教師の部活動時間、見直し検討 スポーツ庁
スポーツ庁は29日から、教師の長時間労働の一因となっている運動部の活動時間などを見直す検討会を始めた。
検討会には、鈴木スポーツ庁長官や中学・高校の現役校長らが出席し、部活動の時間や休養日などの設定について話し合った。部活動の休養日については、「中学校では週2回以上」と文科省が目安を示しているが、去年のスポーツ庁の調査で、8割近くの部活動が週1日以下しか設けておらず、教師や生徒への負担が懸念されている。
また、約6割の中学校教師が「過労死ライン」と呼ばれる月80時間以上の時間外労働を行っていることも別の調査で分かり、スポーツ庁は年度内に適切な部活動の時間設定などのガイドラインを定め、全国の教育委員会に周知徹底するとしている。
以上。引用終わり。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170529-00000107-nnn-soci
はっきり言って、教師の長時間労働からの救済という観点よりも、
生徒の救済という観点から部活の時間を見直してもらいたい。
私の知る限りでは、生徒に部活動、特に運動部の活動を長時間強制する教師があまりに多いという印象だ。
塾よりも運動部を優先させる顧問に一言言いたいのだが、
将来、子どもたちが肉体労働で生きていくのであれば、運動優先で構わないのだが、
頭脳労働で生きていくのであれば、塾を優先させてもらいたい。
もちろん、私も部活のメリットは認めている。
やはり、部活動を通じた人間関係の構築というのは、非常に大切だし、勉強では学べないことがたくさん学べると思う。
それに、適度な運動は学習効果を高めるとも思っている。
しかし、運動は1日1時間程度でよい。1時間も汗を流せば十分だと思う。
もちろん、もっと練習したい子は好きなだけやればよいと思うし、それは個人個人の考え方しだいだと思うが、
少なくとも、塾のある日は部活を休みたい、あるいは早めに切り上げたいと言っている子たちを、強制的に部活に従事させるような真似はやめてもらいたい。
あと、最悪なのは、勉強ができていない子、成績の良くない子を部活に従事させる顧問。
生徒たちが将来、何で生きていくのか、ということをよく考えて、部活に従事する時間を決めてもらいたいと思う。
将来につながることに時間を割くというのは、極めて当たり前だと思うのだが、
融通の利かない部活の顧問、というか、なーんも考えていない顧問が多いというのが、自分の持っている印象だ。
上記記事の、部活の休みを週2日以上にする、というのは、
目安ではなく命令にでもしてもらいたいくらいだ。