◆母との約束、250通の手紙
(c) 2017 - JERICO-PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTION - NEXUS FACTORY - UMEDIA
監督:エリック・バルビエ
出演:シャルロット・ゲンズブール、ピエール・ニネ ほか
●ストーリー:思い込みが激しく負けん気の強いシングルマザーのニーナ(シャルロット・ゲンズブール)。
彼女は息子のロマン(ピエール・ニネ)がフランス軍で勲章を受けて外交官になり、大作家になると信じて
その才能を引き出すことに命を懸けていた。母と共にロシア、ポーランド、ニースに移り住んだロマンは、
その溺愛の重圧にあえぎながらも、幼い頃に母と取り交わした「約束」を果たすべく、努力を惜しまない。
ニーナは、自由フランス軍に身を投じ病に倒れ生死の境目を漂うロマンの下へも、激励の手紙を
送り続けた。ついにロマンはパイロットとして活躍し、同時に念願の小説が出版されることになるが…。
私、本作を観るまでロマン・ガリを知りませんでした…。彼の経歴を見てびっくり!
お母さんが描いた通りの生涯を歩んでる。小説家になるだけでも凄いことなのに、
ガリは外交官にも、映画監督にもなっています。そして、お母さんのニーナも凄すぎる!
彼女のような人でないとガリのような人間は育たないのかもしれないですね。
もし、私がニーナのような母親を持っていたらきっと反発して家を出てしまうと思います。
ニーナの息子に対する想いには感動しかありません。素晴らしきかな、親と子の壮大なる愛!!
「母との約束、250通の手紙」は、1月31日(金)から札幌シネマフロンティアで公開になります