なんか相変わらずホットですね。ジャニーズさん。

 

ジャニー喜多川さんの功罪についてはまあもう論じる必要もないと思うんですけど、ジャニーズ事務所って今後どうなっていくんでしょうね。

 

で、ジャニーズに関して飲み屋とか妻との雑談とかで話すと、「アーティストには罪はないんだから契約切るのはやりすぎだろ」勢と「稀代の少年強姦魔が作ったそんな事務所、これ以上のさばらせといたらアカンだろ」勢に大別されてるわけですよね。

で、まあジャニヲタの方々が前者なのは当たり前としても、それ以外でも前者を支持する方は多い様に感じます。

で、私なんかは事務所の打ち手が全てう◯こだなとか思いながらテレビを眺めてたわけですけど、完全に同族経営の悪いところが詰め込まれているのはともかく、もう一つ自分たちのビジネスモデルを見失ってるのかなあとか思ったわけです。

 

ジャニーズ事務所って元々はブロードウェイとかのショーを日本でも再現して根付かせたいと言うような思いから始まった事務所だと聞いてるんですけど、今の主力事業が何かって言われたら実はタレント業だと思うんですよ。

ショービジネスとタレント業って全く似て非なるものだと思っていて、なんていうのかな、作品を送り出す人とイメージを売る人の違いみたいな感じだと思うんですよね。

だからちょっと前のセンテンススプリング騒動でもベッキーさんがほぼ全てを失ったのに対してゲス川谷さんは大したダメージも受けずのほほんと音楽活動を続けられているわけです。

タレント業は所詮広告塔なので、イメージが悪くなる=スポンサーの商品が売れなくなる=スポンサーがお金を出す意味がなくなる→撤退となるのに対して、アーティストなどのショービジネスは作品の持つ世界観が何より重要であるため極論アーティストの品行はさほど重要視されなかったりする訳です。

 

で、ジャニーズさんは元々ショービジネスで頭角を現していた事務所だったわけですけど、どうもSMAPが売れ始めた辺りから急速に様子が変わってきましたよね。

まずはドラマにバンバン出始め、バラエティにも積極的に進出し始めました。

そしてメディアをフル活用してあのおばけアイドルグループが完成したわけですけど、そこからジャニーズのもう一弾飛躍が始まったように思います。

いいか悪いかはわかりませんが。

 

で、今回のジャニーズ事務所の打ち手を見ていると、どうしてもショービジネス的視点のみで手を打っている気がするんです。

スポンサーに対するイメージ回復とかそういう視点がごっそり抜けている。

「いい作品を世に送り出せばまたみんなが見直してくれるに違いない」

みたいな考えが根底にあるように見受けられます。

 

そこが全く間違ってるんだよなあ。

 

んじゃ私だったらどうするかなーと考えたんですけど、「責任取ってやめまーす!」と言って逃走。駄目か。

じゃあ真面目に考えると、まずジャニーズ事務所と喜多川一族を完全に切り離すパフォーマンスをするかなあ。

事務所を残すんなら経営陣を総取っ替えして名称も変更、更にショービジネスに専念、ファンクラブ運営などでしっかり粗利を稼ぐ信者ビジネスにするかな。

 

あるいはもう面倒なんで、タレントをよそに移籍させて廃業しますね。で、残った私財で被害者の方々に補償を行って細々と暮らすかな。

 

まあきっと色々な大人が複雑に絡み合ってそう簡単には行かねーわ!という事情の中であのグズグズグダグダな対応をしているんでしょうが、相変わらず朝っぱらからジャニタレがキャッキャしてるのを見て不快に感じる人も一部以上いるんだろなーとか思ったので久々に筆を執ってみたのでした。

 

とりあえずまたテレビ見る気が失せてくるよねということでひとつ。