関係モデルは、RDBMSで作る
データベースの話がでてくると謎な用語ができますね。
RDBMS
あるいは
DBMS
これが、何の略かと言うと、
Relational DataBase Management System
あるいは
DataBase Management System
の略です。
いわゆる、普通のデータベースのこと、ってことでOKです。
正確には、「Relational」なところが重要なんですが、巷のOracleやMySQL、SQL Serverなんてのは、皆 RDBMS です。
ちなみに、RDBMS ではないデータベースは、
- XML データベース
- BigTable のような単一のデータベース(key-value型とか言います)。
などがありますよ。
という訳で、
「関係モデル」と「RDBMS」は、同じようなものです、という話です。
物理モデルは、手帳の置き場所で、
だんご三兄弟の3番目は、物理モデル。
物理モデルって、化学や物理の「物理」ですか?ってな感じで、わかんなくなるけど、
まあ、一番現実寄りってことです。
先の手帳の話で云えば、
その手帳をどこに置くのか?
が、物理モデル。
概念モデルでは、男女の関係だけ示して、
論理モデルで、男女の関係を手帳にメモって、
物理モデルで、さて、手帳を何処に隠そうか?(隠す必要はないけど)
ってな感じです。
手帳の場合は、自分の鞄に入れるとか、机の引き出しとか、そういうものですが、
データベースの場合は、
- 何処のハードディスクに置くのか?
- どの表領域(tablespace)に置くか?
という話になってきますね。
情報処理試験的には、概念モデルと論理モデルの2つを覚えておけばいいんですけどね。
お次は、論理モデルの用語を拾っていきます。
論理モデルは、手帳と同じ
お次は、論理モデルを考えてみます。
論理モデルってのは、だんご三兄弟の真ん中ですね。
頭の中にある、概念モデルと
現実世界の、物理モデルとの
間っこに挟まれているモデルです。
なので、繋ぎだと思えば、間違いないです。
さて、この繋ぎ君。いくつか表し方があるのですが、一番、見掛けることが多いのが、
関係モデル(リレーション)
と呼ばれるものです。
関係って、何かというと、
こんな風に、手帳を想像してくださいな。
女の子の名前は、「まゆみ」
で、手帳には「さとし」と、ボーイフレンドの名前が書いてある。
これは、1対1の関係ですよね。
でも、
現実はこんな訳ありません。もっとBFがいます。
という訳で、
こんな風に、
女の子の名前は「まゆみ」
手帳の中には、BFがいっぱい。
な感じになるはずです。
ええ、これが、1対多の関係。
という訳で、これが関係モデルの基本。男女の関係...と言いますか、結びつきを表であらわしたものです。
まあ、真面目に書くと、会社名やら部署やら従業員やら、となるんですけど。