子猫使いのやすしの日々 -17ページ目

映画についてぼくが語ろう

 なんか最近、映画とかまともに見れないんですよ。
 一昔前は、好きなもの「本、映画」とか書いてたくらいだから、そこそこ映画も見ていたんですよ。特に死ぬだとか、生きるとか、愛だとか、恋とかそんなの好き好んで見てたんですが、なんかもうめんどくさくなっちゃったんですよね。
 死ぬだとか、生きるだとか、愛だとか、恋だとか。そんなのあんたの好きにすりゃえーやん、勝手にしてくれよとしか思えないし、煮え切らない奴ってのが必ずいて、あーもうみたいになっちゃって見てるこっちまで煮え切らない。
 だから最近アクションものとか大好きです。なんも考えないでぽけーっと見てられるから。「ババババ!!」とかマシンガンとか乱射してるのとか最高ね。ホイホーイとかうねうねしだしちゃいそうになるくらい最高ね。あとなんつっても日本の映画ね、すげー軽い感じの。もうそういうのしか見たくないんです。
 昔は好んでヒューマンドラマというんですか?ああいう「重たいぜ!」みたいな映画。そういうのばかり見ていたんですが、なんか疲れちゃったんですかね、ああいうのに。見てるとすぐ寝ちゃうんですよ。下手な睡眠薬よりよっぽどヒューマンドラマの方が効きます。
 なんなんですかね、これ。やっぱりなんかが衰えてきてるんですかね。それともああいったヒューマンドラマのようなものが今まで好きなフリをしていただけで、あーもう限界!我慢できない!ってパーンてダムが決壊するみたいにぼくの頭のどっかが破裂しちゃったのかもしんないですね。それだったら嫌だなー。
 でも小説とかは平気なんですよ。映画って映像見ながら音を聞いて、同時に考えるじゃないですか。危ない、スパイダーマン!とか、がんばれ、スパイダーマンとか。あっ、スパイダーマンはアクションなんで、なんも考えません。スパイダーマンじゃなくてなんか人が死んだり、死んだり、恋したり、死んだりするような映画ね。
 だからいろいろ考えてしまう映画とかってやっぱ大変なんですよ。同時に目も耳も頭も同時に働かせるなんてもうぼくにはできません。
 その点小説はいいですよね。だって耳使わないし。目と頭だけなんですよね。ぼくにも二つのことならできそうだ!ってことで小説の圧勝なんですよ。あくまでぼくの中の話なので、あまり気にしないだろうけど、気にしないでください。
 でもそうなってくると今度はかなりの強敵が現れるんです。アクション漫画。ってかジャンプ。
 ジャンプもすごくいいんですよね。頭使わないし。頭使うデスノートとかはぼくは後半読めませんでした。だって頭使うんだもん。強い奴が勝つ!単純明快!やっぱ漫画ってのはああじゃないと。「絵」で書いてるんだから想像なんてさせてくれなくていいんですよ。
 だからもしもぼくが「もうジャンプ以外読みたくない!小説なんて読んでられっか!」ってなったら残念ながらこのブログは閉鎖することになると思います。そして新しく漫画についてのブログを開設すると思います。それで漫画の紹介するようになると思います。あんま今と変わんなそうですね。

 では小説の紹介ができるうちに紹介しときます。

 
ブラック・ダリア (文春文庫)/ジェイムズ エルロイ
¥770
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エルロイ1


LAコンフィデンシャル〈上〉 (文春文庫)/ジェイムズ エルロイ
¥600
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LAコンフィデンシャル〈下〉 (文春文庫)/ジェイムズ エルロイ
¥600
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エルロイ2


 (一部アマゾンにリンクなかったので仕方ないから画像だけ載せました。大きめの本屋か図書館行けばあると思います)

 出ました。以前馳星周さんの本を紹介させていただいた際にちょっと触れましたが、ジェイムズ・エルロイです。俗に言う「暗黒のLA4部作」です。最近だと1作目のブラックダリアが映画化されましたね。あとは「LAコンフィデンシャル」もけっこう前に映画化されてます。そしてぼく的にも一番好きな「ホワイトジャズ」が2009年あたりに映画化されるって噂があるけど真偽のほどはわかりません(主演、ジョージクルーニー)。映画化されたらぜひ見たいですね。ダドリー・スミスって人物を誰が演じるのかが、一番興味あります。
 この本はぼくが小説を読むようになったきっかけの本です。それまでも実家にあった星新一とか赤川次郎とかは読んではいましたが、自分で本を買って読むようになったのはこの本を読んで以降です。
 もうかれこれ10年以上も前の話なんで、そんときぼくがこの小説を読んでなんで本を読むようになったかは正直覚えてないんですが、ただ覚えているのは「面白い」って思ったことただそれだけでした。でもそれが一番大事だと思います。面白くなかったらどれだけ優れた作品でも読みたいとは思いません。文体がめちゃめちゃであろうと、矛盾してようと面白ければいいと思います。もちろんこんな意見にはまったく同調できないって方もたくさんいらっしゃると思いますが、読む側はそれでいいと思うんですよね。書く側はそれじゃあ駄目だと思いますけど。ぼくはまだ読者なんで楽しければそれでいいです。
 誰もがこの本を読んで、ぼくのように小説が好きになるとは思えません。気持ち悪くて嫌だと思う人もいらっしゃると思います。でもぼくにはこの本がきっかけなんです。この本を読んでいなかったらこんなブログなんてやってないで、ほんとに漫画の紹介してたかもしれません。ある意味人生を変えた本です。やっぱり人生なんて言うとあまりに大袈裟なんで趣味を作ったくらいの表現に留めておきますが、なにかのきっかけになれるというのは偉大なことだと思うんで、お勧めです!

ちょっと匂います

 今日は中学のときの友人達と酒盛りをしておりました。

 もう中学を卒業してかれこれ10年以上の年月が経過しているのに、この年になっても昔とあまり変わらず御馬鹿な話で夜通し盛り上がることができるってのは素敵なことです。

 もちろん10年前とまったく同じじゃありません。もう地元には誰も残っていないし、みんな就職して家庭を持った奴もいる。それでも思い出します。中学のときの自分がどういうもんだったか、どういうことに興味を示していたか。そんなに変わってはいないつもりだけどやっぱり変わってるもんです。10年という年月は欠伸が出るほど長くて残酷なほどあっという間でした。

 不思議なもので、あの人たちと一緒にいると昔の自分がひょこっと顔を出します。「あ、おれって中学のときはこんなこと言う奴だったなー」なんて、現在日々生活してる自分とはかけ離れた自分が自然と。

 ちょっと前まではそんな風に今の自分とかけ離れた自分が顔を出すのはぼくにとって、あまり好ましくないことでした。なんかそんなギャップというか変化が正直気持ち悪かった。足掻いて足掻いて頑張って今の自分になっているような気がして。常に背伸びをしていて、一生その背伸びして無理している自分と、地べたに踵を付けて立っている本来の自分の差が縮まることはないんじゃないか、なんて。

 でも今はなんか認めることができるようになりました。自分を。いくら背伸びしていても自分はあくまで自分以上にはなれないんです。どれだけつま先で立っても自分以外にはなれないんです。背伸びしている自分も、背伸びしていない自分も同じぼくという一人の人間なんです。

 認めてしまうと、「もう背伸びなんてしてないじゃん、ってか最初っから背伸びなんてしてなかったんじゃないの」なんて思うようになりました。スラムダンクの三井みたいな(わかりづらい例えですね)。

 でも甘んじません。自分を認めることと、自分を見限ることはまったくの別物です。満たされたいけど、現状に満足することなく、常に向上心を持って自分を鼓舞していきたい所存です。

 変な決意表明みたいになってまいましたが、半分以上は酒の力なのであんま気にしないとは思いますけど、あんま気にしないでください。

ここでぼくの青春甘酸っぱい小説のナンバーワンを紹介します。

69(シクスティナイン) (集英社文庫)/村上 龍
¥460
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 先日に引き続き再度村上龍です。先日書いた「半島を出よ」を村上龍らしくないなんて偉そうなこと申し上げましたが、この作品は村上龍らしくないですが、村上龍らしいです。

 この作品を読むまで村上龍の作品は「限りなく透明に近いブルー」「コインロッカーベイビーズ」「トパーズ」「五分後の世界」の4作しか読んだことがありませんでした。

 この4作全部読んだ人は分かるかもしれませんが、なんていうか限りなく黒に近い灰みたいな印象だったんですよ、村上龍という作家の作品に対して。

 でもこの作品を読んでかなりの量の白が注入されて、ちょっと濃い灰色に変わったんです、イメージが(一度黒が入るとどれだけ白を注入しても白にはなりません)。

 それくらい明るくて懐かしくて笑えて。いい小説です。最近になって映画化されましたしね。


 今日中学の懐かしい人達と楽しい時間を得られたんで、またこの小説を読み返したくなりました。本棚をぜんぜん整理できてないんで、探すのに時間はかかると思いますが。

 本ってだから捨てられないんですよ。漫画なら躊躇なく捨てられんですけどね。このブログを見た人が、このブログを見る前よりちょっとでも本に興味を持ってくれたらぼくとしてはベリーハッピーです!

ボロボロです

 いやー、週末ですね!きましたね、これ。しかも嬉しいことに来週の水曜から夏休みに突入します。いやー、きすぎてますね。

 そんなこんなで気分は非常にハッピーなんですが、残念ながら書くことがあんまないんですよ。面白い人とかも今日見かけなかったもんで。面白い人とか見ると書くことがこんこんと湧いてくるんですけどね……ですんで昨日の花火の後の酒盛りの話しを少々。

 
 花火を見終わったというか見限った僕たちは大手大衆居酒屋に足を運びました。混雑が予想されましたが、まだ花火も続いていたんで店にはすんなり入れました。
 
 まあいろんな話しがあったんですが、なによりも一番印象的だったのは「この先『おれブーム』でも来ない限りなんのブームが来てもモテる気がしない」という友人のぶっとんだ発言でした。
 あいかわらずいいこと言うなと大爆笑したのですが、いまいちというかぜんぜん伝わらないですね。困った困った。もう書くことないや。
 
 じゃあもう本の紹介に入りますけど、いいですかね。
 
半島を出よ 上 (1) (幻冬舎文庫 む 1-25)/村上 龍
¥760
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半島を出よ 下 (3) (幻冬舎文庫 む 1-26)/村上 龍
¥800
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 ご存知村上龍さんの最近文庫化されたばかりのかなりの長編小説です。でも作者が誰か知らずに読んだら間違いなく福井晴敏さんだと思うと思います。
 それくらい村上龍の匂いがしません。勝手な偏見ですが、ぼくのイメージの村上龍は「ドラッグ&セックス!」ってイメージなんですが、ぜんぜんその匂いがしません。
 でもぼくは福井晴敏さんの作品もかなり好きなんでこの作品も面白かったです。

 明日からまたがんばります。

花火行ってきました

 今日は神宮の花火大会得へ友人達と行ってきました。昔は実家の屋上から悠々自適に見ることができた花火も今や、人ごみに埋もれ地べたに座り込み首が痛くなるほど見上げて見るしかないのはちょっと悲しいし、悔しいですね。
 でも今年は初めて神宮球場にかなり近いところで見ることができたから、迫力とか音とかすごくてよかったです。後ろに座ってた女の人達が花火が上がるたびに「かわいいー」とよくわからない形容していたのも印象的でした。

 その後も居酒屋に行き、面白い話しとかたくさんあったんですが、明日も早いのでその話しはまた今度にでも。

 このままだとあまりにも短いんでスペースを埋めるために本の紹介しときます。

 
こどもの一生 (集英社文庫)/中島 らも
¥680
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 享年52歳という若さでこの世を去ることになってしまったいろんな肩書きがある本も書く方の作品です。最近だと「寝ずの番」という作品が映画化されたのが記憶に新しいですね。でもぼくは寝ずの番よりこっちのほうが好きです。
 この作品は「B級ホラー」と背表紙の作品の概要のところにも書かれている作品です。でも現実にあったら非常に恐ろしいS級ホラーな作品です。
 中島らもさんの作品ってタイトルかっこいいですよね。「今夜すべてのバーで」なんて最高にいかしてます。すみません、まだ読んだことないのですが。
 この熱い夜もこの作品読んで熱さなんてぶっ飛ばせって感じでいけたらいいすね。

褒め言葉

 今日上野駅のホームを歩いていたら、「この電車は車庫に入ります。どなた様もご乗車にはなれません」というよく耳にする駅員さんのアナウンスが聞こえてきました。で、なにやらガヤガヤしてるからガヤガヤしてるとこを見てみると、おじさんが駅員に絡んでる。
 「俺様も乗車はできねーのか?俺でもだめか?」と。駅員は苦笑い。周りの人達は嫌なもの見た的な顔して極力見ないようにしてる。かなり面白かったけどなー。ああいうおじさん、いいですよね。なりたくはないけど、見てる分には楽しいから


 で、突然ですが例えば(まったく脈絡なくてすみません、例え話好きなんです)女の子と花火を見ているとしますよね。そして女の子は花火を見上げながら 「花火きれいだね」って言うじゃないですか。そこで男が「君の方がきれいだよ」って言ったとしますよね。そのときの女の子の反応であるとか心境ってのはど んなものなんでしょうかね?

 まあ大抵は笑って「いやだー」とかぜんぜん嫌じゃなさそうな顔して、浴衣の袖とかで叩くって感じか、すごい冷めた顔をするか、怒り出すかって感じだと思うんですよ。誰だって冗談か馬鹿にしてると思うじゃないですか、そんな台詞。

 そんな台詞を吐く男の方も冗談か(本気で言ってるけど照れ隠しで冗談っぽくしてる場合も想定される)、心底馬鹿にしてるかのどっちかだと思うんですよね。
 そう、どうしてもギャグっぽくなってしまうんですよね。男も本気で言い、女も本気で照れるみたいなまじりっけなしのリアルになる可能性ってのは皆無に等 しいと思うんですよ。どっちかがリアルってのはありそうだけど、ダブルでリアルってのは悲しいことにほとんどないと思います。
 もしかしたらぼくが偶然そういう話を聞いたことがないだけで、全国各地でそういったことが密かにリアルに行われているのかも知れません。ただぼくはもち ろん言ったことないですし、言われたこともないし、本気で言ったとか、言われたとかそんな話も聞いたことがありません。だからそういったダブルリアルはな いものだと信じています。

 なんでこんなこと書くかというとですね、ぼくは誉められるならなんて誉められるのが一番嬉しいかなって考えたんですよ。で、一番嬉しいのは「面白い」なんだなってことを今日気付きました。
 誉め言葉っていろいろあると思うんですよ。かっこいい(かわいい)とか、理知的とか、大空のようだとかとか。でもどれもぼくにはリアルさがないんです よ。だからあんま届かないんですよね。なんか自分がとても面白い人だと自慢してるように思われるのは嫌ですが、面白いってリアルじゃないですか。だからこ れからもできるだけ面白いものを書いていきたいと思います。がんばりますwww

 で、ここで恒例の本の紹介です。

 
パンク侍、斬られて候 (角川文庫)/町田 康
¥660
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 出ました、町田町蔵こと町田康です。最近布袋さんに殴られ、警察に被害届を出したとかで、「警察に頼るのはパンクじゃない」とか「そんなことは関係なく、町田さん自身がパンクなんだからいいんだ」等と賛否両論の事件がありましたが、ぼくも別にいいんじゃないと思います。
 まあそんな町田さんですが、町田さんの作品は、普段漫画しか読まなくて小説とかぜんぜん読む気にならないって人にもとてもおすすめです。ばかばかしくってシュールでいっちゃてる。純粋にエンターテイメントとして楽しめます。でも面白くない人にはとことん面白くないかもしれません。
 で、この作品ですが、電車で読むとニヤニヤしてしまうのでちょっと危険です。小説にアレルギーがない方にはもちろんですが、小説にアレルギーがある方にもおすすめ!