3月3日放送、ちはるの映画紹介「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
◆ジョン・F・ドノヴァンの死と生© 2018謎 THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD. 監督:グザヴィエ・ドラン 出演:キット・ハリントン、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、ジェイコブ・トレンブレイ、 キャシー・ベイツ ほか ●ストーリー:2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さで この世を去った。自殺か、事故か、事件か…。謎の真相を握るのは一人の少年だった。 そして10年の歳月が過ぎ、ジョンと当時11歳で子役だったルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブレイ) との「秘密の文通」が一冊の本として出版されることになった。今では注目の俳優になったルパートが 100通以上の手紙を公開しようというのだ。 ルパートはジャーナリストとの取材で全てを話すというのだが…。 本作のラストシーンを見て、思わずニヤリとしてしまいました。ジョンとルパートの共通点、関係性が上手に描かれていたと思います。アップの撮り方、雨のシーンが多いのと、街を俯瞰して撮られているのが印象に残りました。子供にとって(大人にも)スターは絶対的な憧れの存在。ルパートとジョンはお互いを必要としていたのでしょう。ルパートは、ジョンのように押しつぶされることなく、彼の分も生きてほしい。自分に素直に…。「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」は、3月13日(金)から札幌シネマフロンティアで公開になります