最初のほうの診断は、腫脹、発赤、熱感は、炎症の3徴候です。病理学でそう定義されているから、炎症と診断するのですよ。だから「~炎」と診断するのですが、時間がたって、個別の疾患ばかりをやっていると頭が悪くなっていって、炎症が分からなくなってくるのですよね。だって、その病理は言えますか?って話なのですよ。これらの症状は、血管の拡張や通透性の増加、免疫細胞の動員など、炎症反応が進行していることを示唆しています。通常、組織や臓器に損傷が発生すると、免疫応答が始まり、これによって炎症が引き起こされます。炎症は体が損傷を(組織)修復し、感染を制御するための自然な生体防御メカニズムの一部です。だから、こういう基本をきちんとわかって、こういう基本にかえって診断していくのがベストです。
防御メカニズムだから、いろんな原因でできるのですよ。だから、炎症とあっても真の確定診断というより、その原因を更に追究しないといけないのですよね。炎症の治療は解熱鎮痛薬を出す対症療法ですが、感染症で起きているなら感染源を根絶する原因療法が真の医学です。
炎症が起こる原因は多岐にわたり、様々な疾患が関与する可能性があります。以下は、炎症が起こる一覧です。
- 感染症: 細菌、ウイルス、真菌、寄生虫などによる感染が原因で炎症が起こることがあります。
- 自己免疫疾患: 免疫系が正常な組織を攻撃する自己免疫反応が引き起こす炎症が含まれます。
- 慢性炎症性疾患: 慢性関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎などの慢性炎症性疾患が炎症を引き起こすことがあります。
- アレルギー反応: アレルギーによって引き起こされる過剰な免疫反応が炎症を引き起こすことがあります。
- 代謝性疾患: 2型糖尿病や高コレステロールなどの代謝性疾患が組織に損傷を引き起こし、炎症を誘発することがあります。
- 腫瘍: がん細胞が周囲の組織に影響を与え、炎症反応が生じることがあります。
- 血管疾患: 動脈硬化や血管炎などが血管の損傷と炎症を引き起こす可能性があります。
こういうことも理解していないといけないので、病理学が大事です。病理学で説明がつけられることが真の医学者なのですよ。
整理されていないから煩雑になっていって難しくなるだけで、整理していたら話はどんどん簡単になっていくので、
QB体系が正しいわけじゃないのです。「全身医学体系」という一本の道が正しい道筋で、これならいろんな病気に騙されにくくなります。誤診が減ります。QBもあの分量が正しいのではなくて、復習できるようにしないとダメなので、1冊のノートにまとまる分量じゃないと毎日使う医学にならないです。だから、その分量を考えるとコアだけを身につけて応用できるようにして、情報はAIに任せることです。医師資格試験では今だと7割をとればいいという目標があるので、7割とれればいいのです。
難しくしようと思えばどんな問題でも難しくすることができて、それに対応することがいいことじゃないのですよ。人間の頭に入る分量が神経細胞の数とシナプス形成活動の限界があって有限だし決まっているので、前回の救急の問題でも難しくしようと思えば難しくできるのです。だから「あ、救急か」と馬鹿にしないで、救急でも正答率6割だったので4割滑っています。医師資格試験は今は9割受かっている時代ですから9割受かるのに6割だと難しいのですよ。4割は落とされているのですから。そういうのに正解することは、逆に間違いです。もっと他にやらないといけないことがあるので、そこだけを追究してもしょうがいないです。しかも丸暗記だとすぐ忘れるし未知の事象に対応できない。使えない・動けない医師になる。だから、あとは病理学の応用力をつけて、AIのサポートをつけることを忘れないように。
よって、本書は、コア・カリキュラムで作成する医学書にしていきたいので、講義はコア・カリキュラムで教えていき、資格試験にも対応できる導きにしていきたいです。チャートで補足するのは過去問だけという医学書にしていきたいですね。
ちゃんと体系的に整理をして並べていって、自分が今何を学習しているのか、診断のチャートの手順で学習をしていかないと頭がおかしくなって、炎症の3兆候も言えなくなるのですよ。
炎症の兆候や症状はこれだけではなく、病態や部位によってさまざまな表れ方があるのですよ。
例えば、痛みや機能の低下も炎症に伴う典型的な症状です。
炎症反応は生体が感染や損傷に対して取る自然な反応です。
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痛み: 炎症が発生すると、炎症性物質が放出され、神経終末に刺激を与えます。これにより、痛みや違和感が感じられるようになります。痛みは体が損傷を知覚し、損傷箇所を保護しようとする一種の警告信号とも言えます。
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機能の低下: 炎症が進行すると、浸潤した免疫細胞や炎症性物質が組織に影響を与え、正常な機能が低下することがあります。例えば、関節の炎症があれば、関節の動きが制限され、機能が低下します。また、内臓の炎症があれば、その臓器の正常な機能が影響を受けることがあります。
これらの症状は、炎症反応が生体の自然な応答であり、通常は損傷を修復し、感染を制御するための重要なメカニズムです。ただし、過度な炎症が続くと、慢性炎症や組織の損傷が進行する可能性があります。
だから、炎症の3兆候といわれていますが、
炎症の兆候には、通常、以下の5つが挙げられます。
- 腫脹(Swelling)
- 発赤(Redness)
- 熱感(Heat)
- 痛み(Pain)
- 機能の低下(Loss of function)
これらは炎症が進行する際に一般的に見られる症状です。
病気や状態 | 痛みの主な症状 | 機能低下の主な症状 | 備考 |
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神経障害 | ○ | ○ | 坐骨神経痛、糖尿病性神経障害など |
機能性胃腸障害 | - | ○ | 胃の機能低下が中心の疾患 |
慢性痛症候群 | ○ | ○ | 線維筋痛症、慢性腰痛症候群など |
循環器系の障害 | ○ | ○ | 冠動脈疾患、動脈硬化など |
姿勢性頭痛症 | ○ | - | 特定の姿勢で頭痛が生じる |
緊張型頭痛症 | ○ | - | 緊張による頭痛が特徴的 |
関節痛症 | ○ | ○ | 関節の痛みや機能低下が中心の疾患 |
こうなっているので、鑑別診断するときに、
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心臓マッサージ(心肺蘇生):
- 心停止時には心臓マッサージを行い、心臓の鼓動を取り戻すために循環を再開します。
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呼吸器管理:
- 心停止や呼吸停止時には、人工呼吸器を使用して呼吸を助け、酸素供給を確保します。
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圧迫止血:
- 出血を一時的に止めるために、圧迫止血を行います。
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詳細な評価:
- 出血の原因や程度を確認し、(必要に応じて画像検査や詳細な)診察を行います。
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外科的処置:
- 血管修復や他の手術が必要な場合、これが行われます。
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輸液:
- 手術中に患者が失った血液の代替として、輸液が行われることがあります。
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輸血:
- 血液製剤を使用して患者に輸血が必要な場合、手術後などに行われることがあります。
- 良好な人間関係: ハーバード大学の研究によれば、健康で幸せな人生を送るためには良好な人間関係が重要だとされています。安心できる関係を育み、他者とつながり、支え合うことで幸福を感じることができます。
- 健康: 健康な身体は幸福感に重要な要素です。健康であることは、充実した人生を送るための基盤となります。
- 安全と安心: 安全で安心した環境に身を置くことも幸福感につながります。安心して生活できる環境は精神的な安定感をもたらし、幸福感を高めることができます。
- 自己実現: 自己の可能性を最大限に発揮し、自己実現を図ることも幸福感につながります。自分自身の目標や価値観に基づいた生き方を実現することは、満足感や幸福感をもたらすでしょう。
4.自己実現は、allahyhwh.web.fc2.com/text/kousin/kousin.htmlやallahyhwh.web.fc2.com/bible/bible.htmlを案内にすればいろんな講義で教えている。
https://video.fc2.com/album.php?kobj_mp_id=20240121yEtHVscS
私(本人)がずっと出演をして喋って教えているので、どんな先生なのか分かるよね。
これは、先生のことを喋っている人徳教育の講座なのだ。
まずは心を鍛えることが大事だから、心の勉強をするといい。正しいことをやりきるために、めげないように。甘い道に逃げないように。