今のアニメ つまらない 作品の内容と映像技術からの考察 | デブリマンXの行方

デブリマンXの行方

いつか見えない社会問題になると信じている自分のような存在について、自分自身の人生経験や考えたこと、調べたことをまとめ、その存在を具体的にまとめることを目的とする。

まず初めに、今のアニメは別につまらないわけではないことを明示しておく。

この前提を予め書いておくのは、おかしな先入観をこの記事では考察したくないからである。

より具体的に言えば、この記事に書いておきたいことはたしかに「今のアニメ(2024年の時点)」にも関係することだが、強いてはそもそもアニメの面白さとは何か?という本質を作品の内容と映像技術から考えたい。

 

そして、その前に、今のアニメがつまらないと感じる心理について、月並みな議論に対する個人的な回答を以下にまとめておく。

 

Q1:昔の作品の方が面白かった

A1:むしろ昔の作品の方がヤバいやつは多いかもしれないし、単純につまらないものも多いと思う。今でも名前が残ってるのは概ね名作だけ。

 

Q2:子どもの頃(感受性の強い頃)に見た作品は超えられない

A2:一理ある。しかし、それは当時の流行り物についてだとわたしは考えている。子どもの頃に初期劇場版「攻殻機動隊」を見て楽しむことは難しいだろうし、本作の内容や映像を「古い作品」として一笑に付すことも難しいと思う。

 

Q3:アニメのグローバル化や他国からの文化侵略

A3:その方面に対する知識は全く無いが、資本主義には負けたとは思う。

 

Q4:いい歳してアニメ観てて恥ずかしくないの?

A4:恥ずかしさがないわけではないが、じゃあクラシック音楽を聴きながらディナーを食べてる家庭があるかと問われればあまり無いと思う(基本的に、夕飯食べながら観ているため)。子どもの面倒を見ながら食事をしている人達から指摘されたら(好きで独身やってるわけじゃないんですよ)すみません、という他ない。

 

前置きは以上としたいところであるが、まずどうして「作品の内容と映像技術」からアニメの面白さを考察しようと考えたのか、その経緯を書いておく。

 

今日、わたしは一人カラオケ(DAM)に行って来た。歌いたい曲を一通り歌ったところで、最近連日のように観ていた「スレイヤーズ」の歌を歌ってみた。音楽に対するアニメのイメージとは馬鹿にできないもので、歌詞とかが多少アレでも作品の面白さと羞恥心が合わさりそれなりに楽しめるのである。

 

このうち、それぞれのオープニングテーマ「Get along」と「Give a reason」にはアニメ映像がついていた。映像の内容はどちらも最終決戦のシーンがメインになっていたのだが、この映像を見てわたしが思ったのは「あれ?スレイヤーズNEXTより無印の方がめっちゃ面白そうに見える」というもの。まあ、これについては、NEXTの方は主人公一人でラスボスを倒しているのに対し、無印の方は仲間達と一緒に頑張ってラスボスと戦っているのが大きかったのだと思う。しかし、わたしにとっては、作品の面白さと歌の内容で優れていると感じたスレイヤーズNEXTが、面白そうに見えるという点でスレイヤーズに劣っている感じがしたのが否めなかったのである。それが今回、作品の内容と映像技術からアニメの面白さについて考察しようと思った経緯である。

 

まず、カラオケDAMでアニメ映像付きの歌を選び、歌いながら色々と考えてみた。

内容は以下の通りにまとめておく。

 

【例】

歌のタイトル「」

作品のタイトル「」

放送年「」

ジャンル「※」

作品についてのコメント

「」

 

※ジャンルは「子ども向け」と「その他」の2つに大別する。前者は「特に何も考えなくても見られるエンターテイメント」「子ども向けの家族愛など」の作品が当てはまり、後者は「哲学的な要素」「特殊性癖」のある作品が当てはまる。

※ジャンルが「子ども向け」であることと子どもに見せたいかは別である。以下の作品の内、「これは子どもに見せるべき!」という作品は皆1つもない。

1.

歌のタイトル「Get along

作品のタイトル「スレイヤーズ」

放送年「1995年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

 

2.

歌のタイトル「Give a reason

作品のタイトル「スレイヤーズNEXT」

放送年「1996年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

 

3.

歌のタイトル「Grip!

作品のタイトル「犬夜叉

放送年「2000年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「リアルタイムで観ていた。今観ても問題ない絵で一種の完成形であるようにも思える。当時、オープニングテーマが小学校の運動会で流れるくらいには流行っていた」

 

4.

歌のタイトル「ラストキッス

作品のタイトル「魔術士オーフェン

放送年「1998年」

ジャンル「」

作品についてのコメント

「名前しか知らないが、スレイヤーズと対比できるかと考えて映像だけ見た。印象はラノベ版「ベルセルク」。たぶん観ることはない」

 

5.

歌のタイトル「一斉の声

作品のタイトル「夏目友人帳

放送年「2008年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「リアルタイムで観ていた。面白い作品で好きと言われれば疑いようもなく好きだが、Blu-ray版が欲しいとかそういう気持ちにはならない。テレビでやってたら観ちゃう金曜ロードショーのような作品」

 

6.

歌のタイトル「stone cold」

作品のタイトル「セイクリッドセブン

放送年「2011年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「TVサイズとはいえ、映像があって驚いた。コアなファンの存在を感じる」

 

7.

歌のタイトル「青春コンプレックス

作品のタイトル「ぼっち・ざ・ろっく!

放送年「2022年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「ライブ回が2回あり、そこは好きなので一挙放送で2回観た」

 

8.

歌のタイトル「花の塔

作品のタイトル「リコリス・リコイル

放送年「2022年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「キャラを含めた映像が凄い。話の内容はともかく制作陣の技術力の高さは疑う余地がない」

 

9.

歌のタイトル「The Everlasting Guilty Crown

作品のタイトル「ギルティクラウン

放送年「2011年」

ジャンル「その他」

作品についてのコメント

「キャラを含めた映像が凄い。話の内容はともかく制作陣の技術力の高さは疑う余地がない。個人的に第一部の終盤、車椅子の子が立ち直って主人公と共闘するところ、力を失った主人公が再起するところの3点は文句なしに最高なのだが、それ以外の部分がアレなので、プラマイ0のコンマでマイナスくらい」

 

10.

歌のタイトル「ツキアカリのミチシルベ

作品のタイトル「DARKER THAN BLACK -流星の双子-

放送年「2009年」

ジャンル「」

作品についてのコメント

「観たことない。歌だけ知っていた。映像を見る限り特に観たいとも思わない」

 

11.

歌のタイトル「I Will

作品のタイトル「鋼の錬金術師

放送年「2003年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「初期版。リアルタイムで観ていたが、不思議と原作のストーリーから離れた辺りから観なくなっていた」

 

12.

歌のタイトル「Yes, I will...」

作品のタイトル「ふしぎの海のナディア

放送年「1990年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「再放送を何度か観ている。面白いのは間違いないと思うのだが、何故か最後まで観たことがない」

 

13.

歌のタイトル「僕らのメッセージ

作品のタイトル「無人惑星サヴァイヴ

放送年「2003年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「序盤の方しか記憶が無いし、それも曖昧。面白かった気はする。オープニングテーマを歌っていたのがKiroroだったことを今日知った」

 

14.

歌のタイトル「dis-

作品のタイトル「無限のリヴァイアス

放送年「1999年」

ジャンル「その他」

作品についてのコメント

「TVサイズだが、OP垂れ流しではなかった。今回はサヴァイヴとの対比になるかと考えた。作品の内容はかなり異色で人を選ぶ気がするが面白い」

 

15.

歌のタイトル「sailing day

作品のタイトル「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険

放送年「2003年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「個人的にONE PIECEの映画の中ではぶっちぎりで好きな作品なのだが、当時も今もそれほど評価されているイメージがない」

 

16.

歌のタイトル「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜

作品のタイトル「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-

放送年「1996年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「全てではないが再放送を観ている気がする。原作を読破しているので内容は知っている。近年放送されたリメイク版を少し観たが、普通に面白かった印象」

 

17.

歌のタイトル「BLAZE

作品のタイトル「ツバサ・クロニクル

放送年「2005年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「リアルタイムで観ていたし、原作も持っていた。今にしてみると雰囲気だけな気がする」

 

18.

歌のタイトル「Groovy!

作品のタイトル「カードキャプターさくら

放送年「1998年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「リアルタイムと再放送を観ている。当時は幼稚園児だったが、当時の感覚でも他のアニメとは明らかにクオリティが違った印象を受けていた。今でも女児向けアニメということ以外に弱点らしい弱点はないのではないだろうか。以降のアニメに対する評価が辛いのは、幼少期に観たこの作品が強過ぎることを否定しきれない」

 

19.

歌のタイトル「輪舞-revolution

作品のタイトル「少女革命ウテナ

放送年「1997年」

ジャンル「その他」

作品についてのコメント

「カラオケの映像からでは何も分からない凄いアニメ。こと内容に関しては並ぶ作品は非常に限られると思う」

 

20.

歌のタイトル「FIRE!!

作品のタイトル「デジモン・フロンティア

放送年「2002年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「全話と劇場版を観たが、面白くなかったところしか思い出せない希有な作品」

 

21.

歌のタイトル「The Biggest Dreamer

作品のタイトル「デジモンテイマーズ

放送年「2001年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「リアルタイムで観ていたが、無印や02と比べるとストーリーが良く分からなかったし、中盤以降はそれが特に顕著」

 

22.

歌のタイトル「ニブンノイチ

作品のタイトル「ガンダムビルドファイターズ

放送年「2013年」

ジャンル「子ども向け」

作品についてのコメント

「何年かぶりに、初めて見たアニメを本気で面白いと思った作品」

 

サンプルは以上の22作品。

アニメ好きが面白いと評価しがちな90年代始まって現代までの作品をピックアップしてみたつもり。以下に放送年順で並べてみる

 

  • 「ふしぎの海のナディア」「1990年」「子ども向け」

  • 「スレイヤーズ」「1995年」「子ども向け」
  • 「スレイヤーズNEXT」「1996年」「子ども向け」
  • 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」「1996年」「子ども向け」

  • 「少女革命ウテナ」「1997年」「その他」

  • 「魔術士オーフェン」「1998年」「」

  • 「カードキャプターさくら」「1998年」「子ども向け」

  • 「無限のリヴァイアス」「1999年」「その他」

  • 「犬夜叉」「2000年」「子ども向け」
  • 「デジモンテイマーズ」「2001年」「子ども向け」

  • 「デジモン・フロンティア」「2002年」「子ども向け」

  • 「鋼の錬金術師」「2003年」「子ども向け」

  • 「無人惑星サヴァイヴ」「2003年」「子ども向け」

  • 「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」「2003年」「子ども向け」

  • 「ツバサ・クロニクル」「2005年」「子ども向け」

  • 「夏目友人帳」「2008年」「子ども向け」

  • 「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」「2009年」「」

  • 「セイクリッドセブン」「2011年」「子ども向け」

  • 「ギルティクラウン」「2011年」「その他」

  • 「ガンダムビルドファイターズ」「2013年」「子ども向け」

  • 「ぼっち・ざ・ろっく!」「2022年」「子ども向け」

  • 「リコリス・リコイル」「2022年」「子ども向け」

無作為のつもりだったが、明らかに2014年から2021年が空白になっている。

その期間中の作品だと「魔法科高校の劣等生(2014年)」「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2014年)」「下ネタという概念が存在しない退屈な世界(2015年)」「この素晴らしい世界に祝福を!(2016年)」は観ている。また、今年のアニメだと「勇気爆発バーンブレイバーン(2024年)」「ゆるキャン(三期)(2024年)」は観ている。加えて、遊戯王シリーズは未だに観ているので、アニメのクオリティについての変遷はある程度辿れているのではないかと思う。

 

しかし、こうしてみると一応「子ども向け」に分類されるものが多い。そういう意味では、この分類も必要なかったかもしれない。だが、あくまで体感として子どもに見せたくないアニメは増えているように感じる。まあ、所謂なろう系を代表として、わたしのようなどこか根強い劣等感を持った世代向けの作品が多いような気はする。あるいは、ただのビジネスとしてのアニメとか。

 

本題に移るが、作品の内容と映像技術という観点でアニメを見てみようと思った理由は、アニメの内容と映像のレベルが不一致な感じのするものが多いと思ったからである。

これはあくまで個人の感覚でしか無いので、具体的な指標は示せないが、上記の作品群に対してわたしは以下のような印象を受けた。

 

  • 「ふしぎの海のナディア」「1990年」映像技術適正

  • 「スレイヤーズ」「1995年」映像技術がもう少し欲しい
  • 「スレイヤーズNEXT」「1996年」映像技術がもう少し欲しい
  • 「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」「1996年」映像技術がもう少し欲しい

  • 「少女革命ウテナ」「1997年」かなり高度な映像技術が欲しい

  • 「魔術士オーフェン」「1998年」映像技術がもう少し欲しい

  • 「カードキャプターさくら」「1998年」映像技術適正

  • 「無限のリヴァイアス」「1999年」映像技術適正

  • 「犬夜叉」「2000年」映像技術適正
  • 「デジモンテイマーズ」「2001年」映像技術適正

  • 「デジモン・フロンティア」「2002年」映像が少し綺麗過ぎる

  • 「鋼の錬金術師」「2003年」映像技術がもう少し欲しい

  • 「無人惑星サヴァイヴ」「2003年」映像が綺麗過ぎる

  • 「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」「2003年」映像が少し綺麗過ぎる

  • 「ツバサ・クロニクル」「2005年」映像が綺麗過ぎる

  • 「夏目友人帳」「2008年」映像技術適正

  • 「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」「2009年」映像が少し綺麗過ぎる

  • 「セイクリッドセブン」「2011年」映像技術適正

  • 「ギルティクラウン」「2011年」映像技術適正

  • 「ガンダムビルドファイターズ」「2013年」映像技術適正

  • 「ぼっち・ざ・ろっく!」「2022年」映像技術適正

  • 「リコリス・リコイル」「2022年」映像技術適正

こうして分けてみると、古い作品ほど映像技術の不足が多く、近年の作品になるに連れて映像技術が適性に感じる作品が増えていることが分かる。
つまり、昔のアニメに対してわたしが感じている映像という点については、疑う余地がないくらいに向上している。
 
しかし、それでは説明がつかないのが2000年代の「映像が少し綺麗過ぎる」と感じる作品群である。この頃は、セル画からデジタルへの以降が完了し、アニメの映像とCGのバランスも取れてきた頃に当たる。だが、作品の印象からすると、少し古いくらいの映像の方が、作品と調和していると感じるものが多い。わたしの肌感覚で言えば、90年代のアニメは「犬夜叉」レベルの映像で作ることが出来れば、過不足無いレベルだったと思う。ただ、この頃のアニメになると、世代を超えて知られるものは極端に少なくなるという印象をわたしは持っている。この時アニメを観ていた世代は今もアニメを見続けている人が少なくないと思うが、それが関係しているのかもしれない。
 
そして、2010年以降の作品は全て映像技術的には適正だとわたしは感じている。
では、なぜそれで「今のアニメはつまらない」という話になるのか?
それは、作品の内容と映像のレベルが適切に保たれていないからである、とわたしは思う。
「映像技術的には適性」とか言いながらなぜすぐ矛盾するのか、と思われるかもしれないが、例えば今のアニメを90年代の映像技術で観て面白いと思えるか?という問題がある。
上記の作品群で例えるなら、「ギルティクラウン」と「リコリス・リコイル」はその映像技術の高さが評価されて一目置かれていることを否定できる人はそうはいないと思う。とりわけ、アンチが多い前者の悪名高さは、その映像技術故とも言えなくないだろう(そうでなければ、ただの駄作として人の記憶にも残ってはいまい)。それらは一例であるが、映像技術の発展によって、その作品毎に適した映像を作ることはもう十分可能なのだ(現に、わたしはリメイク版の「るろうに剣心」が、1996年版より特別劣るとは思っていない)。
 
映像は綺麗であれば綺麗であるほど良いと思う人は少なくないと思う。しかし、かの有名なゲームである「バイオハザード」は、最新のものよりも初代の方が映像的に恐かったという人はいないだろうか?
また、とある会社が、広告にセクシーな女性と会社名を載せたところ、会社名を覚えている人が一切いなかったという話もある。
つまり、綺麗過ぎる映像は、情報がダイレクトに伝わり過ぎて、視聴者の想像力を奪うと共に、内容がどうでもよくなりやすい、ということである。
わたしは、この現象が今のアニメには起こっているのではないかと考えている。アニメを観た後の感想として「とっても面白かった。映像が凄く綺麗だった」とか言われるタイプの作品である。
おそらく、それらの作品も、内容だけで見れば特別昔の作品に必ずしも劣っているわけではないと思う。ただ、綺麗な映像に眼が奪われ、内容が半ばどうでもよくなっている可能性はあるのではないだろうか?
 
もちろん、例外はある。例えば「攻殻機動隊」シリーズは、初代から綺麗な映像が売りになっているが、その内容について軽視されることはほとんどない。これは、映像の綺麗さが作品と上手く調和しているからだと思う。ただ、これが全ての作品に適用できるかと言われるとそれは想像がつかない。ギャグアニメにとてつもなく綺麗な映像を使うことは面白い試みかもしれないが、おそらく平面的でコミカルな絵の方が好まれ安いのではないかと思う。
 
以上が、今日わたしが考えた、「作品の内容と映像技術からの考察」である。
もちろん、今日なんとなく思いついただけで、これから矛盾することも多々あるかもしれないが、一つの指標としてここに置いておく。