解体終了〜〜@都市伝説解体センター

テーマ:

センター長
美しい………
テレビの大画面でなく、スマホくらいの、小さい画面で見るとほんとどの絵も綺麗に見えるからステキ


switchでプレイしてるのでおま環てことはないと思うんだけど、やっぱり読み込みで止まる。
今回はSNSパートで、キャラクターコメント読み込むところで止まる、もしくはコメントが枠なしで表示されてキャラが出てこない、検索ワード見つけたら、そこで止まって延々固まってる。
読み込み自体が遅いのかと思って待ってみても動かない。全ボタン何も受け付けない。こういう止まった時は再読み込みさせるのがいいんだけど……と、自分なりに強引にロードさせる方法として、ホーム画面にしてプレイ再開させると、サクッと読み込む。SNSや解体シーンでコマンド選ぶたびにこれやらなきゃいけないのは正直だるいので改善してほしい。

それ以外はゲームとしては全然問題なく楽しかったです。





クリアしたのでこっから先ネタバレがあります
このゲーム、ネタバレ見たら面白さは100%無くなるので、未プレイの方は見ないでください




















さて、さて、都市伝説とは、人々の噂による認知の歪みから来る怪異、と位置づけている今作品。
オカルト要素満載でおどろおどろしく演出していますが、実際の内容的には推理サスペンス。
人間の行う醜悪な事件です。
本当に怖いのは人間、というセオリー通りの感じがします

その分、ストーリーは推理ものの仮面に隠された濃密な人間関係とも言えます。
プレイ前の評価に、毎週1時間ドラマを観ている感じ、とありましたがまさにそんな感じの演出構成。一話ごとの最後に主題歌が流れるところなんかもね。一話完結の体を取りながら、最終的に全ての物語に繋がりがある、と言う怒涛の最終話。最終話の、本当の最後の最後まで、気を抜けません。

開発者インタビューでも言われてたんだけど、私たちの身近なSNSを題材に、そこに付随する噂や負の連鎖のようなものをオカルトと定義して紐解いて行くのがとても面白いと思います

そして訪れる全ての謎の解体。
その時のどんでん返しじゃ済まない結末は、そもそものこのゲームの根本を崩壊させるものでした。
かの有名なポートピア殺人事件の迷言「犯人はヤス」どころではない。


うっすら予測していたものの、それをさらに上回る謎の結末をご提示されて、推理とは……、いやその前に、有り得るのか?と、与えられる情報を飲み込むのに時間がかかりました。
ロードしてみたらどの辺りのセーブデータかな?と思ってもう1回見てみたら、終盤の解体直前だったのでこれ幸いとばかりにもう1回見直して、ようやく理解というか、衝撃で狂った情緒のまま見るのではなく、情緒を落ち着けて見ると………悲しい話でしたね。
ワンクールのドラマを見終わって、誰かと共有したいものの、ネタバレするとこれから観る人の楽しみがなくなってしまうので、本当に苦しい(笑)
とにかく遊んで!とだけ言ってきた先人たちに感謝です



ここから更に核心部分をネタバレしますので、クリアしてない人は本当に見ないでください!













最終的には推理アドベンチャーゲームではなく、サイコサスペンスのドラマを見ていた、と言う感想になります。
サイコ、なんです。
ぶっちゃけると「犯人は自分」なんです
ええ〜〜?!ってなるじゃないですか。
なるんですよ!!
サメジマ管理人とセンター長が同一人物なのはうっすら予測していましたが、まさか、自分までもとは………。
しかもその自分も犯人のもう一人の自分像、多重人格を使い分けて犯罪を行うサイコパスの犯行、というと薄っぺらいですが、ゲームとしてそれまでプレイヤーが築いてきたキャラクター像、人間関係、全てがまやかしだったのです。
なんという恐ろしい結末!
これがドラマであったならここまで衝撃ではなかったかもしれないですが、ゲームなんですよね、これ。
自分がプレイヤーとしてやってきたこと全てが犯人に誘導されて導いた結論であり行動で、しかもそれがプレイヤー自身であったと言う、まさにサイコなオカルト。
多重人格という制御不能な病ですらなく、自由意志で入れ替わり、完璧にその人物になりきっている、と言う所が恐ろしいところなのです。
本体のあゆみはもちろん全てを理解しているけど、作り出された無垢なる人格あざみは知らない。
ではサメジマ管理人やあゆむの方は?あゆむの方はわりとあゆみの意思を持っている気もするので、ここは同一人物と言ってもいいかもしれない。サメジマ管理人もネット上の謎の人物として現してるので、ここも共有しててもおかしくない。けど、あゆみだけは共有していないと言う、これは、多重人格の主体とそうでない人格の優位性にも見えるけど、エンディング後のアレを見るとどうなのだろう?
あ、ご多分に漏れず、このお話も長ーいスタッフロールのあるエンディング以降にも物語があります。映画館でスタッフロールで席立つ人とか、このエンディング後の部分見逃してる気がするんだけど、ほんともったいないなぁと。DVDでも配信でも、追加部分てこの長いスタッフロール眺めるのがミソなのに、と思うのは私だけかな?余韻と言うか、物語を考える時間で、その上でオチを見るというか。テレビ地上波でスタッフロールぶった切られてオチ出された時は切れそうだったことがあるwww

話がそれた。

主題歌フルを聴きながら、余韻……と言うか呆然とした後の、富入とジャスミンの会話。
そして、ジャスミンはあゆみを探し出し追い詰める………。

結末はどうなったかわからない。
わからない所がいい。

でも、続編はないんじゃないかな……。
なんせ「念視」ができないんだから。
途中まではシナリオさえ出来ればいくらでも続編出来そうって思ったけど、この結末を観たあとだと「無理だな………」ってなります
もっとこの世界観を体験していたかったのに、もうできない。
そして、結末を知る前と後の自分はもう同じではない……。
そんな気分にさせられる、独特な読後感のゲームでした。

何を言っているかわからないと思うでしょうが、自分でもわからんのですよ(笑)。

もし、共感してくださるなら、いいねやコメよろしくお願いします。もれなくジマーの同志だと思っておきます。GR



PVアクセスランキング にほんブログ村
にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム感想へ

にほんブログ村 ゲームブログ ゲームプレイ日記へ
にほんブログ村