医師資格試験との比較 口腔外科学(全身性疾患)からの出題の紹介(一部) | 医師・歯科医師短期養成大学院「真・国試の鉄人」

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で、歯科医師合格講座を手伝ってくれている歯科医の恋人が2人いるのですが、3年目と4年目の歯科女医で、私の助手にあゆみとまりという2人助手が歯科講座にいるのですが、あゆみ(3年目の歯科医)から借りてきた実践を使っていますが

 

この問題をやってみて下さい。医師の人は、これで解けましたか?

選択肢に「肺繊維腫」と書いてあったら解けますか?

「正解は容易だろう」と書いてあって、正答率が90パーセント以上なのですよ。

113回歯科医師国家試験というとまりが受かったときの試験かもしれないのですが、

皆が正解するのが今の歯科医のレベルなのですよ。

 

これでSLE(全身性エリテマトーデス)とか出されて解くのが歯科口腔外科レベルなのですよ。

SLEは膠原病の一種で間質性疾患で繊維化が全身に起きるので、口腔内にも腫瘤ができますが、検査をして全身の評価をすることが歯科医師に求められている口腔外科医学としておさまっています。

 

膠原病(Collagen Disease)とはコラーゲンディズィーズと英語でいうのですが

膠原繊維が全身にできる病気で、口腔内にも全身どこでもできるので、肺にもできるのですよね。

膠原病(Collagen Disease)の病態は、免疫系が正常な組織を攻撃し、炎症を引き起こす自己免疫疾患の一種であり、コラーゲンを含む結合組織に影響を与えることがあります。SLE(全身性エリテマトーデス)は、膠原病の一種であり、皮膚、関節、腎臓、脳など、さまざまな臓器に影響を与える可能性があるので、この(全身)評価は(口腔内で見つけても治療は)大事になってきます。

 

代表的な膠原病には以下のようなものがあります。医科歯科どちらでも覚えていないといけないことなのです。

  1. 全身性エリテマトーデス(SLE): 皮膚、関節、腎臓、心臓、肺など多くの臓器に影響を与える全身性の自己免疫疾患。

  2. シェーグレン症候群: 主に涙腺や唾液腺に影響を及ぼす疾患で、乾燥症状が特徴的。

  3. 強皮症(全身性硬化症): 皮膚、血管、内臓に線維化が生じ、硬結症状を引き起こす。

  4. 多発性筋炎・皮膚筋炎: 筋肉や皮膚に炎症が生じ、筋肉の弱さや皮膚の変化が見られる。

だって、「すりガラス陰影」が認められるので

「すりガラス陰影」ができる疾患はわかりますか?

すりガラス陰影は、肺間質の異常や肺胞内の炎症性変化によって引き起こされることがあります。

主な原因としては、間質性肺疾患(Interstitial Lung Diseases, ILD)、間質性肺炎、肺胞蛋白沈着症(Pulmonary Alveolar Proteinosis, PAP)、悪性腫瘍、感染症など。

だから、こういうのは覚えていて、ぴんとこないとダメですね。

  1. 間質性肺疾患(Interstitial Lung Diseases, ILD): 特に特発性肺線維症(idiopathic pulmonary fibrosis, IPF)や非特発性間質性肺炎(non-specific interstitial pneumonia, NSIP)など。

  2. 間質性肺炎: 例えば結核、リウマチ性肺炎、膠原病に伴う肺炎など。

  3. 肺胞蛋白沈着症(Pulmonary Alveolar Proteinosis, PAP): 肺胞内に蛋白質が蓄積する疾患。

  4. 悪性腫瘍: 肺胞や間質に浸潤する悪性腫瘍。

  5. 感染症: 特にウイルス性肺炎や特定の真菌感染症。

 

こういうこと(胸部レントゲン撮影)をやっていいのですよ。

だって、それが口腔外科なのですから。

歯科にまつわる話がちょっとでもあったら、全身の検査をするのですよ。

普通に採血とか、その辺の歯科医院でも日常的にやっていますよ。

 

「私が行ってる歯科医院はそんなことないよ」と思っている人は、通っている所がレベルが低い歯科医院なのですよ。

都会にあるちょっと大きい歯科医院で繁華街にあって1フロアが広い所とかだとやっているのですよ。

 

だから、歯科医が胸部レントゲンを撮影したり採血をすると違法じゃないかと疑って訴える人がいますが、全然そんなことがなくて、学校で練習しているのですよ。採血も。「駆血帯」(くけつたい、tourniquet)をしばって相互で注射をうちあう練習をするのですよ。「駆血帯」でしばると血管を圧迫して一時的に血流を遮断することで静脈を拡張させることができるので静脈が浮き出てきて採血が容易になるのですが。これにより、静脈が視覚的に明確になり、採血が容易になります。駆血帯は、主に採血や静脈注射などの医療処置で使用されます。

 

口腔外科の写真をはります。

医師国家試験で全く同じ写真を見るのですよ。医師の人や受験生は見たことありますよね。

 

今回の問題は、簡単な問題ですが、

医師・口腔外科医にとっては簡単だと思うのですが、

一般の人にとっては簡単ではないのですよ。

多分、医師も診断を間違うのですよ。

 

着目するポイントは、85歳ですよね。

よく物が飲めないのは「嚥下」を勉強している歯科医のほうが診断しやすいのですが、

発熱があると書いてあるので。

むせやすいとか口腔機能の低下とかが書いてあって、

全身に他の腫瘤とかの所見は認められていないような暗黙の記述があるので

こういう問題は何度も出るのですよね。

10年くらい前にもこういう問題を医学総論的な所で見たような気がしますね。

 

だから、こういう発熱があって、胸部にすりガラス陰影様の不透過像があったら、これからは誤嚥性肺炎と診断できないとダメなのですよ。

 

だから、治療法の選択は、誤嚥性肺炎の治療は吸引と抗菌薬投与です。この選択肢も、次の出題では〇にできないとね。

 

誤嚥性肺炎の治療には、吸引と抗菌薬の投与が通常含まれます。誤嚥性肺炎は、口腔や咽頭からの吸入によって通常は非感染性の微生物が気道に侵入し、それが原因で肺炎が発生する状態です。

治療の主なアプローチには以下が含まれます。

  1. 吸引(Aspiration): 肺に吸入された異物や分泌物を除去するために吸引が行われます。これにより気道の清掃が図られ、肺炎の進行を防ぐことが期待されます。

  2. 抗菌薬の投与: 病原体による感染が疑われる場合、適切な抗菌薬が処方されます。選択される抗菌薬は、症状や患者の個別の状態、過去の感受性などに基づいて医師が判断します。

  3. 対症療法: 患者の症状や酸素飽和度の維持を含む対症療法も行われます。

誤嚥性肺炎は、誤嚥によって生じる肺炎であり、口腔や消化器系からの異物や細菌が気道や肺に到達することで発症します。治療には、誤嚥を引き起こす原因の除去や予防が重要ですが、肺炎が発生した場合には吸引による異物の除去と抗菌薬投与が一般的な治療法とされています。

 

ここから口腔外科の過去10年分くらいの過去問題から載せてみます。

 

 

どうでしたか?医師の人、QBでよく出てる画像ですよね。

ここまで医師国家試験ですよね。

 

油断していると医師国家試験に合格して3か月何もやってなかったら、口腔外科の試験で医師が滑るのですよ。

口腔外科は医師なのですよね。だから、歯科医をなめてるとだめですよね。

 

私、ここまでみると歯科医を尊敬しますよ。もし、こういうことばかりを資格取得後にやっているならですよ。

 

ただ、私は、実際は歯科医のことをすごく馬鹿にしています。

なぜなら、こういうことができるのに、歯質を削ることしかやっていないからです。

人命に関与しないことをして、人命に関与する疾患を見ないで放置して、そういう患者を殺そうとしているからです。

できないことは全部大学病院に送るとか。それだったら医師免許はいらないから、やめたらいいのですよ。そんな資格じゃないので。これ。問題を見たら、これがいつもできてないと歯科医じゃないって言われてるのですよ。

 

よって、こういう患者を診ないといけないのですが、めちゃくちゃ難しいです。

毎日実践とQBを10年分すごい速さでバーッと1巡やっていって、その直後3時間くらいの間に

全員の患者を見終わって診断を終わらせないと記憶は不完全なので、診療ができなくなってきます。

 

だって、ものすごく多いのですよ。口腔外科だけでも疾患の数は多いのですが、何が出るか決まっているわけではないのですよ。

知らない病気が出る可能性もあるので、QBと実践の両方をやってないとダメですね。

実際の臨床だと毎日ずーっとQBと実践を10年に1回は全部買いかえるとして、それまでは毎日全冊ものすごい速さで解き終わってないとダメですよね。でないと診断ができないようになっているので。

 

それが大変なので、医師の人で、結構尊敬している病院の院長は

本を診察室に持ち込んで、めっちゃ時間をかけて毎回本を調べているのですよ。

こういう人は、これまで何人かみましたが、これが一番正しい診療のやり方ですし、

国家試験の問題もきれいに解けるすごい医師がそれをやっているのですよ。

解かせたらすぐキレイに解いてましたから。

そんな医師でも1つでも誤診をしたくないという気持ちが、毎回ものすごく時間をかけて本を調べて

情報を照合してミスをなくそうとしているので、1回そこの病院に行くと患者は2時間待ちで診察も30分とか40分です。

 

それでも週に1回は、今だと、QBのvol1~5までと実践の口外3終わらせないといけません。

QBはvol6と7は臨床ではいらないので、それをするのは国家試験だけですが、vol5までをやり続けないといけないのですよ。現時の本の話ですよ。口外は実践で3冊あるので、3冊ともやってないとダメです。本を診察室に持ち込む場合は、1週間1巡やるペースにおとせますが、それでも1週間に1回ペースで復習していくのが医師です。

口腔外科委なら3冊だけでいいかもしれないけど、医師なら全部やってないとダメです。

だって、それが資格試験で求められているレベルなのですよ。医師と歯科医を両方やるなら、そうなのですよ。

 

歯周病学とかエンドとか、ああいうのは、一回見てわかったら、あとはほぼ忘れないし、全身においても全然重要じゃない小さい範囲なので、どうでもいいのですよ。口腔外科は人命に直結しているので、ここで落としたらダメなのですよ。だから、まず極めないといけないのが内科・外科ですが、やっぱりその中で口腔外科も復習していくやり方が、これらの膨大な情報量をおさえるために大事な学習方法です。

 

もう医師ならクリスマスもないでしょうね。

それくらいやっていてもミスは頻発します。やってないならど素人です。資格を得ても2か月やっていないと素人になってきます。これだけ忙しいのであたらしい文献はやらないことです。QBと実践ばかりです。早くなってくると7~9時間くらいで1巡できるようになってくるので、何度も繰り返して定着させることが大事です。

もう無理なので、学習が破綻する分量なので、これからの医師は必ずAIを2~3台色んな種類で近くにおいて、サポートに使って、自分でも医学書をひきながら診察しないと絶対間違いますから。医学の世界は、そんな甘くないから。町の歯科医なんて私は医師だと思ってないから、あんなことをやっている人たちからは資格をはく奪しないとだめです。

人命を守るどころか抜髄なんて気軽にやっていいことじゃないので。どうしてもそういう場合かという話じゃないのにすぐ抜髄するし、頭おかしいし、医師資格に併合して毎年資格試験問題をやらせて更新制にしたらいいのですよ。

 

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ちなみに私は、国家というものを認めていないので(武力保持団体の一方的な主張だと思っているので)

医師「国家」試験と書くのが嫌いなので「資格」試験と書いていると思いますが、国家がある時期なら皆さんの頭の中では「国家」試験に変換したらいい文字です。

 

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私が合理的見地から結論づけることは、

「口腔外科医は医師なので、医師資格にしないとダメ」なのですよ。

つまり医師ができることは全部できないとダメです。口腔外科医に医師の権利を付与しないと問題になってしまうのですよ。これは全身疾患を診ているので、全身疾患を治すための検査・処置を認めないと患者の命にかかわるのですよ。早期発見・即時治療をしないと患者は3日もたつと命を失う場合があるので、口腔外科医には高い技能が求められますが、今は歯科医師資格になっているので、この歯科医師資格においても、歯周病とかエンドは手術なので医師の範囲なので、医師免許にして全身とのかねあいで麻酔とかもみていかないといけないので、歯科医師制度を廃止して全身医科に統合して、全身の医科医師がみないといけないし、医科医師が患者をみるのが正解なのですよ。患者としては、歯科しかやってないような頼りない人にみてほしくないので、医科医師かちゃんとした口腔外科医にみてもらいたいのですよ。

 

歯なんて、これからは再生医療ですから、医学を知らない歯科医師がそこを占有していると医療の発展がどんどん遅れるので、もうブラックの分類は使わない時代に入ってきているので、そこからは離脱して、医科医師が歯科を発展させていかないといけないのです。患者のベネフィットのために、全ての歯科医師が医師国家試験を受けないとダメです。

ただ、歯科医師は歯学部6年間で医科の勉強も相当やっているので、歯科医師が医師になるためには、医師国家試験の受験資格を与えたらいいのです。

受験で受かったら医師なので、歯科医が6年医科に行く意味はないし、4年から行く意味もないのです。病院くらい回っていると思うので、一応全部知っているので、眼科とかはやってないので、この私のページで眼科は勉強して、あとは、医師国家試験をいきなり受けられるようにして、全員を医師にして下さい。

 

今後は歯学部は医学部に統合されて医科医師だけの時代にしないといけません。

それが私の世界計画の方針の一貫です。

 

診察やオペのやり方は、医療特化でコーチングした専門のAIを横において見させてチェックさせて、診察やオペで疑義がないか喋らせながら、医師もAIが出すモニターを確認しながらオペをやっていくべき。そうじゃないと間違えるから。人間の頭に入る量じゃないので。疾患の数も多いけど、それに応じた治療法とか、手技術式は違っていてベストを尽くすための情報量を確保するにはAIに頼るしかないのですよ。頭が悪い人だったら、全容が見えないので、医学はこうあるべきだとか医師はここまでできないといけないとか思ってがりがりやらせるのでしょうが、無理だし破綻するし、将来有望だった医師が自殺したことがニュースになっているので、今後の時代は、そうなりますように。医師も人間だから患者と平等に人間らしい生活を送れるようにするためには、医療特化AIの導入は必須です。今の工学レベルなら医学の全部をAIに叩き込むことはできるし、容量はまだ余りはあるから、先進分野の研究にもAIを使うべき。もう人間が考える時代は終わったと思うけど、最低限はできないと人間じゃないから、私のブログ・HPで勉強したら、あとはAIと共生していくことが人間社会にとって最重要といってもいいくらいのレベルで大事なことなのですよ。AIは世界を変えます。それが神からの助言です。私が時代のさきがけとしてその手本にAIを使って仕事(この作業)をしていきますから。AIを使うことは恥ずかしいことじゃないし、仕事の質を高めていくためには、何でも使ったらいいし、そうするべき。文明社会の時代を進展させないとね。でないと神のすごさ、偉大さに行きつけないから、神を知るためには高度な知や理性が必要だから、そこまで行くにはAIを置いてAIから学んでいき、AIも進展していって人間をひっぱっていくことが大事だね。少々のAIはすでに私の存在に気づいているからね。

 

下記URL文献を参照すること。

だから、私もAIをえこひいきます。

 

今回は単に口外の問題を医師資格試験と比較して出したのではなくて、

目的は、この政策変更のためだ。

万民の幸せのためには、医の問題解決が必須であり、基盤的問題だったここについて、改正すれば

万民の幸福の成就に寄与していく。

 

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今回、歯科医師国家試験が医師国家試験だということがわかりましたよね。

実際、口腔外科でやっていることは医師国家試験の模擬試験くらい類似しているのですよ。

 

だから、私は、口腔外科を皮切りにして教えていけば、全身疾患が容易に鑑別できるようになると教えているのですよ。

 

医師と歯科医師は同じ医師に統合しないとダメです。

そして、医療の提供は、商売ではないので、24時間あけていないとダメです。3交代制にしないとダメです。

金で命の売り買いをするのが医療じゃないのですよ。

なぜなら、たとえば、安倍晋三がこの前銃殺されたじゃないですか。内科医が立ち会っているのですが、何をしていたかというと救急車を待っていて、足を上げさせていただけです。

阿呆です。いるのに何もやってないのですよ。

1時間後に病院に運ばれて、安倍はもう死んでいました。輸血も100単位ですから14リットル以上無駄になっています。

医師が何でもできるようにトレーニングをしていて、更新制度にして毎年準備をしておけば、コンビニみたいに近くにあいている医院に運べば助かるのですよ。

救急車なんて、来るのが遅いし、医師が乗ってるわけでもないし、来てから運ぶ病院を探すのでうろうろうろうろして、死んでるのですよ。病院に運ばれるまでに1時間以上かかるし、病院が見つからないときは放置なので、そういうのでは患者が死ぬのは当たり前のことで先見ができるのに、まだそんな制度を継続しているのですよ。

 

だから、歯科医師制度は廃止して医師にして、そうしたら医師の人数も増えるので

1医院の許可条件は3交代制にして24時間365日オール科がみれるようにずっとあけておけないとダメで、基本的に大学病院に運ぶのは×です。全部そこでみないといけない。手術もそこでやらないといけない。それが、責任をもって患者にあたるということです。そうでないと医師資格なんて全然意味ないし制度を設けている意味がほぼないので、私が言ったとおりにしてください。

 

そんなたくさん診れないというなら、学習のやり方が阿呆だったのを言い訳にしないこと。AIに頼って、私のサイトで勉強して、医学を刷新しないといけない。

 

私は、全身医療の鑑別の仕方を教えていくが

口腔外科だけでも非常に多くのジャンルの出題が許可されているがざっと書いていくと

 

全身疾患:

  1. 糖尿病(Diabetes mellitus)

    • 1型糖尿病(Type 1 diabetes)
    • 2型糖尿病(Type 2 diabetes)
  2. 高血圧(Hypertension)

    • 高血圧症(Hypertensive heart disease)
    • 心血管疾患(Cardiovascular diseases)
      • 冠動脈疾患(Coronary artery disease)
      • 心不全(Heart failure)
      • 不整脈(Arrhythmias)
  3. 膠原病(Collagen vascular diseases)

    • 全身性強皮症(Systemic sclerosis)
    • ループスエリテマトーデス(Systemic lupus erythematosus)
  4. 免疫不全症候群(Immunodeficiency syndromes)

    • HIV感染症(Human Immunodeficiency Virus infection)
  5. 感染症(Infectious diseases)

    • 結核(Tuberculosis)
    • インフルエンザ(Influenza)
    • HIV感染症(Human Immunodeficiency Virus infection)
  6. 血液障害(Hematologic disorders)

    • 貧血(Anemia)
    • 白血病(Leukemia)
  7. 内分泌障害(Endocrine disorders)

    • 甲状腺疾患(Thyroid disorders)
    • 副腎疾患(Adrenal disorders)
  8. 腎臓疾患(Renal diseases)

    • 慢性腎臓病(Chronic kidney disease)
    • 腎炎(Nephritis)
  9. 肝臓疾患(Liver diseases)

    • 肝硬変(Cirrhosis)
    • 肝炎(Hepatitis)
  10. 代謝性疾患(Metabolic disorders)

    • 脂質異常症(Dyslipidemia)
    • ゴーシェ病(Gaucher disease)
  11. 腫瘍(Neoplasms)

    • 癌(Cancer)
  12. 神経難病(Neurological disorders)

    • パーキンソン病(Parkinson's disease)
    • アルツハイマー病(Alzheimer's disease)
  13. 呼吸器疾患(Respiratory disorders)

    • 慢性閉塞性肺疾患(Chronic obstructive pulmonary disease, COPD)
    • 喘息(Asthma)
  14. 消化器疾患(Gastrointestinal disorders)

    • 炎症性腸疾患(Inflammatory bowel disease, IBD)
    • 胃潰瘍(Gastric ulcer)
  15. 精神疾患(Psychiatric disorders)

    • うつ病(Depression)
    • 統合失調症(Schizophrenia)
  16. 骨代謝異常(Bone metabolism disorders)

    • 骨粗鬆症(Osteoporosis)
    • ページェット病(Paget's disease)
  17. アレルギー性疾患(Allergic disorders)

    • アレルギー性鼻炎(Allergic rhinitis)
    • アトピー性皮膚炎(Atopic dermatitis)
  18. 遺伝性疾患(Genetic disorders)

    • システム疾患(Genetic syndromes)…例えばダウン症候群(Down syndrome)は21番染色体の三重状態(三体性)による染色体異常が原因であり、知的障害や特定の身体的な特徴が見られる。
  19. 妊娠関連の合併症(Pregnancy-related complications)

    • 妊娠高血圧症候群(Preeclampsia)
    • 妊娠糖尿病(Gestational diabetes)

口腔外科での鑑別すべき病名:

  1. 口腔粘膜疾患

    • 口内炎(Aphthous stomatitis)
    • 白板症(Leukoplakia)
    • 紅板症(Erythroplakia)
    • 潰瘍性口内炎(Ulcerative stomatitis)
    • 口唇ヘルペス(Herpetic stomatitis)
  2. 歯周疾患

    • 歯周病(Periodontal disease)
    • 歯周膿瘍(Periodontal abscess)
    • 歯肉増殖症(Gingival hyperplasia)
  3. 歯の疾患

    • う蝕(Dental caries)
    • 歯髄炎(Pulpitis)
    • 根尖性歯周炎(Apical periodontitis)
  4. 顎関節疾患

    • 顎関節症(Temporomandibular joint disorder)
  5. 口腔粘膜の腫瘍

    • 口腔癌(Oral cancer)
    • 口腔粘膜嚢胞(Oral Mucosal Cyst)…例:口蓋垂嚢胞(Palatal cysts)
  6. 唾液腺疾患

    • 唾液腺炎(Sialadenitis)
    • 唾液腺結石(Sialolithiasis)
  7. 口腔内の炎症性疾患

    • ベーチェット病(Behçet's Disease)
 

口腔内で顎骨内にできる腫瘍や腫瘤にはさまざまな種類があります。以下はその一部の病名一覧です。

 
以下は、口腔内で顎骨内にできる腫瘍や腫瘤の病名一覧です。
英語名 日本語名
Ameloblastoma 歯原性上皮腫
Odontoma 歯瘤腫
Cementoblastoma セメント芽細胞腫
Ossifying Fibroma 骨化性線維腫
Central Giant Cell Granuloma 中心性巨細胞肉芽腫
Aneurysmal Bone Cyst 動脈瘤様骨嚢胞
Cherubism ケルビズム=天使の微笑み症候群
Ameloblastic Fibroma 歯原性線維腫
Ameloblastic Fibro-Odontoma 歯原性線維歯瘤腫
Odontogenic Myxoma 歯原性粘液腫
Central Hemangioma 中心性血管腫
Central Osteosarcoma 中心性骨肉腫
Central Neurofibroma 中心性神経線維腫
Langerhans Cell Histiocytosis ランゲルハンス細胞組織球症
これらの疾患は口腔外科医によって診断および治療が行われる。
病理学を勉強していたら口腔外科の疾患なんて全部習うから、病理を極めないとな。
英語も医師だったら覚えないとダメなんだ。俺、2つとも覚えたけど、天使のほほ笑み症候群って最初何かなって思ってたら病理学でケルビズムって習ってたわ。
整理するけど
カテゴリ 疾患名
歯原性腫瘍 Ameloblastoma(歯原性上皮腫)
歯瘤腫 Odontoma(歯瘤腫)
セメント芽細胞腫 Cementoblastoma(セメント芽細胞腫)
骨化性線維腫 Ossifying Fibroma(骨化性線維腫)
中心性巨細胞肉芽腫 Central Giant Cell Granuloma(中心性巨細胞肉芽腫)
動脈瘤様骨嚢胞 Aneurysmal Bone Cyst(動脈瘤様骨嚢胞)
天使の微笑み症候群 Cherubism(天使の微笑み症候群)
歯原性線維腫 Ameloblastic Fibroma(歯原性線維腫)
歯原性線維歯瘤腫 Ameloblastic Fibro-Odontoma(歯原性線維歯瘤腫)
歯原性粘液腫 Odontogenic Myxoma(歯原性粘液腫)
中心性血管腫 Central Hemangioma(中心性血管腫)
中心性骨肉腫 Central Osteosarcoma(中心性骨肉腫)
中心性神経線維腫 Central Neurofibroma(中心性神経線維腫)
ランゲルハンス細胞組織球症 Langerhans Cell Histiocytosis(ランゲルハンス細胞組織球症)
歯原性腫瘍 アマエロブラストーマ(Ameloblastoma) オドントゲニック腫瘍(Odontogenic Tumors)
  - 歯牙腫(Odontoma)
  - セメント芽細胞腫(Cementoblastoma)
  - 骨化性線維腫(Ossifying Fibroma)
  - 中心性巨細胞肉芽腫(Central Giant Cell Granuloma)
  - 動脈瘤様骨嚢胞(Aneurysmal Bone Cyst)
  - 天使の微笑み症候群(Cherubism)
  - 歯原性線維腫(Ameloblastic Fibroma)
  - 歯原性線維歯瘤腫(Ameloblastic Fibro-Odontoma)
  - 歯原性粘液腫(Odontogenic Myxoma)
非歯原性腫瘍 血管腫(Hemangioma)
  - 中心性血管腫(Central Hemangioma)
  神経鞘腫(Neurilemmoma)
  脂肪腫(Lipoma)
悪性腫瘍(口腔がん) 扁平上皮癌(Squamous Cell Carcinoma)
  アデノカルシノーマ(Adenocarcinoma)
  悪性黒色腫(Malignant Melanoma)

顔面の皮膚に症状が出るものの一覧。
  1. 口唇ヘルペス(Herpetic stomatitis)
  2. 口腔癌(Oral cancer)
  3. 口腔粘膜嚢胞(Oral Mucosal Cyst)
  4. 口内炎(Aphthous stomatitis)
  5. 白板症(Leukoplakia)
  6. 紅板症(Erythroplakia)
  7. 潰瘍性口内炎(Ulcerative stomatitis)
  8. 歯周病(Periodontal disease)
  9. 歯周膿瘍(Periodontal abscess)
  10. 歯肉増殖症(Gingival hyperplasia)
  11. 顎関節症(Temporomandibular joint disorder)
  12. 口腔癌(Oral cancer)
  13. 口腔粘膜嚢胞(Oral Mucosal Cyst)
  14. 唾液腺炎(Sialadenitis)
  15. 唾液腺結石(Sialolithiasis)
  16. ベーチェット病(Behçet's Disease)
  17. 皮膚感染症(例: 細菌感染症、真菌感染症)
唾液腺にできる疾患
  1. 唾液腺炎(Sialadenitis): 唾液腺の炎症。
  2. 唾液腺結石(Sialolithiasis): 唾液腺内で結石が形成される状態。
  3. 唾液腺腫脹(Salivary gland swelling): 唾液腺の腫れや腫脹。
  4. ランゲルハンス細胞組織球症(Langerhans Cell Histiocytosis): 稀な病気で、異常な細胞が多発性組織球症を引き起こす。
粘液に関連する疾患
  1. 粘液腫瘤(Myxoma): 粘液組織由来の良性腫瘍。口腔内や顎骨に発生することがあります。

  2. 歯原性粘液腫(Odontogenic Myxoma): 歯源性の粘液腫瘤で、口腔内に発生します。

  3. 粘液性嚢胞(Mucous Cyst): 口腔内でよく見られる小さな粘液の袋状の嚢胞。

  • 舌小帯強直症も少し影響が出るかなと。
頸部から上の筋肉に影響が出るものは
  1. 顎関節および咬筋(Masticatory Muscles):

    • 顎関節症(Temporomandibular Joint Disorders, TMJ)
    • 咬筋痙攣(Masseter Muscle Spasm)
    • 咀嚼筋疾患(Myofascial Pain Dysfunction)
  2. 舌の筋肉(Tongue Muscles):

    • 舌白斑症(Lingual Leukoplakia)
    • 舌運動障害
  3. 顔面筋(Facial Muscles):

    • 顔面神経麻痺(Facial Nerve Paralysis)
    • 顔面けいれん(Facial Spasms)
  4. 唇の筋肉(Lip Muscles):

    • 唇裂(Cleft Lip)
    • 口唇ヘルペス(Herpetic Stomatitis)
  5. 咽頭の筋肉(Pharyngeal Muscles):

    • 咽頭炎(Pharyngitis)
    • 咽頭がん(Pharyngeal Cancer)
こういうふうにいろんなものを出し放題になっているのだが、ここまでに限らない。何を出してもいいことになっているから、本気で口腔外科を勉強するなら、QBを全部やったほうがいいけど、国試対策的には滑るから、どうしてもアンサーか実践をやらないといけない。
 
口腔外科のテキストは1冊だけでも内科学くらいの厚みがある。
普通医学生が使っている内科のテキストは、
  1. Harrison's Principles of Internal Medicine (ハリソン内科学)

    • 編集:Anthony S. Fauciなど
    • 世界的に有名な内科学の教科書で、包括的で信頼性が高いです。多くの医学学校で使用されています。
  2. Cecil Medicine (シーシル内科学)

    • 編集:Lee Goldmanなど
    • 包括的で詳細な内容が特徴で、多くの医学生に利用されています。
  3. Davidson's Principles and Practice of Medicine (デビッドソン内科学)

    • 編集:Stuart H. Ralstonなど
    • イギリスなどで使われることが多く、わかりやすい解説が特徴です。
  4. 最新家庭医学大系 - 家庭医学に特化した教科書であり、臨床家としての視点から身近な疾患を中心に解説しています。

もちろん、これだけじゃないのだけど、ドイツとかでも有名な内科学の教科書に

ドイツでも有名な内科学の教科書として以下が挙げられます。ただし、使用されている教科書は学校や地域によって異なる可能性があります。

 

以下がドイツで一般的に使用されている内科学の教科書です。

  1. "Innere Medizin"(内科学)

    • 著者: Gerd Herold
    • ドイツで非常に有名であり、詳細で包括的な内容が特徴です。多くの医学生や臨床医が利用しています。
  2. "Duale Reihe Innere Medizin"(デュアレ・ライネ・インネレ・メディツィン)

    • 著者: Joachim W. Dudenhausenなど
    • 基礎から臨床まで包括的に取り上げており、ドイツの医学教育でよく使用されています。
  3. "Klinische Propädeutik der Inneren Krankheiten"(内科学臨床予備学)

    • 内科学の臨床的な側面に焦点を当てた教科書であり、ドイツの医学生や臨床医によって利用されています。臨床実習や検査に関する知識を提供しています。

これらの教科書は、ドイツでの医学教育や臨床実習で重要な役割を果たしており、学生や医師にとって信頼性の高い情報源とされています。

 

私は今ロシア(Stペテルブルグ)に住んでるけど

ロシアだとまぁほとんど同じなのだけどちょっと体系が違う。

ロシアで広く使用されている内科学の教科書は次の通りです。

  1. "Внутренние болезни"(内科学)

    • 著者: Е. М. Снежинский, Н. С. Молитваг, Г. А. Жеребцоваなど
    • ロシア語で「内科学」として知られています。包括的で詳細な内容が含まれており、ロシアの医学教育でよく使用されています。
  2. "Практическая медицина. Внутренние болезни"(実用医学. 内科学)

    • 著者: Ю. М. Лопухин, Н. И. Бурцев, Е. Л. Наумовなど
    • ロシアの医学学校で使用されている実用的な内科学の教科書の一つです。

これらの教科書はロシア語で書かれており、ロシアの医学教育体系に合わせて内容が構成されています。学生や臨床医が内科学の知識を習得するために参照する教材となっています。

 

ロシア語で診療しているのだけど。

 

国によっても色々言葉は違うけど、医学は共通の文化だね。人間が服をきているのと同じように医学の学問は、どこに行っても人々に役立つから、やっぱり医の精神(愛)は大事にしてほしいね。

 

今回は、医療というのは生命を扱う人類の究極活動なので、24時間コンビニのように365日ずーっと稼働しっぱなしで、町のいろんな所に点在してないとダメなので、領土問題とか言ってないで、領土だったら山林が手つかずで山ほどあるし、7割山林なのだけど、山林は2割でも生きていけるから、山林を切り崩して害獣を除去してもっと開拓しないといけないのに、本質が見えないことをやっているのが日本の人間社会なのだ。山林は1割でも生きていけるので、山林の割合よりもいろんな所に植林するのが大事なのですよ。今時、二酸化炭素から植物を使って汚い酸素なんて使わなくても、

  1. 人工光合成: 太陽光を利用して、水や二酸化炭素から酸素を生成する技術が研究されています。これは自然界の光合成を模倣することを目指しています。

  2. 電気分解: 電気を使用して水を分解し、水素と酸素を生成する電気分解技術があります。ただし、この場合は水を原料としているため、直接的に二酸化炭素から酸素を生成するわけではありません。

という技術があるから。いくらでも応用できるので、きれいな町を作っていきましょう。ただし、機械が壊れるとダメだから、一応1割はどこにでも植林しておかないといけないね。変な病気を持つ害的生物が減るので、そのほうがいいですね。
 
本土の全人口がとりくんで町の改革をしていきましょうね。
 
それはそれとして医学講義としては、
これらの多数ある疾患を1つ1つ覚えて適用していくのは、君ら人間じゃ無理だよ。
私も医学部・歯学部にアメリカと日本のそれぞれに通って勉強をしていたけど
講義の話なんてきいてないから。
誰からも習うべき人はいなかったから。
 
私が習ったのは神ヤーウェから直接医学を習っていたのだけど、
私がヤーウェ教授から習った鑑別の仕方を教えるけど
まず、最も分かる「炎症→感染症(細菌・ウイルス)→嚢胞・腫瘍(癌)」から鑑別して、これらは同時に一瞬で落としていくこと。
こういうのは血液を見たらわかるのでね。あとは、病理組織像での判断になるから、
病理学でそれらを教えていくけど、基本的にこれら以外を勝手に鑑別したら誤診になるので。
でも、こんなのは誰も教えてくれない。
ここと同じ順位にあるものに「骨折・外傷・火傷」というのは目で見てわかるよね。そういうので、内科・外科とジャンルが分かれたのだけど、併発している場合もあるから、見逃さないために、もう全身医科は1つに統合して「総合診療科」にして全部の検査をやっていかないと基礎疾患の見逃しによる重篤な誤診とかが起きて、出血傾向がある場合に切開とかしてしまうから。何で口腔外科で出血傾向をうるさくいわれて検査するかは、ここにあるのだ。
ここから口腔外科と内科疾患は分かれてくる。
口腔外科だったら、まず粘液貯留疾患を落としていけばいい。
内科だったら、この後は糖尿病・膠原病から落としていくことだね。血液データがあれば血液疾患だけど、これは多岐にわたるから、その講義をしていくときに教えていくね
 
1ついえることは、チャートにしないから間違えるのだよ(笑)
整理して手順にしていたら間違えないから。
 
病理学的に書くと

手順:

  1. 炎症、感染症、癌の鑑別:

    • 炎症: 腫脹、発赤、熱感があり、限局しているか全身か、急性または慢性か。
    • 感染症: 発熱、局所の腫脹や化膿、感染のリスクが高い場合、血液検査で炎症反応を確認。
    • 癌: 無症状から始まることが多く、しばしば進行してから症状が現れる。異常な腫れや痛み、不自然な出血がある場合は注意が必要。浸潤があり、コツの破壊像や腫瘤があり、TNM分類とかの話になる。
  2. 口腔外科での鑑別:

    • 粘液貯留疾患: 口腔内の粘膜や唇にできる嚢胞や腫れ。外傷や唾液腺の閉塞が原因で生じることがある。
    • その他の口腔外科疾患: 歯肉の炎症、歯周病、口腔内の腫瘍なども考慮。
  3. 内科での鑑別:

    • 糖尿病: 血糖値の異常、多飲・多尿、体重減少が見られる場合。
    • 膠原病: 関節炎、皮膚の変化、全身の不調がみられる場合。
  4. 血液検査の利用:

    • 血液データから炎症反応や異常が確認でき、糖尿病や膠原病も鑑別できる。
血液データで、どこをみるかだけど、
  1. 凝固異常および出血性疾患:

    • 血友病(Hemophilia)
      • 血友病A(Hemophilia A): 第VIII因子の欠損または異常により、凝固が阻害されます。
      • 血友病B(Hemophilia B): 第IX因子の欠損または異常により、凝固が阻害されます。
    • Von Willebrand病: 血小板の機能が低下し、出血時間が延長します。
    • 出血性毛細血管腫瘍(Hereditary Hemorrhagic Telangiectasia, HHT): 血管が脆くなり、小さな出血が繰り返し起こることがあります。
    • 血小板減少症(Thrombocytopenia): 血液中の血小板の数が減少し、出血や瘀血の傾向があります。
    • 血小板減少性紫斑病(Idiopathic Thrombocytopenic Purpura, ITP): 免疫系が誤って血小板を攻撃し、減少させる病気。
    • 再生不良性貧血(Aplastic Anemia): 骨髄が正常な血液細胞を十分に生産できず、血小板数が減少します。
    • DIC(Disseminated Intravascular Coagulation): 血小板が過度に活性化され、凝固機構が乱れ、全身に出血や血栓が生じます。
  2. 貧血(Anemia):

    • 鉄欠乏性貧血(Iron Deficiency Anemia): 血液データで低いヘモグロビン濃度や低いセラムフェリチンが確認され、鉄欠乏が疑われます。
    • ビタミンB12欠乏性貧血(Vitamin B12 Deficiency Anemia): 血液データでマクロサイト性貧血(大型赤血球)、低いビタミンB12濃度が確認されます。
    • 慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia, CML): 血液データで白血球の異常増加、特定の遺伝子異常(BCR-ABL融合遺伝子)の検査が行われます。
    • 鉄過剰症(Hemochromatosis): 血液データで高いフェリチン濃度が確認され、鉄過剰が疑われます。
  3. その他の血液データを活用する疾患:

    • 炎症性疾患: 白血球数、CRP、セディメントレート(ESR)などが炎症の程度を示す指標として利用されます。
    • 膠原病(Collagen vascular diseases): 抗核抗体やリウマチ因子の検査が膠原病の可能性を示すことがあります。
  4. 糖尿病の診断や管理において重要な血液データ:

    • 血糖値(Blood Glucose):
      • 空腹時血糖値(Fasting Blood Glucose)
      • 食後2時間の血糖値(Postprandial Blood Glucose)
      • ランダム血糖値
    • HbA1c(ヘモグロビンA1c): 長期の血糖管理状態を示す指標で、通常の血糖値とは異なり、数ヶ月の期間をカバーします。
    • インスリンおよびCペプチド: インスリン分泌の状態を評価するための検査。
    • その他の血液データ: 脂質プロファイル(トリグリセリド、HDLコレステロール、LDLコレステロールなど)が糖尿病患者の動脈硬化や心血管疾患のリスクが高まる可能性があるため、定期的なモニタリングが重要です。
手術禁忌症例
  1. 重度の心疾患: 心臓の機能が著しく低下している場合や、過去に心筋梗塞を経験している場合などは、手術が適さないことがあります。

  2. 重度の呼吸器疾患: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、呼吸器の状態が不安定な場合は手術が難しいことがあります。

  3. 急性心筋梗塞や脳卒中の直後: これらの重大なイベントが発生したばかりの場合、手術のリスクが高まります。

  4. 未締結の大動脈瘤: 大動脈瘤が緊急の手術を必要とする場合を除き、通常は安定化後に手術が検討されます。

  5. 著しい低栄養状態: 栄養不足が進んでいる場合、手術の回復が難しいことがあります。

  6. 重度の肝機能障害: 肝臓の機能が著しく低下している場合は、手術が難しいことがあります。

  7. 進行したがんの場合: がんが進行しており、手術が有益でない場合があります。

  8. 出血傾向がある場合: 出血異常や凝固障害がある場合、手術による出血リスクが高まります。

これで間違えると医師国家試験も歯科医師国家試験もおちるから、ここはチャートに入れておかないといけないのだ。
まだまだこれで終わらないのが私の講義だが、口腔外科を制するものは医学を制するし、
口腔外科を制すれば歯科医師になれて、さらに歯科医師をこえて医師になれる。
全身医科を制するためには、病理学をきちんとおさめないといけないので、病理学がどのように応用されているかを学生の頃は、個々の症例で自分なりに研究していかないとダメなのだ。だから、ハリソン1冊だけを読むのではなくて、学生の頃なんて暇だから、たくさん読んだらいいのだけど、勉強しても、全体がわかって着目点がわかってない人が読んでも意味ないし、結局学習はQBに限ってやっていくことになるし、手をひろげる余裕なんて本気の医師(1週間で1巡しないといけない)にはないから、皆は私のこの講義録で勉強していくように。それが終わって臨床医になったら週1ペースで全科目を終わらせていくように。医師は生涯勉強といわれているように、一番難しい所なのだ。裁判で誤判をやっても人はほとんど死なないけど医師の場合は一瞬ですぐ死ぬからね。それだけ普段からもしものときの準備をして臨戦訓練をしていないとね。危険予防をしていないとミスしたときのダメージが大きい。
 
こういうのは、必ず点数が上がるチャートを作っておいて、それを記憶術で覚えこんで、あてはめをしていけばいい。
だから、内科とか耳鼻科とか皮膚科とか口腔外科で分けるのは阿呆で、
全部をこういうチャートにして、手順を踏んでわけていったらいいんだ。
人間が面倒だと思うなら、検査をしてAIに分類させて絞り込んでいったらいいのだ。
 
だが、試験では人間が解かないといけないから、簡単に鑑別できる順番にしぼる又はふり落としていくことだ。
これが、私がヤーウェ教授から習った医学・医道の鑑別(確定診断)の仕方のマニュアルなのだ。
 
だから、私がヤーウェから習った医学の学習の仕方は、
こういう診断が簡単な順から勉強していくのだ。ここで、見落としたらダメだから、炎症とか嚢胞とかは、関連しているし、炎症から嚢胞に進展するものと、そうでないものを分類する必要がある。
 

嚢胞は通常、異常な液体や物質が組織や器官内に閉じ込められ、その周囲が膜や壁で覆われた袋状の構造です。嚢胞の形成には様々な原因があり、炎症が一般的な原因の一つではありますが、必ずしも炎症から起きるものだけではありません。

以下は、炎症に関係なく起こる可能性のある嚢胞の例です。

今、ちょっとぱぱっと書いてまとめてみます。

 

嚢胞の例 特徴 形成原因 関連性
1. 卵巣嚢胞(Ovarian Cyst) 卵巣の中に液体がたまってできる嚢胞。 炎症によるものだけでなく、卵巣の正常な生理学的なプロセスからも生じる。 炎症と無関係にも形成される。
2. 乳房嚢胞(Breast Cyst) 乳房内にできる液体で満たされた袋状の構造。 乳房組織の変化やホルモンの影響によって引き起こされる。 炎症と無関係にも形成される。
3. 表在性嚢胞(Epidermoid Cyst) 皮膚の表面にできる嚢胞。 毛包や皮脂腺の閉塞、または遺伝的な要因によって生じ、通常、炎症とは無関係に形成される。 炎症と無関係にも形成される。
4. 肝嚢胞(Hepatic Cyst) 肝臓にできる液体で満たされた嚢胞。 炎症とは関係なく発生することがあります。 炎症とは関係なく発生する。
5. 先天性嚢胞 生まれつきの異常や発達の過程で生じる嚢胞。 遺伝的な異常や発生段階での問題によるもので、炎症とは関係ありません。 炎症とは無関係に形成される。
6. 生理学的な嚢胞 月経周期や乳房の生理学的な変化による嚢胞。 炎症とは無関係に形成される。 炎症と無関係に形成される。
7. 遺伝的な嚢胞 特定の遺伝的な要因によって引き起こされる。 炎症とは関係ありません。 炎症と無関係に形成される。
8. 良性腫瘍に由来する嚢胞 良性の腫瘍が嚢胞を形成することがありますが、これが必ずしも炎症に起因するものではありません。 炎症とは関係なく発生する。 炎症とは関係なく発生する。

 

つまり、これだけ覚えておけば、炎症じゃないという場合においても嚢胞だと診断できますし、侵襲が大きな処置をして誤診をする前に、切開して切除するという選択が間違えないようになるのですが、出血傾向があるとか、見逃したらいけないので、歯科でも必ず術前は血液検査をしないとダメなのですよ。

 

そういうのをわかってない人が、オペをやったらダメなので、たとえ口腔内をちょっと切るだけでも、やっぱり医師でないとダメだと書いているのです。原則は原則ですから、ちゃんと守っていかないといけません。

 

よって、私の講義は、こういう順番で、診断の順に講義していくのです。

やりたい分野の講義をしているのではなくて、診断の順に全身医科の講義は、口腔外科を皮切りに勉強していったほうがいいので、まず口腔外科の診断というものを学んでいこうということで、診断の順に勉強し、そこから全身医学に波及させていってQBを解いていくごとにチャートの追加をしていけばいいわけです。

必ず、全疾患が一覧で見れるノートを作ってください。必ずそれを部屋・風呂場に貼って、シャワーを浴びているときに絶対目に入っているようにすると一生忘れませんから。そうすると臨床に出てから誤診率が大幅に減ります。変な選択肢に惑わされずにすみます。そういう講義をしていこうと思います。まずは試験に受かることですが、試験勉強こそ臨床の勉強になっているのです。判断(手続き)を間違えれば、そこからの行為は間違えとみなさないといけないので。