【1月26日】

BCG膀胱注入維持療法

第3クール3週目・通算12回目


前日までわずかな痛みのある排尿状況の中で3週目注入当日を迎えた。


【排尿痛はほぼ解消】

朝一番のおしっこでは前日の排尿痛はなくなっていた。

痛いままなら先生にあれこれ伝えて休む方向にもっていけないかと弱気な考えが巡っていたが痛みがとれたら多分決行するだろうなと腹をくくった。


【ごほうびランチを先に購入】

「今日も副作用はでるだろうな。だったら少しぜいたくしておこう」

病院に行く前に最寄り駅に車を止めて横浜名物崎陽軒のシウマイ弁当をゲット。

近くの景色もよさげで今はBCGのことなど考えずに旅に行きたい気分。


正面上は雪化粧の富士山


シウマイ弁当持参で治療に臨む

【診察室でのやりとり】
最初の検温時、看護師さんに1週間の副作用の記録を見せる。
私「初めて高熱が出てかなりきつかったです」
看「それは大変でしたね。でも皆さんこれぐらいの副作用は見られるので今日はできそうですね」

ん?なんか今日はやる前提になってないか?私のわずかなスキップの望みが医師の診察前に途絶えそうだ。

そして診察室に呼ばれて1週間の報告を記録帳を見せながら行う。
私「とにかく高熱が出たけどロキソニン飲んだら回復しました」
「排尿痛はいつもより長く続きました」

医師「BCGは回を重ねるごとに副作用が強く出ます。今日はクール最終回なのでやりましょう!」
S総合病院はナースも医師も治療に積極的だ。私も弱気の虫はでながらも心のどこかで「すべての回注入しての完遂」をしたい気持ちはあったので腹は決まった。

まあ今は痛みも倦怠感も頻尿もないのだからしゃあないか。
念の為先生に質問する。
私「もしBCGを中断したり中止する時はどんな場合ですか?」

医師「確実に中止延期になるのは排尿痛に加えて目の充血や関節痛も併発するライター症候群になった時です。」
「BCGは痛みとの闘いでもあるので副作用の強さによってはスキップやBCGの量を減らして実施することもあります。」

この説明で私は概ね納得。
まあ今回は問題なく注入できるってことだ。

【9時45分にBCG注入】
2時間待機の間に買っておいたシウマイ弁当をいただく。

【またまた高熱39.0℃】
オレンジは微熱、赤は高熱箇所

前週と似た経過をたどり第一排尿後はしばらく20分ごとの排尿。そして次は体のだるさがでる。15時25分の悪寒がした時点で確実に熱が上がると思い、かなり着込んでホットカイロも装着。でも39℃を越えるとどうにもならず。
またも早めにパンとりんご煮だけの夕食をすませてロキソニンとレバミピドを内服。

ひたすら横になりクーリングとトイレの繰り返し。

【救いは排尿痛が前週より軽いこと】
頻尿は続いたが排尿時の痛みは先週比で3割減。これは助かる。
体温はロキソニン服用2時間後に37.5℃となりその後は37℃前半で推移していった。

今回は副作用を想定していたので先週よりはうまくのりきれそうだ。