◆三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実

©2020映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」製作委員会

©SHINCHOSHA

 

  監督:豊島圭介

 出演:三島由紀夫 ほか  ナビゲーター:東出昌大

  

 ●ストーリー:天才作家・三島由紀夫と東大全共闘の討論会の全貌が遂に公開された。

 時は、1969年5月13日、三島が衝撃の自死を遂げた前年。

 学生運動が激化していた東大駒場キャンパスの900番教室は、1000名を超える学生で

 異様なテンションが充満していた。

 一方、三島は警護も断り、その身一つで適地へと乗り込む。

 果たして、待ち構える最大の論客との対決は?

 元東大全共闘、三島と交流のあった著名人や盾の会のメンバー、三島文学を愛する

 文化人13人が今だからこそ話せるあの日、あの時を語りつくす―。

 

 

 今でも、あの日のことははっきり覚えています。1970年11月25日(水)、バルコニーで演説後、

 割腹自殺をしたのが三島由紀夫という作家だと知った。

 切腹は歴史上の武士がやるものと思っていたので、小学5年生の私にとっては衝撃的な出来事でした。

 言い争う画を見るのは好きではありませんが、この討論会の映像を見て、両方が望んでいたのは

 「平和」だったのでは、と感じました。

 三島が生きていて今の日本を見たら何と言うのだろう…。13人の語りも興味深いものばかりです。

 

「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」は、320日(金)から

シアターキノ、札幌シネマフロンティアで公開になります