キャバクラ嬢を口説く為の500の方法 すすきの恋愛論 -6ページ目

さんかく

何気にTSUTAYAでDVDを物色していたところ『純喫茶磯辺』の監督さんの別作品を発見。
呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで映画『さんかく』を見ました。

以下、ネタばれします。



あらすじ

同棲(どうせい)生活を送る倦怠(けんたい)期カップルの百瀬(高岡蒼甫)と佳代(田畑智子)の家に、夏休みを利用して佳代の中学生の妹・桃(小野恵令奈)が住み着いてしまう。自由奔放な桃は風呂上がりに下着を着けずにウロウロするなど、気まぐれな態度で百瀬を翻弄(ほんろう)し、一方、彼の心の動揺を感じ取った佳代は、百瀬の気を引こうと策を練るが……。


普通に三角関係を描いたものかと思ってたら違ってた。

夏が終わり、彼女の妹が実家に帰ったあとに、ふとしたことから彼女と百瀬が口喧嘩になり、百瀬が「もう別れよう!」と言って家を出てしまいます。

別れたくない彼女は、百瀬が借りたアパートを発見し、勝手に合鍵を作り、部屋に侵入し、掃除をしたり冷蔵庫の食品の補充をしたり、弁当を作ってドアノブにぶらさげたりします。

百瀬は「れっきとした不法侵入だぞ!ストーカーみたいなことするなよ!ヨリを戻す気はないから!」と激怒。

刑事さんに相談して裁判所から接近禁止命令を出してもらうことに。

ある日、彼女は手首を切って血だらけになって彼氏のアパートの前に現れます。

さて、彼女とのトラブルが一段落した彼は、彼女の妹の桃ちゃんが住む実家に会いに行くことに。

すると、通学帰りに男子学生と一緒の桃ちゃんに出会います。

そこで男子学生が意外な言葉で彼を罵倒します。

「てめーか!?ストーカー野郎は?何度も何度も電話してきやがって。迷惑してるのがわからないのか?」

そう、桃ちゃんへの電話は数回ではなく1日十回以上におよんでいたのです。

恋は盲目とはよく言ったもので、人間恋をしている時は正常な判断が狂ってしまうものです。
彼女にストーカー行為を注意していながら自分がストーカーになっていた。普通に考えるとおかしいようですが、その判断すらつかない状態になってしまっているから、世の中に「どうして?」…というようなカップルは多数存在してしまうのです。

こんも映画のオチは、彼女もアパートをひきはらって実家に帰ってきていて、百瀬と会い、百瀬が自分の犯した過ちに気づき、もう一度やりなおそうと思った矢先に、さっきの男子学生がやってきて「てめー!まだいたのか?今度、桃ちゃんに近づいたらぶっ飛ばすぞ!」って言われて、彼女が「え?」と動揺するところです。

というわけで全然期待してなかったんだけど結構面白かった。

体温

呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで映画『体温』を見ました。以下、ちょっとだけネタばれします。
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評価

by G-Tools , 2015/02/02


主人公はリアルドールと一緒に暮らしてるんですけど、リアルドールってのはオリエント工業製作で有名な人間そっくりに造られた人形です。昔、『笑っていいとも』のTVショッキングでリリー・フランキーさんがこれを持ち込んで客席を一気にドン引きさせたのを思い出します。

で、主人公は車椅子に彼女(リアルドール)を乗せて散歩したりとか、自宅で彼女の油絵を描いたりとか孤独な生活を送っていたわけです。ところが彼が電車に乗っていたところ、リアルドールの彼女にそっくりな女の子(桜木凜)を見つけてしまって尾行をします。すると、その彼女はキャ○クラに勤めていることがわかります。それから彼女の店に通いだすことになります。いつしか、彼女に恋愛感情を抱くようになり、現実の恋愛の世界に惹かれていくわけですが…。

なんとなく『空気人形』の逆ヴァージョンっぽいし、桜木凜ちゃんは結構演技が上手なのを知っているので、ちょっとだけ期待したんだけどクソつまんねーです。なんかすべてストーリーが予想通りに展開されて結局オチがないという…。というか、主人公の男がバカすぎで、「そりゃバレるに決まってんじゃん!彼女が寝ている間にどこかに隠せ!」と思ったのは言うまでもありません。

で、何で今回これをとりあげるかというと、そうです、ネタがないからです(笑)

ブレイキング・バッド

呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで全然女子ウケはあまりよくないと思うけど、近年稀にみる傑作海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のお話をします。

正月、つまんないTVを観るより全然オススメです。本当にこんなに面白いドラマ滅多にない。



ざっと説明すると、高校で化学を教えている教師が末期ガンを宣告されて、家族に財産を残そうとして麻薬精製の犯罪に手を染めるって話です。

詳しいあらすじは町山さんが説明してくれるこの動画を見てください。ハナシはトンデモにみえますが、実はそうでもないってことがわかります。

ちなみにアメリカって国は今はとんでもないことになってるんですね。

・公的な健康保険制度がない。民間の保険会社の保険に加入してるんでめちゃくちゃコレが高い。そのくせ医療費もアホみたいに高い。保険に加入していない人も多く、年間で数万人が治療を受けられず死んでいる。
・地方自治体の経済が破綻してるんで補助金が出ないので学費が高い。私立の大学で1年間の学費が600万って場合も。
・アメリカにおける麻薬・覚醒剤などの違法薬物の市場規模は600億ドル(約6兆2000億円)以上
・米国勢調査局によると、米国人6人のうち1人は、現在貧困の中で暮らしている。だが、資産1億円以上の人も1000万人近くいて、高収入である1%の人たちがアメリカ全体の23.5%の富を所有。ボトム90%が総所得の50%を得るという極端な格差社会。

つまりみかけは経済大国なんですが、一部の金持ちだけが支えている国なんで、一般人はやってらんねー!ってことでヤクに走ったりする。

それでね、一部の金持ちたちは「あくまで自己責任なんだから貧乏人に自分達の税金が使われるのは嫌だ!」と思ってて、政党が政府の活動をストップさせちゃったりしてるんです。

というわけで女子には全然うかないと思うけど、興味を持った方は、HuluというPCやスマホで観られるんで、2週間のお試し期間中に無料で観ることができますよ。キャンペーン期間内に解約すればお金はかかりません。
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