ぶ「井川線旧線」編でした。とにかく 一度目 の訪問では、
そんな気持ちで向かった「井川線旧線」探索、結果もほぼ良好と本当に大満足でした。
今度はぜひとも水位が下がった状態の時に行きたいものですね。
水根貨物線1 (東京都/奥多摩-水根) 前編
【開業】1952年(昭和27年)11月 【廃止(休止)】1957年(昭和32年)5月
【魅力】廃止から50年以上経った今でもほぼ現存。トンネルと橋梁の数が共に
23と見所が非常に多い。ただ経過年数からも分かるように危険な箇所も多い。
【訪問日】08.03.15
●今回のターゲットは奥多摩に存在する廃線跡です。
廃線になったのは1957年で、何と今から50年以上も前のことです。
しかしながらその「時間」を感じさせぬ内容でした。
その内容はこの後のお楽しみとして、とにかくこの「奥多摩」という場所は
予想以上に私をワクワクさせてくれる場所でした。
ここまで「人の手の加わっていない」場所というのも初めてで、
廃線跡探索の知識をここで随分と上げさせて頂いたと思います。
ということで今回は車で移動、奥多摩駅の近場へ車を止め、
下調べした「むかしみち」へ向かうところから始まります。

奥多摩駅周辺の多摩川です。しかし高いっ!左下に写る影は私の立つ

先ほどの場所から5分少々、「むかしみち」入り口までやって来ました。
調べによるとここから廃線跡へ行けるのだそうです。

結構な急坂です。この後もこのような坂が続き道は未舗装となります。
ちなみにこの「むかしみち」、全コース片道約10kmの道のりとなります。

と言っているうちに振り向くと・・・き、キマした♪ 素晴らしい景色に胸が高鳴ります。

レールまで残ってるじゃないですか。これが

今のトンネルへ入り中から撮影。うーん、良い景色です。
ちなみに先ほどから廃線廃線などと言っていますが・・・

実はここはまだ休止線扱いなんですよね。50年も経ってるのに、ですよ?
ま、「大人の事情」ってのがあるのでしょう。画像は同トンネルを抜けたところです。

トンネル出口に銘板発見。やっぱり昭和27年ですよ・・・綺麗に残ってるものです。

もう少し先へ(奥多摩側へ)進みました。が、これより先は所有地のようで

先ほどのトンネルを抜けて奥多摩湖方面へと向かいました。
すると小さな橋が。とは言っても下を見ると結構高いし、強度は?

強度は大丈夫そうだったので、渡りました。高所恐怖症克服です(笑)。
上記4分割は左上から右下の順です。最後は振り返って撮影。

時折雑草や小枝が行く手を遮りますが総じて順調に前進。
ただ、たまに見かける落石による「デカい石」を見かけると少々ビビります。

錆びたレールに導かれるように辿ります。画像のように反対側は

前編はここまでとなります。後編ではもう少し先まで進み、
ある場所で挫折、まだ行きたい場所もあったのでそこで引き返すことにしました。
そしてその「行きたい場所」とは? この私、ジツは○○フェチだったりもします(笑)。
水根貨物線1 (東京都/奥多摩-水根) 後編
そのうちにまだまだ"初心者"の私には【酷過ぎる】場所が突然訪れます。
ムリしても仕方ないし、他に行きたい場所もあったのでここで断念、

まず「続き」の前に奥多摩駅周辺の変化状況を。
少々見辛いのですが見たところは殆ど変わりないようです。

では続きです。前編から更にトンネルを3つばかり超えたでしょうか。
うち一つは長くまさに「漆黒の闇」状態、携帯の明かりで何とかクリア。汗

3km前後は歩いたでしょうか、あるトンネルを抜けたところです。
突然レールが途切れてしまいます。そして更に前方には・・・。

朽ち果てようとしている橋が、、、一応大丈夫そうでしたが、ムリしても

さぁ場面は急展開、瞬間移動します(笑)。「行きたい場所」とはダムでした。
実は私、半ダムフェチでもありまして・・・^^; 訪れたのは「小河内ダム」です。

なんかこういう景色も好きなんですよねー。心が洗われるというか。
この小河内ダムですが、「奥多摩湖」と言った方が分かり易いでしょうか。

この路線名、「水根貨物線」はこのダム建設による資材運搬のために
造られた路線だったのです。この運搬終了ということで、廃止となりました。

しかしダムは好きなものの、そのクセ高いところは大の苦手でして、、、^^;
これまでにも何回か言っていますが、根っからの高所恐怖症なんです(笑)。
と、遠くに旧水根駅へと続いていた最後のガーター橋が見えます。

小河内ダムの案内板です。現在地はご覧の通り。で、ここにある

さぁ帰路です。写真は上記写真と同じ橋です。
今回は時間の都合で探索出来ず。再訪決定ですね。
編集後記。この時はまだ知らなかったのですが、この奥多摩という場所は
ところで予期はしていたのですが、帰宅後ですが大変なことになっていましました。
季節は春先ということでスギ花粉の飛散真っ只中。「花粉症」とはガキの頃からの
ぐしゅ~ならまだいいです。「多少は通っている」という感じでしょうから。今回は
水根貨物線2 (東京都/奥多摩-水根)
【開業】1952年(昭和27年)11月 【廃止(休止)】1957年(昭和32年)5月
【魅力】廃止から50年以上経った今でもほぼ現存。トンネルと橋梁の数が共に
23と見所が非常に多い。ただ経過年数からも分かるように危険な箇所も多い。
【訪問日】08.04.12
●時間の都合で全ての予定を回れなかった 前回 から約 1ヶ月、再びこの地を訪れました。
ここで本編の前にちょっとおトクな情報を。関東では毎年3月下旬~4月初めにかけて
平野部では終わってしまった桜もここでは「見ごろ」になるのです。で、今回の訪問は
関東圏の方で、もし「見逃してしまった!」や

今回も車で移動、同じ近場へ車を止めて徒歩で探索開始。
前回は立ち寄らなかった「奥多摩駅(旧 氷川駅)」を通過します。

今回の訪問は前回行けなかった「水根貨物線」のメインとも言える
「日原橋梁」へ訪れるために来たと言っても過言ではありません。

見えてきました。ここへ来たならやはりコレを見なければ、ね。
巨大なコンクリートアーチ橋です。奥に見えるのが「日原橋梁」です。

と、その前に。キョロキョロしていたらトンネル発見。

モノは見えてきたものの、どうやって近寄ったら良いのか。詮索中。
そして行ける場所を見つけたものの、ある民家を通らないと行けません。
で、強行突破したら「おじいちゃん」に見つかっちゃいました、、、汗
どうやらこういうことにはもう慣れっこのようです。ヨカッタヨカッタ。^^;

反対側を振り返れば先ほど写したトンネルもそこに。
先へ進みたかったなぁ。しかしタマらない景色でしたわ。

ここは前回工場があって先へ進めなかった場所です。
会社らしき場所を暫く進むと、廃線跡上に小屋らしきものが。
更に足場も弱そうなところも時折あって下も丸見え、ちょっとヤバいです。
そんな場所をクリアするとようやくその場所へと辿り着くことが出来ます。
それにしてもせっかく写真撮ったのに。どうして残って無いんだろ(泣)。

場所は変わり、小河内ダム(奥多摩湖)近くにあった旧水根駅周辺です。
ここが終点となった訳ですが、もう駅跡という感じは全くありませんでした。

コレですもん。砂利がうず高く積まれていて、駅跡とはとても思えません。
周りは草ボーボーですし道らしい道も無く、草を掻き分け先へ進みました。

すると・・・突然目の前に廃レールが姿を現しました。
コレですよ、コレ。ようやくソレらしい跡を見つけることが出来ました。

さぁ、辿り着きました。こちらは前回時間の都合で近づくこと無く遠くからしか
見ることの出来なかった( 画像 )「水根側最後の橋」です。

「わ、渡りたいなぁ。でも、人目もあるし木も腐ってるみたいだし」と諦めました。
ということで今回の「奥多摩探索・第一弾」はここで終了です。
しかし文中での書いたように、まだやることが残っています。
この奥多摩は調べてみれば私の好きな「廃なモノ」が数多く存在する