井川線旧線2 (静岡県/川根市代-堂平) 最終回 | 廃線跡訪問記 ブログ版

井川線旧線2 (静岡県/川根市代-堂平) 最終回

●過去最長となる 4部構成の「井川線旧線」編もいよいよその第4回を迎え、
最終回となります。最終回では終点「井川駅」へ到着し更にその先、
廃駅となった「堂平駅」を目指します。そしてその後は・・・とっておきだった
お楽しみ部分を最後に回ります。ではとりあえず行ってみましょう。
 
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「いつか行ったるで!」と誓って約10ヶ月、再び終点
「井川駅」に帰って来ました。正面には「61番トンネル」が。
 
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そして後ろを振り返れば、「営業路線外」の「62番トンネル」が。
今思えば、ちょっとだけでも覗かせてもらえば良かったな。


と、ここで遅い昼メシ(15:00頃だったかな?)を取ることに。
え?こんなトコに食べるトコなんかあるのかって?
ありますとも♪ この井川駅を少々下ったところ(井川湖方面)に、
お土産屋さんがあるのです。そのお店の半分は実は「お食事処」。
麺類やおでんを売っています。ここで私は「山菜うどん」をチョイス。
旨かったなー。こういうトコで食べるのって格別ですよねぇ♪
で、食事を済ませた後は「堂平駅」までの廃線跡を目指します。
 
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「井川駅」を出て「旧 堂平駅」を目指し「井川湖」をパチリ。
実はこの時、知らずに廃線跡上から撮影しておりました。
 
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「井川-堂平」間の廃線跡です。残念ながら舗装化されていました。だから気付かな
かっのです。まずは「井川駅」の先にあった「62番トンネル」の反対側を目指します。
 
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出ました。これは間違い無く廃線トンネルですね。
さて何番トンネルなんでしょう?恐らく「63」のハズですが。
 
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非常に読み辛いのですが、「63番トンネル」っぽいですね。
いや、見方によっては「65」にも・・・いや、そんなワケは。。。さて真相は?
 
・・・しかしここで残念ならせが。目指していた「井川駅」より先へと続いていた
「62番トンネル」の出口なんですが、予定通り到着し物件と対面、何枚か
撮影したものの何故か写っておらず!なんでやねん!超ショックーーー! orz

それにしても不思議です。全く残っていないとわ。ということで無念ですが、
文章にて探索報告をさせて頂きます・・・。
結論から言いますと、「62番トンネル」の反対側は確かに存在しました。
しっかりとこの目で確認をしました。ただ、入口にシャッター(白いフツーの
シャッターです)が儲けられておりまして、中を覗くことは出来ませんでした。

また、トンネルポータルも上からシャッターが覆い被さるように
設置されていたために隠れていて確認は出来ませんでした。
見た感じでは、頻繁に開閉されているような感じではありませんでしたね。
それにしても・・・この「写真喪失事件」はショックでしたわ、、、号泣
 
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実は廃線跡が舗装化されているとは知らなかったのでこちらもショックでした。
左には綺麗な石積みが。残念なので線路跡を入れちゃいました。
 
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「堂平駅」と思われる部分へ到着です。線路がお出迎えをしてくれました。
しかもポイントまで付いています。素晴らしいですねぇ。
 
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逆方向より撮影します。しかしレールを発見出来たのはここだけでした。
 
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ところで「堂平駅」はというと・・・ぶっちゃけ発見できませんでした。
恐らくこのポイントの向こうの盛り土の部分だと思うのですが・・・。
 
以上、これにて「井川線旧線探索」は終了・・・ではありません。
最後に一番行きたいポイントが残ってるんです。それは「奥大井湖上駅」周辺から
見えた「湖底へ向かう道路」と「?番トンネル」のセットの探索です。

ということで「堂平駅」周辺の探索を終え、場面は「奥大井湖上駅」近くの
現場へ戻ったところから再開致します。では続きをご覧下さい。
 
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近くの脇道へ車を停め、ある程度まで歩いて下ってきました。
するとこの「ホワイトライン」を発見。廃道キターーー!です(笑)。
 
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この先険しい廃道が続きますが、実はここまで来る過程の方が険しいもの
でした。でも目的地はもうすぐソコのハズです。上は井川線の現在線です。
 
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目的地のすぐ近くまで来ました。と、アレは? 廃線跡ですね。
何処にあるか分かりますか? 
答えは こちら
です。これは前回訪問した時の
ものですが、水位が増して隠れてしまっているのがお分かりかと思います。
 
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遂に目的地到着です。もう水面が目の前です。正直、風も激強くて恐いです。
ちなみに中央に見える橋の行き着く先が「奥大井湖上駅」です。
で、逆から見た画像がその3でご紹介した こちら
の写真です。
 
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こちらはその目的地です。この時は本当に嬉しかったです。
目の前の藪なんかもう全然気になりません。それだけ夢中でした(笑)。
 
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そしてトンネル内へ入ります。非常に短いトンネルで、既に先の出口が見えています。
 
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こんなところに砂利が。出口の上にはロックシェードでしょうか?赤い屋根が。
 
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ところでこのトンネルは何番なんだ?と先ほどから探しているのですが、反対側には
ありませんでした。するとこちら側なのかな・・・ありました!「22番トンネル」です!!
 
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先ほど撮った廃線跡です。「旧21番トンネルは」水没し、僅かに上の部分だけを
残して覗いています。ちなみにもう一度、前回 訪問した時の画像をご覧下さい。
これだけ水嵩が増えちゃいました。ハァ、この時にここから見たかったなぁ。
それにしても凄い水面の荒れ方でしょ?しつこいようですがそれだけ強風だったんです。
 
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しかし大雨の後ということで水嵩が増しておりましたが、見た感じではこれまでに水没
したことは無さそうでした。ということで目的達成・全日程終了、これにて探索終了です

以上、過去最長 4部に及ぶ「井川線旧線」編でした。とにかく 一度目
の訪問では、
多くの廃線跡を目の前にしながら触れることが出来ず「ヨダレタラタラ状態」で
帰宅したので(目的はあくまで旅行だったので)、早く行きたい気持ちがマンマンでした。
そんな気持ちで向かった「井川線旧線」探索、結果もほぼ良好と本当に大満足でした。
今度はぜひとも水位が下がった状態の時に行きたいものですね。