日本の大学院(2校)への出願、
イギリスの大学院
シンガポールの大学院
への出願を経験して感じたこと、出願時期、出願書類の違い等を書いていきます。
※自信が経験した大学をベースに書くので全ての大学に当てはまる内容ではないのでご容赦下さい。
出願大学院リスト
イギリス:
リバプール大学(University of Liverpool)
ノッティンガム大学 (University of Nottingham)
シェフィールド大学(The University of Sheffield)
バーミンガム大学(University of Birmingham)
シンガポール:
シンガポール国立大学(National University of Singapore)
シンガポール工科デザイン大学(Singapore University of Technology and Design)
日本の大学院の話は以下の記事で書いてるので良ければどうぞ飛んでみて下さい。
https://ameblo.jp/dgu48850/entry-12603108445.html
まずは大きな違いに関して、日本の大学院は基本的にペーパーテストが存在する可能性が極めて高い事です。
またそれを決められた日に大学で試験を受けなければならない。
一方でイギリス・シンガポールの大学院共に、試験がないことが多いです。
これが個人的には一番の違いな気がしています。
もちろん出願時期や入学時期の違いも大きいです!
日本の大学院出願書類は
・志望動機
・卒業証明書 or 卒業見込証明書
・在学証明書
・成績証明書
・ポートフォリオ
・英語スコアシート(自身受験時はTOEIC or TOEFLだった気が。)
・各種志願票(現在はネット申請かと思います。)
でした。
一方でイギリスの大学院出願書類は
・推薦状2通(大学にによって異なることもあります)
・最終学歴の英文成績証明書
・最終学歴の英文卒業証明書/卒業見込み証明書
・英語のスコア(基本的には最低Overall 6.5以上)(IELTSコピー)
・パスポートのコピー
・Personal Statement
(志望理由書に近い気がする。各大学、文字数やテーマが決められている事が多いです)
・ポートフォリオ(自身の専攻が建築学系であったため)
です。
イギリス出願は自身で行うのではなく、代理店(エージェント)に依頼して行うのが一般的で、私もBEOというエージェントに依頼して出願を代行してもらいました。
必要書類を整えて準備してエージェントに送るだけで、そこから全て代行して出願までを一貫して行ってくれるため非常に助かります。
特に海外の出願は不安になるため、確実に出願してもらえるのでかなり有難い存在!!
BEOの他にもSI-UKというエージェントも非常に有名なところだと思います。
出願時期:大体9月ごろからスタートする。
ピークは12月から1月とのこと。
結果受領:結果がいつ来るかはわからない。
大体目安は6〜8週間。
出願時期にもよる気がします。
早いところは1ヶ月かからずに結果が来たが、遅いところは3ヶ月以上待ちました。
日本では合格発表の日が決められているため、ある意味覚悟を決めて待てるが、
海外の場合はいつ来るかわからないため急にある日突然、mailが来て合否を知ることになるため、心の準備が追いつかなかったです。
本当になんの前触れもなく結果が来ます。
ちなみに私が出願した大学の結果受領日は、
シェフィールド大学:1月23日出願
2月13日結果受領(条件付き合格)
リバプール大学 :1月23日出願
3月24日結果受領(条件付き合格)
バーミンガム大学 :1月23日出願
4月25日結果受領(無条件合格)
ノッティンガム大学:1月23日出願
5月31日までに結果来ず自ら辞退
合格:合格には主に条件付き合格(Conditional Offer)と無条件合格(Unconditional Offer)があります。
条件付きはIELTSの点数が基準に満たない場合など入学可能レベルではあるが何かの項目で必要要件を満たせていない場合に受け取ることが多いものです。
ただしっかりと必要書類を期日までに提出すれば無条件合格となります。
特に出願者の負担となるのが、IELTSスコアが原因で条件付きとなることが多いかと思われますが、この場合はエージェントが運営する大学院準備コースに通いIELTSスコアの取得を目指すか、自力で勉強して入学までにスコアを満たさなければいけません。
しかしながら準備コースに入り、コースを一定の成績以上で修了することで大学への入学が許可される場合もあるみたいです。
私自身はこの辺りは経験していないので、もし出願されるのであればまずはエージェントにこの辺りを確認してみるのが良いかと思われます。
基本的に大学院の場合はIELTS Overall 6.5を求められることが多いです。
英語が苦手な人にとっては中々厳しいところもありますが、頑張ればなんとかなるものでもあります!!!
以下のスクリーンショットが突然来たメールの1つです。
これはシェフィールド大学からきたやつです!
恥ずかしながらこの時期はIELTSでやらかしていた時期なのでスコアを提出していませんでしたが、条件付き合格はもらえました。
※メールの上部にはいろいろパーソナルな情報があるので割愛しています。
このような感じで結果としてメールで、条件付き合格の通知が来ました。
そのほかの基本情報に戻ります。
入学時期:おおよそ9月くらいである。
私の友達は10月ごろには出願して12月ごろにはいくつかの大学から結果を受領していました。それでも結果が来るまで2ヶ月は見とくべきかなと思います。
コース期間:1年〜2年
※大学や専攻によって異なる場合あり。
以上がイギリスの大学院への出願の基本情報です。
ただ以下のことも起こり得ます。
出願後に追加書類の提出が求められることもある。
何度か求められましたが、提出期限に猶予があり焦る必要はないです。
しかし、結果が早く来て欲しい場合は早く提出する方が良い気がします。
とにかくイギリス大学院は提出書類で全ての合否が決まりました。
IELTSはもちろん取得していることに越した事はないですが、
エージェント曰く合否プロセスには大きな影響はないそうです。
逆に言えば、特に面接もなかったため、所属大学での成績(GPA)、Personal Statementの比重はかなり大きと感じます。
日本の大学のGPA算出方法とイギリスの大学のGPAの算出方法は多少異なるため、日本の大学で3.0の成績であれば出願時にもう少し高くなるはずです。
この換算はエージェントが行ってくれたため、日本の大学でのスコアをエージェントに渡すだけで済むはずです。
GPA3.0あればかなりアドバンテージだと思うので、学部時代にサボらずとにかく成績だけはとっておく必要があるかと思います。😁
だからと言ってGPAが低くても全然出願は可能です。
成績分をPersonal Statementや他書類でカバーすれば良いのですが、とにかくGPAはあるに越した事はないですし、控えめに言って大事です。
これはエージェントの担当者に言われたことなので間違い無いはずです!!!!!
ちなみに自分の成績は3.0/4.0ちょうどでした。笑
上述したIELTSに関しては後出しで出願することができるので、出願時にIELTSを受験したことがない場合や、スコアが満たなくても悲観的になる必要はないように思います。
ただIELTSは試験後から13日後?とかに結果が来るので時間がかかるため、できる限り早めに受験することを強くお勧めします。
そしてなにより早めからIELTSは勉強して対策しておくことが何よりだと思います。
TOEICほど急激にスコアがあがることがないため、かなり大変な思いをしました。泣
また受験料も凄まじく高く、TOEICとは違い金銭的に何度も受けれるものではないので、しっかりと時間を掛けて対策して望まれるのが賢明かと思います。
違う記事にも書いていますが、自分は計画性が全くなかったので12月から勉強し始めて3月までに6回ほど受けました。。。
これは精神的にも体力的にもそして金銭的にもしんどいので全くおすすめしません!!!
とにかくまとめとしましては、Personal Statementは非常に重要な評価項目の1つであるように思いますので、
時間を掛けて作成して、いろんな方に添削してもらい客観的な視点から練り上げていくのが重要だと思います。
私は本当に意味不明な計画性でIELTS同様12月から出願に向けて動き出した超スロースターターだったので、
人様にアドバイスできるような身分ではありませんが、12月から最初の出願までの1ヶ月は複数回ネイティブの方に添削してもらい、文法の修正や内容のブラッシュアップをしました。
自分1人では書くことができないレベルのパーソナルステートメントが出来上がりました!!!笑
結論、コメント等いただければ、イギリス、日本、シンガポールの大学院への質問等にお答えします。またPersonal Statementなども参考にしたいなどがあれば、コメントなり何なりとしていただければ幸いです。
大した内容の記事ではありませんが、なんなりと気兼ねなく聞いていただければ私の回答できる範囲でお答えしますのでもし何かあればコメントだけでなく以下メールにご連絡いただければご回答させていただきます。
Mail: sgnus202008@gmail.com
長くなってしましまったのでシンガポールの大学院に関しては次回書きます。
長々と読んでいただきありがとうございます。
イギリスに関しては大学院出願情報が数多ネットに存在するが、シンガポールの大学院への正規入学に関してはほとんど情報がないため、次回その辺をしっかり書きます。
以上です。
長々と失礼いたしました。