ピーナッツアレルギー~隠れピーナッツ情報局

ピーナッツアレルギー~隠れピーナッツ情報局

ピーナッツアレルギーは隠れピーナッツとの戦いです。
隠れピーナッツの商品をアップします。
こんな商品にも!なんて情報がありましたら、教えてください。
みなさんで情報を共有しましょう。

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何年かぶりの投稿です。
始めた時10歳くらいだった息子は20歳、大学二年生です。
経口免疫療法の日課も虚しく、月に2回ほどピーナッツを食べる始末。
ですが、健康診断書の必要に迫られ。
久々にアレルギーの値をはかりました!

なんと!
ほぼ何もしていないのに等しいのに。
ピーナッツの値は1.65
Arah2は1.26偽陽性。
只々成長してるだけで改善してます!

でもね。
この値で夢を諦めなくてはならないのです。
アレルギーっ子を持つ親としては、また現実を突きつけられちょっと悲しい思いもしましたが。
新しい夢に立ち向かえるようサポートしたいと思います。

オーストラリア短期留学の際、高校生息子に持たせた、アレルギー注意をお願いするカード。
詳しくは前々回のウザ目な母の愛の記事をご覧ください。



今回のハワイ旅行でも効力を確認すべく使ってみました。少し高級目なレストランあれば、
「oh!no!oh!no!」
と、しっかり受け止めてくださいました。
アレルギー表を持ってきてくれたり、裏に聞きに行ってくれて、全てOKになるよう確認してくれましたよ。そして、こういうの持ってくるなんて賢いわねと、褒められた。笑。

フードコートとかでは軽くあしらわれた…
まぁ、息子曰くだいたい危険か危険じゃないかわかるそうです。

今回のハワイ旅行の際、シンガポールも候補に上がったのですが、ピーナッツオイルを普通に使っているようで防ぎきれないと判断してやめました。

こう色々(機内食とか食事の度に)私が手を貸すと、息子は嫌がるのですが。母としてはやっぱりアレルギー持ちにしてしまった負い目というか、申し訳なさがいつまでたってもあるんですよね…





JAL国際線。ハワイ便。
アレルゲン7品目除去の機内食です。

夏休みを利用して、ピーナッツアレルギー息子とのハワイ旅行。
JALは機内食にピーナッツを使わない取り組みをしているそうです。でも、エピペンを持ち込むことから一応アレルギー対応食をお願いしました。

座席に着くとCAさんがやってきて、名前の確認。座席とテーブルにシールを貼ってくださいます。間違いがないようにとのこと。
そして、私が担当します。食事も私が持ってきます。とご挨拶。

周りにピーナッツを食べている人がいたらお声がけしましょうか?とも。これは大丈夫ですとお断りして空の旅✈︎

ドリンクサービスや隣に座る私の食事も、アレルゲン大丈夫ですか?と、担当でないCAさんも声をかけてくださいました。

もう感動!クルーの皆様がアレルギー情報を共有してくださってるなんて!
もうこれからはJAL一択です。前回の短期留学で利用したLCCとは対応が全く違いました。
JALさん。本当にありがとうございました。

7品目使ってないのに辻調理学校監修の美味しい食事だったようです。感謝。





冬休みの間の短期ホームステイに向けて。着々と準備。
日本では何も思って生活してなかったのに、
ここに来てちょっと不安げな息子。
家族でハワイやグアムも旅したけど、今回は自分の身は自分で守らねばなりません。

そんな不安げな息子を見兼ねて。
本来自分で用意するものなんでしょうけど。
私、作りました。ウザ目な母の愛。

自己流なので英文が正しいかはわかりませんが、伝わるでしょう。
前回書きましたルピンも書いときました。
ハウチワマメ属のルピン豆(Lupin)は、日本ではあまり食用機会は多くはないものの、オーストラリアなどでも栽培され、ヨーロッパ圏などでは食用されるマメ科植物になりますが、ルピンにアレルギー症状を示す方もいらっしゃっており、EU圏ではアレルギー表示における義務対象の食物でもあります。

ピーナッツにアレルギー症状のある方において、ルピンにアレルギー症状を示す可能性があることは以前から報告がなされていますが、改めて勧告がなされています。

参照クミタス より

高校生になると医療費がかかる東京都。
はじめてエピペン購入。保険がきくようになって良かった!

一旦完結しました、ピーナッツアレルギーの情報と、経口免疫療法の過程を記してきたこのブログ。

高校生になった息子は、薬のようにピーナッツを週に一回食べ続ける生活を続けています。
成長と共にアレルギーへの向き合い方も変わってきます。今回、短期ホームステイをするにあたりその準備において、また新しいアレルギーへの向き合い方が始まりましたので、記していこうと思います。




ピーナッツアレルギー 
経口免疫療法の完結編です。
ちょっと見にくいですが。

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経口免疫療法を始めたのが2013年4月10歳
この時は 
ピーナッツの値は22.30(上限0.34)
IgE 808(上限165)
Arah2(当時まだこの値はなかった)


完結時 2017年8月15日14歳
ピーナッツ4.97
IgE185
Arah2  4.04(上限0.34)

凄い変化です!
でもまぁ。一般的に言ったらアレルギーの値ですが、症状は出ないです。
カレーやお菓子。何かを食べると気を失う事に気付き、はじめての検査が2歳。
当時は一生治らないと言われました。
完全除去に神経をすり減らし。
そして10歳。少し遅いくらいからの経口免疫療法。耳かき半分のピーナッツバターからはじめて
10粒まで食べられるようになってからは、週に2回三粒を目安に薬のように食べ続ける事4年の結果です。

大人になってたらどうなるのか。薬のように食べ続けるのか。辞めたら戻っちゃうのか。
全て実験的でここまできましたが、この先も未知です。

ですが、現在中3。
小児科を受診するのもあと僅かです。
一定の目に見える効果と何も症状が出ないこと。
他の患者さんも含めピーナッツアレルギーは治りやすいという結果を出しました。

一応こちらのブログもこれにて完結編にいたします。
それでも毎日たくさんの方が見にきてくださっています。アレルギーが発覚してお調べになっている時にこちらのブログにたどり着いたのかもしれません。

一生治らないはずのものがここまで改善しました。死んじゃうかもしれないと思っていた日々が嘘のようです。医学の進歩は日進月歩。もしかしたら今後特効薬もできるかもしれない。

これは一例ですが、ご参考になればと思いますので、ブログ自体を残しておきますね。



ほぼ一年ぶりの更新。
経口免疫療法。
週に2回、ピーナッツを4粒薬のように食べ続ける日々。

変化なし。
半年に一回の通院。
エピペンの処方なくなる。
中3、修学旅行。お宿の成分表等チェック。問題なし。

............

更新することがないくらいの普通の日々。
って、昔からは想像できないわね。普通に感謝。
夏休みに血液検査です。
アレルギーに関する新情報。1年前に調べたアレルギー検査。この値って時間の経過とともに良い方に変化するそうです。楽しみ。
経口免疫療法が順調に進み、隠し味のピーナッツでアナフィラキシーを起こしていた子が、ピーナッツ10粒まで食べられるようになりました。
現在は週に2日、薬のように3粒ピーナッツを食べている状態。

治ったんじゃないか?

という私たちと主治医の先生の意見で血液検査をしてみる事になったのは先週のこと。

そして結果を聞きに行った今日。

『良いお知らせと悪いお知らせがあります』


と先生。

まず、良いお知らせ。3年前のアレルギー検査ではピーナッツ特異的IGEの値22.30が、9.89にグーンと下がっていました!!(正常値の上限が0.34ですが…)でもまあこれは治療をしてきた成果。治りましたとは言えない値ですが、好転しているのは確かです。

そして悪いお知らせ。
3年前にはなかったArah2の検査項目。これはピーナッツのアレルギーに関して大きく関わる値。

7.90

この値は…完全除去の値だそう。
参考までに。
判定特異的IgE抗体価 (UA/mL)
陽性4.00 以上
疑陽性0.35 ~ 3.99
陰性0.35 未満


だから良い知らせと悪い知らせ。
でもこの値でも食べても何も起こらないという症例がここに居る!というこれまたポジティブシンキングな先生と私。


治ってはいないけど。
食べても何も起こってない。
これからも食べ続けたら治るかも?
治らないかもしれないけど、命の危険は随分減ったし!
中2男子。モチベーションが下がらないよう続けていくことが課題。

まだまだ続く。


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