Commentarii de AKB Ameba版 -23ページ目

Commentarii de AKB Ameba版

AKBとかその周辺とか

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 何だかまた鬱陶しいことが起きて、この間起こったことがもう遙か昔のことのようだ。
 でもそもそも僕はもっともっと昔のことを書いていたんだっけ。
 神話のように幸福な昔のこと。
 
 もちろんその時にはその時なりの不運や不幸はあり、神ならぬ身は傷つき血を流したのだが、痛みの向こうに幸福な結末を夢想することの出来た頃。

 で、また、と言うか、まだ「MARIA」のお話し。

人は誰でも/愚かな過去を
償える/明日があるよ

 全ての過ちを許して再生に導いてくれるはずだった「MARIA」のお話しをもう少しだけしよう。
 こういう時だからこそ。

--
 
 K3のDVDを見ていて、少なくとも2種類以上の映像が編集されていることに気づいた、というのが前回。
 どうしてDVDの「MARIA」はこういう編集をしたのか?

 メトロポリス@尊師からの貴重なご教示によれば、K3だけではなくこの頃から劇場公演DVDは、公演のライブ映像の他に「後撮り」の映像を差し込む編集が行われるようになり、K3の場合DVD収録のための「無観客」公演が千秋楽後の2007年7月に行われた、とのこと。

 AKBもファンの裾野が広がり、公演DVDの需要も増え、撮りっぱじゃなくてそれなりのクオリティーが求められるようになってきた、ということだったのだろう。

 そういう目でもう一度DVDを見直してみると、もうすでに見終わったはずのA3でも後撮りの絵が使われているみたいだってことに気づいた。
 A3の収録は2006年12月22日。メモリストによれば収録は順調に進んだのだけれど、「小池」の後で篠田がダウンしたらしく、最後の「涙売りの少女」まで引っ込んだままだったとか。だから収録当日の「月のかたち」からアンコールの「メドレー」には篠田は出演してなかった。
 でもA3のDVDを見ると、「小池」以降も篠田もちゃーんと映ってる。
 だから後半の篠田が映っているシーンは、12月22日の公演とは別に撮影されたものと言うわけね。
 そう思ってと見ると、篠田が映っているシーンは、確かに他の場面と少し色彩が違う印象がありますね。
 さらにそれまでの公演DVDでは、真正面のカメラの絵には観客が映り込むことが多く、時にはコピフリをする客の手がでっかくカメラを遮ることもあった。でもA3の「小池」以降は、真正面のカメラの絵でも、観客が一切見切れない絵がちょこちょこ入ってくる。それも高い位置からの俯瞰で、客席の真ん中にカメラクレーンを置いて撮ったような構図。客も客席も一切映らないような撮り方。
 うん、やっぱ別撮り差し込み編集ですね。

 さて、K3についてもよくよく調べてみれば「MARIA」以外にも「つなぎ」が行われている楽曲があるかも知れない。でもこれまでのところ、少なくとも「MARIA」ほどわかりやすい「つなぎ」は見つかってない。

 また、「MARIA」で「無観客」公演の素材が使われたかというと、いくつかの理由でこの曲に限ってはあまり使われていないんじゃないかな、と想像する。

 第一に、K3の「MARIA」では舞台の鏡に前方の観客が映っているのだけれど、よく見るとシーンによって顔ぶれが明らかに違う。少なくとも2種類のお客がいたみたい。だから「MARIA」では「無観客」公演ではない素材が使われていることがわかる。もっとも「さくら」の観客を入れた、という可能性はあるけど。
 次に、もし「無観客」公演の素材を使うのならば、梅田の装いを統一する余裕があったはず。
 A3の別撮りでは、細かく見ればちょっとは違っているところがあるのかも知れないけれど、少なくとも服装や髪型には変化はなく簡単に区別がついちゃうようなことはない。
 一方「MARIA」は髪型と指輪というすごく目立つところで変化があって、「つなぎ」が目立つ。編集してつなぐつもりならそれくらい気づくよね? まさか全然気がつかなかった?
 第三に、K3の別撮りがあったとされる2007年7月、Team AとTeam Kは「ひまわり組」として「僕の太陽公演(H1)」を演っていた。この頃梅田は郷里福岡に戻って高校に復学し、足の療養をしながら時々ローカルテレビの仕事をしていたという。
 つまり別撮りが行われた時も、梅田は「MARIA」を撮れるコンディションになかった可能性が高かったんじゃなかろうか。

 だからK3のDVDで見られる「ショートヘアー with 指輪」の梅田は、DVD用に別撮りされたのではなく、K3初期の公演の素材が使われた、というか使わざるを得なかったんじゃないかしらんと思う。

 と言うわけで、一回りして、再びなぜこんな編集になったのだろう。
 とここまで書くこともなく想像はつくんだけれどね。

 K3の公演を現場で見てた人にしてみれば周知のことなんだけれど、梅田は足の故障のため初日からほどない12月17日のステージを最後に、長期間休養に入った。メモリストによればこの日までに梅田が「MARIA」の舞台に立つこと、ゲネプロを入れてもわずかに5回。

 梅田が休養している間、Team Kは15人でステージを続けた。
 え? アンダーは?
 当時アンダーなんかいなかったんだよね。3期生、後のTeam Bのメンバーが足りなくなるくらいだったんだもの。

 その間「MARIA」の梅田のポジションを死守していたのは、大堀恵。

 ああそうか、やっぱりめーたんを抜きにして「MARIA」の話を終えることは出来ないんだ。
少したらみんな忘れてしまうから
きっと僕もすっかり忘れてしまうから
そうなる前に書いておこう

なっちゃんのこと

2005年12月8日
はじまりの日
秋葉原の
シアターの舞台よ
あなたは覚えているだろう
きらきら輝く笑顔たちの陰
一番後ろの端の方で
ぴょんぴょんと跳ねていた女の子を

まるでそうすることによって
もっと高く
もっともっと高く
高い高いところの夢に手が届くといわんばかりに
ぴょんぴょんと
その日から毎日毎日
ぴょんぴょんと跳ね続けていた女の子を
流し続けた
その汗を
その涙を

シアターの舞台よ
あなたは覚えているだろう
それがなっちゃんだった

眩しいスポットライトを
浴びることはあまりなかったが
他の誰よりも多くシアターに立ち続けた
それがなっちゃんだった

とびっきりのべっぴんさんというわけではなかった
かかとに羽根が生えたような軽やかなステップは踏めなかった
一輪車は得意だったけど)
歌い出しを時々間違えた
でもその声は遠くまで届いた
遠く遠く離れた僕たちのところまで
それがなっちゃんだった

ある者は美しさを誇り
ある者は澄んだ声を響かせ
ある者は彫像のようにたたずみ
ある者は華やかに踊り
ある者は溢れんばかりの恩寵を受けた
それら以外の者
それがなっちゃんだった

大人の都合に振り回され
こどものわがままをなだめすかし
遅れる者の手を引き
傷ついた者をいたわり
涙流す者を抱きしめ
去ってゆく者を見送り続けた
それがなっちゃんだった

暗い夜空に星々がきらめく
その傍らにひっそりと光る
小さな青白い星
目立たない星
でも僕たちは知っていた
その星の温度を
そばにいる者を温める穏やかなぬくもりと
何もかも焼き尽くす内に秘めた熱を
その星がなっちゃんだった

はじまりの日から
二千と二百五十日め
2012年2月5日
お別れがやって来た
今日

今日から先も
賑やかなバンドを引き連れて
PARTYは続く
たくさんの水を後ろに残して
船は進む
そして少ししたら僕たちは忘れてしまうだろう
そこにはなっちゃんがいないことを

そこにはなっちゃんがいない
そこにはなっちゃんがいない
そこにはもうなっちゃんはいない

夜空の片隅の黒い黒い場所
かつてそこに確かにそれはあった
まるで何者かが闇の底を切り取って
べっとりと貼りつけたように
絶望と同じ色になった夜空のその場所に
かつて目立たない小さな星が
確かにあった

少ししたら僕たちは忘れてしまうだろう
そこにそれがなくなっていることを
そこになっちゃんがいないことを

秋葉原の
シアターの舞台よ
あなたは覚えていてくれるのだろうか
夢に向かって
ぴょんぴょんと
ぴょんぴょんと跳ね続けていた女の子が
誰よりも
あなたを愛していた
一人の
小さな女の子が
もういないことを

それがなっちゃんだった
words

 こうしている間にも、「そして船は進む」。

前へ!前へ!前へ!行進曲/夢を休まないで

 たくさんの水を後ろに残して。

 この数日間、いろんなことを思い、考え、感じました。

 もちろん僕もリッパな社会人だから、仕事もしてたし家庭も守ってきた。おじさんがやらなきゃいけないことはいっぱいあるんだもの。

 ああ、つくづくこの年齢でよかったと思う。もしあと30年、いや20年若かったら、生活がどうにかなっちゃってたよ。パートタイムで悲嘆にくれることが出来るのが、おじさん最大の能力だもの。

 悔やむべきは、その夜のその電話がかかってきたその時、自分が秋元康では無かったこと。

 わかったお前らの判断は理に於いて100%正しい平嶋と米沢は「辞退」でいいだが情に於いてそれを受け入れることは俺には到底できんだから発表はこうだ「平嶋夏海と米沢瑠美と秋元康はAKBを辞退します」。

 悲しむべきは、その時自分は秋元康ではなかったし、秋元にとって平嶋、米沢はそこまでしなければならない存在ではなかったということ。

 でもなあやすす、「辞退ではなく無期限謹慎にならんか」とは言えなかったのかやすす。ああ、言ったのかも知れない。言えない事情があったのかも知れない。大人には腹にしまって墓場にまで持ってかなきゃいけない荷物があるってことなのかも知れない。っせーよそんなの知ってるよ俺だっておっさんだよ墓場まで持ってく荷物で腹いっぱいだよ。

 ちょやすす、もうチェリオ買って来いってゆわないから何とかなんないのかやすす。

 あ、そうだ、「恋愛禁止」でも「片思いはOK」なんだろ、一緒にいても「彼氏」の一推しは実はまゆゆでなっちゃんは片思いだったってのは…。

 どうにもならないのですね。やっぱり。

 秋元を非難しているわけじゃない。
 彼の判断は正しかったし、それにそもそもこれは彼の「PARTY」なのだから。
 秋元が非難される筋合いのものでもない。

 ただ、万が一彼の自転車が僕の目の前に放置されていたら、1回だけそのサドルを抜いて、代わりにブロッコリーを刺しておいてみたいとは思っている。
 わかってる。それは小なりと言えども器物破損ないしは占有離脱物横領の可能性がある。やる時は黙ってやって、ネットにアップはしない。そういう判断ができるのがおじさんの分別だもの。
 やすす自転車乗りませんかそうですか。

 それにしても、

つまづいてしまったり/悩み苦しんだり
もがいて抜け出す/それが人生さ

 秋元からの最後のプレゼントがこの曲だったというのは、皮肉なのか恩寵なのか。

 この数日折りに触れ、取り乱してやさぐれて激昂して、八つ当たりめいた投稿を方々にしてしまいました。各位におかれましてはどうかおじさんの繰り言と御宥恕賜りますよう伏してお願い申し上げます。

 備忘のため各所に投稿した自分のコメントを再録しておきます。
 
 ことが起こった日の夜、カギさんのところへのコメント。

ああ、僕はどうしたらいいのでしょう (deresuke99)
2012-01-28 23:41:39
なっちゃん。


なっちゃん。

僕の大切ななっちゃん。
僕をここまで連れてきてくれたなっちゃん。


神さまがいるのならば、そのご加護を。


なっちゃん。
ありがとう。
なっちゃん。

 酔っていたとは言え。

 翌日の日曜日、カギさんの同じエントリーにしつこくコメント。

お目汚しでしたら (deresuke99)
2012-01-29 21:52:17
昨夕は取り乱してしまいました。
お目汚しでしたらコメント削除して下さい。
泥酔して帰宅して開いた真っ黒な画面を見たとき、涙が止まらなくなってしまって。

僕にAKBの楽しさ素晴らしを教えてくれたのは、前田でも大島(優)でも渡辺でもなく、間違いなく平嶋でした。

それにしても思春期後期の女の子たちに恋愛をするな、などということがどれほど残酷で馬鹿馬鹿しいことなのか、「永遠の高校生」秋元康が知らないはずはないのに。

そもそも彼は「恋愛禁止」なんてフィクションでしかないとはじめから知っていたはずです。だからこそメンバーに「いい恋愛をしろ」と言い、「恋愛禁止条例」という、このルール自体をパロディにした詞を書き、「これは緩いルール」とテレビで発言していたんじゃなかったんでしょうか。

それがいつの間にか彼の意向を離れて「鉄の掟」化していった。それでも僕は、彼のコントロールを失いつつあるこの馬鹿げたルールを、最近は何とか無効化しようとしているんだと思っていました。

なのに「ルールだから仕方ない」なんて物わかりのいいことを言って欲しくなかったな。

大場森の処分のあたりで、「もうこんなことやめよう」と言って欲しかった。

はずれてしまった世界の関節を元通りに修復できるデウスエクスマキナはあの人しかいなかったのにさ。

ことここに及んでは、後戻りはきわめて困難になっちゃった。

彼は大事な娘たちを童貞諸君の巫女にでもするつもりでしょうか。気持ち悪いったらありゃしない。

せめて「やるならばれるな」くらいぐぐたすでつぶやいて大炎上して欲しい。平嶋を失った代償としては安いもんです。

まだ激昂してますね。乱文申し訳ありませんでした。あと米やんごめん。

 酔いは醒めてるのに酔っぱらいよりくどいや。

 同じ日の夜、nyaoさんのところに。

1 ■どうかしてる
「裏切られた」とか、
「許せない」とか、
みんなどうかしてるよ。

だってAKBで一番の「リア充」のなっちゃんだったじゃん。そりゃ恋愛もするだろうよ。

それでも人一倍公演とか頑張ってきたなっちゃんだったじゃん。やなこといっぱいあっても、元気ななっちゃんだったじゃん。

みんなそういうなっちゃんが好きだったんじゃなかったのかな。

「見たくない」なら見なきゃいいじゃん。目をそらせばいいじゃん。

応援するっていうのは、代償を求めることない。

誰かを好きになるっていうのは、そんなことじゃない。

僕はずっとそうだと信じてきた。
今でもそう信じている。

みんなどうかしてる。

deresuke 2012-01-29 23:15:45

 ほとんど八つ当たりですね。ごめんなさいnyaoさん。

 翌日、三度しつこくカギさんのところに。

クラブ入り (deresuke99)
2012-01-30 14:40:54
度々の投稿申し訳ありません。あと一つだけ。

考えてみたら、いわゆる「古参」の方々はこういう体験を幾度も幾度もなさって来たんですね。
自分ではなっちゃんを「推し」ている自覚はそれほど無かったんですが、この胸の痛みは… やっぱり「推し」だったのでしょうね。
ということで、ド新規の僕ですが、これで晴れて「推しメン喪失クラブ」に入会出来たようです。

 捨鉢諧謔ないしはGalgenhumorですね。

--

 さてお二人は、2月5日のイヴェントを最後に「辞退」するとのこと(仕事早すぎエケペディア)。
 それが済んだら今度のことは、心の奥の廊下を曲がった階段の下にある、扉の蝶番が錆び付いた物置にしまい込んで外から南京錠をかけておきましょう。マグルに見られないように。

 そういや最近自転車すっごい流行ってるらしいですよ、秋元先生。

 あと14期研究生に応募ってのは……
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 なんだろうね、このやるせない気持ち。
 こんなにダメージを喰らうとは思わなかった。

 「ルールを守らなかった彼女が悪い」。
 うるさい。ルールなんて糞喰らえだ。

 「脇が甘すぎた。自業自得」。
 うるさい。地獄へ落ちろ。

 「ここで大目に見たら、AKBの組織が揺らぐ」。
 うるさい。そんなことで潰れるならとっとと潰れてしまえ。

 ああ、僕は今日もまだ取り乱してやさぐれたままだ。

 なっちゃん、あなたは今どうしているのでしょう。

 昨日まであなたを支えていた豊潤な大地が、あっという間に乾いた砂に変わって崩れ去っていった絶望と戦っているのでしょうか。

 あなたの疲れを癒していた心地よい眠りが、呪いのように失われていったことに呆然としているのでしょうか。

 その数800を越える夜と昼、あなたが立ち続けたあの舞台に、
 はじまりの時、高らかに「パーティー」と叫んだあの舞台に、
 何度も何度も間違って、今度こそはと思ってもやっぱり間違っちゃった歌い出しを、飽きることなくやわらかな笑みとともにずっと聞いていた人々が見つめ続けていたあの舞台に、
 大人の都合と子どものわがままの板挟みになり、心血を注ぎこんだチームは満身創痍で、それでも仲間たちと高らかに

夢は涙の先/泣き止んだ微笑みの花

 と歌い上げたあの舞台に、
 二度と立つことが出来なくなったあなたは、今、涙を流しているのでしょうか。

 平嶋夏海さん。
 なっちゃん。

 どうかあなたの傍らにいる人が、あなたの慰めとなりますように。
 あなたに穏やかな眠りが訪れますように。 
 あなたの涙がなるべく早く乾いて、微笑みの花が咲きますように。
 
 傷ついたあなたの夢が、どんな形であれ、きっとかないますように。 
 words
 なっちゃん。なっちゃん。なっちゃん。


 なっちゃん。

つらい上り坂/悲しい下り坂
汗かきべそかき/人生 坂ばかり

 無駄に長く生きているから。
 そんなこたわかっているけど。
 それにしても。
 よりによって。

 なっちゃん。

 なっちゃん。なっちゃん。
 
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 えええっ 「MARIA」の話は終わったんじゃないの?
 すいませんそれがまだなんです。
 これだけは書いとかなきゃってことがまだあったんです。
 もうちょっとだけお付き合い下さい。

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 まずは祝「MARIA」TDC2012(←とりあえずこの表記ね)第44位。
 前年より順位は下げましたが大健闘だったのではないでしょうか。
 2日めに「MARIA」が来る、と予想していたんですが、これは嬉しい誤算と言っていいでしょうね。
 残念ながら見られなかったんですけど、3人のパフォーマンスはどうだったんでしょうね。角度とか。

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 ここのところずっと「MARIA」見てたでしょ。そしたら気がついたことがあります。
 K3のDVDって千秋楽に収録されたって何度も書いてたけど、「MARIA」だけは違うのね。
 どうやら千秋楽の映像に、別の日に撮った「MARIA」を編集で繋いでるようです。これって有名な話なのでしょうか。

 最初に目を引いたのは増田のペンダントでした。
 3人がどんな衣装を着ているのかをじっくり見てました。そしたら増田のペンダントの位置がおかしいじゃん、って気がついた。

 胸にあったクロスが背中にまわっちゃってるわけ。
 第2スタンザの、「(希望の実をつける)だーろーおー」の辺り。

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 ね。完全に背中にクロスをしょっちゃってるでしょ。
 だから、正面からはチェーンしか見えない、と。
 
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 カラーの上から2番目のボタンのすぐ上のところにチェーンがある。
 やはり第2スタンザの「(近くにいて)おまーもーりー(下さい)」ら辺。
 激しいダンスの素早いターンのせいで、クロスは遠心力で飛ばされて、背中に回っちゃったのね、と思った。

 でもよく見てると上のシーンのすぐ後なのに、クロスが胸に戻ってる。

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 確かに胸にある。いつ直したの? と思うでしょ。
 これ第2スタンザの、「(悲しみの)あーめーもー(天の恵み)」ってところ。
 上でみた、「だーろーおー(背中にクロス)」と「おーまもーりー(正面チェーンだけ)」の間。この間、どう考えてもペンダントを直してる暇も素振りもない。

 こりゃおかしい。と思って注意して見てみました。

 次に気づいたのは梅田の髪型と指輪。
 「泣きながら微笑んで」から続いての歌い始め。ひざまづく3人。梅田はロングヘアーで、マイク握ってる左手には指輪無し。
 
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 最初のサビ直前。ここでも長髪で指輪無し。

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 ところが第2スタンザ、「見捨てはしない」のところの梅田。

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 ね。ショートヘアーだし左手の薬指に指輪をしているでしょ。
 このショートヘアーの梅田、ちょこちょこ姿を現すんだ。細かいカット割りで。というか、最初の梅田のソロ(「悪い夢からさめ」)からしてショートヘアー梅田だもん。

 これだけ大きな違いなんだからそっち先に気づけよオレ。

 直前までショートヘアーだったのに、次のカットで鏡に映った梅田の姿が背中までかかるロングヘアーなのに気づいた瞬間、ぞくぞくってしちゃったよ。心霊写真かよ! って。まったくもー、驚かさないでよ。

 他にも鏡に映ってるお客さんが変わってたり、増田のほっぺが膨らんだりへこんだり、明らかに別の日に撮影された映像が繋げられたのがわかる手がかりはいろいろあった。

 要するに、K3のDVDの「MARIA」は、少なくとも2種類以上の映像ソースから編集されている、ということ。1本のソースは千秋楽。この時梅田は「友よ」や最後の「草原の奇跡」でもそうだったのだが、ロングヘアー。

 じゃあショートヘアーの梅田はいつ撮影されたのだろう。

 映像の中には、ショートヘアーの梅田とシアターのお客が同時に見えるカットもある。ということは実際の公演で撮影された素材である可能性が高い。

 なぜDVD版K3の「MARIA」はこのような編集をされたのでしょう。
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 AX(違うってば)の余韻冷めやらぬ今日この頃いかがお過ごしでしょうか。
 でもすごいチャートでしたねえ。
 DVDは「孤独なランナー」ヴァージョンで決まりだねえ。

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君が君であるために/立ち上がるまで待ってるよ

 それはそうと、阿部さん、呼び捨てにしてゴメンナサイ。先日はちょっと取り乱してしまいました。
 阿部さんだけの問題でも、阿部さんが特に問題なわけでもないんです。でもやっぱ阿部さんに象徴される問題ではあるんです。
 こんなこと16になったばっかの女の子に言うのはフェアではないのでしょうが。 

 なんかさ見ててクヤシかったわけ。

 オンデマの「僕の太陽」公演を見始めた頃のこと。
 当然誰が誰だかわかんないわけです。市川と竹内くらいしか見知った顔はいない。でもある時「何だあの子」って目を惹いた人がいて、それが阿部だった。

 でかいからね。
 うそうそ。もちろんでかいからだけじゃなくて、カッコよかったからなんですけど。颯爽としてて、ダイナミックで、それでいて女の子っぽくて。
 映像で見てあれだったら、現物すげえだろうなあ、と想像するに難くない感じでした。。
 それから「僕の太陽」公演見る度に注目するんですけど、常に毎回目を惹くって訳じゃないのね。あれ、今日阿部休み? ああ、いたいた、なんて時も少なくない。

 「僕とジュリエットとジェットコースター」はたいてい伸び伸びやってるのになあ、全体曲だと隠れちゃう。ていうか、むしろ目立たないようにしてるの? クラスで男子より先に身長が伸びちゃった女の子が、ちょっと背を丸めてるみたいな。「あんまし見ないで」と言いたそうな。

 現場も見てない上に、勝手な印象で偉そうなこと言っちゃってすみません。
 でも阿部さんが目立つ人だから阿部さんのこと書いちゃったんですけど、たぶん阿部さんだけの問題じゃないんだよ。

 AKBのステージ映像見てるとさ、歌やオケの他に「ズバッ」とか「ビューン」とか「シャキーン」とか「キラリーン」って音が聞こえることあるでしょ。あるよね。あるある。
 誰だよ幻聴って言うのは。はい。幻聴ですよ。頭おかしいんだよ。
 だって「楽園のようなここ」なんだもん頭もおかしくなって当たり前。

 でさ、H1のDVDとか見るじゃん。表でも裏でも。たとえば「Run Run Run」。
 幻聴聞こえまくるでしょ。「シャー」とか「グーン」とか「ピカピカッ」とか。何人かは目から特殊光線出してるよね。あ、それは幻視か。
 大島(優)とか中西とか小野とか、あれ現場で目があったら即死でしょ。小嶋だって断じてくるくる回ってるだけじゃないなあこじぱ。にこっと笑ってぐさってやるでしょぱるさん。
 
 Team 4の「僕の太陽」だってさあ、幻聴幻視が聞こえたり見えたりすることはあるよ。あるけど、何だろ、まったり感があるというか疾走感が乏しいというか。
 入山とか加藤とかデフォルトですぐにでも特殊光線出せそうなのに、あえて出さないというか(「在宅が何言ってんだ現場じゃ死屍累々なんだよ」ってコトでしたらソッコー全文削除ですよその方が僕も嬉しいもん)。

 「転石」のTeam Kがすごかったとか言ったけど、もとはそんなあなた方とは変わんなかったんだと思うよ。
 「ふぇー、やっぱセンパイ方はすごいなあ」なんてため息ついてる場合じゃないと思う。
 もっと心配なのは、それすら思ってない、何てことはないよね、まさかね。

 「夕陽を見ているか」、なんでTeam 4がやるんだってブーイングもあったんですよ。小嶋を出せ峯岸を出せって。前田大島(優)渡辺を出せって人々よかずっと業の深いヲタども。
 難儀な連中ですが、大木に育ったAKBが倒れないようにその根っこをがっちりと支えている人たちでもあるわけです。クヤシイけど僕もちょっとその気持ちわかるもん。オンデマでTeam 4見てなかったら、きっと「河西出せ小野出せ」って言うもん。小野は無理だけど。

 そういうヤツらの首根っこを掴んで、あたしらの「夕陽」を聞け、と。
 それどころか「僕の太陽」公演の歌は全部Team 4が歌うんだと。
 「ヒグラシ」も「向日葵」も昔はどうだか知らないがみんなもうあたしらの歌だ、と。
 ヤツらを納得させることは出来なくても、そういう気迫でないと。
 「すいませんねえあたしらが歌わせてもらって」じゃなくて。
 
 是非来年は(来年というものがあるのならば、そしてチャンスがもう一度与えられたならば)、何とかなんないですかね。
 たとえばとっくに圏外にこぼれ落ちて忘れ去られた「僕の太陽」公演の名曲、それもシングルになってないヤツを「あたしらの力で100位以内に押し込んでやる」くらいのことやってみましょうよまじでまじで。

 やっぱ「Run Run Run」がいいなあ。本気で「走れわたし全速力で」だよ。もう曲順も変えちゃっていいからさ、「Run Run Run」終わったらぐだぐだMCしながら倒れててもいいよ。
 
 何だっていいよ。
 本気で黄金センター穫りに行こうよ。
 やすすに直談判しようよ。そのためのツールはあんだから。

僕は何もできないよ
この景色を/教えるだけさ

 また取り乱しちゃったよ。
 僕は何もできないどころか、教える景色だって知りません。

 でもねえ、このまま何かしなければ、見える景色は変わらない。
 誰も黙って素敵なところに連れてってはくれない。 
 年取った分、そういうことは知ってるんです。ホントだよ。
 ああ、僕は浅はかだった。
 前回圏外だった。初日二日目と音沙汰がなかった。
 たったそれだけで、僕はあきらめていた。
 
 それはまるで、9点差がついた9回の裏ツーアウトランナー無しの状況で、ゲームに負けた気になってしまうようなものだ。あと一人バッターが残っているというのに。

 それはまるで、人が空を飛ぶことが出来るという、しごく当たり前のことが信じられないウェンディーのようだ。「信じる心と妖精の粉」がありさえすれば、誰だって軽やかに空を飛べるのに。

 それはまるで、僕らが大好きな彼女たちが信じている夢を、彼女を支えるべき僕らが信じないようなものだ。たかみなに怒られるぞ。

 ああ、僕は常識にとらわれていた。
コバヤシカナ大王陛下
 は遙か以前に宣言されていたではないか。

くるくるぱーで/常識 通じません

 臣民トシテ誠ニ恐懼ニ耐エズ。

 そして「孤独なランナー」。

>業深いこの両目でもう一度奇跡の目撃者になるために。

と自分で言っておきながら、奇跡を信じていなかった。いや、正確には、奇跡を信じる人々を信じていなかった。

 1位ではなかったが、確かにそこに奇跡はあった。

 「奇跡は起きるものではなく、起こすもの」。

 たかみなの言葉だ。
 いや、秋元センセイだっけ? 
 いやいや、指原か? いやいやいや、はるごんかはーちゃんかはるきゃんか島崎か島田か、「オキルデハナクテオコスデース」ヒラリーか。
 
 何のことはない、彼女たちが全てそう言い続けているんだ。

 ただ僕が聞いてないだけだったんだ。
words
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 いやあ、楽しかったなあ、リクエストアワー2日め。
 3時間あっという間。
 映画館だったから、会場は大盛り上がりって訳にはいかなかったけど。現場はもっと楽しいんだろうなあ。隣のオッサンがちっちゃくフリコピしてました。あと小声のミックスな。

 ここんとこずっとお付き合いしている「MARIA」、予想に反して51位以下には入ってませんでした。あそこで見たかったけど、もっと上位に入っていると思えばそれはそれでよかったとも言えます。

-- 
 
 前日に加藤が「First love」歌ったというので、Team 4(&12期生まで)の活躍を期待して待ってました。
 ぽつりぽつりとメンバーは出てくるんだけれど、なかなか全員での出番がなくてじれてたんです。「向日葵」もオリメンだったし。 
 そこに56位「Only today」ですよ。

 いやあ出て来た出て来た、「うちの子」たち。
 「うちの子」。
 そう、Team 4「僕の太陽」公演をオンデマでずっと見てて、そういう感覚が出て来ちゃってるのね。妙齢のよそ様のお嬢さん方をつかまえて親御さんには申し訳ないんだけどね。「うちの子」がはばかられるなら、「うちの子のクラスの子」たちでもいいや。とにかく。
 
 みんないるいる。阿部はどこだ? 阿部阿部。でかいヤツでかいヤツ。あれ、今一瞬映った?あ、いたいた。今日も後ろでこっそり踊ってら。
 入山は? いた。藤田は? 確認。島崎か島田のどちらかもいたぞ。
 伊豆田その髪はやっぱ地毛なのか。ウィッグだとばかり思ってたから、「僕ジュリ」で次はヅラが落ちないか冷や冷やしてたのは杞憂だったのか。
 小林(茉)は? 見つからないぞ小林(茉)。どうしよ今度小林(茉)さんのお母さんに会ったらどうしよ。おあいそで「お嬢さんリクエストアワーで見ましたよ」って言おうかな(←会わねえよ)。

 いやあよかったよかった。まあ、「Only today」あんなもんかな。フリもできてたし。舞台広かったしな。だいたい自分たちのセトリじゃないしな。

 と、自分を納得させかけた直後の55位「転石」。

 「本気」と書いて「マジ」と読む。
 マジの河西、マジの小林、佐藤(夏)、増田、松原、そして鬼の目の大島(優)。
 さらにはいやしくもKの名を背負ったからには、生半可な気持ちでこれを歌うわけにはいかない新参者たち。その中には9期の横山だっている。
「We are the Team K」。
 我ら以外の誰にも二度とこの歌は歌わせはしないと、近寄る者を叩き斬らんばかりの気迫。

 Team 4のみなさん、「転石」見ましたか。見ませんでしたか。出番直後だったので見られませんでしたか。見るべきだったんですけどね。
 もし近くで見た人いたら、身震いしませんでしたか。
 大場お前見たろ。見てたよな。
 
 翻って君たち「Only today」、うまくやれましたか? 
 やれましたかそうですか。 

 やれてねえよ全然やれてねえ。
 ラインダンスのダイナミックさとキレ、シンクロのきれいさ、フリの楽しさと裏腹に歌詞の切なさ、全然だよ全然。

 阿部、阿部お前何で探されてんだよ。
 べっぴんさんでそのガタイ、そのスタイル、ダンスだって人並み以上だろ。探そうとしなくても自然に目がお前んとこに吸い寄せられなきゃダメだろ。「うわ何か今日すごい子見ちゃったよ誰だろあれ」ってなんなきゃおかしいだろ。なんで隠れるんだよ。目立つのキライってそんなアイドルいるかよ。背筋ぴんとしろよ。その長い手足を伸ばしてヲタどもを殴りつけろよ。

 「Only today」、5年連続ランク入りの名曲なんだよ。
 それをやらせてもらったんだよ。
 満場のヲタどもを「はあー、やっぱ正規メンバーに昇格すると違うねえ」と唸らせなきゃダメだったんだよ。
 
 大場が出てなかったのは、リハが謹慎中だったからなのかも知れない。
 でも大場、見てただろ? あれでよかったのか?
 キャプテン代行だった島田か島崎、もうお役ご免なのか?
 新譜が出る度、Type-A、K、Bがあって、Type-4はなくっていいのか?
 切手出してもらわなくていいのか?
 公式ページの楽曲情報、「ひまわり組」でおしまいでいいのか?
 「あたしたちまだまだ半人前なんですぅテヘ」なのか?
 
 お前ら「黄金センター」目指すんじゃなかったのかよ?
 「本気」と書いて「マジ」と読む。でないとドアは開かない。
 みなみがそう言ってたの、聞いたはずだぞ。
words
video

 「MARIA」の、3人そろってマイクのポールを掲げるところを「ポールリフト」と勝手に名付けました。で、その角度はどれくらいだろうか、というお話しの続き。
 やっぱ「MARIA」の見せ場はここじゃん? 
 測定はImageJを使用しました。僕がMacを使い始めた理由のひとつ、NIHImageの後継ソフト。

 ところで、撮影するカメラとの位置関係でポールの見かけの角度は変化します。
 というか、画像の中央で正面から正対したセンターの演者と同じ高さで撮影した場合のみ実際の角度と見える角度が一致します。

 左右の演者は中心からの視角が大きくなるほど見かけの角度が大きくなります。ただし、カメラから舞台までの距離が、中央の演者と左右の演者との距離よりも十分に大きければこの差は無視できるでしょう。問題はカメラがセンターと正対していない場合。正面の絵ではなく、斜めから撮った場合、全部の演者の角度が大きく(深く)見えてしまいます(ヨー誤差)。

 また、カメラが演者を見下ろしたり、見上げたりする場合はその分見かけの角度は小さくなるでしょう(ピッチ誤差)。

 普通のカメラだと問題にならないのですが、撮影軸が回転するカメラクレーンの場合は大きく角度が変わることがあります(ロール誤差)。

 もっともライブじゃ客は真正面から見られるとは限らないんだけどさ。
 てかそもそもステージが見えない席だってあるんだよな、AKB。なんだよ「見切れ席」って。見切れるのも芸の内ですかそうですか。
 でもまあせっかく始めちゃったのでいろいろ見てみましょう。

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 2007年4月、初の全国ツアーファイナル、厚生年金会館のステージ。
 K3がシアターにかかっている時に行われたコンサートは、この「春のちょっとだけ全国ツアー ~まだまだだぜAKB48!~」だけ。

 センター増田、向かって右は河西だが、向かって左は怪我で休養中の梅田に代わって大堀恵。僕の知る限り、大堀が見られる「MARIA」は、このコンサートDVDしかなく、とても貴重な映像。なおめーたんと「MARIA」については、いろいろ考えなきゃいけないと思うんだけど、それはまた別のお話。

 その厚生年金会館での「MARIA」、1回目のポールリフト。
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 この画像はまあ真正面から撮れていると言っていいんじゃないかな。

 さっそく測ってみます。
 センターの増田が約51°。
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 向かって左の大堀は増田よりもやや高くて約55°。
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 向かって右の河西は40°と3人中もっとも低い。
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 こうやって見てみると、リフトしている時の姿勢も微妙に違う。
 増田はほぼ横顔で、踏み出した左足に体重をかけて体を傾けているのだが、頭のてっぺんから腰までまっすぐ芯が通っていて、しぼったウエストが映える。マイクを支えていない左手の指はきれいに伸びている。ポールを持つ右手の人差指と小指も伸びていて、何だか横笛を吹いているようにも見える。
 ぴんとした緊張感の中にたおやかさも見えて、実に美しい。なんだかフィギュアにしたいようなポーズ。
 大堀はやわらかな感じ、河西は若々しい感じで、それぞれに「決まった!」という姿勢でカッコいいんだけど、僕は増田が一番好きだな。

 2008年AX。
 43位の「MARIA」、1回目のポールリフト。
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 カメラがやや下からあおるような角度で撮影しているようで、ピッチの影響があるみたい。そのためか3人とも角度が浅い。
 でも増田が約35°、梅田が約37°、河西も約37°と角度がきれいに揃っているのはお見事。
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 なおこの時の衣装は、ほぼK3と同じなのだが、増田のスカートのアシンメトリーがK3とは逆、、すなわち右足が露出しやすいカットになっている。また、K3では頭部の右側だった髪飾りを左につけている。指輪は同じ右手の中指。
 梅田、河西もほぼ衣装は変わらないが、梅田の髪飾りが左になっている。

 2008年12月、JCBホールでの「MARIA」。
 このコンサートはタイトルに「シャッフルするぜ」とあるように、いつもとは違うメンバーが歌っているのがミソ。
 「MARIA」の担当は板野、高橋、峯岸。

 ポールリフトの1回目、正面の絵はなし。こんな感じ。
 角度の前に、なんでマイクポールにラメが入ってるのかしら。「キャンディー」じゃないんだからさあ、「MARIA」にそういう装飾はいらないよねえ。
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 かなり右から撮った絵で、角度測定はできないなあ、と眺めてたら、背景に安いパネルがあるじゃん。正方形に対角線ぶっ違いの。これで角度の補正ができそう。

 本来45°の対角線が、右から撮った分見かけの角度が増えている。測定すると約56°。だから3人のポールの実測値から11°を引くとだいたい正面から見えるポールの角度になるかな。
 で、それぞれ測ると、高橋が約38°、峯岸が約27°、板野が約34°。だから正面から見たポールの角度はそれぞれ約27°、16°、23°くらいか。 
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 どれもずいぶん浅い角度だなあ。
 実際のステージも、やっぱりオリジナルメンバーほどの迫力はない印象。
 板野さんダルそうだし。

 2009年AX。
 「MARIA」は第7位と前年の43位から大きくジャンプアップした。
 この年のAXは、当時としては大ヒットしたシングルの「大声ダイヤモンド」を押さえて「初日」が1位になったことに代表されるように、公演だけで歌われたいわゆるステージソングが上位の多くを占めた。ある意味とてもAKBらしいチャートだった。ちなみに「MARIA」のひとつ下の順位はChocolove from AKB48の「明日は明日の君が生まれる」。メジャーデビューした派生ユニットの曲が占めた順位としては2011年現在最高位である。

 しかしそれにしても1年以上前に終わった公演のステージソング前年43位であったのに7位になるというのは異例のことだろう。

 なのに、何たることか、ポールリフトの瞬間の正面撮りスリーショットがない。ここで3人が揃っている絵がカッコいいのに。ちょっと編集さんお願いしますよ。

 かろうじて計測できるのは、増田と河西のワンショット。
 増田は約56°とこれまでで一番高々とポールを掲げている。
 
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 河西は約38°。
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 この時、増田はK3と同じ衣装と思われる。前年には右にあった増田のスカートの切れ込みはオリジナル通り左で、見える足も左足に戻っているし、髪飾りも右に戻っている。ただ右の中指だった指輪が人差し指に変わっているのと、これまでつけてなかった大振りのイヤリングをしている。

 梅田の衣装もほぼ同じだが、クロスのペンダントが目新しい。
 もともとこの曲の梅田の衣装は、激しいダンスでもほとんど足は見えないくらいスカートが長い。
 そんな中、このステージで一瞬垣間見えた左下腿にテーピングが施されていたるのが見えた。ホント、ほんの一瞬だったから、お客さんは全然気がつかなかったろう(「テーピングをした足」を、たぶん梅ちゃんは見られたくなかったろうし、「テーピングしていたこと」自体を他人に知られるのも本意ではないだろう。彼女はきっとそういう人だと僕は思う。だからこのことを書くべきかどうか、ちょっと迷った。でも過ぎ去った年月と、梅ちゃんたちをマジに真摯に見ているんだよ、という言い訳Maybeに免じて、ごめんね ジュエル)。
 追記:ここでもう1回見直してみたら、うーん、どうやらこれは梅ちゃんじゃなくてゆっぱいの左足みたい。
 怪我をしてるのは梅ちゃんだけじゃないよってことだね。 

 河西の衣装は大きな変化なし。ただクロスのペンダントをするようになった。手袋もサテンからレースに変わって、K3当時の「未亡人の妹」よりはずいぶん成長してお姉さんになった印象。

 2009年8月、日本武道館での「MARIA」。この時増田は体調不良でお休み。高橋が代役を務めている。峯岸板野とやった時とはずいぶん違うじゃん。3人がすばやくセリで登場するところや、歌い始めにあわせて梅田と河西が高速でターンしながらセンター高橋に寄っていくところなんか珍しい演出で他とは違うカッコよさ。

 ポールリフトのスリーショットはかなり見下ろした絵。だから画像での見かけの角度はかなり低くなってはず。
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 と思ったら直後にほぼ正面から高橋のワンショットがあった。
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 これを実測してみると約48°。高橋はかなり高くポールを掲げていることがわかる。
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 先のスリーショットで測定すると、高橋の見かけの角度は約32°で、正面からの実測値より16°低くなっていることがわかる。同様に梅田、河西の測定値は約26°および31°だから、16°で補正すると梅田が約42°、河西が47°ということになる。
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 AX2010では「MARIA」は47位と前々年並の順位となった。それでもどんどんステージソングが忘れ去られている中、健闘してるよね、この順位。
 残念ながらこの年も正面からのスリーショットはなし。かろうじて増田のソロ。
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 約46°と前年よりも低いが、他の2人よりは高め。
 この年の増田は「右足露出」タイプのスカート。右足は膝まで見えるが左足はほとんど見えない。髪飾りは右、指輪は右の人差し指。イヤリングではなく深紅のピアス。
 梅田の衣装は変わらないが、黒いレースの手袋をしている。そうだよなあ、この衣装にはやっぱり手袋があるべきだよなあ。
 一方河西の手袋は前年のレースから、これベルベットかな? 何か年々小道具が高級になっていく感じ。

 AX2011。
 この年、「MARIA」は39位と前年より順位を上げていて驚き。根強い人気だよねえ、「MARIA」。
 でも何で正面からのスリーショットがないんだろう。こんなんばっか。
 
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 これは2回目のポールリフトで、この時梅田と河西はポジションをチェンジしている。だから手前が河西で、奥が梅田。河西はやや前屈みになっており、梅田は外(上手)に体が開いている様子がわかる。どれが一番正しい姿勢なのかはわからないが、僕にはやっぱり増田が一番きれいに見える。
 
 増田ソロのアップの絵はあった。
 
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 約29°と増田にしてはかなり小さな角度。ただ前後を見ると、クレーンカメラによる撮影であり、画像が激しくローリング(撮影方向を軸とした回転)している。そのためアップでは水平が出ていなかった可能性もある。ホントはこんな風だったのかも。
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 この時の増田のスカートは「右足露出」タイプ。なんかこっちがスタンダードになっちゃったみたいね。髪飾り右、指輪も右人差し指。クロスのペンダントは大きくなり、ブラックのビーズをあしらったYシェイプのチェーンになった。イヤリングは下げるタイプ。
 梅田、せっかく前年につけてた手袋脱いじゃった。
 河西、手袋はレースに戻っちゃった。

 2011年6月 TDCホール、「見逃した君たちへ」の「脳内パラダイス」公演。
 よく考えたら、フルコーラスの「MARIA」を見ることができるのはK3以来これが最初で、おそらく最後。いみじくも誰かが言っていた。「見納めの僕たち」と。

 演じている3人は円熟し、自信に満ち、そして美しい。
 ああ、秋元康は最後に僕らにこれを見せて、全て壊してしまうつもりなんだな。ホント、痒いところのすぐそばまで手が届く人だ。でも「そこ」に手が届くことは決してない。

 そんな予感と感慨を胸に最後の角度の計測…
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 って測れないじゃん。斜めで、見上げてて。

 でもいいや。角度を測りながらずっと何度も何度も「MARIA」を見返して幸せ状態になっちゃったから。
 増田も、梅田も、大堀も、河西も、みんなカッコよかったから。

 というわけでこの企画もお終い。
 調べてみると、河西の角度が安定してたかな。30°~45°くらいで。
 梅田は浅め。
 でもやっぱ増田のover 50°がカッコよかったな。

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 ところで今日からリクエストアワー2012。卒業生の出ないAXなんてAXじゃないやいって、そもそもAXじゃないんだね、今年から。こうやって少しずつ何かが変わっていくんですね。

 リクエストアワーは今年で5回目。過去4回連続でランクインしている曲は16曲。これらこそがまさにAKBの「定番」ソング。
 それだけでもすごいのに、そのうち、2010年よりも2011年の方が順位を上げている曲が5曲もある。ただ生き残っているだけではなく新たなファンを獲得する実力のある曲、「ネ申5」と言ってもいいよね。
 「ヒグラシノコイ」「脳内パラダイス」「渚のCHERRY」「MARIA」「泣きながら微笑んで」。
 うち3曲がK3。頭の中がK3止まりの僕にとっては嬉しい限り。
 
 リクエストアワーでこれまで50位以下になったことのない「MARIA」ですが、2011年は新規のファンがどっと増えて、「MARIAなにそれ、おしいの?」という方も少なくないでしょう。2日めくらいの順位になっちゃうんじゃないかなあ。

 だから僕、2日めを見ることにしました。もちろん映画館でだけどさ。
 もし「MARIA」が入ってたらフリコピしちゃおかな。古参気取りで。
 角度は50°以上で。