ブレイキング・バッド

呑み屋やスナックでの話題のネタ作りのためによく映画やDVDを観る。というわけで全然女子ウケはあまりよくないと思うけど、近年稀にみる傑作海外ドラマ『ブレイキング・バッド』のお話をします。

正月、つまんないＴＶを観るより全然オススメです。本当にこんなに面白いドラマ滅多にない。



ざっと説明すると、高校で化学を教えている教師が末期ガンを宣告されて、家族に財産を残そうとして麻薬精製の犯罪に手を染めるって話です。

詳しいあらすじは町山さんが説明してくれるこの動画を見てください。ハナシはトンデモにみえますが、実はそうでもないってことがわかります。

ちなみにアメリカって国は今はとんでもないことになってるんですね。

・公的な健康保険制度がない。民間の保険会社の保険に加入してるんでめちゃくちゃコレが高い。そのくせ医療費もアホみたいに高い。保険に加入していない人も多く、年間で数万人が治療を受けられず死んでいる。
・地方自治体の経済が破綻してるんで補助金が出ないので学費が高い。私立の大学で１年間の学費が６００万って場合も。
・アメリカにおける麻薬・覚醒剤などの違法薬物の市場規模は600億ドル(約6兆2000億円)以上
・米国勢調査局によると、米国人6人のうち1人は、現在貧困の中で暮らしている。だが、資産１億円以上の人も1000万人近くいて、高収入である1％の人たちがアメリカ全体の23.5％の富を所有。ボトム90％が総所得の50％を得るという極端な格差社会。

つまりみかけは経済大国なんですが、一部の金持ちだけが支えている国なんで、一般人はやってらんねー！ってことでヤクに走ったりする。

それでね、一部の金持ちたちは「あくまで自己責任なんだから貧乏人に自分達の税金が使われるのは嫌だ！」と思ってて、政党が政府の活動をストップさせちゃったりしてるんです。

というわけで女子には全然うかないと思うけど、興味を持った方は、HuluというPCやスマホで観られるんで、２週間のお試し期間中に無料で観ることができますよ。キャンペーン期間内に解約すればお金はかかりません。
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第1話はこちらで無料で見られます。