南イタリア・七つの島を巡る旅②「カプリ島」・・・1073
南イタリア・七つの島を巡る旅①「プロチダ島、イスキア島」 から続く。
https://ameblo.jp/dandygo/entry-12402254212.html
翌日、
ナポリから高速船(50分)でカプリ島へ
<カプリ島>
ローマ皇帝をも魅了した
ティレニア海に浮かぶイタリア屈指の高級リゾート。
カプリの目玉と言えば、「青の洞窟」
前回、オフシーズンに訪れた為、二日間も滞在しながら見る事が出来なかった。
そのリベンジが、今回の旅を選んだ一つの理由でもあった。
夏季はベストシーズン、天気は良好、島の近海は穏やかに見えた。
・・・が、
何という事だろう。
チケット売り場の文字は「SERVICE SUSPENDED(運休)」と、なっている。
情報によると、やはり波が高いらしい。
またしてもの運命にショックは隠せない。
行儀よく整列した船を見ながら
マリーナ・グランデ(カプリの港)に
ボー然と立ち尽くすしかなかった。
せっかく、ここまで来たのである。
中に入れずとも、
洞窟の入り口までの船に乗る。
船で洞くつの入り口付近まで・・・目の前に見えるのに・・・
良く見ると、入り口付近で泳いで入ろうとしている人がいるのが見える。
キケンな行為と知りつつ、羨ましくもあり・・・
青い海、青い空に励まされながら、港へ
人によっては、初めてのイタリア旅行ですんなり見れた人もいる。
逆に、三度目も来ているのに、叶わなかった人もいる。
世界遺産でもない「青の洞窟」が、
人気のスポットとして知れ渡っているのは、
「運の良し悪しで決まる」がゆえの
貴重な体験だからであろうか・・・
マリーナグランデに戻り
カプリ島の最高地点ソラーロ山へ。
バス経由でケーブルカー(Funicolare)に乗り、山頂まで。
さすがオンシーズン、ケーブルカー待ちの長い列・・・
一人乗りのリフトで、いざ山頂へ
ソラーロ山の山頂からの、
島全体を見渡せる眺望は美しい。
海と空、青のコーディネイト。
紺碧の世界は、まさに絶景!
どこからでも絵になる風景。
カプリブルーの美しい世界を堪能し、
下りのリフトへ
到着!乗り降りのタイミングが難しい・・・
昼食はアナカプリにあるレストランへ
お店の名前が分からない・・・
名前の分からないレモンのカクテル
カプリ島のサラダ「カプレーゼ」
イカ
食後、カプリ島での買いものは・・・
レモン栽培の盛んなイタリア南部、
レモンのお酒「リモンチェッロ」も見逃せないが、
カプリ島の植物を初めとする天然原料を使うため、
生産量は限られている、幻のフレグランスは外せない。
フレグランスのショップ「カルトゥージア」
マリーナ・グランデに戻り、船の時間までしばし散策。
カプリ地区に行く入口付近、カプリウオッチのショップも見える。
高速船で再びナポリへ・・・
今回、2度目のカプリ島・・・
オフシーズンに訪れた前回の、
静かで素朴な居心地の良さに比べ
オンシーズンの今回、観光客の多く、賑やかだが、
洗練されたリゾート地である事を実感した。
様々な顔を持つこの島に、人気たる由縁を感じながら、
ナポリを目指した。
・・・この後、
ナポリから憧れの地「アルベロベッロ」へ続く。