また拒食症のニュースが入ってきましたが、日本ではなく台湾での話です。
 
 
台湾台中に住む14歳の少女が拒食症に陥り
身長146㎝に対し体重が21キロまで減ってしまったそうです。
 
 
その姿がこちら。
 
 
 
 
 
 
 
 
画像を見ると、その深刻さがよく分ると思いますが
本当に骨と皮だけになってしまっています。
 
 
 
 
 
そもそも、なぜこんな事になってしまったのか。
 
 
 
この少女は12歳の時は身長140㎝で体重は35キロだったんだそうです。
 
ところがその後、体重が40キロ近くなると、
学校で「デブ」と呼ばれるなどのイジメを受けるようになったといいます。
 
そして始めたのがダイエット。
 
 
これは本当によくあるパターンですが、
十代前半だとまだまだ子供で、
正しいダイエットの知識などありません。
 
そのため「ダイエット」とは名ばかりで、
実際には「食事を摂らない」つまり『絶食』を行ってしまう事がとても多いです。
 
 
この少女が行ったのもダイエットではなく
「食事を摂らない様にする」という非常に危険なものでした。
 
 
 
21キロになった少女は自分で歩くこともできなくなったため
父親が背負って病院に連れていったところ
そこで「拒食症」と診断されたとのこと。
 
 
その時の少女は生理も止まり、
心拍数は1分間でわずか35回にまで低下していて
まさに命に関わる状態だったといいます。
 
 
 
治療を受けた結果、現在は体重が30キロにまで戻っているそうですが
まだ依然として拒食症の症状は残っているため
精神科の治療を受けているということです。
 
 
 
 
こういったケースは世界中で起こっている事で、
もちろん日本国内でも珍しくないことですが、
大きな問題点がいくつもあると思うんです。
 
 
まず、顔や体型など見た目のことで
人を馬鹿にしたり誹謗中傷するという事が
どれだけ卑怯で愚かで情けない行為かということを
小さい内から教える必要があるということ。
 
まだまだ素直な心を持っている小さい内からです。
 
 
そして、子供たちに「ダイエット」の本当の意味を教え
「痩せるために食べ物を食べない」ということをしてしまうと
どういった危険があるのか、という事と
「場合によっては死んでしまうこともある」という事を教えないといけません。
 
 
今は小学生の内から
「痩せたい」と思う子がとても多く存在していて
その中には自己流の間違ったダイエットをしてしまう子供もいるわけですから
もはや『現代病』といってもいいと思うんです。
 
 
家庭と学校との両方で
大人が責任を持って教えてあげないといけない所まで
とっくにきているという認識を持たなければあまりに危険過ぎます。
 
 
 
 
最後に、親は自分の子供にもっと愛情と関心と注意を持つこと。
 
自分の子供が21キロになるまで何も手を打たないというのは
絶対にあり得ないことですし、
厳しい言い方をすれば「職務怠慢」です。
 
親としての義務を放棄しているのと同じですし
子どもを本当に愛しているとは言わせません。
 
 
 
 
 
今の世の中、どうしてこうも次から次へと
有り得ないような問題が噴出するのか。
 
 
それは、
 
 
正しいことをきちんと教えて貰えなかった子供が親になり
その子供に正しいことをきちんと教えない(教えられない)
という負の連鎖が起こっているから
 
 
ということも原因の一端を担っているのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 



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