内なる石のひびきに、熱き心がやどる -417ページ目

最後はトビリシの有名な自然派ワインバーへ アンダーグランド

トビリシのアンダーグランドという著名なワインバーに最後に訪れました。

ジョージアでは他国のワインが輸入されていないと言いましたが、このお店には自然派の世界中のワインがあります。

でも飲むのはやはりジョージア。

面白いワインが色々揃っています。

クヴェヴリに8年も入っていた(忘れられていた)サペラヴィとか、聞いたことない品種とか。

最後にジョージアの深さを再認識して帰途につきます。

最もきれいでバターのようなとろけるようなアンバーワイン、パパリ・ヴァレー

今回のジョージア出張で最も素晴らしいと感じたワイナリーはここ、パパリ・ヴァレー。

何よりもセンスが感じられる時点でここは絶対美味しい!と思ってしまいます。

ワイナリーの説明も他では見られないプロジェクターで。

元物理学者だという当主の話を聞いていると美味しいのは当たり前と感じるものばかりです。

熟成やクヴェヴリの状態などを全て化学式で置き換えずっと実験をするように造っています。

現在の澱の量や位置、移し替えた時の状況などなど・・・

マラニは3層になっている、という点もすごいです。

重力を使う方法はワインでもよくありますが、ここはクヴェヴリで行っているのです。

土壌の研究もやってます。

 

こんなワイナリーのワインが最も安い・・・少量しか造っていないのに安くて最高品質で・・・ってなったら買ってしまいますよね。

 

実際、他のどこのワイナリーよりも透明度が高く、そしてバターのような蕩けるような品質がアンバーワインの真骨頂のような気がします。

 

良いワインはそれを生み出す根拠がある、それが今回のツアーで最も感じたことです。

クヴェヴリ・ワイン・セラーという最上級ジョージアワインの造り手

クヴェヴリ・ワイン・セラーというワイナリーに行きました。

ここは2017年のコンペティションで全く無名だった生産者なのに賞を総なめにした驚きのワイナリーです。

多くの取材陣と共に出迎えられましたが、なんとなくそんなすごい人には見えず・・・

田舎臭さみたいな(失礼!)空気を感じていましたが、醸造所に行ってテイスティングしたらあまりのおいしさに驚きました。

 

クヴェヴリで造られたアンバーワイン。どこもそう変わりないと思ってしまっていたのですが、洗練されたワインというのはそもそもの質が違います。ブドウ段階の違いが如実にでるものだと、このワイナリーでイメージががらりと変わったのです。

 

そりゃ、賞を総なめにしますわ。

この方は彼のお父様。ジョージアの歴史は戦争の歴史。

ジョージアの人はすべからく戦士(ソルジャー)なのです。これが彼らの正装なのです。

 

彼らのワインは日本だと5000円を超えるかなり高いものではありますが、かなりレベルの高いワインたちです。

なかなか伝わらないかも知れませんが、このワインを飲めばクヴェヴリのワインの素晴らしさが味わえます。

クヴェヴリの生産者を訪ねる @ジョージア

クヴェヴリの生産者を訪れました。

なかなかできない経験です。

入り口にクヴェヴリが埋め込まれているのもまたオシャレです。

カヘティ地方では10軒ほどのクヴェヴリの生産者があるそうです。

 

家業を継ぐ形で存在するので新規で造ろうとする人はいないそうです。

少しずつ土を積み上げて造るクヴェヴリは1リットルあたりいくらという基準で価格が決まっていきます。

つまり大きければそれだけ高くなる、当たり前ですがそういうことです。

 

年間で大体30-40基くらい造るそうです。でもそれだけ?って思いませんか?これだけ世界中でクヴェヴリやアンフォラが注目される中、カヘティで10軒しか生産者がいなくて×30基だとしても間違いなく足りない気がします。

 

ただ、1回買うと100年くらい使えるので新たに買うときは規模が大きくなる時だけのようです。これで日本だとサラリーマンの年収くらいになる計算なのでこちらは物価も低いので十分な生活ができるということのようです。

 

クヴェヴリを埋める部屋のことを「マラニ」と言います。

これがどれだけ清潔か、それによって味が異なることを今回学びました。

 

この生産者もワインとチャチャを造っています。みんなで買い占めてしまいました。

ジョージアは大自然 人間より動物の数が多い国

ジョージアは日本よりやや小さいですが、人口は400万人程度。

そのうち首都トビリシに100万人くらいいますからあとの広大な土地に300万人しかいないことになります。

当然こんな風景です。

そして街には放し飼いの豚や・・・

牛がいます。

鶏もいます。馬もいます。羊もいます。

 

思っていた以上に大自然でした。