
今回は前回触れられなかったところ中心(推し強め)や妄想も含まれる感想になりますので悪しからずご了承ください
※ネタバレ有なのでアニメ派単行本派は閲覧ご注意ください
何回でも言いますが、138話の無垢の巨人化はめちゃくちゃ傷ついておりましたので(完全に諌山先生の思惑通りですよ)巨人化が解け、九つの巨人の継承者達も13年の呪縛から解き放たれ心から歓喜しました
巨人の力が無くなったことを証明するように、巨人化の跡がつかずに人間に戻りました何かが蒸発してました。
ジャンとライナーが目に涙を浮かべて顔を見合わせている姿は落涙物でした
セリフは無いのですが
「俺、人間に戻れたのか?ライナー?」
「あぁ、俺たちもそうみたいだ、ジャン!」
ジャンとライナーの声が聞こえるような表情と仕草のシーンは泣きました。
この直前に鎧の項にジャン巨人噛みついてましたから…余計です。
コニーとジャンは島に親を残したまま見知らぬ土地で人生終わってしまうのかと思ったので本当に良かったです。
親と言えばライナーとアニも。
カリナお母さんが自分の過ちにせっかく気づいたのに、それを愛息に伝えられないし、ライナーも母親の気持ちを知らないまま今生の別れななんて酷い展開と思っていたので気持ちを伝え合えて良かったです
でもライナーが鎧の巨人でなくなったことを申し訳なさそうに母親に伝える姿を見ていると、お母さんの期待に答えなければ喜んでもらえないという気持ちで生きてきて甘えられず孤独だったのかもしれませんね。本心を誰にもこぼせないというか。そう考えるとカリナお母さんの罪深さを感じましただから、「ライナー自身がいてくれればこれ以上何もいらなかったんだよ」という言葉は染みましたね
20年余り生きてきてありのままを受け入れてもらえたんですよね、髭面ライナーが童心に戻ったように涙を浮かべたのには胸を打たれました
アニもお父さんと再会の喜びを伝え合う直前で阻まれたのでようやく「ただいま」が言えて良かったですよ。
ファルコはまだ少年なのにガビへの愛が驚くほどでっか愛なので「ガビを守る」ことが出来なかったと絶望した分、ガビが元に戻ったことに気づくと半端ない勢いでガビを抱擁しようとするものだから、ガビを飛び越してしまわんばかりで、ガビが海老反りで受け止めなくてはいけなくなりましたよ笑い泣きでした。
この二人は進撃の中では最もストレートに想いを伝え合えて爽やか純愛で微笑ましいです
頬を染めるガビが可愛いかったです。もう彼女も自分をエルディア人の人柱かのようなマーレの戦士にならなくて良くなったのですよね。ファルコと幸せになってほしいです
と、巨人化解かれて本当に良かった~と手放しで喜びたいところですが…
事情はリヴァイにとっては少し違ったものとなりました
リヴァイと調査兵団とのお別れの場面は寂しかったです
でもようやくリヴァイも泣けてよかったな、と思いました。一筋の涙じゃ足りない程の悲しみを背負ってきたのですから…。もっと泣いても良いんだよ…
ハンジさんが散った後の133話の時のリヴァイの表情はギリギリ涙腺マックスで堪えていたんだろうと思います
終盤にかけてリヴァイが思い出す調査兵団はエルヴィンを差し置いてハンジさんがいつも輪の真ん中にいました。
それがエルヴィン亡き後、相当2人だけで濃密な時を過ごしてきたんだろうことがより印象強くなります。そう確信すればする程132話でハンジさんを見送った時のリヴァイは半身を無引き裂かれるかのようだったろうな、と改めて思いました
多分震えてしまいそうな心を寄り添って温め合いながら側にいたと思うんですよね…。
だから
「じゃあな、ハンジ。見ててくれ」
と言った時は、リヴァイもハンジさんの後を追うように去るのかも知れない、いや、むしろその方が良いのでは…リヴァイ一人で弔いの日々なんて辛すぎやしないかとわがままなリヴァハン推しはハンジさんの側にいってほしいと願ったりもしたのものでしたが
終わってみるとリヴァイには生きてもらわないといけないと思いました
リヴァイがいなくなってしまったら調査兵団の皆と陽気な未来をバカみたいに想像し語り合った思い出を誰も思い出してくれる人がいなくなってしまいますから…。
リヴァイが生きていればリヴァイの中で生きてくれる
皆が消える時にリヴァイが自分の心臓に拳を当てたのは「心臓を捧げよ」と言う意味と言うよりは「お前達の捧げた心臓を俺が受け止めたぞ」と言う意味にも見えました。
ハンジさんには飛び立つときに自分の心臓を半分渡すつもりでハンジさんに胸ドンしたと私は思っていたので、ハンジさんはリヴァイに借りた心臓を返しに来たと言う意味もあるのかもしれないです。
現れた時は笑顔だったハンジさんだけ、消える直前に浮かない顔だったのは辛かった
ハンジさんが立ってた位置の自由の翼のマントの影だけ名残惜し気に残っているのを見ていると、ハンジさんはリヴァイとお別れするのは寂しかったのだろうなと思いました。リヴァイと2人でなら逃げてもいい、と一時でも思うぐらい大きな存在だった訳ですから
あの残像の延長線にリヴァイの視線を感じます。ハジさんはリヴァイに「ずっと見てたよ、ありがとう」と「一人残してごめんねと」伝えたかったと思うんですよ…。それがあの残像。
やはり唯一心残りかもしれません。
曲解が過ぎますかね
ハンジさんの心境をわかってそうなモブリットもハンジさんと同様なトーンの表情をしてました。
エルヴィンはリヴァイに送られた人なので「お前の選択は間違ってなかったな」と未練なく清々しい労いの表情に見えます。
ペトラやオルオは部下らしく「兵長、お疲れ様でした。私たちの捧げた心臓の決着をつけてくれてありがとうございます」の笑顔かな。
煙の中に現れた先に逝った調査兵団の皆さんはおそらく幻ではないと私は思います。同タイミングでジャンとコニーの前にも満面の笑みのサシャが立っていましたから。
あの笑顔のサシャを見ているとジャンとコニーと一緒に居た時間楽しかったんでしょうね
でもリヴァイは一人きりの余生ではないようですまさかガビとファルコが付き添ってくれるとは
この二人がそばにいてくれたら明るく賑やかそうです。それにオニャンコポンはボストンバッグをもっていたので旅に出るようですが身体の自由がきかなくなったリヴァイの代わりに世界を見てきてくれるのでしょうね。
リヴァイもガビとファルコとたまには旅をしてくれると良いですね
ミカサの顔にエレンがつけた傷が残ったように、リヴァイにもハンジさんが必死に縫合してくれた傷が残りました。
その傷と飛行艇はずっとリヴァイにとってハンジさんを忘れられなといものになったのではないでしょうか。
2人をリヴァイが生きている限り結びつけるもの。
その縫合があったから、リヴァイの命は永らえて、ハンジさんが命を賭して飛ばした飛行艇のお陰で今があるのですから。
忘れられるわけがないですよね。
忘れられない女性。
「いっそ二人でここで暮らそうか」
とまさかの告白を聞いてしまったみたいですし、手当をしているときのハンジさんの息づかいを感じていたと思うのですよ。
ハンジさんは意外にビビりな所があるので震えるような息づかいでリヴァイの命を失わせまいと手当てしていたのを朦朧としていても肌で感じていたはずです。
それに港に着くまで、そしてオディハに着くまで甲斐甲斐しく処置してたと思うんですよね。
港に着くまでの馬車のなかでリヴァイの側に寄り添ってたハンジさんがとても印象的でしたアニメではもっとその辺詳しく描いてくれても良いんですけどねwwww
飛行艇を見上げるリヴァイを見ているとハンジさんに語り掛けているように見えます。
リヴァイもアルミン達と同じで
「これからも戦いが、今までとは違う戦いがあるから、まだ見ててくれよ」
という力強さを感じました。リヴァイはアルミン達の後方支援になるでしょうが、オニャンコポンがリヴァイの代わりに動いてくれるってことかもしれません。
私としてはファルコの背中で銃を撃つガビを飛ばされないように抑えていたリヴァイの姿が好きで、その時の二人の子供がリヴァイに付き添っているのが物凄く嬉しいです涙でるぐらい嬉しい
オニャンコポンが「子供は宝だ」と言っていた通り、親戚のおじさん的な立ち位置で2人の成長を見届けて老いれば良いです。
ガビとファルコはおそらく結婚するでしょうから、子供も生まれてリヴァイが面倒を手伝ったりして
リヴァイ自身が家庭を持つことはなさそうですが、ガビとファルコのおかげで家族の幸せを知ることができたらいいなと思います。
そしてリヴァイは「あいつと一緒に暮らしても悪くなかったかもな」とハンジさんを思い出してほしい…という私の願望
アルミンとミカサが鳥を見てエレンを思い出すように、リヴァイとオニャンコポンは飛行艇を見てハンジさんを思い出すんです(断言)
ガビはリヴァイの事を呼び捨てにしそうですよね。そしてファルコに「リヴァイさんと呼べよ」と怒られそう。
ガビは絶対掃除をリヴァイにずっと注意されていてファルコはすぐに習得してガビは膨れてそうな未来が見える…www
パラディ島に向かう船の中はちょっとサービスページのようでした。あの辺りはけっこう描き直したらしいです。(別マガLIVE談)
笑いでしかないのですが
ジャンとライナーがお互いに突っ込み合いしてるのが嬉しかったです。
共闘しているときも感慨深かったのですが、シチューを食べている時にマルコの事で完膚なきまでに打ちのめした相手と軽口叩き合うほどお互いに寄り添えるようになったんだな、と。
それにしてもライナーはど変態でした~
まだヒストリアに恋慕しますか…。クリスタの時より芯のある女性になってることに驚きそうですよね。惚れ直してしまって、更に気持ち悪がられるかも
それにしてもヒストリアの子供可愛いですねヒストリアは自分の生い立ちの事もありますし、一心に我が子に愛を注ぐのでしょう
名前も出なかったあの男性はとても優しそうですし穏やかそうで何よりです。
ジャンもヘアスタイルを気にして色気付いたりして、ミカサに久しぶりに会うために髪の毛いじってますよね、確実に
ピークの突っ込みが彼女っぽいと感じたのは私の幻ですか
「誰に見せるつもり?」
この二人付き合っていたらいいなと思います。
ジャンは「女学生に」などとごまかすあたり、今カノみたいじゃないですか
初恋の相手に会うウキウキ感を知られたくないという心理なのでは
ジャンは状況がよくわかる人だから恋の部分でもエレンに勝ち目がないのはわかっているでしょうし
ジャンとピークはピーク→→←ジャンぐらいの力加減がいいかもです
エレンは馴染みの皆を道に呼んで何かお話していったみたいですがそれはなんなんでしょうね。
こういうのスピンオフしてほしいですが、どうやらスピンオフのご予定はないようです。(別マガLIVE談)編集部としてはいつまでも進撃の巨人に拘っていてほしくないんでしょうね。まだ若い逸材ですからね、諌山先生は。
コニーにはお母さんを人間に戻してくれるとは話したみたいでしたね。サシャの事も改めて謝ったのかな。コニーがエレンを許しているみたいなのでそう思いたいです。
ジャンに「律儀なクソバカ野郎」って言わせたのは…。あの駄々っ子エレンを見てると素直に「ミカサを頼む」とは言わなそうですが「ミカサは俺の事忘れねぇかもしれねぇが、何かあったら助けてやってほしい」ぐらいは言ったのかもですね。でも「幸せになってくれよ」ってジャンにも言ったんでしょうね。
ライナーにはなんて言ったんでしょう。「エレン、お前ってヤツは…」って言ってましたが、エレンは自分で母親をダイナ巨人に食わせたようだったので、ライナーもベルトルトも悪くなかった訳で、ある程度話をしたのかなぁと思いたいです。ライナーが自責の念で苦しんでたのを見たわけですから。それを解放してあげてほしいです。苦しみを分かち合ってたら嬉しいです。
アニには何を言ったかわかりやすかったですね。
ピークちゃんは縁がほとんどなかったので話せなかったみたいですが。
そうやって皆を道に呼んだのなら、ハンジさんも呼んでお話ししてくれてたら良いな、と思いました。
「胸ぐらつかんでごめんなさい」
って言っててほしいです
「ちょっと自分でもなにやってたんだろうと思いました」
ってハンジさんにも言ってくれてたらなぁ。
だってハンジさんとは相当密でお付き合いした上官ですよ。ハンジさんがエレンの進撃の巨人のパワーアップを援助したようなのなのに。リヴァイ同様かそれ以上じゃないですか。
でも「エレンのバカがさぁ」って言ってるハンジさんを見てると会ってそうな気もします
一瞬でもハグして和解していてほしいですね。
フロックも事切れる前にエレンに会っていたらいいなと思います。
フロックは本気でハンジさん達を殺そうと向かってきましたからなかなか受け入れられないキャラですが、エレンの幸せになってほしいメンバーにフロックも含まれていましたから会っていてほしいな、と思います。
新しいパラディ島の軍隊を指揮するのはなんと、スルマその後ろの面倒くさそうにあくびをしてるヒッチ。彼女はその辺り変わらなくて良いですね
アニとまた再会できそうです
アルミンとアニのこと冷やかしてください
ブラウス家にはずっとニコロがいてくれているようですね。未だ森を出られない自国民に冷ややかな視線を送るカヤの表情が印象的でした。
ヒストリアはジャンの親族とコニーのお母さんをすぐに保護してくれたなら、ハンジさんやリヴァイの私物も全部保管してくれてると良いですね。2人は反イェーガー派調査兵団幹部ですし、裏切り者のレッテル貼られて部屋を荒らされそうなので。ハンジさんの部屋にはまだゴーグルあると思うんですよ。リヴァイの部屋には茶器が…。保管していてほしいですね。
そういえばイェレナはどうしたんでしょう。伝説になるはずのイェガー兄弟はならなかったですが…彼女はまたどこかで歴史に刻まれんと暗躍するんでしょうか。アルミン達の行動を冷ややかに静観してるのでしょうか。
こうしてみると結構気になること沢山残ってますでも、エレン達の事は描ききっているのでこの辺りは読者の想像におまかせなんでしょうね。
でももう、公式として確定してくれなくても良いかなと私は思いました。
想像、妄想で遊べますから
リヴァイとハンジさんの事ももう相当の凄い匂わせで十分ありがたいです
この辺りをどうアニメーションに落とすのかMAPPAさん楽しみにしてます
これは大変そうですね…。
どこもカットしてほしくないですし、アニメーションとしての表現もたっぷり見せてほしい。もう一回中断してもいいから、完成度の高いものを是非創ってほしいです。
まだまだ皆の戦いを見守りたいな、と思う最後でしたが、多分この皆なら血を流さない戦いをしていくだろうと思ってます。
「俺たちの戦いはこれからだ!!!」
ですよ、本当に。
別マガLIVEで話題になっていましたが何故叩かれたんでしょう、最終ページの文章
いい余韻でしたよ~。
あの文は、担当バックさんこと川窪さんが書いたとのことですが、あの案は諌山先生が
「読者に考える時間を作りたい」
という言葉からあのようになったようです。
私は諌山先生の術中にしっかりはまりました
前回のブログでも書きましたが…
諌山先生こんなにどのキャラクターも愛おしくなる作品を、考えることが楽しくなる作品をこの世に生み出してくれてありがとうございました
まだこれからもご活躍を楽しみにしております
感謝の言葉で今回は終了させていただきます。
突然妄想の類が頻発すると思うので、ブログはまだ何かしらアップして行く予定です。アニメもありますし、コラボイベントもありますし
進撃の巨人はまだ終わりじゃない!!