緑茶に緑茶の成分であるカテキンをさらにプラスしたカテキン強化飲料をよく目にします。しかしカラダによいフィトケミカル成分も過剰に摂れば害になります。カテキンの過剰摂取は肝障害のリスクなどが報告されています。ではどれくらいの濃度なら良いのかというと私の見解では『自然の濃度』。つまりお茶はお茶として飲むのが最も効果的であり安全性も高いのです。またお茶を『自然に』毎日20杯飲む人はいませんよね。したがってカテキンの過剰摂取は起きません。つまり『自然のものを自然に飲む』ってのが一番良いのです。うまくできてるんですよ。大袈裟にいえば『自然の摂理』。浅はかな考えは捨てましょう。

駅のホームの自販機みるとヤクルト1000が売り切れてますね。その一方で高須幹弥先生は飲まないと明言。血糖値を急上昇させる液糖の害や利益相反のある研究内容などをはっきり指摘しています。さすが。 そもそもヤクルトに限らず最近の乳酸菌飲料やヨーグルトなどの機能性のコマーシャルはかなりモッてますよ。有り得ない。プロバイオティクスだったら椰子葉のお勧めはお味噌汁。お味噌汁なら温かいですし。プレバイオティクスならイヌリン(オリゴ糖)を含むタンポポコーヒーです。これも温かいし。ポイントはこれらを摂って歩くこと。腸が揺り籠のように揺れることで善玉菌が増えます。

昨日はJAMHAの学術フォーラムで神奈川歯科大学統合医療講座の蒲原聖可先生と帝京大学精神神経科学講座の功刀浩先生にご講演をお願いした。こころの病が食事や栄養で良くなるというのはひと昔前まではトンデモだったが神経伝達物質も神経伝達物質を生合成するための酵素もすべて食べたものから作られるわけだから、それを考えれば納得がいくはず。まだまだ歴史が短いので情報が少なく、アマゾンで買ってから金返せ!みたいな本も多いのだが功刀浩先生の『臨床に役立つ精神疾患の栄養食事指導』講談社は久々の椰子葉お勧めの一冊。



前回にハーブティーの芳香効果の話をしましたがハーブを錠剤にしたりカプセル剤にすると基本的には芳香効果は得られません。私はハーブサプリメントを否定しているのではなく成分を定量的に摂取したり、ソウパルメットのようにハーブティーでは成分が十分に溶出しないものはハーブサプリメントでの服用をお勧めします。ですからどの剤形が良いという話ではなく剤形を適切に判断することが大切です。それからサプリメントの方がハーブティーより効果が高いと思われがちですがそんなことはありません。「気づかない程の小さな刺激を継続して与えること」が長い目でみると大きな変化を生みます。「歩みは遅いが確実に目的地に着く」というカチャマイ理論がここでもあてはまるのです。