ごぶさたしています。


玉川温泉の湯治旅行から戻り2ヶ月が経過しました。

温泉効果は心身ともにでています。特に気持ちのほうが明らかにアップしています。

膀胱がんのTURBT手術から2年半、BCG治療終了から1年が経過した現在、体調面がこの2年半でいちばんよいです。

今年の4月に予定されていたラスト3回のBCG治療を断念し治療終了にしたことでかえって排尿痛や頻尿が解消されて膀胱がん罹患前と同じような体調ですごせています。


私は10月1日付で部署異動になり現在人手不足傾向のある部署に配属され通常業務に加えて早くも同僚のコロナやインフルエンザ罹患による代役で私に声がかかり臨時出勤することも何度かありました。

それでもピンチヒッター歓迎とばかりに元気に働けています。

9月までは前部署で5年以上勤務していた慣れやマンネリ、仕事上の困難ケースに対処するもなかなか成果がでずストレスが溜まっていました。

そんな中での急な部署異動で気分一新、さらには玉川温泉への湯治旅による免疫活性化で私の心身が再生された感じです。

今年の夏場は『がんの経過がよくてうれしい』

気持ちより『仕事にいくのがしんどいなあ』のほうが勝ってしまっていましたが今はポジティブに出勤できます。

休日はできるだけ車に頼らず外出、ウォーキングを欠かさずにして外食は極力控えて家で作る習慣にしています。


家食での健康ラーメン



自然公園への散歩はルーティンワークです

【ホルミシス効果◎】

玉川温泉のホルミシス効果って本当にあるのだろうか?と懐疑的に思っていた私ですが地元の横浜に戻り日々を過ごす中でコロナ、インフルエンザに感染することなく身体の痛いところもなく毎日を送れている点、仕事に向かう時のメンタルが明らかに半年前より上がっている↗点からも『ホルミシス効果はあります』と私ははっきりと言えます。



【がんは今の時代2人に1人がかかる病気って本当なの?】

がんサバイバーさんのブログや動画でよくみられるのですが

がんをカミングアウトした相手(家族や親友ほど近しくない友人知人や会社の同僚)から『そうかあ。大変だね。でもがんって2人に1人がかかる時代っていうからね〜』と言われて凹んだ。傷ついた。

というくだり。


私も職場や友人知人たちに打ち明けた時、何度か言われたことがあります。そしてこれを言う人にはある共通点があります。

『がんは2人に1人がかかる時代だしね』と言う人はがんを他人事に考えている。

身内のがん闘病に関わったことや親友をがんで亡くしたこともなくこれまでがんと無縁な安全な場所で過ごしてきた方々になります。

悪気は全然ないと思います。

「周りもいずれはほとんどがんになるんだしあなたはそのタイミングが早かっただけだよ」となぐさめてくれるつもりなのでしょう。

こちらがムッとして言い返すような発言でもないです。



でも2人に1人=実際にそんな身近に発症することはないとがん患者やがんサバイバーは知っています。正確には人の生涯において100歳までにがんになる確率が50%ということなんですよね。


腑に落ちる記事を見つけました。

https://toyokeizai.net/articles/-/87744


この記事によると

30歳の人が40歳までにがんになる確率は0.5%(200人に1人)、50歳までだと2%(50人に1人)、60歳までだと7%(14人に1人)。

30歳の人が50年後の80歳までにがんになる確率が42%。

男女ともに70歳までにがんにかかる確率は20%もなく70歳から天寿をまっとうする90歳台までの20数年間で一気に確率が上がり結果的に『日本人が生涯がんになる確率は2人に1人』となります。

がんは高齢になればなるほど発症リスクが上がるというのがデータでも裏付けられています。


つまり他人事のように『2人に1人はがんにかかるっていうからね』と言う人が近い未来で自分もなるだろうと思わないで発言しているのは当然なんです。なぜなら私たちサバイバーは40歳・50歳・60歳の年齢で低確率をすり抜けてがんになってしまったが『2人に1人はがんになるっていうからね』と言っている相手はじいちゃんばあちゃんを除く身内や親友はだれもがんになっていない可能性が高くそんな真実をサバイバーたちはみんな知っているだけに余計イラッとするわけですね。


私はこの言葉をかけられても特に何も思わず『そうだよね』と受け流しますがやはり若い年齢、特にAYA世代でがんに罹患された方を前にしてそれを言うのは慎むべきだと思います。






玉川温泉湯治旅

最終回

8日目

10月18日


玉川温泉のすべてに感謝し帰路へ


【とうとうこの日になってしまった】

いよいよ今日で玉川温泉ともお別れ。

昨夜妻とLINE通話して明日の帰宅時間を伝えてあまおうの声を聞きました。


今朝は4時半に内湯へ行きました。これで内湯はラスト。源泉50%の各種風呂と蒸気浴を3回ローテーションして終えました。




今日の体重測定
出発前 66.4kg 出発前比
1日目 65.7kg  -0.7kg
2日目 65.0kg  -1.4kg
3日目 65.4kg  -1.0kg
4日目 65.3kg  -1.1kg
5日目 65.4kg  -1.0kg
6日目 65.3kg  -1.1kg
7日目 65.5kg  -0.9kg
8日目 65.2kg  -1.2kg

昨日の昼食をきりたんぽ串1本こんにゃく串1本にした分が数字に表れたようです。食事量は毎日自宅より多かったのでよく体重コントロールできたと思いたいですね。

フロントへ行き宅急便で自宅へ届けてもらうためのスーツケースを預けてきました。


【ラスト岩盤浴】
午前6時。自然研究路を歩くのもこれが最後。散歩コースが頭に入ってしまうぐらい通ったのでさびしいです。
今朝は曇り空に噴煙の研究路

※音声あり
大噴源泉。毎日通い大地のエネルギー、自然の息吹を感じました。

午前6時。最後の岩盤浴を真ん中のテントで行いました。私の湯治は初日の夕方岩盤浴にはじまり8日目朝の岩盤浴で終わりです。
ここは本当に自然からのいただきものですね。これまで何十万人、何百万人の人たちがこの岩盤の上に乗り病気と闘ったり、仲間と語り合ったり、楽しい時間、つらい時間、葛藤の時間を過ごしたことでしょう。
そんな場所なのでここでは感謝と畏敬の念を持って湯に向き合いました。


※音声あり
早朝の岩盤浴です。川の音と大噴から上がる源泉の音を聞きながら身体を温めました。

岩盤浴を30分程で終えました。自然研究路を歩き8日間私の身体とともに過ごしたござにお礼をしたあと廃棄しました。研究路にも一礼して朝食をいただき私の玉川温泉湯治生活は終わりました。
自然研究路から戻る下り坂。画像中央はお世話になった大浴場です。

【本日の入浴回数】
内湯 1回 岩盤1回

【8日間トータル】
内湯14回岩盤14回

【名残惜しい帰路】
玉川温泉発9時30分のバスに乗り10時45分拠点になった田沢湖駅に戻りました。この駅舎を見ると旅の様々な情景が浮かびます。
玉川温泉の起点田沢湖駅。初日にこちらでレンタカーを借りてからこの旅がスタートしました。

田沢湖駅にさよならではなく『また会いましょう!』と言いたいです。

【終わりに】
8日間に渡る湯治旅、身体にも心にも最高でした。また玉川に行きたいか?と問われれば絶対に行きたい!

次はいつになるのか?また次回のリフレッシュ休暇まで5年は長いなぁ。1泊でもよいから来年雪が溶けた頃に行こうかな。あれこれ巡るネクストプラン。
玉川リピートする人たちの気持ちがすごく分かります。

私はガンになったことでこちらを知り、これまで観光レジャーにしか使わなかった職場のリフレッシュ休暇を8日間も湯治という形で過ごしました。
心身を整える大切な時間に使えたことは私の人生の中で貴重な経験となりました。

ここは火山活動中の大自然の中に私たち人間も溶け込んで一体化できる素晴らしい場所でした。

病気の予後はどうなるのかはわかりません。でも玉川温泉の大自然で行った湯治が心身に好影響を与えることは間違いないでしょう。


玉川温泉への湯治あるいは観光旅行を考えていらっしゃる皆様、ぜひ実際にこの地に足を運んで体感してみてください!
それが8日間の湯治を経験した私からいちばん伝えたいことです。


20回に及ぶ湯治記事にお付き合いくださりありがとうございました。

終     
    
ダイス

玉川温泉湯治旅

7日目午後

10月17日


【午後はテント小屋で岩盤浴2回実施】

お昼ご飯は旅館のランチにせず売店で購入。軽めにすませました。一昨日食べたみそ塗りきりたんぽと味付きこんにゃくです。こんにゃくはピリ辛味できりたんぽと一緒に食べて甘辛になりよりおいしかったです。


12時半にテント小屋へ向かいました。この時間は皆さん昼食にいく時間帯なので狙い目です。さっそく真ん中のテントで場所がとれて1時間やりました。


この場所は地熱が熱いくらいなので本来体にかけるタオルケットをゴザの下に敷いて暑熱対策しました。


写真はS字フックが活躍している場面です。写真のようにテント岩盤浴は荷物を吊るすほうがリュックが汚れずにすみます。床に置くと寝るスペースが狭くなったり湿った砂がつくのでS字フックの活用をオススメします。


一度部屋に戻って休憩して15時過ぎに再びテントへ。今度も空いている場所がありました。
いちばん奥のテント。熱すぎず快適でした。


ござ置き場です。2つ持参したうちのひとつを今日夕方廃棄。お世話になりました。

16時半に内湯へ。
源泉100%1回、源泉50%を4ヶ所、蒸気浴3回入りシメは弱酸性湯。このローテーションがだいぶ板についてきました。

いよいよ明日が最終日です。

【本日の入浴回数】
内湯 2回 岩盤3回


玉川温泉旅館へ行きたいけどちと不安な人へのQ&A

湯治生活ってお湯に入る以外の時間は何しているの?

実体験した私の回答
玉川温泉で湯治する場合、内湯と岩盤浴を併用して1日に4〜5回入るのがベストと旅館の説明会でスタッフさんからアドバイスがありました。
だいたいの方は内湯に朝と夕方以降1回ずつ岩盤浴に日中2〜3回行きます。
岩盤浴は50分が推奨されていますがその時間はテント小屋の場合と解釈しました。テント小屋以外の岩盤スポットは地熱がさほど熱くないので無理しなくても2時間ぐらいできます。
他の時間に何をするのか?といえば私の場合はブログの下書きや洗濯、部屋で休憩、読書、動画視聴、昼食、新玉川温泉までのバス移動などが主です。岩盤浴を日中3回やれば1回70分として3時間半、自然研究路内の移動やござの出し入れなどを入れるとそこまで暇な時間は取れないような気がします。
長期滞在で時間をもて余す場合は旅館にこんなポスターがあったので参考にしてください
宿泊客がスタッフに?

この募集広告はボランティアではなく従業員の1人として宿泊費を浮かせるためのアルバイトです。現金収入ではなく宿泊費の割引に充てられます。私は募集期間外の滞在が多く応募はしませんでしたがスタッフさんに聞いたら「中にはやる人もいますよ」と言われました。
「病気の療養で湯治に来ているが身体は動くのでやらせてください」
「付き添いで来たけど暇な時間も多いのでやりたい」
そんな方々がおもてなしスタッフとして活躍しているそうです。