南イタリア・七つの島を巡る旅⑥アグリジェントと「レヴァンツォ」他・・・1087
南イタリア・七つの島を巡る旅①「プロチダ、イスキア」
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12402254212.html
南イタリア・七つの島を巡る旅②「カプリ」
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12402120308.html
南イタリア・七つの島を巡る旅③アルベロベッロと二つの村
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12408634821.html
南イタリア・七つの島を巡る旅④「シチリア、リパリ、ヴルガーノ」
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12410277631.html
南イタリア・七つの島を巡る旅⑤タオルミーナ
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12412100160.html
から、続く。
タオルミーナから、アグリジェントへ(約220km)
途中、コーヒーブレイク。
世界遺産を眺められるレストランで昼食。
<アグリジェント>
古代、大発展した壮大な神殿群の残る街。
シチリア観光のハイライトとして訪れたい世界遺産。
この地に立った瞬間、
まるで古代ギリシャ時代にタイムスリップしたような異空間。
ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿
コンコルディア神殿
エルコレ神殿
巨大な人像柱テラモーネのレプリカ 日本語の上手い可愛らしいガイドのサブリナさん
アグリジェントを後に、パレルモへ(128km)
レストランで夕食。
ボッタルガ(からすみ)パスタ。
翌朝、
パレルモからトラパーニの港へ(111km)
船で、七つ目の島「レヴァンツォ島」へ
<レヴァンツォ島>
まだ観光地化されていない、人口200人程の小島。
天候が良ければ船が宙に浮いている様な透明度を誇る。
絵になる女性・・・
歩いても、誰にも出会わない・・・
島で唯一のビーチ
絵になる青年・・・
絵になる2人・・・
絵になるおじさん・・・
絵になる小屋・・・
船の発着する湾内の海の色と透明度はスゴイ。
残念ながら風と曇り空で、今一つ浮いているとまではいかない。
絵になる通り・・・
絵になる色づかい・・・
子供達に見送られて・・・
レヴァンツォ島からトラパーニへ戻り散策&昼食。
味と雰囲気がバツグンのレストラン。
トラパーニからパレルモへ
<パレルモ>
シチリアの商工業の中心地であり、
数多くの美術館、博物館、劇場を抱える一大文化都市。
マッシモ劇場
良い雰囲気の建物ばかり・・・
ジェラードを食べて一休み・・・と思ったら店のおじさんも一休み・・・
ジェラードの店に来た、
陽気なおばさんのお勧めのレストランへ
店の名前は<アルメッタ>
どうやら地元民に人気らしく観光客は他に見当たらず、
シチリアの伝統料理で最後の夜を楽しんだ。
何の料理か良く分からなかったが、けっこう旨い。
地元らしい雰囲気のレストランに、大満足のディナー
のんびりした旅をしたい・・・これが今回この旅を選んだ理由だった。
14年前に行った事のある南イタリア。
一度行った場所なら観光に振り回されることも無く
更に島巡りという、のどかなイメージも手伝って、
ゆっくりと異国情緒に浸れるような気がしたのである。
・・・しかし、実際には慌ただしく、目まぐるしい旅だった。
ホテルから港まで行き、船で島へ渡る。
観光して、土産を買い、場合によっては食事をして、再び船で港に戻る。
この行程を一日2島行こうとすれば、滞在時間が1時間に満たない場合もある。
島だけにとどまらず、前回のリベンジの地も合わせると、巡る場所が多すぎた。
そのため、いざその場所を訪れても、
その雰囲気や情緒に浸る間もなく
次の目的地へ移動を繰り返し、
のんびりしたいと言う最初の思いは叶わなかった。
・・・そして、
名所や世界遺産を数多く詰め込む事よりも、
その場所の空気に触れ、雰囲気を味わい、異国情緒を楽しむ。
これこそが自分が求める旅の楽しみ方であることに
改めて気付かされた旅でもあった。
<PS>
帰国時、
パレルモからローマ経由で成田に戻る予定だった。
だが、パレルモからの出発が遅れた為、
東京への乗り継ぎ便に間に合わず、ローマで足止め。
なんと、14年前と同じ悪夢が甦る。
ローマのホテルで一泊し
翌日、帰国の途へ・・・
イタリアの航空事情の悪さのリベンジをも、
果たせぬ結果となった。
南イタリア・七つの島を巡る旅・・・おしまい。