1月28日放送、ちはるの映画紹介「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」
◆テリー・ギリアムのドン・キホーテ(c) 2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup,Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU 監督:テリー・ギリアム 出演:アダム・ドライバー、 ジョナサン・プライス、 ステラン・スカルスガルド、 オルガ・キュリレンコ、 ジョアナ・リベイロ ほか ●ストーリー:仕事への情熱を失くしたCM監督のトビー(アダム・ドライバー)は、 スペインの田舎で撮影中のある日、謎めいた売り子からDVDを渡される。 それはトビーが学生時代に監督し、賞に輝いた映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。 舞台となった村が程近いと知ったトビーはバイクを飛ばすが、映画のせいで人々は 変わり果てていた。ドン・キホーテを演じた靴職人の老人ハビエル(ジョナサン・プライス)は、 自分は本物の騎士だと信じ込み、清楚な少女だったアンジェリカ(ジョアナ・リベイロ)は 女優になると村を飛び出したのだ。トビーのことを忠実な従者のサンチョだと思い込んだ老人は、 無理やりトビーを引き連れて、大冒険の旅へと出発するのだが──。なんと企画が9回も頓挫したという驚きの本作が、やっと公開!途中では、主役のトビー役がジョニー・デップやユアン・マクレガーに決定しては流れたといいます。私はジョニー・デップのファンなので、彼のトビーも見てみたかったですね。でも、本作を観てアダム・ドライバーはとてもいい味を出していたと思います。スペイン、ポルトガル、カナリア諸島で撮影したとのこと、風景は勿論、衣装やメイクの素晴らしさも楽しめます。おとぎ話の世界をそのまま持ってきたような壮大なお話しになっていて、見応えたっぷりです!「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」は、1月124日(金)からユナイテッドシネマ札幌で公開になります