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☆INFINITY☆’S DIVING&TRAVEL REPORT

ダイビングの記録用ブログとして書き始めたブログです。
最近はダイビングなしの海外旅行にも行っているので、そのうち旅行記も載せると思います。

帰りは行きとは違う船会社を使いました。

 

出港時刻が午後10時なので、リゾートを午後8時過ぎに出発。

トライシクルで15分ほどで港に到着。

まず、トライシクルのおじさんがチケット売り場へ横付けしてくれました。

 

この会社はeチケットが発行されてたので、カウンターでそれを渡すと乗船券をくれました。

乗船券には、ベッドの番号が書いてありました。

 

そこからトライシクルで30秒で待合所入り口に到着。

ポーターを頼んで荷物を運んでもらいながら、待合所の中に入りました。

中央の2階建ての建物が待合所

 

 

ここは、手荷物チェックがありました。

船はまだ来てないので、しばらくこんなところで待機。

荷物は席のそばに置いてました。

 

午後9時30分過ぎになって船が到着。

ポーターが乗船券を見て案内してくれます。

 

今回予約したのはベッドが4つ(2段が二つ)の部屋。

ベッドはJRの夜行列車ぐらいのもので、カーテンがついてます。

 

もう少し値が張るものの個室もあります。

おすすめは絶対個室です。部屋にトイレもあったようですし。

 

乗船してすぐにスタッフがやってきて乗船券のチェックをしました。

そして、

「ID(外国人にとってはパスポート)をだせ」

というので、見せると持っていく素振り。

「下船一時間前に返す。」

というのでしぶしぶ渡しました。かわりにキャッシュカードみたいなカードをくれました。

 

翌朝レストランの隣のスタッフ詰め所みたいなところに持っていくと

「リネン(シーツのこと)とひきかえ」

というので、

自分のシーツを持って行ってやっとパスポートを返してもらえました。

 

こういうところも「なんだかなあ」ってところですよ。フィリピンの皆さん。

 

この船には売店兼レストランがありました。

 

一応食べるもの飲むものには困らない感じ。

 

朝食がついてましたが、おなかがすいてないといらないかな。

午前6時過ぎにレストランで配られます。長蛇の列だったけど。

 

行きよりはだいぶ良く寝られて翌朝8時30分ごろバタンガス港へ到着。

到着予定時刻は7時なので90分遅れ。

よくあることみたいです。

下船してからかなり歩いて、行きにチケットを買ったところまで到達。

ここからちょっと移動して送迎車と落ち合えました。

道は一本道なので間違うことはないと思います。みんな同じ方向に歩いてるし。

 

フィリピン名物のポーターにかなりぼったくられましたがこれはまあ仕方ない。

ニホンジンオカネモチ((+_+))

 

暑い中汗かいて荷物を運んでくれたから我慢しよう。

 

総評:

船は帰りの会社が格段上でした。できれば個室をとるとそんなにストレスなく移動できると思います。

ただし、この会社はバタンガス港発が16時なので、関空発9:55の便は間に合わないリスクがかなりあります。

マニラで一泊とか、羽田発深夜便とか、アニラオなどと絡めるとかの工夫が必要です。

なお、16時発の便は14時ごろから乗船できるそうです。

 

 

 

ロンブロンに行くのに一番のネックは船で一晩過ごさなければならないことです。

これでためらっている人は多いことでしょう。

 

これから行こうと思う方のためにできるだけの情報を載せておきます。

 

まずは、バタンガス港。

空港からのドライバーが港のガイドみたいなおじさんに引き継いでくれて、どの船かわからなくてもおじさんについていけば何とかなりました。

 

チケット売り場。

おじさんがチケット買ってくれました。

そのあと「100ペソ」っていうから出したら、港湾使用料の窓口にも行ってチケットを買ってくれました。

 

チケット売り場の向かい側にはファストフードの店などもありました。

 

それからおじさんの後をついて歩くこと数分。

フェリーに乗り込みます。

フェリー会社は2社あるようでした。

行きと帰りで会社を変えてみました。

 

出発は午後5時。ちょっと遅れたけどだいたいそのくらいに出発しました。

 

ここからちょっとしたアクシデント。

一晩過ごすのはベッドだったはずなのになぜかいす。

しかも夜行バスのようないす。

 

故障のために船が変更になり、こんなことになったようです。

冷房がきいてたのがせめてもの救いです。

 

荷物は自分の席のそばに置いておきました。

売店は一応ありましたが、カップラーメンとビールぐらいしか売っていないようでした。

レストランはありませんでした。

 

そういうこともあろうかと、ちゃんとパンと水を持参しておいて正解でした。

 

船の中央部のベッドの所は冷房なしでした。

これはちょっと無理。熱中症になる。

 

しかも、午前7時に着くって聞いてたのに、午前3時ごろにポーターがなだれ込んできて

「ポーター!」

って叫びまくる。

ネットの地図で調べたら、隣の島の港に寄港したようでした。それも聞いてないんだけど((+_+))

 

さらには、部屋の外でヒヨコがずっと鳴いている。

ヒヨコを運ぶ仕事の人が、部屋を出たすぐのところに段ボールに入れたヒヨコを置いたから。

時間がたつにつれて段ボールが減っていく((+_+))

 

こんなんで熟睡できるわけもなく、とんでもない一晩を過ごしてやっと翌日午前8時ごろロンブロン島に到着。

遅れは頻繁にあるそうです。

 

やっと着いた感満載。

とりあえずこの会社は二度と使わないようにしようと固く誓った船旅でした。

 

港からリゾートまではトライシクルで15分ぐらい。

 

かえりはもうちょっとましだったんですがその話は次回。

 

 

 

 

 

(海の色が南国でした。)

 

昨日に続いてリゾート情報です。

 

事務所兼レストランの壁にはポイントマップと主な生物の写真。

島の西側に島があってその島の周りでよく潜りました。

 

ダイビング関連の設備はこんなかんじ。

機材干し場。

部屋番号のが書いてあって、その区画を使います。

 

水槽。

カメラ用とかスーツ用とか書いてありました。

 

どのボートに誰が乗るのかが書いてあるボード。

 

わかりやすい配置でした。

全体的に水深が浅いせいか、離島のためか、ナイトロックスはありませんでした。

 

 

続いてレストラン。

朝はバイキング形式。

そんなに品数はありませんが、一通りそろってました。

オムレツとか目玉焼きとかをその場で焼いて持ってきてくれます。

 

昼と夜は、

席に座ると持ってきてくれる形式。

みんな同じメニューが来ます。

味はおいしいと思います。

でも

量が多い。まわり

これで一人分。残すのもったいないし、多すぎて食べられないしっていうジレンマがありました。

残してもなにも言われないけど。

 

夜はデザートもつきました。

 

昼はハンバーガーだったり(特大だったけど)、パスタだったりいろいろでした。

 

水は無料でした。

炭酸飲料のジュースやフレッシュジュース(マンゴーとかウォーターメロンとか)は有料で、ドル建てで売ってました。

フレッシュジュースで3~4ドルだったと思います。

 

リゾートの総合的な評価としては合格点です。

 

(高そうなよっとがとまってたので撮ってみた)

 

The Three P dive resortの情報をまとめておくとこれから行く人に良いかなと思うので書いておきますね。

 

港からトラシクルで15分ほどの場所にあるリゾートは、コテージ形式でした。

部屋の前が船着き場。

満潮の時は部屋から徒歩数十歩です。

 

なかはこんな感じのベッド。

もちろんエアコンつき。

おっきなカメラ台。

 

ライトも完備。

飲み水は、1リットルのペットボトルが置いてあって、空になったらレストランの給水機で補給するスタイルでした。

コンセントは日本の形式でもそのまま使えます(240Vだけど)

 

荷物を置く棚もじゅうぶん。

セーフティボックスや冷蔵庫もありました。

 

洗面、トイレ、温水シャワー。

シャンプーとボディソープが壁に取り付けられてました。

 

環境維持のためトイレットペーパーも流さないでごみ箱に入れることになってました。

 

部屋の情報だけで長くなったので続きは次回。

 

 

 

 

The Three P Dive resortの一日のスケジュールは

7時~ 朝食

8時半~ 午前の2ダイブに出発

12時過ぎ  リゾートにもどる

13時~ 昼食

14時半~ 3本目のダイビング

19時~ 夕食

サンセットダイビングやブラックウォーターダイブ(ナイトダイブ)に行く人は17時半や19時前後に出発してたようです。

 

さて、滞在2日でメインターゲットを見てしまったので、次は何を見るかということになりますが、

これは、ほかにリクエストしたり、ガイドが自主的に紹介してくれたりした生き物を見てました。

 

メリベの次にリクエストしたのは、

チンヨウジウオことパグヘッドパイプフィッシュ。

顔が犬の狆(ちん)に似てるからこの名前がついたのだとか。

 

見るのはこれで4回目ですが、うまく写真が取れない(´;ω;`)

今回もこれで精いっぱい。

大きさは小さめのミミズくらいでした。

 

ガイドが見せてくれたのは

ドラゴンシュリンプ。

「なんだそれ?聞いたことないぞ??」と思って潜りましたが、実物を見ると

「なっだこれか。」

ってかんじでした。

 

それから

ピグミーシ―ホース。

たぶんバルキバンティ。でも黄色い。

 

さらに

なんか知らんけどエビ。

 

この間ウミウシやヒラムシをいっぱい見せてくれたけど、載せるのは後回しにしてます。

多すぎて収拾つかないので。

 

今回なぜアクセスの悪いロンブロンまで行ったかというと

「イトクズメリベウミウシ」ことメリベコールマニを見たかったからなんです。

 

ここ10年くらいずっと見たくて、バリ島でもレンベでもバンカ島でもリクエストしたのですが、

ガイドたちは一様に苦笑いをして

「運が良ければね」っていうんです。

 

そのくらいめずらしいウミウシなんです。

 

初日に、ガイドのサニーに

「メリベコールマニを見るために来たんだ!」

っていうと、あっさりと

「じゃ、見に行こう。」

ってことで連れて行ってくれました。

 

そして、拍子抜けするくらいあっさりと見せてくれたのが

この子。

まさしくメリベコールマニです。

 

「なんだこれは!?」

って思いましたよね。どこが体かわかんないような姿です。

 

でもよく見ると

手前側に顔があるのが分かりますか?

 

顔の上にはカタツムリの目みたいな突起もありますよね。

 

さらには、このカットで見ると

体がゼリー状の透明なものでできているのまでわかります。

 

なんて不思議な進化をしたんでしょうねえ。

 

ちなみにどんなところにいるのかというと

こんな海藻(正確には海藻ではありませんが)の中に潜んでいます。

見つからないように擬態した結果がこんなへんな進化になったのでしょう。

 

参考までに、ロンブロンでは「やっと一体いた。」っていうレベルではなく、けっこうたくさんいます。

なれれば自力で見つけられるレベルです。

 

ただ、なぜロンブロンのみにこんなにいるのかはわかりませんでしたが。

潮流や水温などの複雑な条件なのでしょうね。

 

ついでに、メリベコールマニみたいだけどちょっと違う子もいました。

名前不明なので(サニーが教えてくれたけど忘れた)知っている方コメントしてください。

 

ガイドのサニーは、ハゼを全く紹介しません。

昨日載せたレイドシュリンプゴビ―も自分で見つけたものです。

 

ロンブロン島の周りは白い砂地なので、ダテハゼやヤノダテハゼ、ゴールドスペックジョーフィッシュがすごくたくさんいますが、全く相手にもしてません。

 

そのくらいほかに珍しいものがいるってことなんです。

 

たとえば

バタフライヌーディーことクロスジウロコウミウシ。

 

ほんとに唐突に紹介されます。

 

トウモンウミコチョウ。

 

よそでは主役なんですが、ここではレギュラーでもないかんじ。

 

なんか「SPだ」ってサニーは言ってたけど、なんのSPなんだか…。

 

たぶんアミメウロコウミウシのSP6だと思うんですけど…。

 

まあ、初めて見たのは確実。

 

産卵中のウミウシも普通に紹介されます。

 

ガイドのすきをついて自力で見つけた

オドリハゼ。

 

ガイド的には全くラインナップに入っていないので、

「オドリハゼいたよね」

っていっても

「オドリハゼ??」

って感じでしたけどね。

 

 

午前のダイビングは2本続けておこなうため、リゾートには戻らないと聞いていたので、ゆっくり休んで午後からダイビングをしようと思っていました。

ところが、ガイドのサニーは、「いつからでもいいよ。」

というのです。

よく聞いてみると、ゲストが自分だけなのですべて合わせてくれるそうです。

 

ラッキー!!

 

そこで、一本目は10時からお願いして、2本目は午後からにしました。

 

チェックダイブだけど、いきなり、

「ポントヒ、みにいくよ。」

とサニーが簡単に言うので、

「ポントヒってあのピグミーシ―ホースのポントヒ?」

と思わず聞き返してしまいました。

 

そうしたら、

「レンベしードラゴンも見る?」

っていうので、今回は

「見る!!」

って返事をして出港しました。

 

リゾートから約五分のポイントに到着後、さっそくエントリーです。

水温は30度ぐらいの生ぬるい状態。3ミリのスーツで快適です。

 

そこから、怒涛の生物紹介が始まります。

もう一度言いますが、チェックダイブですからね。

 

最初からスーパーレアウミウシを見せてくれたのですが、それはまたいつかのせることにします。

 

お約束の

ポントヒ。

日本名がついたんですよね。

 

いとも簡単に見せてくれました。

 

つづいて

レンベシ―ドラゴン。

 

マンツーマンなのもあって次々に紹介してくれます。

へアリーシュリンプことフィコカリス・シムランス。

 

どこにいるかわかります?

赤いエビ。

 

これも言われないとわからないエビ。

 

いや、もう、自分で探すのをほぼあきらめました。

 

 

でも自分で探すのが好きなので、すきを狙ってじりきで見つけました。

レイドシュリンプゴビー。

 

一回のダイビングでこれだけ見られるなんて、「なにこれ!?」ってかんじです。

 

今日のせた生き物は、よそのリゾートに行くとメインを張るものばかり。

いわゆる四番打者ですね。

ここロンブロンは四番がずらっと並ぶ、オールスターな海だったのです。

 

でもまだこれで終わりではありませんでした。

まだまだスーパースターが次々登場しますが、それは次回以降に。

 

2023年5月にフィリピン・ロンブロンに行ってきました。

 

最初に総合的な評価をすると、世界屈指の海でした。

行くのはすごく大変ですが、おつりがくるぐらいの海です。

 

どういうことなのかはおいおい書いていきますね。

 

まず、

「ロンブロン」ってどこ?

と思っているほとんどの人たちのために基本情報です。

 

今回は関西空港発着でしたので、こんなスケジュールで行きました。

 

関空9:55発 フィリピン航空。 約4時間でマニラ空港。

 

マニラ空港から車で1時間半でバタンガス港。

以前は3時間ぐらいかかってましたが、今はバタンガスのそばまで高速ができてたのですごく早くつけるようになりました。

 

バタンガス港からフェリー。

今回は17時発。

フェリー会社は2社あるようです。

もう一つの会社は16時発で間に合いそうになかったので17時発の会社にしましたが、最低でした。

また詳しく書きます。

 

一晩船に揺られて翌朝7時にロンブロン島着。

ただし、フィリピンなので飛行機も船もよく遅れます。

 

ロンブロンの港が一番にぎわっている街なところで、

そこからトライシクル(バイクの横に座席がついた乗り物)で15分くらいでリゾート着。

 

今回お世話になったのは、 The Three P Beach Resort and Ducks Diving Romblon です。

 


 

なんで「スリーピー」かというと、

このリゾートは兄弟三人で経営してるのですが、みんな名前が「ピーター」とか「P」で始まる名前だからなんだそうです。

 

リゾートの様子はまた改めて紹介しますね。

 

というわけで、午前8時半ごろリゾートに到着し、休憩兼準備をして10時からダイビングを始めました。

 

続きは次回へ。

 

 

昨日の続きでウミウシまとめて。

たぶん珍しい。

 

これもウミウシなのかな?

 

これは日本にもいるよね。

 

ヒラムシ?

 

これもよくみるような…。

 

めずらしいのかな?

 

よくいるけどじっとしてることが多いかな?