◆シラノ・ド・ベルジュラック
ⓒCarol Rosegg
演出:デヴィッド・ルヴォー
出演:ケヴィン・クライン、ジェニファー・ガーナ―、ダニエル・サンジャタ ほか
●ストーリー:フランス軍隊に所属するシラノ(ケヴィン・クライン)は、繊細な詩を綴り、
人生観、世界観を語り、剣術の達人でもある。彼は、気が強く美しいロクサーヌ
(ジェニファー・ガーナ―)に恋ごごろを抱いているが、人より鼻がかなり大きいという
見た目に自信が持てず告白する勇気がない。
そんな時、ロクサーヌがシラノと同じ軍隊にいるクリスチャン(ダニエル・サンジャタ)の
ことを慕っていると知り、美青年だが、勘がにぶいクリスチャンに変わって、
ロクサーヌへラブレターを書き続ける。そして、とうとうロクサーヌへ本当のことが伝わってしまい…。
ブロードウェイの舞台を観られるチャンスは、ほとんどない!それを実現したのが、
松竹ブロードウェイシネマです。
私が小学生の時に、少女マンガの冊子付録でその存在を知った「シラノ・ド・ベジュルラック」。
42年の時を超え、「シラノ完全版」を映画を通して観ることができました!
映画「エレクトラ」などで演じた「強い」女性で、アクションのイメージがあるジェニファー・ガーナ―の
ロクサーヌ、芯はしっかりしていますが、もっと早くシラノの気持ちに気づいてほしかった!
「人は外見ではない」ところを強く訴えているこの作品、多くの人たちの心に伝わってほしいっ!!
舞台を映画で観られる「ブロードウェイシネマ」、夏にはキンキーブーツ、
秋にはジャニス・ジョプリンが公開される予定です。楽しみ!
「シラノ・ド・ベルジュラック」は、3月13日(金)から19日(木)まで
札幌シネマフロンティアで上映になります