ここまでの父の経過です


2026年

6月頃

咳がよく出るようになる


6月中旬

近くの病院受診してレントゲン検査をしたところ、右肺の下葉部に影が見つかる。


6月下旬

日帰り通院で肺の影の部分の生検を実施。

(私の母と妹同行)


7月3日

近隣の病院に父の検査結果を聞きに行く

(私の父と母、私、妹、妻同席)

そこで肺がんの告知を受けてB総合病院の紹介状を出していただく。 


7月16日

B総合病院呼吸器外科初診

(母同席)

手術か抗がん剤治療かの選択肢が提示される


7月23日

B総合病院呼吸器外科

2回目(母、私、私の妻同席)

子どもが初の同席になり手術、放射線治療についての説明を受ける


8月6日

B総合病院呼吸器外科

3回目(母、私、私の妹同席)

手術の選択をしたいこと、術後のサポートは家族一丸で行うことを伝える。

入院が決まりこの日のうちに採血、レントゲン、心電図検査を済ませる。


8月14日

B総合病院に手術のため入院

(母、私の妻同行)



8月17日

肺がん手術。

右肺下葉部の腫瘍と近隣リンパ節を切除。右肺の4分の1を摘出。手術時間は約4時間。



当日午後、ICUで過ごし私や母、妹も面会しました。

まだ麻酔が残っているのか半分眠そうでしたが手術は5センチの腫瘍をしっかり摘出できたという医師の説明があり一安心です。


8月18日

ICUから一般病棟の個室へ戻る。だいぶ元気が出て車いすを押してもらいながら一階売店に買い物へ行ったと母に電話していた。


今後は退院してからも再発防止に向けた抗がん剤治療や放射線治療があるかと思いますがまずは83歳の身体を苦しくない状態にしてくださった先生、看護師の皆さんに感謝したいです。






7月23日 B総合病院再診

神奈川県内でもかなり大きい病院にあたるB総合病院。

両親と私と妻が院内で落ち合い2度目の診察を受けてきました。


初回の診察は父と同席者が母のみだったことに担当医が「命に関わる話だから子どもさんも同席してほしい」と発言。以降も紹介状先のH病院医師の「手術できます」という見解とは噛み合わない説明に終わったため今回の再診は私と義娘になる妻も同席して万全を期すことにしました。


『手術』か『放射線+抗がん剤併用治療』か2つの選択肢を提示

今回の診察は父以外に母、私、妻が同席して先生の説明をじっくり聞きました。

その内容をまとめると今回の肺がんの選択肢は2つになります。


①右肺の約半分を摘出して腫瘍も取る手術。術前+術後抗がん剤治療あり

手術の前後の抗がん剤治療は補助療法の目的で原発の腫瘍以外に肺の中に隠れているかもしれないがん細胞を叩く目的でやるそうです。メリットはがん細胞を肺の中から消滅させる根治が期待できるところ。デメリットは手術後の痛みをはじめとする呼吸時の息苦しさや肺炎などの副作用。再発リスクもあるところ。


手術の場合、右肺下葉部を摘出するので右肺は半分のサイズになります


②手術はせずに腫瘍を抗がん剤と放射線の併用によって根治・縮小させることを目指す。

メリットは肺の一部を摘出することなくがん細胞にだけ放射線を照射できて痛みもほぼない点。標準治療では週5回通院し1回10分〜30分の治療を6週間、トータル30回実施。

通いで治療できて低侵襲なので高齢者の中には手術を避けてこちらを選択する人もいるそうです。

デメリットは抗がん剤と放射線照射を30回しても5センチあるがん細胞を退治できなければそれ以上の放射線はできずがんは肺の中に残り続けて抗がん剤治療を続けないといけない点。つまり消滅できなければ縮小・維持を保たせるための抗がん剤治療継続となります。


放射線治療も年々進歩して治療成績が上がっているそうです


父の決断は?


父は「手術」を選択しました。当初は「身体に負担がなく苦痛のない治療」を希望していましたが少しずつ現実を理解してくれたのか手術に臨む気持ちになったようです。


「がんは本当に怖い病気で見つかった時には手がつけられず手術できない人もたくさんいる中でお父さんは手術が可能な状態だったのだからありがたいと思わなきゃならないんだよ」といった話を私からもしていました。

私も膀胱がんに罹りながら手術とBCG治療で命を繋いでいただいた身ですのでそんな息子から伝えたことが父にもささってくれたようです。



8月から手術に向けて始動

次回のB総合病院再診で手術の具体的な方式や術前の抗がん剤補助療法の話になってくる予定です。

父の肺がんは喫煙者に多くみられる肺扁平上皮癌ということでこのタイプの進行は早くないそうです。そのため手術は8月下旬可9月頃になりそうです。



暑い日が続きますね。

私が小学生の頃は夏休み前半は毎日近所の公園に行き大人たちとラジオ体操をしていましたが今は6時半から暑くてラジオ体操をみんなでしている光景がなかなか見られませんね。


さて、当ブログの今は父の肺がん闘病をサポートすることがメイン記事になっていますが私の膀胱がんの経過観察はまだ終わってはいないわけでして…


今日は先月2年ぶりに受けた胃カメラと今月半年ぶりに受けた膀胱鏡検査の結果を合わせてお伝えします。


【6月25日 2年ぶりの胃カメラ】

2年前から市の胃がん健診を受け始めました。その時はピロリ菌はなく腫瘍疑いもなしということ、胃と食道のつなぎ目がゆるく逆流性食道炎になりやすいから気をつけるようにと言われ、次は2年後でよいとのことで今回受けました。

私は今回も前回と同じく口から内視鏡を入れるほうでトライしなんとか嘔気をがまんしながら終えました。

結果は今回も異常なし、やはり逆流性食道炎に注意してくださいと指摘あり。食後2時間以内に寝ないようにまたがんばります。

夜勤明けの食後ってすぐに眠くなるので2年前から取り組んでいるのは夜勤明けの昼食はカロリーメイトや一本満足のような栄養補助食品にして物理的に腹にたまらないようにしています。

これを続けてまた2年後に異常なしの結果をもらえるようにしたいですね。


7月21日 膀胱鏡検査

いやーやってきましたこの時が。半年ごとの間隔になると自分が膀胱がんサバイバーということもほとんど頭から抜けてしまいますがやはり病院に入り待合室で待たされていると「ここはがんと向き合った原点なのだ」とつくづく思います。

そして数分後に行われる膀胱鏡検査は痛くなきゃいいなあという気持ちも一緒。

少し待たされてから順番がきました。

前開きパンツに着替えて開脚式の椅子に座りゼリーがぬられてカメラ挿入。

カメラが尿道に入り前立腺を通過するわずか数秒の痛みをクリアすれば後はなんとかなる!と言い聞かせます。

久しぶりだったせいかやはりそこそこ痛い。

でも今回はゼリーを多めに塗ってくれたのか抜くときは感覚が何もないぐらいでした。


結果は今回も再発所見なし。1週間前の採血とCT検査結果から腎臓数値も安定飛行でした。

ひとつうれしかったのは私のがんは3年前に右尿管口付近にできていたのを切除したので尿管口が狭くなりこれまで膀胱鏡検査では隠れて見えなくなっていたのですが今回はカメラに尿管口が見えたことです。これには先生も驚かれていました。

画像に尿管口が写ったのはTURBT手術をした3年前以来ではないでしょうか?

この症例は主治医も初めて見たと言われていました。

尿管口が狭くなって尿が流れず片側の腎臓がほとんど稼働できてないとされていたのが今は両側の尿管口から尿が流れていると考えられます。

クレアチニン数値も1.13から1.07へと改善。e-gfrは57でした。

この数値改善は食生活を変えてきたのと毎日水分2リットル以上を続けてアルコールを飲まずにやってきた成果だと思います。

帰宅後はうれしさとは裏腹に排尿時の痛みがありました。

毎回膀胱鏡検査後は尿道に軽い炎症がおきて尿を出す時に灼熱感が出ます。

一晩過ぎれば元に戻りますがこれは元気に生活できている今の自分への戒めなんじゃないか?と思える痛みですね。


これからは父の肺がん治療サポートをメイン記事に

私の膀胱がんは最後のTURBTから3年3ヶ月が経過して無再発を続けてこれたので2年後の寛解とされるまでは半年ごとの検査が続きます。

その間は日々の生活と父の肺がん闘病のサポートになっていくかと思います。

やはり膀胱がんの治療でたくさんの痛みを経験した私としては父には痛みのつらさを最小限に抑えての治療になってほしいと願っています。

時には「痛みを伴う延命か?」「痛みをコントロールしながら進行を受け入れるか?」究極の選択が待っているかもしれませんがまずは83歳で自分の意思をしっかり伝えられる父の意思をいちばん尊重しながら取り組むことにしたいです。



写真は治療とは全然関係ありませんが普段の息抜きの一コマとして神奈川県藤野町(里山移住で有名な場所)にドライブした時、真夜中にあまおうと日本代表を応援していたサッカー観戦です