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とらっく整備士のきろくぼ

自分で行った整備や自動車情報をご紹介していきます。自動車に興味がある方はもちろん、整備をはじめたばかりの人や調べ物をしている方などの参考にしてもらえればと思います。

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 今回はキャブサスのエルボーからのエアー漏れとキャブショックからのオイル漏れがあったので交換していきたいと思います!






まず、ボンネットを開け、作業をしやすいようにキャビンを少しだけ上げます。

キャビンが傾き始める前の浮き上がる段階で止めます。

 

 

そしてブザー音がうるさいのでスイッチにウエスを挟んで止めます。(自己責任)


 

手前のキャブショックから外していきます。

この段階で外してもキャブは落ちてこないのでご安心ください。

上下ナットがついてます。


  

次にエアーチューブを抜きエルボーを外していきます。

これらを外しエアーが抜けるとキャブが下がってきますので手を挟まないようにご注意ください!

チューブを外す時はこちらの専用工具を使うと非常にやりやすいです。

 

使った工具はこちら

※Amazonは(すべての出品を表示)文字をクリックすると販売店を選べます。

 


今回エアーチューブは先端を少しカットしますが、少し伸ばせばエルボーに届くのでそのためにチューブカバーをいったん外して伸ばします。


そして、部品を新しいものに交換、チューブを接続。

あとは元に戻し、ショック、ブッシュも新しいものに交換。

キャビンを下げ、エアーを入れて漏れがないことを確認し、完了です。

 

 


因みに今回はキャブサスは交換しませんでしたがこのように上下にネジで止まってます。


  

バンプラバーもほぼ無くなっていたので交換しました。

 

  

 

 

 

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 チャンバーよりエアー漏れしているので交換します!



 

 


 

 

①エアーを空にする

②ホースを外す

ピギーバック側は付け根、サービス側は先についてるリレーバルブ側にナットがついてるのでそこを外します。


  

③クレビスとスラックアジャスターからピンを抜く

ピンから割りピンを取り、ハンマーで叩いてピンを抜きます。

この時、ついでにクレビスのプッシュロッドへの入り具合を目安としてみておきます。



④チャンバーの固定ボルトを取る

インパクトで二本のボルトをとりますが、少しチャンバーがスプリングの力で飛ぶので人がいないよう注意し、チャンバーや床を傷つけないようクッションになるものを置いておいた方がいいかと思います。



少し横着な方法ですが、この方法だとキツく外れにくいスプリングを外さないで作業できます。



⑤新しいチャンバーを固定する

新しいクレビスを外したものと同じくらいの位置にプッシュロッドにつけます。最後にブレーキ調整するので大体でいいです。

スプリングの力があるので体を使ってネジ穴に押し入れて二つのナットを少し締めたらインパクトで左右交互に徐々に仮締めします。

トルクは180~210Nmみたいなのでそれで本締めします。

  

⑥ピンを入れる

スラックアジャスターとクレビスの穴を合わせ、ピンを入れて割りピンを入れます。

⑦エアーホースをつける

ピギーバック側とサービス側のホースをつけます。

曲がってつけてナメやすいので気を付けてください!

⑧エアー漏れなし確認

エアーを入れ、漏れがないか確認します。

⑨ブレーキ調整

アジャスターボルトでブレーキ調整します。

⑩ブレーキ作動確認

駐車ブレーキ・マキシブレーキなどでタイヤがロックするか確認し、問題なければ完了です。

 

 

 

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本日は僕が8年以上愛用しているコーティング剤をご紹介したいと思います!

それはこちら

 

【ポイント5.5倍】汚れ落とし ツヤ出し 塗装保護を同時にできるポリマーコーティング剤 KeePer Final1 キーパー ファイナル1( ファイナルワン )KeePer技研 キーパー技研 [99]

 

キーパーコーティングのピュアキーパーに使われる「ファイナル1」です☆


キーパーコーティングはガソリンスタンドなどで青い看板やのぼりを見たことがある人は多いのではないでしょうか?

そのキーパーコーティングで一番リーズナブルなポリマーコーティングがピュアキーパーで、それに使われてるコーティング剤がこの「ファイナル1」です。

10年ほど前は事業者しか仕入れられませんでしたが、現在はネット通販など一般に出回っているのでどなたでも購入可能です。

僕は以前キーパープロショップ店員として働いていました。社内資格である「キーパー検定」の1級も取得させてもらい、キーパーコーティングの素晴らしさを知っていきました。

「ファイナル1」は、その中でも一番使い勝手がよく、リーズナブルで品質も高いので、8年たった現在でも自分や知り合いの愛車に使わせてもらっています。

 

僕がいつも購入している安いサイトはこちら

 


キーパー公式HP

 

 

 

目次

・ご紹介

・施工前に用意するもの
 
・注意事項

・手順
 
・手順の補足

・見た目などの変化
 
・効果

・価格について

・まとめ
 

 

〇ご紹介

 

それでは早速ご紹介していきましょう☆

こちらがファイナル1のスプレー缶。成分を見るとポリマーコーティングであることがわかります。

  
 
出してみるとこのように白い液体が出てきます。少し粉っぽいです。


 
※基本的に刺激物ではないので皮膚についても石鹸で洗えば大丈夫ですが、気になる方はゴム手袋などした方がいいかと思います。

作業の仕方を簡単にご紹介します。

詳しく知りたい方は公式で公開されているのでこちらをご覧ください。

https://keepergiken.co.jp/docs/manual/manual/pure.pdf

 

こちらはプロ用ですのでもっとざっくりでいいという方は以下の手順を見てください。

【用意するもの】
ファイナル1、スポンジ(無ければマイクロファイバータオル)、マイクロファイバータオル、(背の高い車は)踏み台、水

〇施工前の注意事項

・このコーティングはクリア層(ツヤのある塗装)に定着するものです。そのため水垢など顕著な塗装面の汚れ、クリア層の劣化、などがあるとコーティングがかかりにくい場合があるので、その場合はキーパー施工店にご相談ください。

・黒い樹脂パーツにファイナル1がついてしまうと白く残ってしまい、拭いても取れないのでご注意ください。樹脂パーツに近いところを塗る場合は、慎重にやるかマスキングをしてください。


もし着いてしまった場合は、タイヤワックスを塗る方もいますが、専用のものの方が効果は長いです。

その専用のもの→樹脂フェンダーキーパー(ベストブラックⅡ)
②ファイナル1をよくふり、軽く絞ったスポンジ(またはマイクロファイバークロス)に吹きかけ、濡れてるボディに隙間なる塗りこんでいきます。ボディは乾いたら濡らしてください。



③白く残った塗った後をマイクロファイバータオルで吹き上げていきます。

④これをルーフ、ボンネット、ドアパネル、とパネルごとに行っていきます。

手順は以上です。

このように塗ってふき取るだけでコーティングがかけられます。

〇補足

・ファイナル1には汚れ落としも含まれています。そのため、このような小傷も消せるかもしれません。ぜひやってみてください。

  
※画像加工は一切していません

・こんな場所もやってみるとピカピカになります!
 


・写真のように拭き残しがあってもタオル(乾いてても濡れてても〇)で拭き取ればすぐとれます。

  

・ガラス、メッキ部、ライトレンズには塗っても定着しません。ついてしまっても拭けば大丈夫です。

〇見た目など

・光沢感

劇的ではないですが、変化が明らかに分かるくらいは出ます。

すみません…写真を何枚も撮ってみたのですが、違いがわかるものを用意できなかったので割愛させていただきます_(._.)_

・撥水


 
結構撥水します。気持ちいいです。

・感触

もともとはキュッキュッが多いですが、サラサラになります。

〇効果
 
メーカー公式だと三ヶ月持続するそうです。

実際僕の感覚だと、屋根なし駐車場だと強力に撥水するのは1ヶ月程度かなと思います。
もちろん、洗車状況、保管状況などによって変わってくると思います。

塗装面の保護膜としては正直見た目ではわからないのですが、三ヶ月程度もつのでしょう。

そして、このコーティングの良いところは繰り返し施工することで、ボディの保護効果が強化されていくところです。

例えば、月に一度しか洗車しない方でも洗車ついでにこのコーティングをしていれば被膜がどんどん上塗りされていき、分厚くなっていきます。

〇価格について

令和7年7月現在、ネット販売で「ファイナル1」は最安値5000円しない価格で購入できます。

一缶で施工できる台数は車の大きさや使用量によってかなり変わってきますが、かなり少なく見積もっても10台分はできます。

そうすると一台にかかる金額は500円以下となり、キーパー施工店で頼むとすると6000~11000円程度なのでその差がわかると思います。

もちろん、自分でやる時間がない、面倒くさいなどの理由がある方はお店で頼むのもありだと思います。

〇まとめ

以下に要点をまとめました。

 

 

メリット

・光沢、撥水、塗装保護など品質の高いコーティングが簡単に施工できる

・洗車ついでなど繰り返し施工するとコーティングが強化される

・小傷が消えるかもしれない

・自分でやると価格が500円以下に抑えられる

デメリット

・商品代がかかる

・自分でやるのが面倒くさい

 
 
以上でオススメのコーティング剤「ファイナル1」のご紹介でした!
長々な文をご覧いただきありがとうございました☆
 
詳細・購入はこちら

 

ピカピカ✨

 

 

 

 

追記:使用したタオルはどう洗えばいいかという質問が寄せられたのでお答えします。

 

タオルにどれだけファイナル1が残っているかにもよりますが、洗剤を入れて洗濯機で洗えばほとんどきれいになります。きっちり洗いたい方は回す前に予備洗いすると良いと思います。

 

僕は作業着と一緒に洗ったりしていますが、通常の衣類とは一緒に洗わない方がいいと思います。

 

_(._.)_

 

 燃料パイプシールホールにオイルが溜まっていたので、シールからのオイル漏れと判断し、交換していきたいと思います。

作業はタペットカバーを外した状態から紹介します。




タペットカバーを外す作業紹介はこちら
三菱ふそうファイター 2KG-FK65 6M60エンジン オイル漏れ タペットカバーパッキン交換

 

 



①タイヤハウスカバーを外す

外した方がやりやすいです。

②EGRアクチュエーター回りを外す



・冷却水ホース
ホースを二本外し、それらが止まっているステーも外します。
冷却水はちょろちょろ程度しか出てこないです。

・カプラー
4つ外します。

・冷凍機コンプレッサーホースのブラケット

・インタークーラーホース
アクチュエーターから外します。

③EGRアクチュエーターを外す

 

 
 

6本の12角ボルトでとまってるのではずします。

④EGRパイプのブラケットを外す



⑤燃料パイプのステーを外す

⑥燃料パイプを外す

パイプのナットを外します。外す時はクローフットレンチを使うといいです。

 



使ったクローフットレンチはこちら

 


近くに隣り合ってるので3番は2番を、6番は5番を外してからじゃないと外しにくいです。

⑦パイプシールをとる



そんなにきつく入ってないので、マイナスでこじると簡単にとれます。パイプホールを傷つけないようにあまり力を入れずにやった方がいいです。

⑧新しいパイプシールを入れる

シールを外した後のパイプホール


パイプホールを掃除し、新しいパイプシールには内周のみシリコングリスを塗ることをおすすめします。
パイプシールは指で押して入っていくくらいなので、外周にグリスを塗ってしまうと燃料パイプと干渉してニョキッと抜けてきてしまうことがあります。

車両によってなのかわかりませんが、私がやった車両はパイプホールに対して燃料パイプが少し斜め向きになってた場所がありました。そこはパイプのナットをしめるとシールが抜けてきてしまいました。
抜けてくるともちろんそこからオイル漏れします。

因みにシールされる構造は、写真のようにシール内周の出っ張りの部分とパイプナット外周の凸面が当たってシールされるようです。そんなに強く密封されているわけではないですね。

 

 

⑨燃料パイプをつける



パイプについたオイルを掃除し、ナットを締めて取り付けていきます。この時、パイプが曲がってつかないようにインジェクター側とコモンレール側のナットを交互に徐々に締め付けていった方がいいかと思います。

接続に失敗してエンジン内に燃料が漏れてしまうとエンジンは壊れます。

⑩部品を元に戻していく

外した順番とは逆に部品を取り付けていきます。

⑪タペットカバーを元に戻す

タペットカバー交換作業はこちら
三菱ふそうファイター 2KG-FK65 6M60エンジン オイル漏れ タペットカバーパッキン交換

⑫オイル交換をする

基本的にはやります。

⑬冷却水が減っていたら補充する

⑭確認作業

エンジンをかけて暖気し、試運転をして漏れがないか確認を行い、異常がなければ完了です。



今回紹介した工具

 

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 フロントのリーフスプリングがパックリ割れちゃってるので交換したいと思います。






①フレームにうまをかけ、アクスルシャフトにジャッキをあてる

②エアクリボックスを外す

エアクリボックスを外せばシャックルボルトにインパクトをあてられます。
ネジとホースバンド、カプラーを外していきます。

③Uボルトのナットを外す

④シャックルボルトを外す

ボルトは棒をあてて叩いて取ります。
リア側のボルトは上側のみ外せば大丈夫です。

 



⑤リーフスプリングを取り出す

シャックルはバールなどを使って抜いて、向きを変えながら取り出します。

 



⑥必要部品を取り出す

リア側のシャックルとリーフ間のプラシートは使いまわしなので忘れずに取り出します。

 

取り外した部品たち



⑦新しいリーフスプリングを組み立てる

順番と向きに気を付け、プラシートも忘れずに挟んで組み上げます。特に三番リーフ両端についているプラシートは忘れがち!

 


ホールドバンドを叩いてしっかりリーフを挟みます。
軽くセンターボルトを締め付けておきます。

組み上がったリーフ



⑧アクスルにリーフスプリングをセッティングする

組み上げたリーフを向きを工夫してアクスルの窪みにセンターボルトの頭が入るよう乗せます。

⑨シャックルボルトを締める

シャックルの位置を合わせてアクスルシャフトをシャックルボルトの穴に合うまでジャッキアップします。ジャッキアップしないと次にセンタボルトを本締めする際に頭が浮いて穴から抜けてしまいます。


そのあとシャックルボルトを入れて締め付けます。

⑩センターボルトのナットを本締めして、出た部分を切断する

本締めするとき片側のUボルトを入れておくとリーフがずれにくいです。

 


切断はナットからほんの少し出てればいいのでそこの位置をベビーサンダーで切るが早いです。
※切断の際はケガに十分気を付けてください。

⑪Uボルトを締める

Uボルトのナットを三回程度に分けてバランスよく徐々に締め付けていきます。

⑫エアクリボックスを元に戻す
 

最終確認をし、問題なければ完了です。

 

 

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