観劇時の自己満足・作品を意識した装い編『南座 歌舞伎鑑賞教室』の場合。
当初は着付けリベンジがしたく、
オペラ座観劇時と同じコーディネートを予定しておりましたが。
観劇日。
最高気温 摂氏31度という嘘みたいな予報。
正絹の袷はさすがの冷え症奥様でもただのドエム我慢大会と化す恐れを感じた為、
急遽、単衣に変更いたしました。
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単衣。
より夏場向きの透ける素材にするほどでもなく
(襦袢は元々絽に決めていたので(半襟装備済))、
となると手持ちではコレしかなく。
久振りに出してきましたが、
改めて見ると、
サスガにこの年齢でこの柄行は痛々しいな、と、
一気に冷静に我に返りました。
うー、でもこの薔薇の単衣。
以前にも書いたことありますが、
松◯屋呉服売り場の通りすがりに発見し、
気になって夢にまで出てきて入手したという強烈な思い入れがありますので…
…50までは着ようかな(え)。
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着物を変えたので、帯も変えます(微妙に合わなかったマニフィーク)。
妹背山女庭訓ヒロインお三輪さんにちなんで、
お三輪役の上村吉太朗丈にちなんで、
麻の葉柄の小袋帯で、吉弥結びに。
ただ、この帯、とても柔らかく。
おまけにタレが長すぎた。
往々にして帯は長さを持て余してしまう傾向。
今回もかなり折り込んだつもりでしたが。
このところ、自装のウデが落ちすぎです。
鍛錬は、続けねば意味がない。
ここ数ヶ月、
着付けに関しては凹み放しです…。