D-DST -21ページ目

D-DST

日記や、沢山の好きなことへの、
独り言。

昨年のLUNACY〜黒服限定GIG。
ドレスコードはお揃い着物で。



この日は「ドレスコード=黒服」ということで、
周りを見渡しても、
男性も女性もそれぞれに工夫を凝らしていらっしゃる様子が楽しかった。

メイクやアクセサリーも、こだわってるなー!!という方は、やっぱりよく伝わる。
普段はナチュラルメイクの友人も、この日は黒メイクを取り入れてらっしゃるので、
ドキ❤️とときめいたり❤️

みなさんそれぞれ本当に素敵でした。

…たまにわざとかと思うほどドレスコード無視の方もいて残念に思ったり。



同じ生地で着物を揃えたのが2020年。
当初はその後のCROSSツアーで着る予定でした。

その間に帯も揃いで、と探したり思案したが、
残念ながら縁がなく。


同じストールが二つあったので、
旦那様は帯に重ね、
私は抱え帯の様に使用しました

…が、ちゃんと記録を残していなかった(汗)。
お互い兵児帯遣いで、片流しにしています。


…うー、分かりづらいな。


自装に於いては相変わらずまだまだ検証不足、課題がありますが、

旦那様からは「凄く楽だった!」と頂き…

着付士冥利に尽きます(感涙)。

旦那様、身内といえど、
ダメ出しはしっかりしてくれるお方ですので。


以前、浴衣入手時(この時はプレタ)に試着した際にも、
店員さんが惚れ惚れとしていらっしゃって。

身内褒めで恐縮ですが、
高身長で適度に筋肉もあり(特に上半身、結構ムキムキでありんす。着やせ傾向です)、
着流し姿が本当に綺麗だなと、惚気ですすみません。



着付士の立場としても、
男性はガリガリスリムくんより、適度に鍛えていらっしゃる方の方が着せやすい(←)し、断然綺麗にキマります。

やっぱり、筋肉です。

皮肉にも、薄い日本人より太い骨格の海外の方の方が着姿美しかったりします、着姿に関しては(所作は別)。


スレイヴ多しといえど、こんなこと出来るのは私達くらいだと思うので、

今後も胸張って自己満足に遊び倒そうと思うのでありんす。




アップしそびれている日記を、
年越し前に可能な限り無理やり押し込んでいこう強化月間。

◆◆◆

3月のお話です。

今春の台場豊洲旅行、


於 メズム東京
の続き。


前項でも暑苦しく綴りましたが。

脱線しまくりの巻でしたので、
つづきです。


アフタヌーンティは数あれど、
アートを題材に、それも思い入れの深い作品だなんて素敵すぎる。

開催期間中にこの地へ訪問するのも運命(←)としか。



お菓子、セイボリーは、
左から

クグロフ
モーンスフレ
スコーン
クラップフェン
リンツァートルテ
ザルツシュタンゲン
ザッハトルテ
アップルシュトゥルーデル

という、クリムトの生誕地でもあるオーストリア、ウィーンにまつわるものばかり。

当時、或いは現地の食文化体験、という、
単にテーマやコンセプトが掲げられているだけでなく、
「学び」要素も含まれているというのが、
私はとても素晴らしい企画だと思います。大好きです、こういうの。

くどいようですが、大好きな分野、思い入れのある作品なので尚更です。

アフタヌーンティ。
どうせやるならこのくらいやって欲しい。


頂く順番も考慮されており、お料理解説と共に案内下さいます。


アップルシュトゥルーデルは、所謂アップルパイ。

十年以上前(まだ名古屋時代)に、近所のカフェで「ウィーン風アップルパイ」 


なるものと出会ったことがありますが、

餃子に似たルックスだった記憶。

随分経ち、ウィーン風アップルパイと再会を果たしましたが、
やっぱりルックスは餃子でした(こら)。



そして、メインは作品を模したこのシャンパンジュレパフェ。


ソリッド質感のこの名作を、ジュレ遣いという発想と、この再現度の高さ。

モエ・エ・シャンドンをふんだんに使用したジュレ。
つまりアルコール入りです。


私、アルコールを受け付けられない身体です(アレルギーではなく。単に弱過ぎるだけ)。

重々承知の上です。
でもどうしてもこのクリムトを食したいファン心理。


旦那様にも心配されましたが。
間違いなくアルコール入りでしたが、シャンパンには白ブドウジュースが加えてあったり、載っているレモンクリームを混ぜたり、と、
アルコールを紛らわせつつゆっくりじっくり味わう事が出来、無事完食。


帰りのゆりかもめ内では、立ったまま熟睡するという荒技を披露。
(お酒 小さじ1→爆睡naocoが仕上がります。)


アルコールが入ると、物凄くよく眠れるんですね。
宿泊先ホテルまで約10分、
ぐっ


っっすり眠れてびっくりしました。

アップしそびれている日記を、
年越し前に可能な限り無理やり押し込んでいこう強化月間。

◆◆◆

5月のお話です。
観劇時の自己満足・作品を意識した装い編『南座 歌舞伎鑑賞教室』 

の場合、続き。

お三輪さん役の吉太朗丈に因んで吉弥結びで参りましたが。

帯は往々にして長さ余らせ傾向にあるため、通常の必要分以上に折り込んだつもりでしたが、
それでも余り気味で全体的にだらっとしてしまったので。
とても柔らかい、というこの帯の性格もありますが。

もう、タレ分以上に更に折り込んで、帰宅後にやり直してみました。


二重になってもやっぱりやわらかいので、
ラッピングのリボン風味になってしまいますが。


粋なハズの吉弥結び。
なんだかかわいく収まってしまった。
バランス難しい…。


足元も、久振りにお草履です。


さすがに、5月なので。

冬場は、
寒さ対策と筋肉対策(お草履は普段使わない筋肉をつかうので、盛大に筋肉痛を伴う)の為、
なるべくブーツを合わせている昨今。

脚、痛くなりますが(涙)、
やはり、着物にはお草履が合います。当然です。

寒い時期や雨降りにはついブーツを選んでしまいますが、

防寒用の、つま先カバーついているやつ。
昨今は漸く好きなデザイン、素材も増えてきているので、
そろそろ導入を検討中。


今夏8月のCATS観劇時の装い。



今回の「作品を意識したポイント」は、特にありません(汗)。

この時期なので、このミルパレースが着たかった、
新たにコルセットコーディネートがしたかった、

くらいです。


強いて言えば、
白割合が多いので、ネイルを明るめシルバー✕ラメにし、地味にヴィクトリアを意識、くらいか。
いちいち写真残しておりませんが。

ヴィクトリアは、いつ如何なる時の観劇でも常に美しい。


あと、最近はこういったカジュアル着では、
半襟の素材を、季節気にしなくなりました(汗)。


着物って、決まり事が本当に多いですが、
カジュアル着に於いては、もう、割と自由にしても良いと思っております(←一応わたし着付士)。


そのかわり、フォーマルは間違えたらいかん。
着物に拘らず、フォーマルは崩したらいかん。
全ての背景に意味謂れ宗教観諸々あってのルールなので。


『多様化を受け入れるイコールなんでもアリ』

ではないハズです、イイオトナなら。

や、その様なオトナでありたいと思うのでありんす。



このコーディネート、
Mさんがとても気に入ってくださいまして😍

美人さんに褒められ、調子に乗って己撮りツーショットなぞも撮ってしまいました😆❤️


コルセットは、

レースアップ幅を決める、
ウエスト周りをとにかく薄く伸ばすの(←)が難しい

(以前も書きましたとおり、レースアップって、幅が広すぎるとカッコ悪い気がして…)ですが、


やっぱり楽ちんで荷物の嵩も減り(←そこなのか。いえ、旅には重要課題)。

また諸々検証してゆきたい所存です。




『Shape of Elizabeth』
@CONRAD OSAKA
 

シシィテーマのアフタヌーンティが開催されるというので、
ウィーンミュージカル好き、行くしかないでしょう(真顔)。

(ウィーンミュージカルといえば、もうすぐ新作が始まりますねベートーヴェン。
あああ無茶苦茶観たい!
どこでもドア、本っっっっ気で欲しい。「ドア」でなくていい、傘を開くくらいの感覚のものが理想。持ち運べるやつ。結局、移動時間なのよね、ネックは。)


ルドルフ死後は喪服で過ごしていたというエピソードからか、黒基調のお料理たち。
シシィ必需品の扇モチーフのお菓子もあり。

螺旋階段は、コンラッド大阪を象徴するものとの事ですが、
この螺旋階段遣いが、旅を続けて彷徨っていた晩年を表しているようで秀逸。





例えばザッハトルテやクグロフであるとか、
オーストリア、ハンガリーを代表するものやハプスブルク家に縁のあるもの…

ではなく、
あくまでシシィからのインスピレーションによるセイボリー、スイーツの数々。


正直、
徹底して全面隅々までシシィ、エリザベートを意識出来る内容ではなかったけれど、

アフタヌーンティのコンセプトにシシィをチョイスしてくださったことが嬉しい驚き。


この螺旋階段、非常にインスピレーション掻き立てられる。



ドリンクは、TWG TEAのお茶を時間内、好きなだけ頂ける。



コンラッド135
レッドオブアフリカ
スウィートフランス
エターナルサマー
を頂きました。

制覇は出来ませんでしたが、
何れもとっっっっっても美味しい!!!

お茶は滅多に飲まない旦那様も、エターナルサマーをおかわりしてしまうほど。



オンラインショップを覗いたところ、この日賞味した内からはエターナルサマーしかなかったけれど、
うん、お買い物する。

何れも芳香も楽しめ、お料理、お菓子それぞれに的面にマッチしていて。


普段、大阪は車範疇ですが、折角のデート、旦那様はお酒も楽しみたいであろう、と、この日は電車移動にしました。

という訳で、
お料理来る前からドリンクメニューを頂き。
SNSポスト特典のスパークリングを楽しんだ後は、
やっぱり赤ワイン(Sant Cristina ROSSO)をお飲みあそばしおられらっしゃいました。