モニワで働くBOSSのブログ。

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05Jan
- 心機一転
  あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。さて、これと言った理由はないんですが、何となく流行りに乗りたくなったのでブログをnoteに引っ越そうと思います。カンノダイキの記事一覧｜note（ノート）カンノダイキさんの記事一覧です。note.com今まで読んでくださった奇特な皆さん、ありがとうございました。もしよろしければあちらでも駄文にお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願い致します。
25Dec
- 大学全入って是なの？
  Facebookを巡回してたらこんな話が出てきましてね。教育を無償化さえすればみんな高収入エリートになれるの？と思ったときに読む話先日、東京都が突如として高校の授業料無償化を打ち出し大きな話題となりました。正確に言うと国の高等学校等就学支援金制度にある所得の要件を外し、東京は私立も含めて実質無償化するということですね。いやあ、都知事選が近づくと太っ腹になりますね（苦笑agora-web.jpこれ私もすごく疑問に思ってたとこなんですよね。要するに学習意欲皆無のモラトリアムを満喫したいだけBOYS＆GIRLSを救うという不思議な施策になりかねないじゃない、と。私は音に聞こえたモラトリアムBOYですから、何なら人より長くモラトリアム期間を満喫してた訳ですけど、でもこれだけは言いたいのはね、留年後の1年間ってモラトリアムと言うより拘置だからね。学生生活って、ひいては友達とキャッキャウフフして初めて楽しいんだって理解した期間だったからねこれ。おっと。まあ私は頑張った親が無駄な浪費をせがれにつぎ込んでくれたお陰で無事学士という肩書を得て世に解き放たれた訳ですけど、結局それも親が必死で貯めたお金だから許される（ということにして欲しい）事じゃないですか。税金という人のお金使ってやることじゃないかな、と。問題なのは「学びたいのに学べない」子がいることであって、「何となく大学に入ることを援助する」ではないと思うんですよねえ。そういう意味ではむしろ返済不要の奨学金を拡充すべきなんじゃないのかなあ、と。その代わり審査はしっかりと厳しくする、とかね。家にお金が唸ってるんならいいと思うんですよ。お金払えば拾ってもらえる私学に突っ込むのも。んでもそういう話じゃないでしょ。読み書き微妙な連中を微妙な大学に入れてどうすんのと言うお話ですよ。。あくまで高等教育なわけだし、無償だってんなら留年＝除籍とかでもいいと思いますよ。義務教育でもないんだから。あるいはいっそ無償化後の世界で文系四大入った連中はカリキュラムに強制的にインターンとか組み込んだらどうでしょうね。大人キッザニアみたいな。今まで視界に入らなかった業界がちょっとだけ見えてくれば選択肢が広がる、みたいな。ってか奨学金の返済不要業種に建設業も入れてくれ・・・。そうすりゃ少しは気になる子も出てくるかもしれん・・・。とりあえず言えるのは、やる気のないアホが大学行こうが確実に高収入になんかならないっすよ。圧倒的な運でもない限りは。努力なしに簡単に浮き上がれるほど世の中甘くはないぞっと。たまに「苦労？？したことないっすねえ。好きなことしてたら何か当たってました！」とか言う奇特な人もいますけど、そういう人の結構な割合が「本人が苦労だと気づいてないすんげー努力」をしてたりする事が多いです。鼻くそほじくってたら成功してましたって人は・・・あんまりいないんじゃないですか？少なくとも私の知ってる中ではいません。と。これから受験に向かう子供を抱える親としてはもちろん無償化はありがたい話ではあるんですけど、ちょっと何か違う気がするなというお話でした。
20Dec
- やっぱ何だかんだ「やる奴」が強すぎる気がするんですよねというお話。
  これねえ、自分も含めてのお話なんですけども。自分で言うのもなんですけど、私割りと小賢くて慎重なタイプなので、事前にシミュレーションして失敗のイメージがあると手を出さないことがたまにあるんですよね。うちのスタッフなんかでもそうなんですけど、失敗を恐れすぎて手を出さないとか、客観的に見て「出来ない」じゃなくて「やらない」を選択している人っているわけです。で、そういう人って大体こぢんまりとまとまってるんですよね。失敗するくらいなら成功しなくてもいいんだみたいな。一方、周囲で見ている成功者と呼ばれる人たちはやっぱりブレーキがイカれてる人が多いんですよ。おいおいマジか！！ってレベルまでノーブレーキでコーナーに突っ込んで、時にガードレールにバンパー擦ったりはするものの荒々しいコーナリングで駆け抜けていくような。私どっちかって言うとしっかり減速してからカーブを曲がるタイプです。コーナリングとかそういうレベルじゃないですね。何ならブラインドコーナーではクラクション鳴らしたいくらいです。でもやっぱりスタッフから見ると私でさえブレーキがイカれてる様に見えたりするっぽいですけどね。で、そうこうしてる内にふと気づいたんですけど、経営者界隈に肉食ゴリゴリが多い理由がなんとなくわかってきました。やっぱアグレッシブなんですよね。異性に対してもガンガンいけちゃう人が多いように思います。そういう人ってエネルギッシュにも見えますし、そもそも成功するかどうかなんていちいち考えずに「だって口説きたいじゃん。だから口説くんでしょ。」みたいなマインドを持ち合わせてたりするんですよ。そういう資質を持ちあわあせた人がリーダーを目指すのか、はたまたリーダーという立場と役割が人を変えるのか。そこはまだ良くわかりませんが・・・。まあ確実にすごい人ってネジが数本飛んでるなとは思います。特に創業者。で、話を本題に戻しますけど、若手の方々にはいつだってくだらねえ心配してる暇があるならとりあえず手をかけてみろよと言ってるんですよね。お前の失敗なんかこちとら織り込み済みだ。炎上しないようにするのは俺らの仕事だ。でも報告だけはちゃんとしてね（ﾎﾞｿｯ　て言い続けてるんですけど、やっぱ性格なんですかねえ、中々浸透しないんですよ。まともな会社なら新入社員が致命的なミスなんて起こせるわけ無いじゃないですか。起きたとしたら完全に会社の体制が悪いんですよ。ホウレンソウはするものと言うよりさせるもの、段階確認をしっかりと、期日を指定して実行させ、期日にこちらから催促する、など、とにかく自責で部下の管理監督を出来るように意識を持とうぜという話を管理メンバーとは日々しています。二人だけど。まあ自分の仕事があったりすると中々難しい側面もあるんですけどね・・・。でもそうするんだという意識を持たないと、いつまで経っても出来ないよなと言うことでしつこく対話を行っているのでした。私も含めてまだまだ出来てないんですが、日々勉強と実行を続けないとですな。
18Dec
- 食ってマジで大切だよねのお話。
  ほら私、音に聞こえた大食漢だったじゃないですか。いやそうでもないって思ってたんですよ？言うほど食ってねえじゃんって。確かにラーメンは大盛りにするけど、別にそこにライスつけなくても大丈夫だしって。餃子はタンパク源だからノーカウントとか言いながら。違いましたね。あれから私15kg位ダイエットしたわけですけど、今や大盛りとかしなくても余裕ですからね。ラーメン一杯食べたらお腹いっぱいですよ。まあたまに餃子は食べますけど。あれはタンパク源ですから。でもカウントは出来るようになったけど。という訳で私、かつてはよく食べよく動き健康に生活するんだ！！って言いながら元気に太ってた訳なんですけど、不思議だったんですよね。ワイ結構動いてるのになんで痩せないんだろって。食べ過ぎなんですよ。食べ過ぎ。うちのスタッフでも痩せの大食いなんかがいたから紛らわしかったわけですけど、あいつら現場で結構動き回ってますからね。一日余裕で万以上歩いてたりするわけですから。一方私と来たら、普段の生活ではほぼ3000歩程度しか歩かなくて、週に1回筋トレするのと最大週に2回1時間程度の日本拳法の稽古をするのみ。そりゃまあやらないよりはやった方が絶対いいわけですけど、量が圧倒的に足りないですよね。入力に対して出力が。逆説的に言うなら月末に財布に残ったお金を貯金することにしてたら毎月200円しか貯金できてなくて、結果「全然金貯まんねえよ！！」って切れてるようなもんですよね。貯金額を増やすために支出を減らす努力をすべきじゃないですか。その視点が抜けてたー！だから私「そうか、一般の人は普通盛りで満足できるんだ！大盛りっていうのはいっぱい食べる人のもんなんだ！！！」って気づいたんですよ。43歳にして。必要な栄養素さえ網羅できてれば量食べなくても人間元気に生活できるみたいですね。（個人差はあるでしょうが）そして食べるものの質ですね。明らかに以前よりバランスをしっかり重視しています。野菜をしっかりと摂り、タンパク質も毎食20g程度食べるように。そして脂を控えめにして炭水化物も適度に入れる。どうやらこれが私には合ってるみたいです。かつて16時間ファスティングなんかもやりましたけど、私は調子こそ崩れなかったもののあまりハマらなかったのか、体重の減少はそこそこでした。暴食しちゃってましたからね。残りの8時間。という訳で私なりの結論としては、「ダイエットに一番大事なのは食事」これに尽きます。またバランスをしっかり整えると風邪なども引きづらくなりますし、健康管理にもとてもいい。口から入るものをしっかりと整えるのは本当に大事だと思います。肌艶なんかも変わってきますしね。ちなみに運動は無意味かと言えばそれは違うと思います。私は現在そこまで重視してませんけど、ボディラインとかが明らかに変わりますね。なので、減量と体作りは別レイヤで考えるべきなんじゃないかなあというのが私なりの結論でしょうか。またややこしいですけど、体作りと健康も別レイヤだと思います。過剰なボディメイクは健康を損なうと思います。健康的な体を手に入れて、自由に動ける時間を長く持っていきたいですね！
14Dec
- 時間がないって言ったら負けだと思いまして。
  私最近つくづく思うことがあるんですけど、時間がないって極力言わないようにしようと思ってるんですよ。もうね、それ言っちゃったら終わりじゃんと。もちろんポジション等によっても事情は違うと思うんですけど、時間ないんなら削り出すしかないでしょ、と。例えば何をどうやったって時間が足りないときって確かにあるわけです。で、まずは最初に何をいつまでどのレベルまでやらなきゃいけないのかを洗い出すんですよね。そしたら絶対に必要な作業とどちらかといえば不要な作業が見えるじゃないですか。その他にも絶対自分じゃないとできない作業と指示してやってもらっても良い作業と見えてくるわけですよね。私のしごとの場合はマネジメントなんでそうやって時間を削り出していくのが大事だよなあとか思うわけです。ウチのスタッフにしても同様で、うちの場合は施工管理というマネジメント業務なわけです。なので実は自分の時間を削り出すのは不可能ではないとは思うんですよ。もちろん私が言ってるのは極論ではありますよ。原価的な問題もありますし。でもね、無理だとは言えないんじゃないと言う話にはなるんです。自分より時間単価が低い人に作業を頼むか、作業単価が低い仕事は極力自分でない人にやらせて（やってもらって）自分は高付加価値の仕事に集中できればいいんじゃないかなあと思うわけです。その辺伝えるのが難しいですけどね。まずは一旦出来るわけないと言う思い込みを頭から追い出す作業をしていかないとですね。こうすれば出来るんじゃないかな？ということを思いついてシミュレーションしてみて、その中で原価がかかりすぎるんじゃないかとか分析していった結果、やっぱ無理じゃんはあっていいと思うんですけど、はなから出来ねえよはやめたほうがいいと思うんですよね。それこそ自分の成長に蓋をしてしまう行為なんじゃないかなとおじさんは思うのでした。私まだ成長を諦めてないので、時間がないは言わないようにしていこうと思います。
13Dec
- しかしまあすげえ時代だなおい。
  先日の話なんですけども。私出張というか施設見学会で静岡まで足を伸ばしてきたんですね。で、色々私の業務界隈のスケジュールを組んでいたら、何をどうやっても入れ込めないMTGが一つありまして。えーまじでーどうしようーとか思ってたんですけど、私気づいちゃったんですよ。TRAIN DESKの存在に。JR東日本の新幹線ではPC作業等が可能な車両が用意されてまして、そこだったら電話しようがオンラインMTGしようが問題ないわけです。んじゃそこでミーティングすりゃいいじゃないの！！と言うわけで再度スケジュール調整を。それで色々練ってみたんですが、どうやら仙台→東京の移動時間ではなく東京→掛川の移動時間内にハマりそうな話になったわけです。まあいいや、JR東日本である車両ならJR東海だってあるだろということでみどりの窓口に向かってみたんですが・・・「その電車に該当車両はございません。」えー！！どうやらその手の車両って東海だとのぞみにしかないらしいんですね。。私乗ったのがひかりだったんで、だめだったみたいです・・・。というわけで私考えました。おしゃべりが出来ないんだったらチャットで参加すりゃいいんじゃない！ということで、黙々と文字を打ち込む作業に徹したわけです。私もかつて10代の頃ジオチャ（ジオシティーズチャット）で鳴らした男ですから、早打ちにはそこそこの自信がありました。とにかく気合だ！！とzoomの挙手機能とチャットをフル活用し、なんとかかんとかやってみたんですが、意外となんとかなるもんですね。もちろん普通に喋るのに比べれば圧倒的にスピードは劣るんですけど、工夫次第では着いていくことはできるなと言う印象でした。何なら時間が足りなかったからカメラ切って弁当食いながら参加してましたからねえ・・・。自由。またもや「時間がない」の言い訳が成り立たない環境が出来て行ってしまったのですね。いいことなのか悪いことなのか・・・。私は助かりますけど、ある意味怖い時代ですね。
11Dec
- 信用と約束とGIVE
  世の中面倒なことが多いですよねえ。。鬱陶しいルールであったり、マナーであったりエチケットであったり・・・。って言いながらうちの会社には就業規則ではないルールが存在します。・会社に立ち入るときにはフロアに聞こえるくらいの声で挨拶する・挨拶には挨拶でしっかり答える・日報は終業後３０分以内に上げることとかとか。出来るできないではなく、やるかやらないか程度のレベルのルールなんですね。めんどくせえ話だとは思うんですが、個々人の資質によらない空気を作るためにわざわざ設定を行っているわけです。これによって評価が変動することは基本的にないんですが、守らないとしつこく注意されます。で。やはりいくら言っても守らない人っているわけですよ。なので私、演説をぶちました。私の考える人間社会の大切なことについて。信用・信頼について人間関係を形成するのは利害と信用・信頼信用を築くのは非常に時間がかかるが、崩れ去るのは本当に一瞬お客さんとの信用はもちろん、社内における円滑な人間関係の構成のためにも信用は絶対的に必要信用のキーポイントは「約束」小さな約束や大きな約束を守り続けることで信用は築き上げられていく例えば契約は、納期と品質と金額をお客さんと約束したもの見積もりの提出もお客さんとの約束社内での業務のやり取りも約束時間通りに訪問するのも約束ルールの遵守も約束小さな約束を守れない人間が大きな約束を守れるわけがないと思われる社内でもなんでもとにかく約束をしっかり守る癖をつけるのが大事嘘はつかないついた嘘は実現する嘘になりそうならしっかりと先に申告して先方と合意を形成する信用失墜は個人のみならず、企業への信頼も失う行為なので、自分が会社の顔だという自覚をしっかり持ち行動してほしいってな具合で話したんですね。それを何とか実行して行ってほしいので、今後とも口酸っぱく言っていこうと思うんです。で、そんなことをブログのネタにしてやろう、しめしめとか思っていたら、お昼ごはん食べながらふと思いついたことがありましてね。信用を得るための行動にプラスαがあるじゃないかと。それってGIVEの精神だと思うんですよね。なんだかんだ人って自分のために何かをしてもらった時に相手に好感を抱くことが多いじゃないか、と。恩着せがましくなるといけないですけど、まずは人に与える、与え続けると言う事が大事なんじゃないかなと思うわけです。どうしても人間だから見返りも期待しちゃいますけどね。そこを意識するなというのも難しい話ですけど、そこを意思の力で押さえつけながらやっていくのが正解の一つなんじゃないかなと思ったのでした。何にせよ信用を築いていくって大変ですね。言った私自身しっかり率先垂範を行っていけるように頑張らないといけないな！
08Dec
- 建設業って意外と資格商売なんですよね。
  建設業って聞いた時、どういうイメージしますかね？おそらく多くの方は「職人社会」なんじゃないかなあって思うんですよ。腕一本、トンカチ一つで現場を渡り歩き、ちょっと無骨な香りさえ漂わせると言うかね。でもそんな建設業って実は様々な資格でがんじがらめになってるんですよね。あれをやるにも資格、これをやるにも資格。職長って言って職人さんを取りまとめる人は５年に一度（だったと思う）の職長教育を継続的に受けなくちゃならないし、溶接やるにもガスないしアーク溶接の資格が必要だし、穴掘るにも建設機械の運転免許が必要だし、クレーンで荷物釣るのももちろん資格が要る上なんならその為にワイヤーを荷物に引っ掛けるのにも資格がいるのです。分電盤のブレーカをいじくるのにも本来「低圧電気取扱者」なんて資格が必要な上、換気の悪い地下に潜る際にも酸素欠乏危険作業主任者とかの資格が要るんです。なのでそこらへんで黒煙上げたダンプでお昼寝しているあのタフガイも、ポッケの中には資格者証の束が入っているわけです。作業の際には資格者証の携帯が求められるのでね。資格マニアな貴方にはおすすめです建設業。で、これらは基本的に特別教育や技能講習と言われるもののため、基本的には数日間の講習会に参加すればほぼ確実にもらえるものなんですね。お金はちょっとかかりますけど。雇用保険を支払っている会社さんに所属していればキャリアアップ助成など助成金が出る場合もありますので、確認すると良いでしょう。しかし一方でいくつかガチンコの国家資格も存在します。「施工管理技士」という監督さん用の資格です。これが中々の曲者でして、この資格を保持していないと現場の責任者になれません。建設業法上は一応実務経験でカバーできることにはなっているんですが、実際のところ特に官庁が発注する工事ではこの施工管理技士がないと駄目だと思っていて間違いはないでしょう。下請負に出す金額によって１級と２級とに分かれるんですが、正直地場中小企業で働くんだったら２級持ってりゃ十分です。が、逆に言うと２級を持ってないと全くダメダメなんですよね。現場で職人を叩き上げてから管理に回る人だとここを軽視しがちなんです。「俺たちは仕事ちゃんと出来るぜ！！」と。でもねえ、いくら運転がうまくても運転免許持ってない人は自動車運転できないじゃないですか。そういうレベルなんですこの国家資格。だから資格しっかり取ってくれよと口酸っぱくお願いするんですが、そこの意識がズレてると忙しいとか言って資格取得を後回しにするんですよね。でもこれから建設業でしっかり稼いでいきたいって思ったらこの施工管理技士って資格はマストです。職人さんが駄目だとは言わないですけど、職人さんでは稼ぎに上限があります。人に働いてもらってお金を稼ごうと思ったら管理に回らないとどうしようもないので・・・。という訳でこれから就職転職で建設業も視野に入れる方には是非頑張って資格取得を目指してもらいたいなと言う願いを込めてキーボードを叩いてみました。よろしく。
07Dec
- ルールや考え方の変革と己自身について考えてみる。
  知ってるか・・・？もう２０２３年も・・・終わりなんだぜ・・・？という訳でもう１２月ですね。光陰矢の如し。なんかついこの間まで２０代の張り切りBOYだったような錯覚をしてるんですけど、体力体型はしっかり４０代街道爆進中な訳ですよ。で、最近採用とかやってると若い方と話すことが結構あるわけですけど、まあ考え方が違うんですよね。私若い頃なんかはとにかくお金いっぱいもらえたらいいなーばっかり考えてまして、それというのも休日を充実させるにもお金なきゃどうにもなんねえじゃんみたいな話だった訳ですよね。なので完全週休二日とかそんなに深く考えてもいなかったですし、そんなことより基本給だ！あれもほしい！これもほしい！もっとほしいもっともっとほしいー！！と思ってたんですけど、最近の人ってそこまでお金お金というよりは仕事はやり甲斐とか社会的意義とか普通に言うんですよね。しかもカッコつけてる訳じゃなくて普通に。多分私達の若い頃より仕事に対する意識・姿勢・理想は高いんじゃないでしょうか。一方でそれらが高いがゆえに現実と直面した時に受け入れられないことも多くある。で、私達の頃は「今辞めたら拾ってくれるとこなんてそうそうないんじゃないか」「石の上にも三年ていうし」「そんなにさっさと辞めてしまったら親に罵倒される」みたいな恐怖感があった訳ですけど、「嫌なら辞めれば良いんだよ職場はここだけじゃないし」「向いてない仕事いつまでもやっててもタイパ悪いし無理無理」「え、辛いの？？大変！すぐ辞めて戻っておいで！！」など、若手を囲む環境が大きく変わっているわけです。んじゃそれが悪いことだ、どうしようもねえよと嘆いているのかといえばそういう話でもなく、どうやら今はそういう時代らしいという確認作業を行っているわけです。要はゲームチェンジしたんだなという状況把握を行って、このルールの上でどう戦うのかと言うのを考えないといけないなと思うわけなんですよね。もちろん私個人の考えとしては「何言ってんだこいつら」と思うところが無いわけじゃないです。先日挙げたエントリーの質に対する考え方なんかもある訳ですし。しかしそんなもんあくまで個人の主義主張なわけで、例えば婚活パーティーに単身乗り込んで、パンチパーマにステテコ決めて下駄履きで「これがワイや！！昭和の男前の代名詞と呼べ！！さあ嫁出てこい！！」と叫んだところで良くて出禁じゃないですか。下手すりゃ写真撮られてSNSに晒し上げられますよ。婚活パーティーには婚活パーティーのルールが有る。それを守りながら自己アピールを繰り返し、時には周囲を出し抜きながら勝ち抜くのが基本となるわけですよね。したこと無いから想像だけど。という訳で会社代表の私としては、とにかく納得できずとも理解してこの土俵で戦い抜くのだと言う腹を決めて頑張るしかないなと思い行動している次第です。しょうがないんですよ。ルールなんだもの。んでそういうもんだと納得したふりをしながら行動してるとその内なんだか納得しているように思い込めるんですよね。人間てステキ。しかし私は幸せだなあと思うのが、自社スタッフがとりあえず表立って私の方針に反対はせず付き合ってくれているところです。今の当社に人員増強が必要か？と問われたなら正直否です。一部周りの人からは今いるスタッフをしっかり育てて足場固めしろよとか、そんなに人採ったら受注大変だろとか言われるんですけど、将来の展望を描くなら今苦しくても採用と育成をやらなきゃどうにもならんだろと語っておるのです。ツギハギでない、芯の通った組織づくりのために。そこをある程度理解して、特に幹部スタッフは支援してくれてるのはありがたいですね。そこに報いるためには強固な組織をしっかりと作っていかないとですね。がんばろ。
06Dec
- 貯金のお話。
  今日ひょんなことからスタッフと貯金の話題になりまして。最近の若い子は将来の不安からか一生懸命貯金をしているらしいんですね。すげえなあとは思うんです。20代の私、結婚前までほぼほぼ宵越しの銭は持たない良く言えば豪快、悪く言うと無軌道な生活を送っておりまして、一度目の結婚式はフルに親のスネをかじり倒して挙げた訳です。それから短い結婚生活ではありましたが3年で200万円位は貯金しまして将来に備えようとしていた矢先にあえなく離婚、荒れ狂って1年間で国分町に散財し再び無一文に。そんなこんなしているうちに今の妻と出会い、二度目の結婚。そこからシコシコ資産形成に勤しみ今に至るわけです。で。そうこうしてお金のことを少し学んでいくと、貯金って結構リスクマネーだよなあと思うわけです。もちろんいざという時にすぐに引き出せる現金があることは重要なので、預金は一定額必要だとは思うんです。でも貨幣価値は変動する以上、現金をしこたまためてたところでインフレとか為替リスクで一気に価値毀損する可能性をはらんでいるんだぜ・・・と言う話をしてあげました。あまりピンときてないみたいでしたが。経済情勢いかんでは100万円に100万円の価値がなくなる事があるだろと。昔はマックが60円とかで食べられた時代があったけど、今200円位するんじゃなかったっけ？と。つまり単純計算すると100万円は今や30万円ちょっとくらいの価値になっちゃってんじゃないの？と言う話をしたわけです。そうすると少しだけわかったみたいですね。という訳で当座即時使う可能性があるお金以外は基本現金じゃない形で資産形成しておいたほうが良いよと言う話をしたんですが・・・。どこまで理解してもらえたかなあ。どうにも日本人の現金信仰は根強いので、これを打ち破るのは容易でないですよね。本当はそこにプラスアルファで節税商品で所得を抑えるのも重要なのでiDeCoの話なども組み合わせたかったんですが、そこまで関心持たせるのが一苦労です。そもそも収入と所得の違いを説明するのが大変・・・。という訳で私もまだまだ詳しいとは言い難いですが、スタッフの生活が少しでも豊かになるように地道にお金の話はしていこうと思ったのでした。
04Dec
- 仕事って質なのか量なのか
  超久々の投稿です。この間とあるYou Tubeチャンネルを見ていたら、働き方云々の話が出ていまして。これは株式会社力道電設の代表とは切り離した、個人としてのカンノの話を書こうと思うんですね。で。今どきはワークライフバランスが取り沙汰され、残業は悪だ、休みはしっかり取らないといけない、などなどと言われているわけです。で、個人としての私の考えではあるんですが、「それでキャリアアップ出来んのかなあ」と言うのが正直な感覚なんですよね。例えば運動部とかやってた方ならよく分かるとは思うんですけど、レギュラーを取って試合に出たいなと思ったらまず練習が必要ですよね。で、全体練習だけで何とかレギュラーを勝ち取る、あるいは試合で勝ち抜けると言う人は一部の天才だと思うんですね。私含めた圧倒的大多数の凡人はどうするかって言うと、やっぱり個人練習が必要なわけです。個人の力量を上げようとするなら、全体練習だけじゃ足りないんですよね。出し抜くためには。で、私残業を礼賛する気はサラサラなくて、業務をこなすことが一番重要だと思うんですね。会社として残業を強制するのはナンセンスですしNGな話だと思うんですけど、個人として時間外に何かしらの努力をするのは絶対的に必要なんじゃないかなと思うんです。特に駆け出しのうちは。だって下手くそなんですもん。下手は下手なりに努力しなきゃうまくなるわけがない。自分のスタイルを貫き通したいんですーというなら、勝てなくても仕方ないんじゃないですかね。なのでやっぱりとにかく場数を多く踏むしか無いと思うんです。で、そうなるととにかく量をこなせばいいのかって話になると思うんですけど、私なりの応えは「YES」です。だって初心者のうちからそんななんでもうまいこと、効率よく、できる訳ねえだろと思うんですよね。まずはとにかくこなす。やってみる。一方で質を求めてノウハウをうまいこと活用しながらやることは出来なくはないと思います。けど、ノウハウというのは結局今までの歴史上で誰かがトライ＆エラーを繰り返した結晶であるわけで、そういう意味では無数の誰かの「量」の上に成り立っていると思うんですよ。なので、私はあくまで最初のうちは量をしっかりこなしていくことが大事なんじゃないかなと思うんですよね。ちなみにこれはあくまで個人としての意見です。会社としては法制度に則った就業規則等を作成していますし、残業の強制はありません。個人が成長したいと願うなら・・・と言うある一人のおじさんのつぶやきでした。
15Sep
- ジャニーズを勝手に考察してみた。
  なんか相変わらずホットですね。ジャニーズさん。ジャニー喜多川さんの功罪についてはまあもう論じる必要もないと思うんですけど、ジャニーズ事務所って今後どうなっていくんでしょうね。で、ジャニーズに関して飲み屋とか妻との雑談とかで話すと、「アーティストには罪はないんだから契約切るのはやりすぎだろ」勢と「稀代の少年強姦魔が作ったそんな事務所、これ以上のさばらせといたらアカンだろ」勢に大別されてるわけですよね。で、まあジャニヲタの方々が前者なのは当たり前としても、それ以外でも前者を支持する方は多い様に感じます。で、私なんかは事務所の打ち手が全てう◯こだなとか思いながらテレビを眺めてたわけですけど、完全に同族経営の悪いところが詰め込まれているのはともかく、もう一つ自分たちのビジネスモデルを見失ってるのかなあとか思ったわけです。ジャニーズ事務所って元々はブロードウェイとかのショーを日本でも再現して根付かせたいと言うような思いから始まった事務所だと聞いてるんですけど、今の主力事業が何かって言われたら実はタレント業だと思うんですよ。ショービジネスとタレント業って全く似て非なるものだと思っていて、なんていうのかな、作品を送り出す人とイメージを売る人の違いみたいな感じだと思うんですよね。だからちょっと前のセンテンススプリング騒動でもベッキーさんがほぼ全てを失ったのに対してゲス川谷さんは大したダメージも受けずのほほんと音楽活動を続けられているわけです。タレント業は所詮広告塔なので、イメージが悪くなる＝スポンサーの商品が売れなくなる＝スポンサーがお金を出す意味がなくなる→撤退となるのに対して、アーティストなどのショービジネスは作品の持つ世界観が何より重要であるため極論アーティストの品行はさほど重要視されなかったりする訳です。で、ジャニーズさんは元々ショービジネスで頭角を現していた事務所だったわけですけど、どうもSMAPが売れ始めた辺りから急速に様子が変わってきましたよね。まずはドラマにバンバン出始め、バラエティにも積極的に進出し始めました。そしてメディアをフル活用してあのおばけアイドルグループが完成したわけですけど、そこからジャニーズのもう一弾飛躍が始まったように思います。いいか悪いかはわかりませんが。で、今回のジャニーズ事務所の打ち手を見ていると、どうしてもショービジネス的視点のみで手を打っている気がするんです。スポンサーに対するイメージ回復とかそういう視点がごっそり抜けている。「いい作品を世に送り出せばまたみんなが見直してくれるに違いない」みたいな考えが根底にあるように見受けられます。そこが全く間違ってるんだよなあ。んじゃ私だったらどうするかなーと考えたんですけど、「責任取ってやめまーす！」と言って逃走。駄目か。じゃあ真面目に考えると、まずジャニーズ事務所と喜多川一族を完全に切り離すパフォーマンスをするかなあ。事務所を残すんなら経営陣を総取っ替えして名称も変更、更にショービジネスに専念、ファンクラブ運営などでしっかり粗利を稼ぐ信者ビジネスにするかな。あるいはもう面倒なんで、タレントをよそに移籍させて廃業しますね。で、残った私財で被害者の方々に補償を行って細々と暮らすかな。まあきっと色々な大人が複雑に絡み合ってそう簡単には行かねーわ！という事情の中であのグズグズグダグダな対応をしているんでしょうが、相変わらず朝っぱらからジャニタレがキャッキャしてるのを見て不快に感じる人も一部以上いるんだろなーとか思ったので久々に筆を執ってみたのでした。とりあえずまたテレビ見る気が失せてくるよねということでひとつ。
10Aug
- 逸材と読んで差し支えないのではないだろうか。
  営業電話、ご存知ですよね？私のところにもちょこちょこ来るんですよ。営業電話。多いのはマンション投資の話でしょうか。私「不動産Gメン瀧島」さんのファンですから、そうそうワンルームマンション投資になんぞ耳を貸しません。そんなある日のことでした。いつものように汗を垂れ流しながら街を歩いている私の携帯に、0800から始まる見知らぬ番号からの着信がありました。「誰だ・・・？」もうこの時点で私の迷惑電話センサーが黄色信号を点滅させ始めるわけです。そりゃそうです。時間は19：30、この時間帯に見知らぬ電話がかけてくるなんてまず真っ当な用事であるわけがない。とは言え私、見知らぬけたいからの着信は取らないとか言う無粋な男じゃないじゃないですか。いつだってティファニーソウルなオープンハートな男ですから、とりあえず出てみるわけです。何ならかけ直しちゃうからね。「はい、もしもし」『あ、もしもしー？私ゴールドなんちゃら（聞き取れなかった）と申しますけどー。』もう私の中で確定演出が始まりました。だってなんか後ろでガヤガヤうるさいし。明らかに大量のテレアポやってる奴らの喧騒だし。この軽いノリろくでもねえ奴だし。大昔ハマりにハマっていたぱちんこCR AKB48の激アツリーチのBGM、重力シンパシーが頭の中で鳴り響きます。「は？！すみません、後ろうるさくて聞こえないんですけど。」『あー！えーっと！くぉいふぃじゃｗふぁ　ゴールドなんちゃらです！！』やっぱり聞こえません。面倒なんでもう着るかと思った刹那、『えーと、スガノさんですよね！』はいでた確定。俺スガノじゃねーし。調査不足甚だしいし。「違います。」『え！？スガノさんじゃないんですか！？』「ええ、違います。」『そっかぁ・・・』「はい、それじゃ・・・」『いやー！あなたラッキーです！！』「は？？」『いえね！本当はスガノさんにお話しなきゃいけない話だったんですけど、あなたにお話しちゃいます！！』「！？」あまりにも急展開です。スガノさんに話すべき内容を何の関係もない私カンノに話そうとしています。守秘義務的にどうなんだとか、そんなラッキーな話思わず聞いちゃうじゃないか！！「は？？」『大阪ご存知ですよね！！』「はあ。」『大阪の玄関口、ミナミエリアの心斎橋、わかりますよね？？あのグリコの！』「まあ一応。」『そこのですね！エリア内の！もう人が集まってどうしようもないエリアに投資用のマンショ』「興味ねえ。」ブツッ。という訳で終わり方はいつもの”一切話しを聞かない＆ガチャ切り”で終わったんですけど、そこまでの流れは見事でした。まさか私の鉄壁のスガノじゃありません返しを予想もせぬ形で切り返し、更に30秒ほどの営業トークを繰り広げたんだから大したもんです。営業マンかくあるべし。その会社は間違いなくやばいとこだから、どこか真っ当な会社で頑張って稼いでね！！
05Jun
- 子どもを育てるために手助けしてほしいことってなんだろう？
  昨日妻と話していたんですが、妻の同僚（女性）が臨月らしく、それに伴い配偶者（男性）が一年間の育休を取るみたいなんですね。ちなみにご主人はご同業の方らしいんですが、同業とは言えスタジアムのネーミングライツとか買っちゃうお会社様。さすが超大手はすげえなと思う反面、そもそも男性育休って中小企業にはあまりにも負担が大きすぎると思うんですよね。特に建設業は。あんまり建設業は特殊だとは言いたくないんですけど、建設業ってイメージ以上に資格商売なんですよね。資格がないと仕事の受注が出来ないんですよ。有資格者じゃないと現場監督として配置してはいけないと言う法律があるのです。すると我々小規模事業者は数日～一ヶ月程度なら何とか踏ん張れたとしても、一年も休まれたらその分仕事が取れないので大打撃も甚だしいわけです。足りないんなら採用すりゃいいじゃねえかと言う声も聞こえてきそうですが、我々の資格は実務経験を積まないと取得できないものなんですね。なので、代替採用した人が資格を取れる様になる頃には休んでた人が戻ってこられると言う状況になるわけです。人がダブついてしまうことにもなりかねないので、採用には慎重にならざるを得ない側面もありますし、そもそも建設業なんて「この指とーまれ！」で人が来る業界じゃねえんだ舐めんなよ。という訳で私思うんですけど、育休取得をしやすくする風潮はあってもいいとは思うんですが、例えばヘルパーさんの助成とかをしてくれる制度があってもいいんじゃないかと思うんですよ。世の中の旦那さんの全部が全部甲斐甲斐しく家事や奥さんの世話をしてくれる訳でもないですからね。意欲はあれど、「ねえねえ、お風呂の洗剤ってどこにあるんだっけ？」「おむつ交換するタイミングっていつなのかな？」「お鍋ってどこにあるの？？」「沐浴のやり方ってどうやるんだっけ？？」なんていちいち確認されて、しかもそれが毎日毎日・・・となって、テメエで考えやがれその首の上にくっついてんのはスイカか？！スイカなのか？！！と噴火されている新米ママさんの叫びがこだますることもあるでしょう。あるいはポーズだけイクメンパパとか。「俺ほら、イクメンだからさ？こんな育休とかとっちゃってさ？子どもの世話なんかしちゃうわけよ。あ、ちょっと嫁！子どもう◯こしてる！！早くおむつ替えてあげてよ！！臭い臭い！！駄目だよ早く換えてあげないとお尻かぶれちゃうだろ！ったく・・・。」みたいなね。ならいっそお金で解決できるものはしたらいいじゃないというスタンスです。どうせ育休取ったら手当をお国から支給するわけで、その分をヘルパーさんとかに回しゃいいじゃないという発想です。これによりヘルパーさんの雇用が生まれ、企業は働き手が減ることによるダメージを受けることもなく、そして世界は平和になった・・・とうまくいくとは思いませんけど、選べるって大事なんじゃないですかね。何にせよまだまだ育休って取りづらいし取らせづらいというのが現状だと思います。特に一年取れるよなんて話になると、小規模事業者はやっぱり構えちゃいますよね。なのでもう少し選択肢を増やしてくれればいいんだけどなあとか思う今日このごろでありました。
10May
- 読んだ本を上げてみるよ2023　その14「さらば、愛しき鉤爪」
  いやあ、ようやっと読み終わった・・・。なんぼ意欲が衰えていたとはいえ、まさか一ヶ月以上かかって読みきることになるとは思ってもおりませんでした。さて本作、小説です。ハードボイルド小説です。ハードボイルドと言えばフィリップ・マーロウとかのあれです。バーボンとタバコがよく似合うあの感じの世界観ですね。ちょっと違うのは主人公はバーボンではなくバジルをこよなく愛しているところ。ん？主人公は相棒を失ったショックでバジル依存症になったんですって。唯一無二の相棒を亡くし、バジルで酔わなきゃやってられない、と。？？？意味わかんないじゃないですか。そうなんですよ。意味分かんないんですよ。バジルで酔う訳ないんです。でも酔うんです。なぜなら彼は恐竜だから。？？？？？というわけでこの小説、前代未聞の恐竜ハードボイルド小説です。何じゃそりゃ？この世界観の中では実は恐竜は絶滅しておらず、難を逃れた恐竜たちは人間の扮装をまとって溶け込んでいるんですって。ぱっと見では普通の人間と見分けがつかないほどなんですが、恐竜同士はニオイで相手が恐竜なのだと認識するようなんですね。実に窮屈に体を扮装に押し込めながら、涙ぐましく生活をしている。恐竜が人間に存在を知られることがあってはならない。恐竜の存在を知ってしまった人間は速やかに処理しなければならない・・・。という、もはや意味の分からない設定です。しかししっかりハードボイルドしているんですねえ。ただ私はどうも書き回しとかがいまいちはまらず、途中で投げ出してはまた読み・・・を繰り返した結果一ヶ月かかっちゃったってな感じです。万人受けするかは分かりませんけど、一読の価値はあるかもしれません。さらば、愛しき鉤爪 (ヴィレッジブックス)Amazon（アマゾン）1〜4,812円
31Mar
- #私の頃の入社式・新人歓迎会
  そう言えばありましたねえ、そんな時代。今を遡ること20年前、宮城県は仙台市でぬくぬく育った純朴な大学生だったカンノダイキ青年は、ニッポンレンタカーで借りてきたハイエースにコタツと布団、それとちょっとの着替えとスーパーファミコン内蔵テレビを詰め込んではるばる東京へやってきたのでした…。入社の一週間前くらいだったかな。場所は忘れもしない品川区旗の台でした。会社の借り上げ社宅としてあてがってもらった部屋は、駅から歩いて5分もしないとても良い場所だったんですが一日に二時間くらいしか日光が当たらず、衝撃的な狭さの物件だったなあ。入社式というものは特になかったように思いますが、新人歓迎会だったのかよくわからない会はありましたね。場所は五反田駅からほど近いところにあったゆうぽうとでした。私が入社した会社は電気工事の会社で、同期は私以外皆工学部卒。丁稚奉公で入れてもらったのも先輩方にバレてたんで、なかなか冷たい視線を浴びまくったのを覚えています。で、新入社員の挨拶＆一発芸という今なら完全にパワハラ街道まっしぐらのイベントがありまして、これといった芸もなかった私はマイクを使わず地声で会場に響き渡る自己紹介をするという勢いと酔いだけで乗り切る荒業に挑戦。結果は大成功。抜群の爪痕を残すことに成功しました。実はこれ大学のアメフト部の新歓コンパでやらされたアレを思い出してやっただけなんですけどね。ノリが体育会系の会社だったんでまあ助かりました。ありがとうアメフト部。おかげですアメフト部。お陰様でその後何だか知らないけど一部の先輩にはかわいがってもらいました。飲み方と接遇？と言うかプロの後輩っぷりが気に入られたんでしょうね。Adoのヒット曲「うっせぇわ」を地で行くような動きっぷりだった私ですから、先輩や上司の方々はそこに価値を感じてくださった方もいたようです。仕事は大して出来やしなかったんですけど、社会人ってそれだけじゃないんだなあとつくづく思ったものでした。まあしかし今や強制することは絶対にできないことではありますが、だからこそ自発的にこういう動きをするのはとても有効な戦略だとは思うんですよ。先輩のグラスに目を配ってみたり、率先して取り分けをしてみたり、カラオケに行ったら盛り上がる曲を一番に入れてみたり。その後の人生においてもこれらは大いに役立ちました。王道で勝てないならゲリラ戦法。自分の勝てそうな土俵に持ち込んで戦うのが必勝法。。なんのこっちゃ。以上、私の新人歓迎会の思ひでポロポロでした。
- 読んだ本を挙げてみるよ2023　その12「年利15％で増やす資産運用術」
  もうね、結論言っちゃいます。iDeCoの話です。これどうやら2013年に初版が発行されてるみたいなんですね。なのでこの頃はiDeCoはもちろん、NISAすら無いです。正直情報として古いのは否めません。年利15％のからくりとしては、単純に確定拠出年金制度を使用して所得を減らすことによって税金が安くなりますよ、運用益が出ればこんなに儲かりますよ、ということです。知ってる人が見たら何を当たり前なことをの話ですね。が、この本が出た頃には確定拠出年金制度なんてのは一部の人しか知らなかったのでこんなキャッチーなタイトルの本になったんでしょう。iDeCoに関しては今どきネットなりYouTubeで見たほうがよほど分かりやすいと思うので、活字で全容を把握したいぜ！という奇特な方にはぜひおすすめです。それ以外の人は読む必要は特にないんじゃないかなと思います。何かAmazonでやたら高い金額で売られてるんだけど、なんでだろ？？金融機関がぜったい教えたくない年利15%でふやす資産運用術 : 会社員でも、自…Amazon（アマゾン）3,880円
- 読んだ本を挙げてみるよ2023　その11「無敵の独学術」
  みんな大好き（でもない）ひろゆき。ある一部の人からはとても評価され指示されるも、逆の人からは蛇蝎のごとく嫌われる。そりゃまああの調子でニヤニヤしながら論破を繰り返すんだし、嫌いな人は嫌いだよね。ちなみに私は結構好きです。何か説得力があるように見えるし。と思ったらそれもテクニックがあるんですねえ。それは読んでのお楽しみ…。という訳で独学です。独学って圧倒的にコスパはいいんですよね。ただし一部の人にとって。私くらいの明晰極まる頭脳を持ち合わせていると、「俺自分で勉強しっかり出来るほど勤勉じゃねえな」と気づいてしまってお金を払って勉強しに行くしか無いと渋々通学したりするわけですが、一部の天才、あるいは努力し続けられる人にとっては独学は飛び抜けてコストパフォーマンスに優れていると思います。なのでホリエモンとかみたいな当たり前みたいな顔をして努力を出来る人にとっては「大学なんて行く必要なくね？」になるわけですね。ところが大多数を占める普通の人にとってはそれが難しい。なので、それをするためにはこうするのが手じゃない？みたいなヒントが散りばめられている一作でした。えーとあと・・・めっちゃ読みやすいです。サクサクスカスカ読めるんで、2時間もあればだいたい読み終わるかな・・・。まずい、読んだ後怠けてアウトプットを怠っていたから全然思い出せない…。反省しよう。読み終わったらすぐ書こう…。無敵の独学術Amazon（アマゾン）891円
- 読んだ本を挙げてみるよ2023　その９，１０「アウトプット大全・インプット大全」
  今回二冊まとめて挙げてみるんですよ。というのも正直これ、二冊とも大体同じようなこと書いてあったんですよね。もうものすごくざっくり言っちゃうと、・アウトプットがあって初めて知識が身につくもんだよね・アウトプットなきインプットは片手落ちだと思うんだよね・アウトプットありきでインプットを行うと、定着効率も速度も劇的に上がるよ・アウトプットするなら絶対手を動かしたほうがいいよ・とりあえず仕入れた知識はブログとかSNSで発信してみるといいよ的なことを色々事例や背景をまとめながら書いてある感じでした。正直知ってた的な話もかなりありましたけど、一部は目からウロコの話も。キーボードを叩くよりペンで書き込んだほうがいいという話はしっくり来ました。そしてせっかくなのでこれに書いてあった朝イチToDoリスト作成も現在進行中です。若い人たちは特に読んでみたらいいんじゃないかなと思います。学びを結果に変えるアウトプット大全Amazon（アマゾン）1,500円学び効率が最大化するインプット大全Amazon（アマゾン）1,500円
09Mar
- 価値観っていつ育まれていくもんなんでしょうねえ。
  子どもたちって気づくと意外な事話し始めたりしますよねえ。昨日の夕方、幼稚園に子どものお迎えに行ったんですね。そしたら娘たちと遊んでいたお友達の子がトコトコと寄ってきて、子「ねえ、なんでネクタイしてないのぉ～？」と聞いてきたのです。私普段はジャケパンスタイルで仕事してるんですけど、ネクタイ締めることはめったにないんですね。カッチリスーツで決めてる時くらいしか基本的にネクタイは締めないんです。窮屈だし。うちの会社は別にそういう服飾規定がある訳でもないですし。説明も面倒なのでサクッと答える事にしました。私「おじさんねえ、暑がりだからネクタイ締めないんだ。」子「えぇ～？お仕事の時はネクタイ締めないと駄目なんだよぉ～」私「おじさんの会社では締めなくてもいいんだよ。」子「えぇ～？変なのぉ～。」とまあそんな話をしたのです。またある日娘と話していた時のことです。娘「パパー、パパはなんでおひげ生えてるのー？？」私「えー？生やしたいからだよ。」娘「えー、剃ったらいいのにぃ。」私「やだよー、だっておヒゲかっこいいでしょ？」娘「えー、やだぁ。変だもんー。」私「えー、変じゃないよぉ。んじゃママに聞いてみよっか？」妻「許可する。ヒゲ好き。」私「パパの勝ちー！」というほのぼのとした日常があったんですが。別の機会にはテレビで髪の長い男性を見た娘が「男なのに変なのー！！」と言ってたこともあります。実に不思議だなあ、と。我が家では別に性役割の類を教育しているつもりは毛頭ありませんし、男はこうあるべき女はこうあるべきみたいな話も特にしません。息子だったら違ったかもしれませんが。休みの日は主に私が台所を占領していますし、それほど亭主関白感は出ていないつもりではいます。そして我が家テレビほとんど見ないんですね。ネットの類は見ますけど。そんな中で一体どういう経緯でこういう考えが醸成されていくんだろうとシンプルに疑問が湧いてきました。幼稚園のお友達との話から色々考え始めるのか、はたまた幼稚園自体で何かしらの男の子女の子教育が施されているのか。冒頭のよその子は単純に「パパはお仕事の時にネクタイを締めている」「このおじさんは仕事の時間なのにネクタイを締めていない」「変だ」という三段論法だったのか、はたまたご家庭で「スーツは男の戦闘服だから、ネクタイ締めてナンボだぜ？」という教育を受けているのか。全く分かりませんが、価値観醸成のためにはとても気になるところですね。我々大人のどんな言動が彼らにどういう影響を与えられるのか、与えてしまうのか。とりあえず子どもたちにはなるべく汚い言葉を聞かせないで行こうと思います。どうせ他所で仕入れてくるんでしょうから、せめて家の中だけは。しかしここにLGBTQとかその辺も絡まってくるわけでしょ？いやあ面倒な世の中だなあ…。

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