マリーナベイサンズは3つのタワーはそれぞれ独立していますが、23階と屋上のスカイパークでつながっています。
スカイパークは、地上から200mの高さにあり、一方が張り出したカンチレバー(片持ち)構造。(最高部で高さ200m、57階建て)
タワーは、傾斜しながらまっすぐに立っているという、ユニークな外観です。
<スカイパーク>
マリーナベイ・サンズは55階の高さまで積み重ねたトランプのカードがモチーフになっているそうです。
・シンガポールの摩天楼や海を360度眺めることができる展望台
・世界最長となる67mの張り出しを含む長さ340m、
幅40mにおよぶ構造物
・高さ地上200m
・250本の木々と650の植物が植えられた庭園
・サッカーコート3面以上の広さを誇る12,400平米の巨大
スペース。A380旅客機5機分に相当。
・地上200メートルの高さにあるプールとしては世界最大全長
150mのインフィニティプール
こうした目に見える建築的なすごさ以外にも、この総合リゾート施設には、さまざまな設計上の特徴が隠れています。非常に高さのある建物であるため、風に揺れやすいということがあります。つまり、シンガポール沖からの強風によって、タワーは揺れているのです。そのため、プールの真下に4つの可動ジョイントを取り付けて風の力を抑えています。このジョイントは、建物を安定した状態に保つため、平均約20インチ可動しています。
また、非常に重い建物であることから、時間とともに施設全体が地面に沈み込んでいく傾向があります。これにより建物が傾いてしまう恐れがあるため、建物の下にジャッキを500台設置し、調節できるようにしています。こうした仕組みによって、インフィニティプールのある屋上の安定は保たれています。
(マリーナベイサンズ公式ウェブサイトより)
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<サスティナビリティ> 環境保全に対する取り組み
隠れた建築的特徴として冷却システムに雨水を利用した環境に優しいシステムや、エネルギーを削減するため運動エネルギーを再利用するエレベーターを導入。雨水は、その名前にふさわしくアートサイエンスミュージアムで貯め、リゾート全体で使用しています。
また、フードマイルを考えサンズ内レストランで使うハーブの自家栽培やなど食品廃棄関する課題にも取り組んでいます。
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<風水>
・7つの建物は北斗七星をイメージしているそうです。
ホテルタワー1、2、3、カジノ、劇場
コンベンションセンター、アートサイエンスミュージアム
・風水学上大変興味深いロケーションに位置しているだけで
なく、至る所で風水を取り入れている。
・タワー1の傾斜角度は26度。完璧なエネルギーバランス
と環境との調和を生み出す風水に基づいている。
・数字の意味
2ー容易、
6ー褒美・贈り物などとして与えられるもの。
・繁栄の数字「26」という数字は。2と6を足すとラッキーナン
バーの8になる。
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<設計>
建築家 カナダ国籍イスラエル系のモシェ・サフディ。
その他の建築物@シンガポール
チャンギ空港の”ジュエル” 高級コンドミニアム”Sky Havitat"
設計や構造的特徴から環境配慮型システムや風水まで、リゾートにはさまざまな建築の知識や技術が取り入れられています。