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安倍総理は移民に賛成か否か。
この問題等により「保守分断からの防衛」というニコ生をやってたりする人もいます。
結構、自称保守界隈ではそれなりの問題だそうです。
ですから、今回移民に肯定的ともとれる安倍語録を集めてみました。
決着をつけようではありませんか!!
「美しい国へ」 文春新書 P.80~81
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.84~85
「 わたしは、親善試合を見に行ったとき、会場の盛り上がりに感化されてサッカーの面白さを知った。日本がW杯本戦の出場を逃した93年の“ドーハの悲劇”のときは、ブラジル出身のラモスが、日本人といっしょに涙を流して悔しがった。いまも三都主の活躍にみんなが心から拍手をおくる。日の丸の旗のもとに戦った者は、出身国がどこであろうと仲間であるという意識、それは共同体にたいする帰属意識、というよりほかにいいようがない。
フランスは、第二次世界大戦のあと、労働力が不足して大量の移民を受け入れた。だがその後ナショナリズムの高まりとともに、移民排斥の嵐が吹き荒れた。九十八年、強豪フランスは、開催国としてW杯に出場するが、このときメンバーの多くが、アルジェリア系のジダンをはじめとする移民と移民二世の選手たちで占められたため、「レインボー(いろいろな人種からなる)チーム」と呼ばれた。しかし、そのチームが優勝を勝ち取ったとき、かれらはもはや移民ではなく、フランス国家の英雄であった。優勝の夜、人びとは国家「ラ・マルセイエーズ」を歌って熱狂し、百万人以上がつどった凱旋門には「メルシー・レ・ブリュ」(「ブリュ」はフランスチームのシンボルカラーの青)の電光文字が浮かび上がった。サッカーのもたらしたナショナリズムが、移民にたいする反感を乗り越えた瞬間であった。」
「美しい国へ」 文春新書 P.155
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.159
「これから中国とは、経済的にはいま以上に密接な互恵関係が築かれるに違いない。したがって、中国の留学生たちには、ほんとうの日本をもっと知ってもらいたい。ほんとうの日本を知る中国の学生が増えれば、日本にたいする理解も格段に深まるはずだからだ。そのためにも今後は、留学生の受け入れ枠を思いきって広げ、日本で勉強したいという中国の若者たちをもっと受け入れる努力をするべきだし、日本における就業機会をふやす努力が必要だ。」
安倍首相は中国人留学生を増やすだけではなく、日本で就職させる努力が必要だと述べています。中国人留学生が日本で就職すれば、生活基盤が日本にでき、日本に永住する可能性が高くなります。従って、留学生受け入れ拡大政策は、事実上の移民政策と考えることができます。
自民党のJ-ファイルには、「留学生30万人計画」が明記され、就職支援まで書かれています。
J-ファイル2012 P.34[84] http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/j_file2012.pdf
J-ファイル2013 P.71[319] http://jimin.ncss.nifty.com/pdf/sen_san23/j-file-2013-06-27-1.pdf
「美しい国へ」 文春新書 P.158
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.161~162
「わたしたちが目指すのは、日本に行って仕事がしたい、あるいは投資をしたい、と世界の多くの人たちに思われるような国、いいかえれば、誰にでもチャンスのある国であり、能力の活かせる国。
日本の国柄とその理想に共鳴して、子供を日本で教育したい、あるいは日本人になりたいという人がいたなら、大きく扉を開かなければならない。それはとりもなおさず、日本のダイナミズムにつながるからである。」
「移民」という表現こそしてませんが、「日本人になりたいという人がいたなら、大きく扉を開かなければならない」と記述しています。
つまり、安倍首相は、日本も移民を受け入れるべきと考えていることが分かります。このように著書の記述からも、安倍晋三首相は移民受け入れに賛成であるということが分かります。
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.243
「一方で、将来的な人口減少が不可避である日本においては、世界とくにアジアの市場を視野に入れる必要があります。アジアにおけるヒト・モノ・カネの移動をできるだけ自由にして、アジアの成長を日本の成長に取り込むことを考えなければならない。具体的にはアジア各国との間でFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)などを積極的に推進していくことも重要です。」
○道州制について
「新しい国へ美しい国へ 完全版」 文春新書 P.245
「あるいは、私の地元や九州の場合、地理的な距離でいえば、東京よりも中国の都市の方が近い。場合によっては日本の高品質な農産物の中国への輸出、労働力の交流も直接行った方が双方に利益があるかもしれません。
私は長期的には、東京一極集中を解消して道州制を導入すべきだろうと考えています。日本を十ぐらいのブロックに分けて、そこに中央政府から人を移して、州政府のようなものをつくり、その下に基礎自治体が有るイメージです。」
〇まえがきより
「新しい国へ 美しい国へ 完全版」 文春新書 P.5
「『美しい国へ』で述べたことは、私の政治家としての基本姿勢です。それは、今も変わることがありません。」
http://ameblo.jp/kycxy981/entry-11847086961.htmlの一部から。色等はこちらで加工。
こちらも参考にしてください
『安倍総理の著作『美しい国へ』から抜粋。(サッカーW杯編)』
美しい国へって表現は理解できるけど、「新しい国へ」っていうのがそもそも嫌ですね。本のタイトルは出版社が決めるそうですけど、これは安倍総理本人が決めたのでは?と思ってしまいます。
たとえば、創生日本。元々故中川先生が会長だったころは、「真保守政策研究会」という名称でありました。しかし安倍会長になると、「創生日本」に改名しました。以前調べたのですけど、創生=作りだすという意味で、日本を作りだすと直訳できます。「新しい日本へ」に近い感じになります。
最近では地方創生という政策なんかもそうです。オトモダチの下村大臣のFBページのタイトルは「新しい日本を創ろう」です。
そのへんをまとめた記事です⇒「創生」という言葉を使うな!
記事というか動画なんですけどね。創生という表現が気持悪いと思いました。
以下その他の発言
ヒト・モノ・カネ・文化・情報の流れにおいて、日本がアジアと世界の架け橋となる「アジア・ゲートウェイ構想」を推進します
第165回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説 平成18年9月29日
子ども達が通えるインターナショナルスクールも充実しなければなりません。国内での設置を困難にしているルールは、大胆に見直しを進めていきます。
「成長戦略第三弾スピーチ」 平成25年6月5日
外国人が住んで働きやすい街にするのが、もうひとつの目的で、それには、サポーティング・インダストリーが栄える環境にしてやらなくてはなりません。外国人のためのメディカル・サービス、教育サービスが、容易に手に入るようすることなどです。
アベノミクス第三の矢、あるいはTINAについて
外国の企業・人が、最も仕事をしやすい国に、日本は変わっていきます。そのとき社会はあたかもリセット・ボタンを押したようになって、日本の景色は一変するでしょう
世界経済フォーラム年次会議冒頭演説~新しい日本から、新しいビジョン~ 平成26年1月22日
最後の「リセットボタン」ですが、これも「新しい国へ」「創生日本」「新しい日本を創ろう」みたいな表現と同じ感じだと思います。簡単に言うと今の日本はあまり好きじゃないから、違う日本を作りたいということ。さらに簡単に言うと反日ということですね。
以下その他の情報
例えば、今年1月のダボス会議では、次のように述べています。
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0122speech.html
外国の企業・人が、最も仕事をしやすい国に、日本は変わっていきます。
多くの女性が市場の主人公となるためには、多様な労働環境と、家事の補助、あるいはお年寄りの介護などの分野に外国人のサポートが必要です。
平成25年6月19日 安倍総理大臣・経済政策に関する講演
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2013/0619speech.html
11:12 外から投資を招き、知識や経験の豊かな人材を積極的に受け入れて、どんな日本をつくりたいのか。
13:18 世界中から、技術、人材、資金を集める都市をつくりたい。そう考えています。
13:26 トップクラスの外国人医師が日本で働けるよう、制度を見直しますし、お子さんを通わせるインターナショナルスクールも、もっとつくりやすくします。建築規制を変更し、街の中心に人口を呼び戻します。本気です。
13:48 世界から、ヒト、モノ、カネを呼び込んで、それを成長の糧としてまた大きくなる。そんな日本をつくる闘いが、私の取り組む闘いです。
15:42 同時に、世界の若者を、大々的に、日本へ招き入れたいと思っています。
16:58 日本をオープンにし、リスクに立ち向かうチャレンジをする社会にし、女性や、若者、外国人の力を借りてイノベーションが花開く場とすることで、私は日本を生まれ変わらせたい。
<「選択する未来」委員会が初会合、人口減少社会見据え処方箋検討
2014年 01月 30日 ロイター/a>
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同委員会は、安倍晋三首相の指示で、甘利明経済再生担当相の肝いりで設置された。
同委員会では、こうした構造変化への処方箋を検討し、政府に年内をめどに提言を行う。提言を踏まえ、政府は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年頃をめどに具体化を進める予定。
(以上記事より、抜粋)
安倍晋三首相は2月13日午前の衆議院予算委員会で、移民受け入れの是非について、国民的議論を経て検討すべきと答弁しています。
移民受け入れの是非、国民的議論を経て検討すべき=安倍首相
2014年 02月 13日
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そして、政府の「選択する未来」委員会で2月24日、会議が行われ、「外国からの移民を毎年20万人受け入れ、出生率も回復すれば100年後も人口は1億人超を保つことができる」という試算が出されました。
日本の人口「移民で1億人維持可能」 政府、本格議論へ 2014年2月25日 朝日新聞
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これまでの例から、政府の諮問会議、委員会等は、設置を決めた段階において、結論が決まっていると思います。
その結論に合わせ、“政府の意向に沿ったメンバー”を選んでいると考えられ、その中から移民を受け入れるべきという資料が提出されました。
以上のことから、安倍晋三首相は移民受け入れに前向きであると考えられます。
http://ameblo.jp/kycxy981/entry-11782626005.htmlより一部。色等の加工はこちらでやりました。
以上、過去の動向でした。現在はどうなっているかしりませんが、仮に設置された委員会で移民二〇〇〇〇〇人を引き下げても、著書をみれば肯定的なのは明らかです。